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2015年3月31日火曜日

お金を積んでも行けない、例の「馬」のお店で(゚д゚)ウマーとしてきた

どうも~。馬大好きの管理人です!

愛でてよし、乗ってよし、食べてよし!馬ってほんとに素晴らしい!

あ、こんなこと書いたら、動物を愛する人たちからギャンギャン言われそうですが。そこはそれ。

3月29日にはビール三昧の昼下がりを楽しんだわけですが、同じ日の夜、「馬肉」を堪能してきましたん♪

これは、知り合いのライターさんのさらにまた知り合いのライターさんが、クラウドファンディングでオープンした馬肉専門店の会員だったから実現した「UMAの会」。ユーマじゃないですよ、ウマですよ。

とある駅近くのコンビニで集合し、場所は内緒、とのことで目隠しされながらお店に到着。(編集部注:一部誇張表現があります)

店内は狭く、長〜いテーブルが1つ、それを挟むように両側に椅子が数脚並んでいる。個室もあるみたいだけど、どんな人たちが入れるのかしらん……。

オーダーはドリンクのみ。あとはコース制になっている。アルコールだとかノンアルコールだとかをちびちび飲みながら、目の前に料理が並べられるのを待っていれば良い。
このお皿を使います

さて、最初に来たのは汁物。これは、馬肉が体を冷やすから、ということでそれを防ぐために出しているそうです。
馬肉入りの汁物
続いて出てきたのが、こちら。
「おび」「すし」「たてがみとあかみ」「とろとろ」
実を言うと、名前を覚えきれていないwただ、右下の面積がやたらとあるやつが「おび」という部位だというのは覚えている。これがまた、店長が説明している間に脂肪がどんどん溶け出してしまって……あっ。

というわけで、みんなで最初に箸をつけたのもこの「おび」。口に入れた途端、「あっ」という間にとろけてしまった。そしてほんわかと残る甘み。こんな馬刺し、食べたことない!

ちょっとそれが衝撃過ぎて、ほかのはもうあまり覚えていませんね(嘘)。

左上にあるのが赤身とたてがみの部分。

そういえば、馬に乗る時に、たてがみを掴んで乗り込むんだけど、人間が髪の毛を引っ張られるのと違い、全然痛みを感じていないそうで。この「たてがみ」の部位を見て納得したよ。脂肪じゃあ、痛くないよねって。

というのも、以前、手術したとき、術後の痛みが酷かったんだけど、同じ手術をした人が病室で喚くほど痛がっていたことがあった。ドクターいわく「あなた、そんなに痛いはずないでしょう。脂肪だらけだったんだから」と。「(わたしを指して)こっちなんか、筋肉だらけだったから、あなたより痛いはずよ」とかなんとか。その時「ああ、脂肪って痛くないんだな……」と思った経緯があるのよね。

さて、たてがみは繊維質の脂肪分で、ちょっとした歯ごたえがあってこれはこれで美味しゅうございました。

左手前の「とろとろ」はわたしが勝手にそう言っているだけで、馬のトロの部分とマグロの大トロを叩いて混ぜたもの。どちらも臭みがなく、下に敷いてある有明産で皇室に献上する生産者から買ったという海苔がまた良いハーモニーを生み出している。

馬刺しのお寿司は残念ながらシャリがちょっと硬すぎたかなぁ。

お次はこちら。

もうね、名前覚えてませんwでもとにかく美味しかった。
色も綺麗でしょ?

続いては馬肉の天ぷら。
店長いわく、天ぷらは一種の蒸し焼きだから、どうしてもニオイがこもってしまう。牛肉とかだと臭くて食べられない。けど、良質の馬肉であれば良い香りがして、この調理法がしっくりくるんだとか。

確かに、ひとくち食べてから立ち上る香りもまた良い調味料でして。
さすがの桜色
それから、「かにたまユッケ」もいただいた。
混ぜる前
取り分けたもの
ズワイガニの身をほぐしたものと、卵をフワフワにして混ぜたものを馬肉のユッケにかけているのね。よく混ぜてから取り分けていただく。カニと馬肉のこれがなんとまぁ合うこと!馬肉は魚介類とも相性が良いのね。日本酒が欲しくなったりした。

そして、名物、石窯で焼いた野菜たち。本日はエリンギ、ズッキーニ、玉ねぎ。
どれも切り分けると中から水分がドバーッと出てきて、素材本来の甘みがして、これだけでごちそう。
ズッキーニは、ナスのようなかぼちゃのような、そんな深い味わいがあった。

それからメインのローストホースたち。
ひも
ヒモは切ってしまいましょう
ひれ?
それも切ってしまいましょう
最後はおしり
おしりだって、容赦なく
切ってしまいましょう
おしりの部分は脂身と赤身が超絶混ざっていてとても上等な部位だそうで。どの部位も、とても美味しく、特に口の周りに少しだけついてしまう「肉汁」が非常に美味。なんだろう、肉本体とは別の味なのよね。とても甘いというかなんというか。

締めのご飯は「たまたまご飯」。さっきと同じく泡立てた卵にいくらの醤油漬けが載っているという贅沢な卵かけご飯。
最後は焼きリンゴのアイスクリーム添え。
ちなみに、皮付きりんご
みんな写真撮りまくりでしたわ。

でも、ここで自身を持って言おう。撮った写真を有効活用しているのは、きっと昨日のメンバーの中ではわたしがピカイチだと(`・∀・´)エッヘン!!

なーんてね。連れて行ってくださった知り合いのライターさんの知り合いのライターさんに感謝。会員制でなくなる日がそのうち来る、ということなので、そうなったら目隠しをしないで連れて行ってもらおうと心に誓うのでした。

2014年9月15日月曜日

やっちまいました。初めての落馬

まあ、タイトル通りなんですけどね。

この日(9月13日土曜日)の体調は、少なくとも褒められたものではなかった。火曜日から木曜日にかけて約300ccほどの血液を失っていたため、少しのことでも息切れするわ、立っているだけで頭の芯が「スーッ」としたようなへんな冷たさに襲われるわで、乗馬向きではない体調だったと思う。

5級取得済みのため、馬装から入る。

「馬装」というのは乗馬のための馬の装具を装着することですな。馬によって若干変わったりするんだけど、変わらないのが頭周りに着けるもの(口に咥えさせる「はみ」や鼻革、喉革、手綱が一緒になっているアレ)、ゼッケン(鞍を置く前に馬の背中に直接かける布)、ジェルパッド(衝撃を吸収するためのもの)、鞍。

それら一式を装着してやります。
前回乗った子ナナ。
キャップをかぶっています。

あ、その前に、馬の手入れもするんですけどね。まず馬の前右脚→前左脚→後右脚→後左脚の順番に足の裏の汚れを鉄のカギ爪のようなもので取ってやる。ほとんど何も付いていない子もいれば、「何でこんなに詰まってるのよ」と思うほどに蹄の中に泥や草が入り込んでいる子もいてなかなか楽しい。

それからプラスチックブラシで全身をマッサージ。これを嫌がる馬は多い。下手すると首のあたりをゴーシゴーシしてて噛み付かれそうになるw

それが済んだら柔らかめの「根ブラシ」というもので全体的な汚れを取ってやる。これもマッサージ効果があるので力を入れてゴシゴシ。ただ、馬って繊細なので、どこまで強くやって良いものか……よく分かりません。

さてさて、そんなこんなで30分ほどかけて馬装を整え、馬場に引いて行き乗ってみる。

前まではスタッフのお兄さんたちが鐙(あぶみ。足をかけるところ)の長さ調整をしてくれていたのだけど、これからは自分でしなければならない。「うーん、こんな感じでいいかなぁ」と少し長めに調整していたのが運の尽き。

そうでなくともフラフラしているのに、鐙が長すぎて馬上で立ったときに踏ん張れず、残り10分ほどのところで落馬。

手綱だけは手から離してはいけない、という思いがなぜかあり(落馬時の心得とか頭に入っていなかったんだけどw)、地面にドサッと落ちてもまだ離さなかった自分を褒めてあげたいw

で、そうなるとどこから落ちるかというとお尻からなのですよ。プロテクターつけているから背中から落ちて欲しかったんだけどね〜。お尻といっても、股関節を前方向に直角に曲げたとき最も出っ張っている部分が衝撃を受けた。だから、腰に近い部分なのかなぁ。ああ、割れ目のちょっと上って言えば分かりやすいかも。

残りのレッスンもしっかり受け、それから30分後の二鞍目もしっかりとこなし、その日は乗馬クラブを後にしたけれど、とにかく痛い。片膝付いて立ち上がろうとしても痛くて立てないのだ。

救護室があることを知らなかったため、そのまま帰ったんだけど、帰りのバスの中で落馬した人の情報を集めまくり。

とりあえず、馬場の地面は柔らかい砂のため、馬に踏まれたり頭から落ちたりしなければ大したことはないようで、大抵の人は一週間ほどで病院に行くことなく通常の生活を取り戻している。湿布は必須だけどw

そんなわけでわたしも帰宅後、なぜか我が家に大量にある「ロキソニンテープ」をお尻に貼りつけうつ伏せで就寝。その効果もあり、翌日には痛みはあっても立ち上がれるようにまで回復しましたん。

いやぁ〜馬に踏まれなくて良かったですわ。それと、馬の糞の上に落ちなくて良かったですわ〜。