2015年3月8日日曜日

こっ、これがあの4億円のクルーザーだっ!『ジャパンインターナショナルボートショー2015』で夢体験


どうもどうも、海の女と書いて「あま」と読みますが、そうではない方の海の女の管理人です!

2014年12月に小型船舶操縦免許証を受け取ってからはや2カ月。一度もボートに乗っていませんのよ。

思い返せば、車の免許を取った時も、10カ月間運転していなかったっけか……。そして、残りの2カ月間で10点失点して、初心運転者講習を受けるはめになった気が……。

あ、嫌な予感が。

が、しかし、海は広いですからね。大丈夫。大丈夫。

小型船舶免許を取る時お世話になったのがヤマハさん。ブロガーイベントで講習について詳しく教えていただいて、イベント特典付きで受講させてもらったのよね。

あ、それと、いちおう女性ということで、2014年12月から開始された「女性限定 2級ボート免許取得コース」での受講。

これの良い所は、受講生だけでなく、先生も女性ということ(ただし、学科講習は男性講師の場合あり)。女性限定なので、教え方も柔らかい先生が担当してくださる。マイルドマイルド。

学科ならともかく、実技講習のときにスパルタちっくな先生だと、萎縮しちゃって身体が思うように動かない、ということもありますしね。特にわたしは小心者なので←

あと、もう1つ良いのは、実技講習の日にはランチがついている、ということ。港のレストランで先生を囲んでランチできる、というのはなかなか得がたい体験ではないかと。なんで小型船舶免許の講師になったのか、前職は何か、実技試験の時のコツは?など、講習中に聞けない話をくつろいだ雰囲気の中で聞けるのはなかなか良い。

そんなわけで、特典on特典みたいな形で受講→受験→合格という運びになったので、「ボートショーに是非お越しを」というメールを受け取って、行かないわけにはいきません。

行ってきましたよ〜。

押さえておきたいのは、初日3月5日にWBSで放送されていた「トヨタ」ブースと「4億円のクルーザー」。それから当然ヤマハブース。

ところがなぜかホンダブースでこんなものを見つけてしまい……。
カセットガス式の発電機ですな。震災直後にめっちゃ欲しかったやつ。でもこれ、思っていたより大きい。あと重かった。コロがついているとはいえ、持ち運ぶのは大変そうだなぁ…と。手頃な金額だから、一家に一台あっても良いのでは?とは思うんだけどねー。

……って、マリンスポーツに関係ありませんでした。

次に目を引かれたのが水陸両用車。






最初、水深の浅いところを走れるのかな?と思ったんだけど、そんなことはない。ちゃんとした「船」になるんですな。そして、船として走行する際には後ろについているプロペラで推進力を得るらしいです。消火用のホースとかと一緒に展示されていたし、上部にパトライト的なものが搭載されていたから、消防車的な仕事車なのですかね。



WBSで取り上げられていたトヨタの「すごい」ボートの技術はこちら。通常のボートが後ろ側にエンジンを積んで推進力を得てかじを切っているのに対し、舳先にもプロペラがついているおかげで自由自在に船を操れる、というもの。それがジョイスティックのような操縦桿でできてしまうというのだから、これ、免許を取る必要があるのかしらん?とか思っちゃう(安全な操船のために必要あるんだけどね)。

それから、かっこいい水上ジェットを見たり……。
救命艇を見たり……。


ちなみに、3つめのは「救命艇」とはちょっと違うかな。津波から命を守るための「ポッド」のようなもの。これについては後日改めて詳しく書きたいのん。

それから、ヤマハブースへ。


階段の設営とか大変そう……
で、こちらが今ヤマハでイチオシの「スマ免」。簡単に言っちゃえば、学科講習は会場で受講しないで、受験の日まで繰り返し何度でもスマートフォンやタブレットの動画で勉強しましょう、というやつですな。実技講習は現地に行かないといけないけど(当たり前)。

メリットは分からないところを「繰り返し」動画で確認できる、ということと講習会場に行く日数を1日減らせるというところでしょうか。講習会場って、大抵の場合近くにないのですよね。電車で1時間とか2時間とか。往復するのも交通費も大変。それが1日分減るので、負担も減る、と。

あと、実際にそのアプリを使ってみて分かったんだけど、分からなかったところが理解しやすい、というのもメリット挙げられるかなぁと。

通常、受講を申し込むと2冊のテキストが送られてくるのね。1冊は講義用のテキスト。もう1冊は模擬問題を含む問題集。

わたしの場合、問題集の解答欄をノートにガーッと作ってそこに答えを記入していって、10問とかひとまとまりが終わってから答え合わせをするというやり方をしていたんだけど、ひとまとまりが終わるころには、なぜその問題でつまづいていたのかすっかり忘れている、ということもしばしば。

それが、スマ免のアプリなら「考える」「答える」「解答を見る」「解説を読む」が1問ずつできるから、合っていたところでは自信がつくし、間違ったところはどうして間違ったのかがすぐに分かって次につなげられる。

ちなみに、免許を取ってから2カ月以上経過してるけど、「航法」についての設問10問中9問正解でした(*ノω・*)テヘ

で、体験者プレゼントの「スマ麺」ゲット。「食べてチャレンジ」って書いてあるけど、チャレンジしてから食べるのでは?と突っ込みたくなったりw

あ、それと、ロープの結び方が動画で繰り返し見られるのも、かなりオススメ。特に男性は結び方を把握しづらいみたいなので良いのでは?

お次はこちら。

ヤマハでも実は「ジョイスティック型」のような操縦桿付きのボートを出していて、こちらは後ろに積んだ2基のエンジンをコントロールすることで前進・後進・旋回だけでなく、斜め方向への移動、さらには真横への移動までできてしまうというものすごいボート。

トヨタの「舳先にもプロペラがー」とは違い、船体の型を特注する必要はないし、舳先用プロペラが必要なわけでもないのでコストがさほどかからないのが特徴らしい。

もっとも、250馬力のエンジンを2基積むわけだから、それなりの大きさじゃないといけないし、真横に進んでも大丈夫なような形をしていないといけないから、どのボートでも搭載できる、というわけではないらしいんだけど。

その操縦をたいけんできるのがこのコーナーで、狭いマリーナの中、初心者ながら係留に成功しましたん(`・ω・´)ゞ

さて、ヤマハブースを堪能したところで、広報のH本さんに勧められ、第2会場となっている横浜ベイサイドマリーナへシーバスで行くことに。
みなとみらいと横浜ベイサイドマリーナを結ぶシーバス


出発進行〜

おなじみベイブリッジをくぐって…

くぐって…

通り抜けて…

素敵!

工場萌えの人にはたまらない“キリンさん”たち

ただいまー
まずは軽く腹ごしらえをしてから、係留展示されているボートを見ることに。
「辛口!!」のはずのビーフカレー
目指すは4億円の超高級クルーザー。




これが……(゚A゚;)ゴクリ
操縦席
カッコえー!
メイン寝室
このほかに2部屋あって、
それぞれにバスルーム付き
バスルームにはトイレと洗面台とシャワーが
キッチンの調理器具
揺れても動かないよう、
きっちりと固定。
ちなみに、割れたとしても
「替えの食器は購入できます」とのこと。
調理器具は揺れても動かないように
バンドで固定
ワイン!
ピッカピカですな

エスプレッソマシーンまで!
外からの光も十分入る
ウォシュレット付き!
専用ワインクーラー!
液晶テレビが……
ガーッと……
少しずつ……
沈んでいく……
バーベキューコンロ!

屋根の上のコックピット
「ここにはマットが敷いてあって、
こうやって寝られるんですよ〜」と担当者
心なしか係留ロープも高級感があるような……
4億円っていったら、ここいらへんで購入する一軒家より高いのよね。そりゃ、ウォシュレットくらいついているでしょうよ。

ちなみに、1度の給油で走行できるのは10時間程度。なので、港、港で停泊して給油して、夜が来たらそのまま寝る、みたいな感じでしょうかね。ちょっと世界が違いすぎて想像できませんが。「コップが割れたら、替えのコップ、買えるんでしょうか?」みたいなすっとんきょうな質問しちゃったし。

IT系、不動産系の大きな会社が福利厚生で購入する(ことを見込んだ)この船。夢の世界ですわね。
あの高級クルーザーの後にこれを見てしまった時の気持ちときたら…
もっともわたしは試験艇ですら買えないんですけどねw


……というか、1800円のミニチュアの船すら……(´;ω;`)

自力で小型船舶を操船したことがなく、ましてや購入なんで「無理無理無理無理無理無理……」みたいなわたしだけど、「かっこえぇ!」「面白い!」だけでも充分に楽しめる。物販もあるし。通常よりお値打ち価格だし。何より海を堪能できるし。

マリンスポーツに特に興味がなくても「あぁ、面白かった」と思えるイベントなので、また来年も行けたらいいなぁ。

ボートレンタル「シースタイル」の会員にもなったので、操船もしたいなぁ。


0 件のコメント:

コメントを投稿