2018年5月3日木曜日

リニューアルオープン初日!「府中市郷土の森博物館」の「プラネタリウム」に行ってきた


まいど~。星座神話は覚えているくせに、星座を見つけられない管理人です! 小学生の頃に父親が買ってきてくれた地球儀に付いてきた天球儀に付いてきた神話の本をどれだけ読み込んだことか……。でも、実際の星空で見つけられるのはオリオン座だけです(キッパリ)

それはさておき、プラネタリウムはいいですね。星と星とが線でつなげて表示してくれるから、星座が見つけやすい(ぉ)。そのテンションで帰ってくると、1週間ぐらいは見分けられるようになるんですから。

で!

池袋のプラネタリウムもいいけれど、「府中市郷土の森博物館」にあるプラネタリウムもなかなか良い。なんと言っても安い。博物館への入場料プラス600円で観覧できる。ほかは1000円以上するのにね。

ところが、そんな憩いの場所が、2017年10月10日から改修工事に入ってしまい。

リニューアル工事に伴うプラネタリウム・天文展示コーナーのお休みについて

再開を今か今かと待ちわびていたのですよ。半年以上の改修工事を経て、ついにリニューアルオープン! 初日の5月2日! 行ってきたよ!

新しくなったプラネタリウムの投影機は『ケイロンIII』というもの。製作会社は五藤光学研究所。なんと、府中市にありますよ。

実は、プラネタリウムにはじめて行ったのは3年ぐらい前のこと。プラネタリウム初心者なのですよ。なので、池袋サンシャインシティに設置されているコニカミノルタプラネタリウムと、先日ご招待していただいて行った日立市の日立シビックセンター科学館「天球劇場」にあった『MEGASTAR-IIA(ES)』しか知らない。メガスターは、Twitterで昔からフォローしている大平貴之さんつながりでなんとなく名前を覚えていた程度だし。

なので、コニカミノルタと大平技研以外に作っているところがあるとか知らなかった。それがなんと、五藤光学研究所は、創業1926年。日本唯一の天体望遠鏡専門メーカーとして長いこと全国の科学館や学校に天体望遠鏡を納入するという実績があるうえ、プラネタリウムの国産化にはじめて成功したという。国内シェアが66%ということも知らなかった。

いやはや、無知って怖い……。

府中市にある五藤光学研究所が作ったケイロンIIIは、直径がわずか48cm。解説員が「ビーチボールほどの大きさの……」と説明していたけど、大きめのビーチボールまたは小さめのバランスボールといった大きさか。

調べてみたところ、こんなに小さいのに、約1億個もの星々を投影可能で、星の明るさ、色彩まで忠実に再現できるらしい。
そういえば、プログラムの中で、解説員が星の色に言及する箇所があり、「そうか、これはケイロンIIIじゃないと説明できないことだったのか」と合点がいった。

リニューアルオープン初日ということで、『FuchuからUchuへ』と題するオープニングスペシャル番組を投影していた。

府中市の紹介や、このプラネタリウムがある府中市郷土の森博物館の説明などの後、カメラはぐんぐん空高く昇り、宇宙へ。府中から宇宙。あまりの迫力に、空中に浮かんでいるような気分になってしまい、目が回ってしまったため、半分ほど目をつぶらざるを得なかったのが残念だけど。

座席間隔は超広々! カップルにはペアシートがオススメ♪

リニューアルしたばかりなので、施設はピッカピカ。投影前に天井(スクリーン)を眺めてみたけど、もちろんこちらもシミひとつない。これなら星の色もキレイに表現できるだろうなぁと楽しみにしていたけど、期待以上に美しい星空を見ることができました。

あ、あと、最後部にある座席はカップルにうれしいペアのソファシートがありますよ。リクライニングはできないけれど、足を伸ばしてゆったり座れるほど前の座席との間隔が空いているし、背もたれは浅くもたれかかっても腰が痛くならないほどふかふかなので、首が痛くなるようなこともなく。全体を見渡すこともできるので、かなりオススメです。

この大型連休中、ムサシノキスゲやシラン、蓮など、ちょっと地味めな花しか咲いていないけれど、人が少ないぶん、ゆっくり植物と対話できるんじゃないかなぁ。いつもと違う場所を見て回るきっかけにもなるし。



それと、オープニングスペシャル番組を投影するのはこの連休中の5月6日まで。わずか600円でちょっとした宇宙旅行気分を味わえる、府中市郷土の森博物館のプラネタリウムに行ってみるのはどうでしょうかね。リアルすぎて、わたしみたいに宇宙酔いしないように要注意ですけどね!


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