2017年11月11日土曜日

街なかから“武蔵嶺(むさしね)”秩父へ!空気感の移り変わりを楽しんだトリシティでのツーリング #ヤマハバイク


どうも〜。乗り物大好き管理人です!

朝晩は風が冷たいけど、昼間は過ごしやすい季節になりましたよね。この寒暖差のおかげで銀杏黄葉もいい感じに色づいてきて……あれ? ヤマハ発動機さんから秩父への紅葉ツーリングのお誘いが……?

ということで、ありがたく行ってきましたよっ! 秩父へっ! 紅葉狩りにっ!

前回は、Tricker XG250という女性にも取り回ししやすいオフロードバイクで約70kmの道のりを走行しましたが、今回は「この中から好きなバイクを選んで!」という太っ腹企画。購入予定のあるTRICITY 155(以下、TRICITY)を選びましたよ。

TRICITYを選んだのは、納得ゆくまで試乗したいという気持ちのほかに、「落ち葉が道路に積もっているかもしれないから滑りにくいバイクがいい」「久しぶりに乗るのでクラッチ操作を忘れているかもしれない」などと考えたから。

集合場所となった南多摩駅近くの大丸公園駐車場に到着し、対面したときの感想は「大きい」。

そして、いざ取り回しをしようとすると、その大きさと重さにちょっと戸惑ってしまいました。まさにビッグスクーター! 相棒、頑張れ!(いや、自分が頑張れ)

サポーターとしてヤマハ発動機から3人も来てくださり、今回わたしのパートナーとなってくださったのは四輪レース→二輪レース→バイク大好きヤマハ発動機入社という経歴を持たれる堀江直人さん。ツインリンクもてぎのロードレース観戦でもお世話になったかたです。

駐車場内で扱いに戸惑っているわたしに、「まず、アクセルワークを制しましょう」とアドバイスしてくださり、ほんの少し練習しただけで自信を持って公道に出ることができました。

渋滞も楽々――ATだからってだけじゃないよ

7:45に集まったはいいものの、銘々練習していたらいつの間にか8時過ぎ。こりゃ、通勤ラッシュの時間じゃあないか! と思っていたら、案の定道路は混み混み。わたしたちバイク“超”初心者が、不安なく走れる道を、と考えてくださったため、コースのほとんどが主要道路だったこともあり、右折時には少し走っては止まり、少し走ってはまた止まりの連続。MTのドラッグスターを選んだちわままさんやYFT-R25を選んだひったんさんを後ろから眺めながら「シフトチェンジ、すごいなぁ」などと思いつつ、わたしは楽々(笑)。

渋滞を抜け、旧街道を走り、最初の休憩所であるセブンイレブン小手指ヶ原店に到着したときも、まだまだ余裕。
府中、小平、東大和、所沢、飯能を抜けたあたりから空気が変わってきます。まあ、正確には西武ドーム近くの多摩湖の上を抜けたときなんかにも感じたんですけどね。空気がね、変わるのね。

「うわぁ、山〜山道〜」と思ったら、ちょっと街なかに入り、また「山道〜」「トンネル〜」そして街なかのにぎわい。自動車だったら感じることのない“違い”を感じ取れるのですよね。

おもしろいな、と思ったのが、目的地近くの横瀬町で信号待ちをしていたときのこと。4歳ぐらいの女の子が、母親に手を引かれて歩道を歩いていたんだけど、バイクが8台も並んでいるから「なんだろう」という目で見ていたのね。で、視線を先頭から後尾のわたしに移動させたとき、バチッと目が合ってしまった。

これ、国産車運転中だったら、まず歩道の女の子に気づかないし、向こうも「車」という認識はしても中の人にまで気が付かないんじゃないかなぁ。むき出しで乗っているからこその体験なのかな、と感じました。

閑話休題

そして、目的地の浦山ダムへ!

山道のカーブや、デコボコも、TRICITYなら全く不安なし! 縦方向に段差のあるところとか、怖くて走れないけど、TRICITYは前輪が2つもあるからそんなことでバランス崩さないしね。

ATだからというだけでなく、安心して運転できる。精神的負担の少なさも楽さの秘訣かな、と感じましたよこれ。


強風と名物「浦山ダムカレー」を堪能

予報どおり、道中は強めの風が吹いていて「むべ山風を嵐というらむ」という和歌を思い出してしまったけど、ダムの上はもっと強い!


絶景!

みんな髪の毛がっ!

最強に寒まってから、浦山ダムのレストラン「さくら湖食堂」でランチ。名物は「浦山ダムカレー」とのことで8人全員で食べたかったんだけど、人気メニューゆえ残り4食。「浦山ダムラーメンならまだありますよ」とのことで4人がカレー、4人がラーメンを食べることに。

わたしはカレーをいただきましたよ(*´ω`*)
ほんのり色づきはじめた山の景色と、バイクのある景色、そして名物メニューを堪能したら、もと来た道を戻っていきます。
下り坂のほうが危ないので慎重に。

でも、山道を抜けてからはみんななんとなくほっとして、写真を撮ってもらったり。
ちょっと余裕の面持ち
堀江さんと
夕暮れとバイクの組み合わせもかっこいい
日が落ちきった頃、元の駐車場に到着! 走行距離は約160kmですかね。ダムでメーターが1200だったのをしっかり確認したので。
復路で79km走行したことに
景色もランチも堪能し、晩秋という独特の季節の「街なか」から「山道」の空気感も肌で感じられるツーリングは最高ですな。早くバイク欲しい。

TRICITYに乗って感じたのは、「これは足だな」ということ。乗っていて楽なこともあり、純粋に楽しいし、余計なことを考えなくていい。乗ることを目的にしてもいいし、どこかに行くことを目的にしてもいい、いいとこ取りができるバイクだな、と。

スクーターではあるけれど、“ビッグ”だからそれなりに乗る覚悟は必要。でも、スクータータイプの原付自転車に乗ったことある人であれば、きっとすぐに慣れるはず。

風の強い、今回のような天候の中でも、足回りがどっしりしているから流される心配はしなくていいし、スクーターだから足元に風が当たらず寒くない。小さな風防もしっかり計算された設計だからか、走行中、上半身にも風の影響を感じることはほとんどなかった。

相方が「乗るならこれがいい!」と決めたとき「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」と渋い顔をしていた自分を蹴飛ばしたい。

次回こそはマイバイクで参加したい……決意を新たにできたツーリングイベントでした。
TRICITYのシート下の収納場所
開けるとLEDが点灯するのが地味にありがたい


0 件のコメント:

コメントを投稿