2024年12月16日月曜日

そら豆っぽくてキュート! 「Cheero Wireless Open Earphones Smart Neo」がかなり良かった【サンプル提供品】


 毎度どうも! 良さげな作業環境を模索し続けている管理人です!

作業時のお供として、最近ハマっているのは「Nintendo Music」サービス。特に、「あつまれ どうぶつの森」をリピ聴きしていて、あのシーン、このシーンを思い出しつつ、それでも歌がないおかげで作業に集中できています。

ただ、困ったことにAmazon Echoに対応していないのですよね。聞き続けるにはスマホを持ち歩かなければなりません。インイヤーイヤフォンではチャイムの音や、猫の声も聞こえなくなってしまうし。

そんなことを考えていたら、Cheeroから「Wireless Open Earphones Smart Neo」(以下、Smart Neo)が12月19日に発売されると聞き、発売元のティ・アール・エイさんからモニター機を送ってもらいましたよ。イヤーモニターだけに。

滑らかなボディデザインが美しい

早速届いたのがこちら。

パッケージは……ちょっと若者を意識しているのかな? Green、Beige、White、Purple、Blackの全5色展開で、それぞれ登場するキャラクターの異なるパッケージになっています。こだわってますなぁ。

で!

提供してもらったのがGreenモデル。中身はこんな感じ。

本体のほか、充電ケース、充電用ケーブル(USB Standard-A to USB Type-C)、清掃用クロス、取扱説明書と機器を清潔に保つためのリーフレットが入っています。

本体は、カラーも相まって、まるでそら豆のよう。そうそう、こういうデザインのものが欲しかったのですよ、と1人でニヤニヤしてしまった。

本体をもう少しよく見てみると、充電端子のある方に「マルチファンクションボタン」(物理)が搭載されています。これは、「センサー式のタッチタイプだと、誤操作が増えてしまうから」とのことで生まれた仕様だそうです。位置を直そうとして大音量になってしまったり、音楽が止まってしまったり、もっと嫌なのは、出たくない電話がそのタイミングでかかってきてしまって“受話”操作になってしまったりすること……経験ありません? わたしはありますw

でも、Smart Neoであれば、ボタンが物理なのでそういう心配は不要です。カチッという確かなクリック感とともに、正確な操作ができますよ。

イヤフォンの状態を表す「マルチインジケーター」LEDと同じ箇所にマイクも搭載されています。性能が気になりますな。

デバイスとの接続方式はBluetoothで、バージョンは現時点で最新の5.4(2023年2月リリース)。だからといって、音質が良くなるとか、電力消費が低くなるということはないのだけれど。

音楽再生時間は最長6時間。充電ケースは本体を3.5回充電できるとのことなので、併用すると最長27時間使えます。そんなに使う前に、外部電源に接続して充電しちゃうけど。なお、本体の充電にかかる時間は約1時間、充電ケースの充電にも約1時間とのことなので、どちらも空になってしまったら、2時間は外部電源につなげておかないと満充電にはなりません。

充電はイマドキのType-C

それにしても、このサイズで最長6時間も再生できるって……。すごい時代になったものだ。

そうそう、このSmart NeoはIPX5の防水規格準拠で、あらゆる方向から噴流水をかけても故障しません。なので、ジムでしたたるような汗をかいたり、ワークアウト時に突然雨が降ってきたりしても「うわぁ、壊れるぅ〜」と不安に思う必要はなさそうです。

早速使ってみますかね。

耳にフィット! 繊細な音まで表現する!

スマートフォンとの接続はBluetoothなので、普通にペアリングしていきますよ。音源となるデバイスのBluetooth接続画面を開いておいて、Smart Neo本体を充電ケースから出します。すると、スマートフォンが「CHE-646」を見つけてリストに表示するので、タップして「ペアリング」します。


ペアリングが終わったので、装着していきましょうか。

マルチファンクションボタンや充電端子のある方を耳の外側に、スピーカーの穴のある方を内側にして耳介を挟み込みます。

「これ系って、正しい位置に着けるのが難しいのよね」と思っていたら、全然そんなことはなく、ピタッと適切な位置に装着できました。普通のインイヤーイヤフォンですら、うまくつけられないのでちょっと感動モノです。

Nintendo Musicを流してみたところ、マリオ系のピコピコという電子音から、イカ系の不思議なボーカルから、島暮らし系のアコースティックギターの音やゼルダ系の広がりのある音まで比較的高い解像度で再生している印象。音圧も高めです。マーチングバンドで使うようなドラムの小さい音まで拾っていたのには感動しましたよ。

いろんな音響機器を試したり、評価したりしているわけではないので、音質の良し悪しについて言える立場ではないけれど、オープンイヤータイプとしては「かなりアリなのでは?」と感じました。あ、ただやはり低音のパンチは期待しないほうが良いです。オープンイヤータイプに期待する人もいないと思うけど。

Amazon Prime Musicも試してみましたよ。POPSとの相性は抜群。男性ボーカルも女性ボーカルも、しっかり聞かせてくれます。これなら、オーディオブックでも発音を明瞭に聞き取れるのではないでしょうかね。

最後に、通話時のマイクの性能も試してみましたよ。

道を歩いているときに電話がかかってきた、という体(てい)で、声のボリュームを落としてしゃべってみたんだけど、カスカスになったり、ブツ切れになったりすることなくきちんと拾っていました。ノイズキャンセリングについて言及がなかったので、これだけクリアに声を拾うことに驚きですよ。

そんなこんなで検証のため2時間ほど装着しているのですが、耳が痛くなる気配はなく、そもそも異物感もありません。うわぁ、いいですなぁ、これ。

気になる価格は3980円(税込み)で、12月26日までは発売記念価格ということで3580円で販売するとのこと。いやぁ、こんな価格でこんな製品が買えるとは、いい時代になったものだ。



2024年12月11日水曜日

今話題のAIレコーダーがすごかった!【PLAUD NotePin】

 毎度どうも! 新しもの好きの管理人です!

だけど、最新技術にはなかなかついていけませんよっ!

とはいえ、毎月たくさんの音声を処理しなければいけないという仕事柄、音声からテキストを作成する“文字起こし”作業のすべてを手作業でするわけにはいきません。そんなことしていたら、それだけで1カ月が終わってしまうぅぅううう!

というわけで、毎年、あれやこれやと文字起こしできるガジェットに手を出しているわけですが、もしかしたら最終兵器となるものを見つけてしまったかもしれません。それが「PLAUD NotePin」なのです。

PLAUD NotePinのサイトより

PLAUD NotePinとは?

PLAUD NotePinは、「AIとリアル生活をつなぐAIaaS(AI as a Service)」企業のPLAUD.AIが手がけるガジェットで、薄い板状の「PLAUD NOTE」ならFacebookやInstagramの広告で見たことがある人も多いことでしょう。

それのカプセルタイプというか、ネクタイピンタイプというか、そういうさらに小型化したものがPLAUD NotePinなのです。

PLAUD NOTEのように、スマホの裏にピタッとつけて通話録音することはできないけど、それ以外はできることが同じ。録音して、文字起こしして、AI要約をして、マインドマップを作る。デバイスは買い切りで、その後、毎月300分までの文字起こしは永年無料。要約なども無料。

高性能のマイクでしっかり音を拾って、聞き取りづらい箇所は前後の文脈をAIが判断して文字起こししてくれるらしい。さてさて、その実力はどうなんでしょうかね。

あの早口言葉も正確に文字起こしした!

今回購入したのは、予約特典としてリストバンド、ネックレス、クリップの付属するもの。

本体のみを購入すると、写真左にあるように本体とマグネット(マグネットは本体の裏にくっついていてこの写真では見えない)、充電台と充電ケーブルというパッケージ。右側のものが特典ですな。

取扱説明書に印刷されているQRコードからアプリをダウンロードして、PLAUD NotePinのセンター中央あたりを長押しすれば、ほぼ手間なく接続が完了します。



超楽ちん。

で!

さっそく何か録音して文字起こししよう! と、選んだのがこちら↓


何なら噛んでるし。言えていないし。

でも、文字起こししたものがこちら↓

この後、たまたまオンラインミーティングがあって、PLAUD NotePinで録音したものを要約してみたんだけど、記事録として使えるレベルになっていたし、「これこれをするようにと言っているのに具体的な方法が示されていないので、具体的な内容を詰めましょう」というようなことを、議事録の後ろにグレーアウトしたテキストでAIが提案することまでしてくれていた。

えっ、もしかして、会議のブラッシュアップもできちゃうかも!?

惜しむらくは、無料枠だと毎月300分、つまり5時間しか文字起こし(ちなみに、AI要約も文字起こし必須)できないことなのよねぇ。

とりあえず、自宅でのオンラインミーティングは別のICレコーダーで録音しながらAIライティングマウスで文字起こしして、fastnoteサービスで要約を作り、出先でPLAUD NotePinを使いましょうかね、という感じですかね。さすがにそんなにいくつもサブスク契約するほどお金があるわけではないし。

とはいえ、自宅と出先でそれぞれ使える文字起こしデバイスやサービスを手に入れたので、今まで以上に素早く仕事をこなすぞ! と思うのでありました。

2024年11月18日月曜日

「デルアンバサダー(もうすぐ)4万人 大感謝祭」に参加した! #デルアンバサダー

 毎度どうも!

相変わらずガジェット大好きな管理人です! とはいえ、最近では本業の方でいろいろなガジェットに触れる機会が増えたこともあり、自腹で買うことが減っていて……。時間とお金にゆとりが欲しい! と願う日々であります。

さて、そんなこんなで義理を欠いてばかりではありますが、デルアンバサダープログラムでイベントに応募したら当選したので、参加してきましたよ♪

イベントタイトルは「デルアンバサダー(もうすぐ)4万人 大感謝祭」。「もうすぐ」ってw

TOKYO AMERICAN CLUB

いきなり英語かよ、という感じですが、こちらは会場の名称。今回、珍しく「服装規定」、ドレスコードが発令されていたのよね。「格式ある会場なので短パンTシャツサンダルなどはご遠慮ください」って。

「ホテル会場なのかなぁ」と下調べもせずに行ってみたら、なんじゃこりゃぁああああ! というハイソな会場でびっくり。

帰ってから(遅い!)家人と調べたところ、会員制の社交クラブ(!)とのことで、年会費は350万円、名だたる著名人、芸能人、有名人が会員に名を連ねている格式の高い場所だったのですよ。

え? ってか、そんな会場、会員以外でも借りられるんですか!?

下調べしてこなかったおかげで、会場の写真をあまり撮っておらず、本当にブロガーとしてだめだなぁと思いましたよ。

会場が会場だけに、サービスも一流。今回もブュッフェスタイルで“軽食”が提供されたけど、まず、量が“軽食”を軽く凌駕している。あ、ダジャレじゃないですよ。

そして何よりおいしい。個人的に最も感動したのはゴロッとしたじゃがいもをフライしたような付け合せの一品。蒸したのか揚げたのか、はたまた揚げ焼きしたのかはわからないけれど、中までしっかりと味がついていて、「なんじゃこりゃぁああああ!」(二度目)となった。あれ、もう一回食べたい。

皿の左側に載っている皮付きじゃがいもが
めちゃくちゃおいしかった。調理法を知りたい。

いつもなら、ブュッフェ列に人が殺到して、ぼんやりしているわたしはいつも料理にありつけないんだけど、今回は参加者たち全員の腹を満たすほどの量が提供されたおかげで、後半では料理の周りが閑散となる様子も見られましたよ。本当にありがたい。これだけでも、デル・テクノロジーズさんには感謝してもしきれない。

AI PCって? Copilot+ PCって何?

IT系の話題を追いかけている人であれば、「AI PC」や「Copilot+ PC」という単語を聞いたことがあるでしょう。

アタクシの場合は、仕事柄、避けて通れないキーワードになっているんだけど、「エッジ側でAI処理できるからってなんなのよ」ぐらいに思っていた。ってか、AIにどうやって仕事を任せるのさ、みたいな。

だけど、今回は日本マイクロソフト業務執行役員コンシューマー事業本部 モダンライフ戦略本部 本部長小澤拓史さんから話をじっくり聞けて、いろいろと腑に落ちた。

これ、特にPowerPointをひんぱんに作る人や会議の議事録作成を任されている人に最適なのね。PowerPointで資料作りをしたことがあるんだけど、ああでもないこーでもないって、作り始めるまでに時間がかかっていた。それが入れ込みたい項目を入力するだけで適切なアウトライン、そしてスライドを作ってくれる。アウトラインに不足があれば、もちろん追加することもできるし。

そして、その過程で必要な画像は、Photoアプリやペイントアプリでサクッと作れるということも実演されていた。

え、これが右の絵になるんですかい……

さて、こういうことって、現在ではGoogle GeminiだったりMicrosoft CopilotだったりAdobe Fireflyなどが使えるし、スマホだったらLINEの「AIイラストくん」やAdobe Expressなんかでできちゃうんだけど、どれもクラウド側で処理させる。

万が一の情報漏洩というリスクを取りたくない場合や、オフラインでも処理したい、という場合にエッジAIは有効なのでしょうね。

ただ、めっちゃ謎なのは、LLMをPCに組み込んでいるっていうことでしょう? それだけ膨大な学習量を詰め込めるって、どういうことなの……ということ。ストレージ、何TBあっても足りなくない? って思ってしまう。考えすぎて、夜しか眠れないわ。

デル・テクノロジーズ コンシューマー&ビジネスプロダクトマーケティング統括本部 コンサルタント 松原大さんは、「AI PCでできること」を6つに絞って教えてくれました。

それは、「画像生成/修正/分析/検索」「動画生成/修正」「テキスト生成/修正」「Webコミュニケーション」「音楽作成/音声修正/音声翻訳」「ゲーム高解像度化」というもの。

これら全部をローカルでできるのであれば、それは仕事が捗るでしょうね。

興味深かったのは、静止画から動画を作るというもの。適当な歌詞をつけた音楽(これもAIで作成)を投げると、リップシンクするし、背景などの効果もワンクリックでつけられるから、静止画だけでMVが作れてしまう。いやはや、すごい時代になったものだ……。


ただし、これからのAI PCもといCopilot+ PCは、ハード要件を満たしていないと「Copilot+ PC」の認定を受けられないとのこと。

その要件とは、グラフィック処理をするGPUのほかにAI処理をするNPU(Neural Processing Unit)も搭載していること。NPUの処理速度が40TOPS(1秒当たり40兆回)以上であることや、LPDDR5規格の16GB以上のメモリ、256GB以上のSSDを搭載していることが含まれる。


あらやだ、結構、ハードのハードル高いんじゃない? という感じ。まあ、なので当然お値段は20万円台後半、つまり27万円とか、そのくらいになってしまうのですな。

で!

新しい「New XPS 13」はその要件をしっかり満たしているので、これから買うならそっちがいいよ、ということ。

ちゃんとしたPC買うなら、そうなるわよねー。

ゲーミングPCばっかり(しかもハンドヘルド)買ってたら、技術の進歩に追いついていけないよねー、などと実感してしまった。

日本マイクロソフトの人たちからのレクチャーも受けられる「Copilot+ PCお試しコーナー」(多分そんな名前ではない)では、CocreateとLiveCaption機能を試せるようだったけど、簡単な線画からイラストを作成するCocreateのほうのお試しは大人気。中には「え、あなた様はそんな機能をお使いにならなくても、素晴らしい芸術センスがおありなのでは?」という人も試していて、心の中で上のようなツッコミを入れてしまったのでした。

それはともかく、LiveCaptionの素晴らしいところは、多国語が混ざっていても聞き分けて自国語に翻訳してくれるということ。今までいろいろなAI翻訳ツールを使ってきたけれど、中国語と日本語が混ざっている――例えば、中国語で話した内容を通訳さんがLiveTranslateしてくれるような発表会では、AIは、どちらかしか文字起こしできないし、どちらも無理やり日本語に翻訳しようとしてしまう。

それがっ!

Copilot+ PCではっ!

月額料無料でっ!

しかもリアルタイムでっ!

できるわけですよ。あらやだ奥さん。

とはいえ、LiveCaptionは、現在のところ、さまざまな言語から「英語にのみ」翻訳する仕様だということ。年内には日本語を含め、複数言語に翻訳できるようになるとのことなので、楽しみですな。

もっとも、Copilot+ PCを持っていないとその恩恵には預かれないんだけど。

デルアンバサダー4万人を目指して!

などなど、最新技術やIT系に興味のある人、最新PCに触れてみたい人にとって夢のようなプログラムが「デルアンバサダー」プログラムなわけなんだけど、驚くことに年会費も月会費も無料なんですよね。

年に1度のこういう大感謝祭があるし、年に2度くらいは1カ月から場合によっては2カ月、XPSやAlienwareといったプレミアムモデルをモニターするチャンスもある。高い製品だから、使い心地をじっくり試したいという人にはもってこいなんじゃないでしょうか。

デル・テクノロジーズ コンシューマー&ビジネス マーケティング統括本部 本部長 横塚知子氏からは、「大勢のユーザーさま、そしてアンバサダーの皆さんの支えられてここまで来ました。でも、もっともっと広げていただきたい! 皆さん、引き続きご協力をお願いします!」というようなハッパ(?)をかけられて盛況なうちに閉会しました。あ、もちろん拍手も求められましたけどね!

横塚部長
これからもついていきます!

さて、デルアンバサダーになるとこんな感じで楽しいんだけど、「広めてね」と言いつつTwitterのハッシュタグを告知しなかったり、どうやったらデルアンバサダーになれるかなどのお知らせがなかったりして、ダメじゃん! と、言いたいところだけど、全然ガツガツしていないところがまた愛おしい。

Dell製品愛用者はもちろん、持っていなくてもPCが好き、ゲームが好きというだけでも資格のあるデルアンバサダーに登録してみるのはどうでしょうか。Dell製品を試せるのはもちろん、中の人ともやり取りする貴重な機会がえられますよ。

2024年1月5日金曜日

Chromebookをリモートデスクトップマシンとして使う


毎度どうも! 攻殻機動隊みたいな世界を夢見ている管理人です!

あ、サイバーパンクが好きとかそういうわけではなくて、インターネットの海を漂ったり、リモートでPCをコントロールしたりしたいなぁという意味でして。

そういうわけで、昔から「リモートデスクトップ」「バーチャルデスクトップ」などを試していたのですが、最近は持ち出す機材が充実していることもあり、情報すら追いかけていませんでした。

が!

Lenovo 14e Chromebook Gen 3を買ったからには試さないわけにいかないでしょー。

わたしが自宅で使っているのは、GPD Pocket 3。UMPCですな。なので、搭載しているキーボードは、非常用というか、PINコードを入力するためだけのものというか、そういう扱いになっています。

そして、携帯用はONEXPLAYER 2。ポータブルゲーミングPCだけど、コントローラーを外せば、ちょっと分厚いタブレットPCにしか見えないので、HHKB Studioと組み合わせて使っている。

どちらも画面が小さく、搭載または専用キーボードでの高速入力は望めないので、「それならフルキーボードのある大きめディスプレイのChromebookからリモート接続すればいいんじゃない?」というわけですよ。

まあ、Chromebookを母艦に接続して使う、というブログは腐るほどあるので、Lenovo 14e Chromebook Gen 3ではどんな使い心地なのかな、という感じで見てもらえればと。

Chromebook側の準備

まずは https://remotedesktop.google.com/access/ にアクセスします。面倒なので、「Chromeリモートデスクトップ」で検索して、広告を除く一番上にヒットしたものにアクセスすれば、ほぼ間違いないでしょう。

右下にちょこんと「 Chromeリモートデスクトップをこのデバイスにインストールしますか?アプリとしてインストールすると、より多くのキーボードショートカットを使えるようになり、ブラウザのツールバーもスッキリします。」というウィンドウが表示されるので、「インストール」をクリックして、Chromeブラウザに依存しないアプリをインストールしておきます。

上の「インストール」ボタンをクリックすると
ウィンドウ右上にしつこくこれが表示されるので、
再度「インストール」ボタンをクリックする

ChromebookにインストールできたらOK。


さっきのブラウザに戻って、手順「2」を見ると、ホスト側(接続先)のPCで「g.co/crd/setup」にアクセスするようにとあるので、ホストであるONEXPLAYER 2を操作しますよ。


ホスト側の設定

いわれたとおり、「g.co/crd/setup」をブラウザで開きます。

すると、「リモートアクセスの設定」と大きく書かれた枠の中に「別のデバイスからリモートアクセスできるようにこのパソコンを設定します」と記載されているので、ここの指示に従えば、やりたいこと(このPCをホストにしてクライアントから接続したいということ)ができそうだと予想できます(←大げさ)。


というわけで、右下に出てきた小窓から「インストール」ボタンをポチー。

するとやっぱり右上にしつこく「アプリをインストールしますか?」と表示されるので、「インストール」ボタンをポチー。

「Chromeリモートデスクトップをタスクバーにピン留めしますか?」と出てくるので、これはお好きなように。アプリ一覧から毎回探すのが面倒だというのであれば「はい」で、そんなにひんぱんに使わないよ、というのであれば「いいえ、結構です」と冷たくあしらってもいいんじゃないでしょうか。


あとは、アプリを開いて「リモートアクセスの設定」から「オンにする」ボタンをクリック。


今操作しているPCをクライアント(今のわたしの状況ではLenovo 14e Chromebook Gen 3)から識別できるよう、名前を付けましょう。


最後は、このPCにクライアントから接続するときのPINを設定します。「数字」って書いていないから、アルファベットも混ぜられるのかな? 覚えやすく、他人から推測されづらいものを設定しておきましょう。


すると、ホスト名(今操作しているPCにリモートデスクトップ用に付けた名前)が表示されます。これで、準備OK。



Chromebookから接続するよ

ChromebookにインストールしたChromeリモートデスクトップアプリを開くと、先ほど設定したホスト名が「オン」状態で表示されています。

クリックして、PINコードを入力したら、接続できますよ。

Chromebookのデスクトップを背景にWindows PCの壁紙がw

この状態で、ホスト側のChromeリモートデスクトップアプリのウィンドウを閉じても大丈夫。なお、下の画像は、ChromebookのChromeリモートデスクトップアプリを最大化してから、ホスト側のChromeリモートデスクトップアプリを閉じています。


動いているのはあくまでも高性能なWindows PCなので、操作は軽快。横に並べてリモートで操作してみたところ、ホスト側のPCのほうが先に動いて、操作しているChromebookの画面は1拍遅れて反応していました。こっちの処理が追いついていないのか。

使いどころは?

試してみたはいいものの、「どこで使うよ?」という感じ。仕事に使っているのがUMPCやポータブルゲーミングPC(タブレット仕様)だから、持ち運ばないということはないし、そもそもわたしが仕事で必要としているのは表示する情報量を増やす外部ディスプレイ。ミラーリングしたいわけではない。

じゃあどういうときに使うの? という話なんだけど、Lenovo 14e Gen 3は、PayPayポイントが1万5000円分返ってくるから実質1万円未満で2年間使えるデバイスだ。しかも、SIMカードを挿せて高速通信の5Gに対応している。

なので、乱暴に……ということはないけれど、擦り傷などを気にせず雑に扱えるというメリットがある。十数万円もするPCのように丁重に扱わなくてもいいんじゃないかという精神的余裕が生まれがちなデバイスなので、とりあえず、自宅でホストPCの電源を入れておいて、Chromebookを持ち出して、画像編集が必要になったらリモートで接続する、みたいな使い方ができるんじゃないかなぁ。

あと、デスクトップPCを家に置いておいて、外から高性能マシーンを使うとか。iMacとかとも相性良さそうね。

単体では、入力スピードに追いつけないほど動作が遅いし、TFT液晶で画面がぼんやりしているし、「うわぁ〜」という感じのデバイスだけど、今年はいい距離感を保ちつつ、上手にLenovo 14e Chromebook Gen 3を使っていきたいですな。

2024年1月4日木曜日

#アイロボットファンプログラム でルンバ j7+を貸し出してもらった!【設定編】

 毎度どうも! 掃除の苦手な管理人です!

苦手というか、後回しにしがちなのですよね。仕事とご飯の準備はしなくちゃ生きていけないけど、掃除は不潔じゃなければ……ねぇ?

などと言っていられないので、アイロボットファンプログラムでRoomba j7+をお借りすることにしましたよ。いつもは1カ月のところ、今回は2カ月と長い!

ただ、家電や通電するガジェット類が多いこともあり、部屋中コードが這い回っている。別会社のロボット掃除機では、腕(ゴミをかき出すブラシ)がコードを引っ掛けて、止まってしまうことがしばしば。「片付けてから掃除機をかけなさいよ」と言われそうだけれど、それだと掃除のハードルがぐんと上がってしまう。

でも、新しいルンバはカメラで取り込んだ部屋の様子をAIで分析して、コードのような高さのあまりないものでも回避してくれるという。だから、「まず、床を片付けてから」という儀式不要で、掃除機をかけたいときにさっとかけられると先輩ルンバユーザーからお聞きした。

果たして、コードが這い回る部屋をきれいにしてくれるのでしょうか!?

まずは設定

ルンバの設定は非常に簡単。

アイロボットアプリを立ち上げたら、国や言語を選びます。利用規約に同意したらアイロボットアカウントにログインまたはアカウントを登録します。


位置情報サービスを有効にしたら、手元にあるルンバを「製品を追加」で、アプリに登録します。検索しても出てこなかったら、QRコードのスキャンまたは手動で追加できますよ。

なお、わたしの場合、製品のQRコードを見つけられなかったので、手動で追加しました。種類を選んで、Wi-Fiルーターのパスワードを入力して待つだけ。


華々しいファンファーレチックなビープ音がルンバから聞こえたら、接続成功です。

その流れでルンバに名前をつけることも可能。いい名前を付けてしまうと別れが辛くなるので「kariko」(借り子)としておきました。

karikoの説明にひととおり目を通したら、掃除スタートです。

本来は、完全に部屋の中をマッピングするために「マッピングラン」をしたほうがいいのだけれど、マッピングランで走らせているときには「障害物の認識」がオフになるとのことなので、今日はちょっと……ね。

ということで、初っ端から普通の掃除をしてもらいましたよ。

6年前のルンバとは大違い

さて、実を言うとわたしはルンバオーナーでして、2017年10月にRoomba 890を購入しています。当時、900シリーズが出ていたので、それよりランクがひとつ下のものですな。

が!

音がめっちゃ大きい! あと、めっちゃジグザクに走るから、時間がかかる!

いや、わかるんですよ。あのコンパクトボディで高い吸引力を引き出そうとしたら、モーターがめっちゃ頑張らなくちゃいけないということは。それでもやっぱり音が大きい。猫たちがびっくりしちゃうのですよ。……そのうち慣れるんだけどね。

あと、ジグザグに走ることで、同じ箇所を何度も通り、掃除を一回で完璧なものにしてくれるというのもわかる。でも、ささっとひととおり撫でてくれればいいや、っていうときもあるじゃない?

新しいルンバは、音が静かだし、往復しながらの掃除だから、非常に早い。障害物が多かったにも関わらず、7分で仕事を終えてくれたよ。

これならスケジュールに頼らなくても、ひんぱんに動作させられそう。

これで、猫の毛溜まりも少なくなってくれればいいなぁ。