2026年5月25日月曜日

今年で最後! 恵泉女学園の「KEISEN SPRING FORUM」へおじゃましてきた


毎度どうも! あちこちに顔を出したがる管理人です!

徒歩圏内に、いくつかの教育施設があり、「恵泉女学園大学」もその1つです。送迎バスがあるからか、はたまた生徒さんたちの大半が寮生活をしているからなのかは定かではありませんが、ここの生徒さんたちの姿を地元で見かけることはほとんどないんですよねー。

という、謎に包まれた(たぶん、包まれていない)キャンパスが、年に2回開放されます。その片方が、春に開かれる「KEISEN SPRING FORUM」です。泉と春をかけてるんですかね。

それはそうと、恵泉女学園大学は、すでに新入生を受け入れておらず、在校生が卒業したら閉学してしまうから、SPRING FORUMも今年が最後とのこと。2024年11月に、「恵泉祭」へおじゃまして楽しかったので、春の祭典にも行ってみることにしましたよ。

「恵泉園芸フォーラム」を聴講


今回のイベントで、最も楽しみにしていたのは「恵泉園芸フォーラム」です。サイトに掲載されていたプログラムでは「私が学んだ恵泉の園芸教育〜恵泉の花壇作り35年を振り返って〜」という副題がついていました。

なぜ楽しみにしていたかというと、この管理人、花を枯らすのが大得意。プランターで育てていたハーブ類を3年でダメにする天才でもあります。ハーブなんて丈夫なのにねー。

あとは、こういうセミナーというか講義の聴講経験がないので、90分の講義ってどんなものなのかな? という純粋な興味もありました。

さて、いろいろあって家を出る時間が遅くなり、受付を済ませたのは開始5分前。ズラーッと並ぶ列とは別の受付に案内されました。というのも、その並んでいる人たちはOGや関係者たちなんですよね。わたしは全く無関係の部外者なので「一般」という枠での受付が必要で、その「一般」聴講者の数が極端に少なかったのです。

というわけで、無事に時間前に着席し、ゆったりと話に耳を傾けることができました。
あ、講義は写真も動画の撮影も禁止とのことなので、画像はありません!
講師は、恵泉女学園大学にまだ短大があった頃にキャンパスで学んだ卒業生のおひとりで、短大卒業後に大手の造園業企業に就職し、大阪花の万博や八景島シーパラダイスの初代花壇作りなども手掛けた方でした。

花壇には「ボーダー」や「リボン」「毛氈(もうせん)」などの種類があり、それぞれ役割や適した花の種類があるといった話は、目からウロコが落ちるような気持ちでした。どれだけ花壇に興味がなかったのか、思い知らされましたねー。

先生にとって、造園業の中で思い出深かったのは、大阪花の万博で、これまで扱った以上の多くの種類の植物を相手にする必要があったことだといいます。「ものすごい種類の植物が次から次へと届くんですよ。しかも、すべて学名が付されている」と。しかし、先生は「恵泉女学園短大では、植物を学名で覚えさせられました。そして試験でもそれが問われました。学生時代に叩き込まれて、本当に良かったなぁと思い、その思いを在校生に還元したく、再度恵泉女学園での仕事もするようになったのです」と、恵泉女学園の花壇作りを始めた経緯を振り返りました。

もちろん、花壇作りだけではなく、教鞭も取られたとのことで、本業がある中でこれらの仕事をされたことに、頭が下がる思いで拝聴しました。

最後に、「教授たちからよく言われていたのが、『園芸教室ではなく、ここで行っているのは園芸教育。実地で学び、体得する』ということ。場所など目に見えるものはなくなってしまったとしても、わたしたちが受けた良いものはいつまでも心の中に残ります。その感謝の気持を胸に、少しでも学んだことが皆さんのお役に立てれば良いなと考えています」と語っていました。

恵泉女学園という場所がなくなってしまうことを踏まえてのプログラムに、部外者なのに胸が熱くなってしまいましたよ。

春の花々が咲き誇る庭園とメイポールダンスで癒される


聴講後は、キャンパス内の出店で軽食を購入して腹ごしらえ。

ちょうど、在校生とOGによる本日1回目のメイポールダンスが始まるところだったので、演目を楽しみます。メイポールダンスというのは、ポールに取り付けられた長いリボンの端を手にしたダンサーたちが、ポールの周りを左回転、右回転しながら、手に持っているリボンをポールに組付けながら巻き付けるというようなダンスです。

回転方向を変える際にすれ違うダンサーの片方が会釈をするかのようの身を低くすることで、そのダンサーの手にするリボンは下側に、他方のダンサーの手にするリボンは上側に交差して組まれます。いやぁ、これは見事でした。

もちろん、花壇というか庭園も見に行きましたよ。正門前にも立派な花壇があるんだけど、個人的には入って右手側にある校舎の裏にある庭園が好き。

今は「ニゲラ」(Love-in-a-mistという英名でも知られている)のツボミ、花、花がら(花が枯れた後のガクなどが残っている状態)を全部見られるという時期で、いやぁ、眼福でしたわ。




他の花々も美しかった~。種から育てているとのことで、やはり知識があるということは素晴らしいな、と感じたのでした。



もう、学生に戻ることはできないけれど、生きている限り、何かしらの学びはあるので、その機会をすばやく捉えて自分のものにして、フォーラムの講師の方がおっしゃっていたように、周囲に還元できる人でありたいな、と思わされるイベントでした。



2026年5月4日月曜日

アナログ時計を搭載するAI Watch「iFLYTEK AIWATCH」が届いた


 毎度どうも!

使いこなせていないAIに振り回されている管理人です!

AIノート「TLC AI Note Pad」を買ったということを書いたばかりなのに、またこれですよ、AI Watchの「iFLYTEK AIWATCH」。腕時計型で、竜頭の2度押しという自然な仕草で記録を開始できるのが良いなぁと思い、Makuakeで出資していました。はぁ、届くまでが長かった。

「iFLYTEK AIWATCH」とは?

iFLYTEK AIWATCHは、腕時計型のAIボイスレコーダー兼スマートウォッチで、アナログハンド(時計の針)を搭載しているところが特徴的。超高級なスマートウォッチにはあるのかもしれないけれど、一般的にスマートウォッチには物理で動くハンド(時計の針)がない。時計の針っぽいのは、ディスプレイに表示させる仮想的なものなのですよね~。

このiFLYTEK AIWATCHには静かに動作するアナログの針があり、ディスプレイが点灯するのを待つことなく時間を確認できる。まあ、その利便性以上に、持っててかっこいいというのが一番のメリットなんですけど。

ボタンは「ボイスキー」と「リューズ」のみ。ボイスキーでアプリリストを表示して、リューズを回して目的のものを探す。使いたいアプリが表示されたら、リューズを押し込んで選ぶ、というすぐに覚えられる操作体系になっています。


高級感ありまくり

で!

届いたので早速オープン! してみたところ、なんじゃこりゃぁあああ! 高級腕時計か~! というたたずまいで箱の中に鎮座していましたよ、iFLYTEK AIWATCHが。

バンドを巻き付けている枕(?)は、ありがちなプラではなく、合皮の側を使ったクッション。これは撮影者のことをよく考えている……。

パッケージに含まれているのは、本体の他、充電用ケーブル、充電パッド、そして取扱説明書と、非常にシンプルです。

ウォッチフェイスは、前述のとおりディスプレイが消灯していても消えないアナログハンドと文字盤が、裏側には生体センサーと充電用ピンがあるのが確認できます。

バンドは本革製で、これまた高級感ありまくり。これなら手首がかぶれなくて良さそうですなぁ。

簡単初期設定ですぐ使い始められる

iFLYTEK AIWATCHは単体では文字起こしできません。スマートフォンに専用アプリをインストールし、そこにデータを移動させてから文字起こしを行います。

というわけで、専用アプリの「AIWATCH」をインストール。開いてアカウントを作成すると、デバイス追加画面が表示され、近くのiFLYTEK AIWATCHを探し始めます。表示されたら、サクッとペアリングしましょう。


iFLYTEK AIWATCHでの音声録音は、リューズを押す、もしくはボイスキーを押して画面を表示させた状態で、リューズのダブル押し込みで始まります。このダブル押し込みがちょっと厄介で、素早くグッグッと押し込まないと認識してくれないので、練習しておいたほうが良いかもしれません。

録音終了も、グッグッと2回押し込めばOK。アプリを開くと自動的に転送が始まり、あとは文字起こしするかどうかを自分で決めます。

独り言レベルであれば、文字起こし精度は高いなぁという感じ。実戦投入してみないと、真の力は測れませんけどね。

予想外に良かったこともある

クラウドファンディング中のQ&Aでは、アナログ時計の針を手動設定しないといけない、という回答になっていたけれど、実際にアプリ連携を済ませたら、自動的にスマートフォンが表示しているのと同じ時刻をアナログハンドが指し示していました。

サイレントアップデートなんでしょうかね~。実にありがたい。

そんなわけで、これからガンガン使っていきますよー。

一般的なスマートウォッチとしての機能もある


2026年4月26日日曜日

「TCL Note A1 NXTPAPER」がキタ――(゚∀゚)――!!––だが何か違う。わたしがAIタブレットに求めるもの


 毎度どうも! できるだけ楽をしたい管理人です!

いやぁ、AIの登場で文字起こしがかなり楽になり、2日かかっていた作業が、数分で終わるので、めっちゃ時短になりましたな!

「AI使ってる~」って言うと、「チャッピー? Manus? それともPerplexity?」と聞かれがちなんだけど、わたしの場合、デバイスで何とかしたいという力技を活用中。「AI Recorder Pen」に始まり、「PLAUD Note Pin」、「Viaim RecDot」、「iFLYTEK AINOTE Air 2」「iFLYTEK AINOTE 2」、「BOYA Notra」、「soundcore Work」と次々に購入する始末。

PLAUD Note Pinやsoundcore Workはウェアラブルで非常に良い。とりあえず身に着けておいて、両手がふさがりがちな動きながらの取材時でも相手の声を拾ってくれる。iFLYTEKの2製品は、リアルタイム文字起こしを表示させつつ、手書きでメモを取れるのが良い。こちらも立った状態での取材や、テーブルの用意されていない発表会取材にピッタリである。

ただ最近、「こういうのがあればいいのになぁ」と考えているのが、質問事項を記載しているPDFを表示させ、そこに書き込みできる状態で、かつリアルタイム文字起こしもみられるデバイスなのですよね。これがなかなかない。

「XPPen Magic Note Pad」を購入

そんなあるときに見つけたのが「XPPen Magic Note Pad」だ。電子ペーパーのような質感で、手書きしやすく、androidベースなのでアプリをインストールできるという。最悪、プリインストールされているアプリでリアルタイム文字起こしができなくても、Viaim RecDotと接続すれば起こされていくテキストを確認できる。

これが大当たりで、そもそもViaimアプリは動作中にフロート表示してくれる。手書きノートアプリを開きながら、フロートウィンドウに表示されたテキストを確認できて、かなり便利に使えていた。

が!

Viaimでの文字起こしは月間600分。たったの10時間なので、何でもかんでも文字起こしするわけにはいかない。

そこで、次の手を考えることにしたのですよ。それが……

「TCL Note A1 NXTPAPER」はどうだ!

とばかりに、クラウドファンディングで出資してしまい、届いたのが今日、というわけです。

「まるで紙に書いているかのような書き心地」「出荷時点で搭載しているAI機能は永久無料(つまり文字起こし無制限)」「APKでandroid向けアプリのインストール可能」

そんな言葉に踊らされてドキをムネムネさせながらポチッとしたのですが……。実はがっかりしています。

というのも、まず筆記体県があまりよろしくない。XPPen Magic Note Padの体験が良すぎるというのもあるのでしょうが、思ったほど「紙じゃない」。意識して書かないと、筆跡が途切れてしまうし、遅延も激しいと感じている。ぐぬぬ……。


それから、PDFをノートに取り込めないので、当然その上に筆記することもできない。やるとすれば、PDFをJPGなどの画像に変換し、それをノートに挿入。挿入した画像をページいっぱいに拡大表示すれば、その上に筆記できるという感じかな。

貼り付けた画像への書き込みは可能
いわゆる“マルチモダール”な
ノート作成を行える


音声認識制度は抜群!

ただし、良いところもある。まず、ノートを取りながら録音してリアルタイム文字起こししやすい画面構成だということ。上部3分の1程度のスペース左側に録音中であること、そしてその音声からリアルタイムで起こされたテキストが右側に表示されるため、ノートを取りやすい。スペースを広げることもできる。

何より音声認識率が異常に高いのですよ! この機種には、マイクアレイが左右に4基ずつ搭載されていて、それがうまく音声を拾っているのでしょうな。拾える距離がどれほどのものかは、実戦投入してみないと分からないけれど、かなり良さげであることは間違いなし。早口や、活舌の悪い人のしゃべりをとらえてくれるかどうか、ちょっと楽しみなのであります。

手書き文字認識も、まあまあのレベル。「まあまあ」というのは、そもそも筆跡が途切れるなどしてうまく手書きできないので、ご認識も致し方なしかなぁという感じだからなのです。


XPPen Magic Note Padの書き心地で、TCL Note A1 NXTPAPERの音声文字認識率の高さを備えていて、なおかつPDFをノートに取り込んでその上に手書きできるタブレットが開発されないかなぁ……と思うのでありました。


2026年1月25日日曜日

「XREAL One」に3Dリアルタイム変換がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 毎度どうも! 偏愛が過ぎる管理人です!

最近は、ARグラスだとかAIグラスだとかが入り乱れていて、「ARグラスって、Wi-Fi必要ないんですか?」とたずねられることもあるけれど、AIグラスはグラスへ質問して回答を得られたり、目の前にある外国語を翻訳してくれたりするやつで、ARグラスは、いってみればメガネ型ディスプレイね!

で!

そのメガネ型ディスプレイの中でも偏愛しているのが中国Xrealの提供している「XREAL」グラスシリーズです。製品名と社名とブランド名が一緒なのって紛らわしい……。こちらに関しては、全部大文字なのが製品名とブランド名だと思ってもらえれば良いかと思います。

で!

なんでXREALグラスシリーズを偏愛しているかというと、使い勝手が良いからです。

仕事的に、外で作業することもあって、今までだと600g~1kg(カバー兼スタンド込み)のモバイルディスプレイを持ち歩いていたんだけど、ARグラス(メガネ型ディスプレイ)ならそこまで重くない。専用ケース込みでだいたい250gですかね。



そんなわけで、このARグラスでの作業が現実的になるまで待っていたんだけど、なかなかPC用アプリの開発が進まない。「はぁ、このままWindowsでは使えないのかなぁ」と思っていた頃に、なんとグラスにXreal独自開発のシリコンチップ、つまり頭脳を積んだARグラス「XREAL One」が登場したのですよ。チップの名前は「XREAL X1」。ブランド名も込みなのかな。

チップを搭載したおかげで、これまでだと接続端末にかなり依存していた部分が関係なくなって、DP出力可能なUSB Type-Cポートを搭載する端末であれば、どんな端末でも接続して映像出力ができるようになったのね。

し・か・も!

グラス側にメニューを搭載して、グラス側だけで仮想ディスプレイのサイズや距離、フォローモードや3DoFモード(空間固定モード)などを設定できるように。わずらわしいマウス操作なしにこれができるのは超嬉しい! グラスかけているとマウスまで手を伸ばすのが億劫になりますしね。

あと、グラス側の操作で21:9や32:9といったスーパーワイドディスプレイ(仮想)表示も行える。これだけ横幅が広ければ、3ウィンドウを表示させて作業ができるというわけですよ。

これが実際に表示されるもの
ワ、ワイドだ……

この、“グラス側で操作可能”、“スーパーワイドディスプレイ(仮想)の表示”が、XREALグラスシリーズを偏愛する理由なのです。

リアル3D表示できるグラスが出たってよ

先日、Xrealが新製品を出すという発表会に居合わせていて、「XREAL 1S」と「XREAL Neo」をその場で試させてもらうことができました。

XREAL 1Sは、XREAL Oneと同じX1チップを搭載していて、そのチップをちょちょいと調整することで、見えている2D画像を3D画像にリアルタイム変換するという新機能を搭載したARグラスです。日本で知られている別のARグラスブランドVITUREシリーズでは、アプリ内でレンダリングするため、端末がしょぼいとカクカク表示になってしまうんだけれど、XREAL 1Sの場合は、グラス内でレンダリング(レンダリングの使い方合ってる?)するから、どんな端末でも無問題。

アプリ不必要なので、PCやスマホだけじゃなく、Nintendo SwitchやPSPといったゲーコンソールにも対応するのがすごくないですかね!?

「同じチップを搭載しているんなら、既存のXREAL OneやXREAL One Proでもその機能を持たせてくれ~」と思っていたら、やってくれました、Xreal。

まずはこちらのツイートをどうぞ。



ふぁっ!?

その翌日はこちら。

 


そんなわけで、わたしのXREAL Oneも、ファームウェアアップデートにより無事にリアル3D機能を手に入れました。


なんと太っ腹なのでしょう。

これでNintendo Switchの“どうぶつ”たちも立体的に見えるようになりましたん。もちろん、AIがリアルタイムに判定して3D変換しているので、「いや、そこは出っ張るところじゃないでしょ」とツッコみたくなることもありますが、シューティングゲームしているわけじゃないのでわたしとしてはオールオッケーですよ。

あとは端末を充電しながらARグラスをつなげて映像出力のできるモバイルバッテリー×ARグラスハブの機能をもったXREAL Neoがあれば、Nintendo Switch 2も使えて、新しいバージョンのゲームを3Dでプレイできます。


すばらしい!

なお、こちらのXREAL Neoは、Xrealからプレゼントしてもらったおかげで、今、手元にあります。モバイルバッテリーとしても(ケーブル内蔵のため)使い勝手が良いので、製品版も買っちゃおうかな、と目論んでいます。

2025年12月29日月曜日

最後の切り札になるか? 「XPPen Magic Note Pad」を買ってみた

 毎度どうも! 遠回りばかりしている管理人です!

おとなしくノートPCを買って使えばいいのに、なぜか「スマートフォンと物理キーボード」「タブレットと物理キーボード」の組み合わせを探し求めています。そんな茨の道を歩かなくてもいいのにね。

Androidスマートフォンと物理キーボードの組み合わせで、コンパクトな執筆環境を作ろうと思いつつ、タブレットも捨てがたい。でも、せっかくタブレット使うんなら、手書きしやすいほうがいいよね、ということでたどり着いたのが「XPPen Magic Note Pad」です。

では、何が良いのか、どういう使い方をしていきたいのかをざっくりと書いていきましょー。

液タブメーカーが作る手書き特化のタブレット

まず、メーカー名を見て、ピンと来る人は「なるほど、そうきたか」と思っているかもしれません。そう、XPPenは、ワコムと双璧をなす(と勝手に考えている)液晶タブレットを作っているメーカーで、わたしの知る限りではレビュー記事などでの評価が高いものを作っています。

で!

XPPen Magic Note Padは、そんなメーカーによるコスパの良いタブレットで、コスパが良いだけあって、お絵かきアプリはプリインストールされていません。SIMカードスロットもなければ、SDカード類のスロットもなし。

CPUはMT8781(8コア)、メモリは6GB、ストレージは128GB、ディスプレイの解像度は1920×1200ピクセル、リフレッシュレートは90Hz、ディスプレイサイズは10.95型というようなスペックです。

まあ、そんなスペックを気にしなくなるほど素晴らしいのが、ペンが付属すること、そしてそのペンでのディスプレイへの書き味が紙に書いているものに似ている、ということです。iPadのような、コツコツとした感じではなく、さらり、ざらりというイメージ。ペンが滑っていかないので、文字を書きやすいなぁという印象ですな。




さすがは液タブメーカー製といったところでしょうか。

おもしろいのが、物理ボタンで「ネイチャーカラーモード」「ライトカラーモード」「インクペーパーモード」を切り替えられること。ネイチャーカラーモードでは、普通のタブレットのような色味を表示するので、動画視聴に良い感じ。

こちらは、ネイチャーカラーモードでの
ロック画面。全体的に黄色っぽい

ライトカラーモードは、Webサイトや電子書籍の閲覧に良さげ。背景色は白から暖色系に設定されるし、色のコントラストが少し下がるので、目に突き刺さらない感じですな。

最後のインクペーパーモードは、その名の通りE Inkのようなモノクロ表示になるので、目に優しそうな感じ。「そうな」と書いたのは、本当のE Inkのように反射光を利用して見せるわけではなく、バックライトを使っているので、実際に目に優しいかどうかは不明だからです。一応TÜV SÜDの「ペーパーライクディスプレイ認証」を取得しているので優しそうではあるけれど。

付属のペンは、ディスプレイ本体の左側にマグネットで吸着させられるので落ちることはなさそうです。しかも、ペンごとカバーしてくれる専用カバーケースも付属するので鬼に金棒状態。携帯性はバツグンですよ。


プリインストールアプリは、Googleのネイティブアプリあれこれ(ただしDocumentやSpreadsheetはなぜか未インストール)、「J notes」と共同で開発したという「XPPen Note」、「WPS Office」、「Adobe Acrobat」、「MyScrypt Notes」、「MyScrypt Math」、そしてSIMカード入らないのになぜか「メッセージ」。

では、使っていきましょう。

キビキビ動くので2アプリ同時立ち上げもなんくるないさ~

仕事柄、取材することが多いアテクシ。テーブルの用意されているような会場での発表会やセミナーなら、できればキーボードでメモを取りたいところです。もちろん録音もしたい。

テーブルがない、もしくは立った状態での取材なら、紙のノートのように書き殴りたいところです。そのためには、直感的に使いやすい手書きアプリが欠かせません。そうじゃないと咄嗟の場面で「あ、これじゃない、あれじゃない」とツールを探し回ることになるからです。できれば録音できるほうが良い。

もしくは、「Notta」や「PLAUD」、「viaim」といったAIボイスレコーダーと組み合わせるのも良さげ。viaimの場合、リアルタイム書き起こしの様子をフロートウィンドウで表示できるので、「お、ちゃんと録音しているな」ということを確認できるのが良いです。

問題は、viaim RecDotというイヤフォンタイプのレコーダーでは、ケースの蓋を開けた状態じゃないと録音できないということなのですよねー。閉めると「オフ」になってしまうw

やりたいこと全部を実現できるのが、どうやら「Notewise」というアプリのようです。手書きできるし、それをOCRでテキスト化できるし、その最中に録音できるし、あとから文字起こしもできるし。年額1万4000円かかりますけどね。

もしくは、プリインストールアプリのXPPen Note。音声から文字起こししたり、AIノートを作ったりするには課金しないといけないけれど、サブスクじゃなくてポイント制なのが良いところ。使っていないのに毎月利用料がかかるのは辛いしねぇ。

これだけサクサク動くのだから、2アプリの同時立ち上げは問題ないし、viaimアプリの良さはわかっているので、どっちに課金するのか悩ましいところですな。

2025年は、タブレット端末を4台も買ってしまったので、これで打ち切りにしたいなぁ。板ばかりたくさんあっても、板挟みになっちゃうし。なんつって。


2025年12月25日木曜日

Chromebookを返却したら「Lenovo TAB8」をうっかり契約してしまった

 毎度どうも! 年末なのに片付けられない管理人です!

さすがに部屋がモノで溢れているし、誰も来ないとはいえ見栄えが悪いので、2年間レンタルしていた「Lenovo 14e Chromebook Gen 3」をSoftBankショップへ返してきました。……まぁ、本当は、今月返さないと、来月からレンタル料が跳ね上がるからなんだけどね。

ちなみに、「レンタル」って書いているけど、SoftBankの「新トクするサポート+」(もしかしたら、2年前は違うサービス名だったかも)の48回払いで契約して、2年間毎月1円の機種代金を支払い、3年めからバーンと跳ね上がるというあれですな。

付属していたはずのACアダプタと電源ケーブルが見つからず、泣きながら探したら見つかって、良かった良かったという感じで、最寄りのSoftBankショップへ返しに行きました。

で!

これといった目立った傷がなく、電源も入るとのことで、追加の支払いは不要だったんだけど、「実はですね……」とショップスタッフが持ちかけてくる。

「Lenovo TAB8はどうですか」

「10月に発売されたばかりの『Lenovo TAB8』がお得に使えるんですけど、どうですか?」と。

Lenovo 14e Chromebook Gen 3が家にやってきた当初(2023年12月23日)は、「うひーっ」とか奇声を上げながら嬉々として使っていたんだけど、ディスプレイの見づらさと自分の老眼の進行がつらくて、ここ1年ほどは全く使っていなかったのよね。でも、Chromebook好きとしては、「返却したら、コストコへでも行って、良さげなChromebook(Plus)を買おうかな」と考えていた。ちょっといいChromebookがあれば、気兼ねなく持ち運べて、作文もできるし。

そんなところへ、タブレットの提案ですよ。

Lenovo TAB8は、比較的ディスプレイがきれいだし、PCモードも使えるし、そのままでも画面分割やフローティングモードも使える。

そもそもキーボードはお気に入りのものを使いたいし、これはアリでは? という気分になって、そのまま“お持ち帰り”してしまった。

グレイシャーシルバーを選んだ。最近は白っぽいものが多い

もちろん、AndroidタブレットはWindows PCと全く同じように使えるわけではないし、不便なところもあるけれど、iPadよりは作業しやすい。作文を仕事にしているアテクシの場合、自然な漢字変換がデジタルデバイスに求める最小限の必須項目なんだけれど、Windows PCでGoogle日本語入力を使っているので、AndroidのGboardは使い勝手が良い。

そんなわけで、今、この文章も、Lenovo TAB8×HHKB Professional HYBRID Type-Sで書いております。ふふん。

PCモードが便利

このLenovo TAB8は、仕事で使うことを意識しているのか、物理キーボードを接続すると自動的にPCモードを立ち上げるように設定することができる。設定していなくても「PCモードにしますか」って聞いてくる。

これが結構便利。

PCモードといえば、Samsung Galaxyの一部機種で使えるDeXを思い浮かべるし、DeXを多用しているんだけれど、それとだいたい同じように使えるのよね。ディスプレイがデスクトップ表示になって、アプリによってはウィンドウサイズを好きなように変えて好きなところへ配置できる。

最大4アプリ。でも、めっちゃ便利じゃあないですか。

メモリが6GBしかないしね。仮想メモリ入れても9GBしかないからね。4アプリでも開けるだけいいと思うのよね。さっき返却したChromebook(メモリ4GB)よりはいいしね。

SIM入りで5G通信も使えるし、この年末年始はLenovo TAB8をあちこち持ち歩こうかな、と思うのでした。

2025年12月5日金曜日

「Keychron K8 HE」が届いた

 毎度どうも! キーボード好きな管理人です! 好きだけど、スイッチが何だとか、ラピッドトリガーが何だとか、そういうのにはあんまり興味ないよ! フィーリング命!

というわけで、あれこれと良さげなキーボードを試すために買っていて、最近のお気に入りは「HHKB Studio」だったわけなんだけれど、たまには浮気したいよね、ということでクラウドファンディングMakuakeでキャンペーンをしていた「Keychron K8 HE」へ出資。11月頭に届いたというわけですよ。

Keychron K8 HEとは?

Keychron K8 HEは、香港のメカニカルキーボードブランドKeychronが開発したもので、磁気センサースイッチを採用したメカニカルキーボードですな。配列は日本語と英語があり、かな入力のアテクシはもちろん日本語配列をチョイス。TKL(テンキーレス)の80%コンパクトキーボードという位置づけらしい。

見た目の最大の特徴は、サイドパネルに天然木を使っているところ。キーボードという無機質なものに有機物がドッキングしているので、不思議な印象を醸し出している。

「Keychron K1」が最初のKychronで、「これは良い」と思って「Keychron Q1 Max」に手を出したけれど、これはEnterキーのすぐ右に機能キーがあってタイプミスしがちなので御蔵入りしてしまった。

で!

肝心のKeychron K8 HEだけど、専用アプリ「Keychron Launcher」でアクチュエーションポイントを0.1mm単位で変えられるとのこと。もちろんキーマップ変更にも対応していて、スペースキーの左にある「無変換」キーを「英数」キーに、右にある「変換」キーを「かな」キーにサクッと変更しておきましたとも。

端末との接続は、Bluetooth×3、2.4GHzワイヤレス、USBケーブル有線の3通り。デスクトップで使うことが多いので、メインマシンとはUSBケーブルを使ってつなげていますよ。

Mac/Windows両対応で、サイドにあるスイッチで切り替え可能。ついでにどちらでも使えるよう、キーキャップも2通りついてくるので、好みで換装できるところも良い。



1カ月使ってみた感想は?

HHKB Studioと比べるとカチャカチャ音が騒がしいけれど、作業中はいつも1人なのでそこは問題ないかな。個人的には「入力しているぅうううう!」ということを実感できるので、タイピング音がある方が好きだし。

打鍵感もかなり良い。押し込んだ後にしっかり反発してくれるので、「ああ、戻ってきてくれたね」と感じられる。

ただ、スペースキーの幅が広すぎて、キーマップ変更後の英数/かなキーをタイプするたびに、スペースキーを押してしまうという現象が発生してしまう。あと、コンパクトなHHKBシリーズに指が慣れすぎていて、カーソルキーを押しているつもりで「Control」キーを押してしまう問題もあった。

それらのため、ちょっと思考の妨げになっていたかなぁというのが最初の3週間。今はまあまあタイプミスも減り、指を大きく動かすのにも慣れてきた印象です。

取材していると時々「変えたキーボードに体が自然と対応するので、入力しづらいと感じることはない」と、複数のキーボード使いの人がおっしゃるんだけど、その域にはまだまだ到達できそうにありませんな。

自動車だったら、オートマでもマニュアルでも、乗れば自然と反応できるのにねー。キーボードの道は深いわぁ。

脚があるのは良い

もうちょっと使って、慣れてきたらまたHHKB Studioに戻しますかね。キーボードごとに、自然に体が反応するようになるまで、交互に使い続けていきたいなぁと思うのでありました。