2022年2月23日水曜日

クラウドファンディングで届いたGPD Pocket 3をメインマシンにしてみた!


 毎度どうも! UMPC大好き管理人です!

昔々、工人舎というメーカーが今でいうUMPCのはしりとなる超小型ノートPCを作っていて、それが欲しくて欲しくてたまらなかった。特に、「SKシリーズ」。この、ツヤっと感がたまらなくて……(;゚∀゚)=3ハァハァ

そんなわけで、今でも小さなノートPCを見ると、「欲しい!」と脊髄反射してしまう。

で!

以前、GPD Pocket 2 Maxを買ったんだけど、いろいろわけあって、それは家人へGo。

その後、どこかのクラウドファンディングCAMPFIREでUMPCのReevoへ出資。あんまりお金がなかったので、下のグレードでCPUがN4100のものを選んだら、まさに安物買いの銭失い。あまりの処理速度の遅さに、ほぼ使うことはなく、ときどき動作確認が行われるだけの端末になってしまった。ディスプレイはめっちゃきれいなんですけどね。

そして、「あー、GPD P2 Maxをもう一回買おうかなぁ。でも、発売から2年経っているし、スペックが古くなっているよなぁ。また同じような形のUMPCを出さないかなぁ」と思っていたら、INDIEGOGOでGPDがPocket 3を出すというじゃあありませんか。もちろん、上のグレードをチョイス。春節を挟んで、ようやく手元に来たというわけ。

さて、スペックは次のとおり。

CPUintel core i7 1195G7
メモリ16GB LPDDR 4x 3733MHz
ディスプレイサイズ8インチ 10点タッチコントロール
解像度1920×1200
通信Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
ポートThunderbolt 4、HDMI 2.0、USB 3.2 Gen2 USB Standard A×3(別売りの拡張モジュールを使うと-1。)、3.5mmヘッドセット&マイク。拡張モジュールで、シリアルポートやHDMI IN
内蔵バッテリー/駆動時間1万mAh/最大約9時間
重量約725g
サイズ約198(W)×137(D)×20(H)mm





個人的には、Thunderbolt 4を搭載したマシンを初めて所有する、というところにwktk。書き忘れたけど、1TBのSSDを積んでいるから、最近増えたオンラインミーティングを録画しまくっても、しばらくはストレージの心配をしなくても良さそう。

メモリ16GBは、2016年に買ったSerface Bookと同じだけれど、CPUが速いから大丈夫でしょう。動画編集をそんなにするわけでもないし。

キーボードは、UMPCにありがちな変態配列。とはいえ、かな入力でも、長音記号以外、すべて単体のキーを押して入力できるのはありがたい。なぜか、左手小指で一番下の段にあるはずの「ろ」が右手小指で一番上の段にある「〜」に割り当てられているけれども(笑)

メインマシンにするためにしたこと

スペックは素晴らしいんだけれども、キーボードの配列が今のままでは外付けキーボードを使っても、キートップの刻印どおりに入力できないし、そもそもディスプレイが小さすぎて(たとえ4K解像度でも、125%以上に拡大しないと見えないw)表示できる情報が少ないから、サブモニターが必要。

そんなわけで、次のような対策をした。

Chromeをインストールして、Googleアカウントにログインしたら、ほぼセットアップ終わりといっても過言ではないでしょう(笑)

キーボードは、設定の<時刻と言語>−<言語>で、「日本語」をクリックして表示される「オプション」ボタンから<ハードウェアキーボードレイアウト>の「レイアウトを変更する」からプルダウンメニューで選んで設定。これで、外付けキーボードのキートップの刻印どおりに入力できるようになった。

HHKB Hybrid Type-Sは、Serfaceのときのように、USB接続で運用しようと思っていたんだけれども、チャタリングがひどいので、Bluetooth接続に変えてみたら、こりゃまあ今までのは何だったのというくらい、追従するように。有線より無線のほうが速いのか……。単に、PC側が有線を想定していない作りだった、というのもあるかもしれないけど。

USBハブは、以前から使っていたJustsystemバージョンのUNIQ 10ポートUSB3.0ハブを利用。電源をACコンセントから確保できるので、電力不足で接続したUSB機器が動かないという不安要素がなくなるところがいい。

GPD Pocket 3にはHDMIポートがあるので、既存のデスクトップタイプのサブモニターをそのまま使える。外出先では、モバイルディスプレイを持ち歩く予定。

マウスは、以前から使っていた一太郎バージョンのキングジム スキャナ付きマウスを。全然、スキャナ機能を使っていないんだけどね。キワモノ……。

イライラせずに仕事できるように

あれやこれやと、試しているうちに、半日以上過ぎてしまったけれど、ある程度仕上がってから仕事を始めたら、あら快適。Serface Bookでは、エクスプローラーが止まりがちで、待ち時間がかなり長かったんだけれども、GPD Pocket 3をメインマシンとして使ってみたら、こんなに小さいのに、イライラすることがなくなった。新しいマシンということもあるでしょうけれど、CPUの差ですかねぇ。

キーボードさえ制してしまえば、UMPCだということを忘れさせてくれる使用感。本体を閉じた状態で、もう一つディスプレイを使いたいなぁというのが、今の願望。

あとは、Office 365、Bandicam、PhotoScapeをセットアップすれば、OKというところまでもってこられた。だいたいいつも必要に迫られてからセットアップするので、まあ、後でいっか〜という感じだけれども(笑)

2022年2月21日月曜日

【猫】8カ月齢の縞三毛 珊瑚が貧血になった話――その1


毎度どうも! 猫LOVEの管理人です!

……などと、実は元気にあいさつする気分でもないのですよね、これがまた。

原因は特定中だけれども、2021年6月23日に我が家にやってきた(推定誕生日6月1日)縞三毛の仔猫『珊瑚』が「非再生性免疫介在性貧血」に罹ってしまったようで、2月13日に緊急入院、輸血、全身麻酔からの骨髄生検を経て、2月16日に退院してきました。

具合が悪そうだなぁと思ったのは、2月8日の夜。突然、テーブルの下から出てこなくなった。

我が家のリビングには床暖房があり、キッチンとの境やそのほかの壁際近くは、ほかの場所より暖かい。

そのときは、単に「暖かいから動きたくないのかな」「先住猫からちょっかい出されたくないから、家人の足元にいるのかな」などと考えていた。

ところが、翌日もあまり動きがない。いつもなら、おもちゃの音を聞きつけると、どんなにぐっすり眠っていても、正座待機状態になり、目をランランとさせておもちゃを目で追いかけ、ケージ(先住猫のケージで、3段目にペットヒーターあり)から飛び降りて遊びに混ざっていたくらい元気だったのに、無反応。先住猫からちょっかい出されると、これまで以上に激しく抵抗するようになった。

2月10日、「まさか、台所に落ちた玉ねぎを取った跡を舐めてしまった?」と心配になる。料理中は、床に落ちたものを拾うことはできても、そこを拭き取るほどの余裕がない。めっちゃ後悔。耳もなんだか青白いし、玉ねぎを摂取したことによる溶血性貧血を疑った。

だけど、便も尿も正常な色で、血が混じっていない。溶血性貧血ではなさそうだ。青白いから貧血であることに間違いはなさそうなんだけれども……。

2月11日、食欲が少し回復。この二日間は、自分から餌場に行こうとしなかったので、小さな器にウェットフードを親指一本分くらいずつ与えていた。与えた分は完食していたので、楽観視していた。それが、自分から餌を食べたいと「ピーッ! ピーッ!」と鳴くようになったので、さらに安心してしまった。そして、テーブルの下にいるより、膝の上にいる時間のほうがながくなっていた。

2月12日。先住猫のフードを自ら食べる。量が少ないし、そもそも先住猫の餌は「去勢・避妊手術後の体重ケア」なので、どう考えてもカロリーが足りない。なので、仔猫用のウェットフードを食べたいだけ与える。膝の上で過ごす時間が長くなる。もともと痩せ型だったけど、さらに軽い。なでると、このまま死んでしまうのではなかろうかと思うようなふわっとした感触になっていた。

2月13日。全然良くならない。改善したように感じたけれども、それにしても元気のない期間が長過ぎる。耳が青白い。舌もピンク色ではない。肉球が白っぽくなっている。

さすがにこれはあかん、と病院に電話する。

……ここまでで、「なんで早く病院に連れて行かないのか」と不思議に思われるかもしれないけれど、10日は関東南部で雪となり、いつもの病院が早くに閉まってしまっていたし、11日は建国記念の日で休業だったのよ。そして、基本、予約制だから、10日の早い時間のうちに予約が取れていないと、診察してもらえない、という変な遠慮があった。

もっとも、急患です、と電話すれば診てもらえないこともないんだけど。

で、2月13日、午後に電話してみたところ、「すぐに連れてきてください」と言われ、家人がバイクで動物病院に連れて行く。徒歩15分かからないほどの場所にあるので、わたしはそれを追いかける形で歩いて向かう。

到着したところ、すでに診察室に連れて行かれた後で、猫エイズや白血病などの血液検査をするという。「いや、猫エイズ、猫白血病ウイルス感染症などは、8月にやってもらっていますよ、ここで」と言うと、「3カ月齢では、持っていても陽性反応が出ない場合もあるから」とのこと。


結果、それらの病気は見つからず、赤血球数が133(×10^4)/μL(通常は500から1000)、ヘモグロビン濃度が0.6g/db(通常は8.0〜15.0)、ヘマトクリット値が6.1%(通常は24.0〜45.0)ということで、危険な水準の貧血であるということに。

「すぐに輸血のできる病院を紹介します」と言われ、車で20分弱の動物病院へ。ただ、この日も雨が降っていて、時間とともに雪になる、という予報だったので、タクシーを呼んで、連れて行くことにした。

余談だけど、徒歩で行ったから、帰りはバイクにタンデムすればいいや、と思っていたのに、ヘルメットを忘れるという失態。そこで、いつもの動物病院でタクシーを呼んでもらい、まずは家へ、そこで家人と猫をピックアップして、別の動物病院へ向かいます、と告げたところ、運ちゃんは嫌な顔ひとつせずに対応してくださった。動物病院で「迎車」してもらったからか、猫のキャリーバッグを持ち込んでも、特に反応なし。そして、めっちゃ最短距離で、可能な限り急いで向かってくれた。もう、感謝しかない。

こうして、2つ目の病院に到着したのでした。