2018年4月24日火曜日

新しくなった『XPS 13』をお借りしていた1カ月はまるで夢のようだった #デルアンバサダー


どうも~! PCないと死んじゃう! と、常に持ち歩いている管理人です。本当に死んじゃうわけではないんだけれど。

いつも持ち歩くものだから、できるだけ軽いのがいい、でもそのまま仕事するからスペックはちゃんとしたのじゃなくちゃいや。

そういうワガママをしっかりかなえてくれるラップトップPCがDELLから出たんですよ。その発表会の様子は以前書いたっけか。

思わず「美しい」と声が出た 新XPS 13発表会 #デルアンバサダープログラム

ほしいほしいほしいと言っていたら、「1カ月だけ貸しましょう!」と言っていただけて……本当は、デルアンバサダープログラムのモニターとしてお借りすることができたので、前述のタイトルとかぶることも多いと思うけど、レビューしていきますよ♪

美しくて惚れ惚れ

発表会場でも思ったけど、自宅に届いて、箱を開けた瞬間、「美しいなぁ」とため息が出た。そして小さい。

これ、製品名が『New XPS 13』というだけあって、ディスプレイサイズは13.3inch。以前使っていたMacBook Air 11inchは、11.6inch。1.7inch違うのに、このフットプリントの差の小ささよ。

下にNew XPS 13があるんだけど、ほぼ隠れて見えない
幅比較
奥行き比較
それもそのはず、ディスプレイを囲むベゼルがめっちゃ細い! 上左右がそれぞれ4mmなのよ。MacBook Airの無駄に幅広いベゼルとは大違い。だからこそ、New XPS 13は「世界最小の13インチ」を謳っているんでしょうね~。
ベゼル細っ!
狭額縁にもほどがある
美しいといえば、天板のカラーにマッチしたキーボードやパームレスト。これまでDELLが作るラップトップPCは、いかにも業務用然とした見た目で、天板をカパッと開けると、真っ黒いキーボードがダーッと見えて、なんか「う、うん……」という感じだったんだけど(まあそれはそれで、「よし、仕事しよう」という気になったからいいんだけど)、New XPS 13は、キーボード部やパームレスト部(内側)がはじめての白! 美しい!

これまで、剛性を保つために、カーボンファイバーを内側に使ってきたDELL。カーボンファイバーという素材に「白」がなかったため、今まで黒しかカラバリがなかったんだけど、グラスファイバーを代わりに使うことで強さを保ちつつ、「白」を実現したそうです。

そして、「グラス」だから汚れにくい。汚れても拭き取れば、また元の白さを取り戻せる。そういうメリットもあるようで、パームレストの手触りはツルッツル。ずっとさわさわしていたくなるような手触りでしたよ、ほんとに。これなら3年は美しさを保てるだろうなぁ~。
裏面も美しい
さらにさらに、内部の色に合わせて、これまたDELLとしてははじめて電源周りのコードも白でそろえるという徹底ぶり。サプライヤーとのやり取りが大変だったそうなんだけど、顧客満足度がダダ上がりなので、開発者も満足できるのでは!?
しかも小さい

いつでも持ち歩ける軽快さ

さて、「以前使っていたMacBook Air 11inch」と書いたように、今ではMacBook Airを外出時に使っておらず、蔦屋家電で驚きの価格で入手した『Surface Book』(1st Gen.)を使っているワタクシ。2016年当時の最高スペックをMicrosoftが誇っていた製品だけあって、写真編集も動画編集もそつなくこなすいい子ちゃんなんだけど、いかんせん重たい。厚みもあるしね。だから、仕事の時じゃないと持ち歩く気が起きなかったん。

でも、New XPS 13は軽い。小さい。薄い。

いや、軽いと思っていたら、1214gなのね。片手で持ってもそんなに重たく感じないんだけど。
MacBook Airのほうが軽かったけど
そして小さい。狭額縁のおかげだよね~。これ、かっこいいだけじゃなくて、コンパクトさにも寄与している。みんな狭額縁にしていこーぜー。と、心の中で叫んでしまうぐらいに良い。もっとも、そうすることで衝撃に弱くなるといったデメリットも生じてくるんだけどね~。

薄さは体感。7.8mm~11.6mmと、MacBook Airの0.3mm~17mmより、最薄部では負けてしまうし、ケーキカットもできないんだけど、最厚部がちょっと勝ってる。だからか、薄く感じるのね。
右側面:イヤホンジャックとSDカードスロット、
そしてUSB type-Cポート
左側面:ケンジントンロックの穴と
USB type-Cポート×2
この薄さだから、バックパックのPC入れるところにスポンと入れておくと、入れたかどうだか忘れてしまうほど。「あれ、今日、PC持ってきたっけ?」と不安になるほど薄いし軽い。

だから、いつも持ち歩いていた。仕事があるときもないときも。

平日、遊びに出かけたとき、突然のメール対応をしないといけなくなってしまったことがあって、それがファイルのダウンロードと解凍、そしてアップロードを含む作業だった。これ、iPhoneではどうしようもできない作業で。ファイル操作の定番中の定番といわれている『GoodReader』でもどうしようもできなかった。

そこで、ちょっとだけ腰掛けてNew XPS 13を開いてちゃちゃっと作業。必要なファイルはすべてDropboxかGoogleドキュメントに入れてあるので、事なきを得た。

家に帰ってからでは、また1日、相手の時間を奪うことになってしまっただろうことを考えると、いつでも作業できる環境を持ち歩く、というのは大切だなぁと感じつつ、いつでも気軽に持ち歩けるPCは、やっぱりいいよなぁと実感。

まあ、もうお返しするんですけど。

11inch並みのフットプリントでもキーボードは快適

New XPS 13の良さは外観だけでなく、使い勝手にも当てはまる。

実は、昔働いたことのある職場で、DELLのラップトップPCを業務用としてあてがわれていたことがあった。で、「新しいPCきた~。DELLだった~」と周りの人に話したら「えっ? VAIOにしなかったんだ」と言われた。そんなにカッコつけマンじゃないし、と答えたら「そうじゃない。DELLのPCって、変態キーボードでしょう?」と解説された。

確かに、変態キーボードだった。

もう配列を忘れてしまったんだけど、右下、つまりカーソルキーとかShiftキー周りのキーボード配列が変則的で……あ、あと、BackSpaceの位置も変だった!……入力しづらかったん。

それが、なんだか改善されていた。っていうか、展開ブランド自体が違うから、設計が違うのかもしれないけど。

なので、「DELLって変態キーボードだからなぁ」と敬遠している人には、ぜひともNew XPS 13を試してほしいw

「タッチパッドで操作するの、かったるいなぁ」と思ったら、ディスプレイを直接タッチすればいいし、そのディスプレイも高精細で、かなり多くの情報量を一度に表示できる。

私物のSurfaceBookの解像度が3000×2000で「変態的解像度」と思っていたら、New XPS 13はそのさらに上の3840 x 2160だったw表示できる情報量が多いと、あっちこっちのウィンドを閉じたり開いたりしないで済むので楽ね。あー、もちろん、サブディスプレイ利用には勝てないよ。あくまでも、出先での話。

残念なのがネットワーク周り

とはいえ、完全無欠というわけにはいかないのが、人のやることでして。かなりいい線いっているNew XPS 13にも弱点はあった。それはネットワーク接続の不安定さ。

家では固定Wi-Fiルーターで、外ではiPhoneでテザリングしてインターネットに接続しているんだけど、接続先を登録していても、なぜか外でiPhoneが「利用できるネットワーク」として表示されなくなってしまう。

最初にNew XPS 13を持出して、出先で開いたときには本当に焦った。だって、必要なメモとか全部クラウド上なんだもの。

そこで初回は仕方ないので、iPhoneなどでメモを表示しつつ、New XPS 13でWordを立ち上げ、ローカルでメモを取ることに。もうね、滝汗。

訪問が終わってから、適当なところに腰掛けて、再度設定を見直してみた。どこも間違っていない。で、「こりゃ、トラブルだから『ネットワークとインターネットの設定』内の『ネットワークのトラブルシューティング』だな」とやってみたら、登録してあったマイiPhoneが見えるようになり、インターネットに繋げることができた。

以降、毎回その手順で外出先ではネット接続をすることに。

思い返せば、古いXPSをお借りしたときも、ネットに接続できなかったよなぁ。あのときは、ドライバーがお逝きになっていたんだっけか……。もしかしたら、DELLのPC独自の何かとネットワークドライバーのそりが合わないのかもしれないなぁ。エンジニアじゃないので、想像でしかないんだけど。

とはいえ、対処法がわかったので、特に問題もなく。

それらを差し引いても、New XPS 13をお借りしていた1カ月間は、夢のような日々でしたよ。

いつかお迎えしたいぞ!


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