愛でてよし、乗ってよし、食べてよし!馬ってほんとに素晴らしい!
あ、こんなこと書いたら、動物を愛する人たちからギャンギャン言われそうですが。そこはそれ。
3月29日にはビール三昧の昼下がりを楽しんだわけですが、同じ日の夜、「馬肉」を堪能してきましたん♪
これは、知り合いのライターさんのさらにまた知り合いのライターさんが、クラウドファンディングでオープンした馬肉専門店の会員だったから実現した「UMAの会」。ユーマじゃないですよ、ウマですよ。
とある駅近くのコンビニで集合し、場所は内緒、とのことで目隠しされながらお店に到着。(編集部注:一部誇張表現があります)
店内は狭く、長〜いテーブルが1つ、それを挟むように両側に椅子が数脚並んでいる。個室もあるみたいだけど、どんな人たちが入れるのかしらん……。
オーダーはドリンクのみ。あとはコース制になっている。アルコールだとかノンアルコールだとかをちびちび飲みながら、目の前に料理が並べられるのを待っていれば良い。
このお皿を使います |
さて、最初に来たのは汁物。これは、馬肉が体を冷やすから、ということでそれを防ぐために出しているそうです。
馬肉入りの汁物 |
「おび」「すし」「たてがみとあかみ」「とろとろ」 |
というわけで、みんなで最初に箸をつけたのもこの「おび」。口に入れた途端、「あっ」という間にとろけてしまった。そしてほんわかと残る甘み。こんな馬刺し、食べたことない!
ちょっとそれが衝撃過ぎて、ほかのはもうあまり覚えていませんね(嘘)。
左上にあるのが赤身とたてがみの部分。
そういえば、馬に乗る時に、たてがみを掴んで乗り込むんだけど、人間が髪の毛を引っ張られるのと違い、全然痛みを感じていないそうで。この「たてがみ」の部位を見て納得したよ。脂肪じゃあ、痛くないよねって。
というのも、以前、手術したとき、術後の痛みが酷かったんだけど、同じ手術をした人が病室で喚くほど痛がっていたことがあった。ドクターいわく「あなた、そんなに痛いはずないでしょう。脂肪だらけだったんだから」と。「(わたしを指して)こっちなんか、筋肉だらけだったから、あなたより痛いはずよ」とかなんとか。その時「ああ、脂肪って痛くないんだな……」と思った経緯があるのよね。
さて、たてがみは繊維質の脂肪分で、ちょっとした歯ごたえがあってこれはこれで美味しゅうございました。
左手前の「とろとろ」はわたしが勝手にそう言っているだけで、馬のトロの部分とマグロの大トロを叩いて混ぜたもの。どちらも臭みがなく、下に敷いてある有明産で皇室に献上する生産者から買ったという海苔がまた良いハーモニーを生み出している。
馬刺しのお寿司は残念ながらシャリがちょっと硬すぎたかなぁ。
お次はこちら。
もうね、名前覚えてませんwでもとにかく美味しかった。
色も綺麗でしょ?
続いては馬肉の天ぷら。
店長いわく、天ぷらは一種の蒸し焼きだから、どうしてもニオイがこもってしまう。牛肉とかだと臭くて食べられない。けど、良質の馬肉であれば良い香りがして、この調理法がしっくりくるんだとか。
確かに、ひとくち食べてから立ち上る香りもまた良い調味料でして。
さすがの桜色 |
混ぜる前 |
取り分けたもの |
そして、名物、石窯で焼いた野菜たち。本日はエリンギ、ズッキーニ、玉ねぎ。
どれも切り分けると中から水分がドバーッと出てきて、素材本来の甘みがして、これだけでごちそう。
ズッキーニは、ナスのようなかぼちゃのような、そんな深い味わいがあった。
それからメインのローストホースたち。
ひも |
ヒモは切ってしまいましょう |
ひれ? |
それも切ってしまいましょう |
最後はおしり |
おしりだって、容赦なく 切ってしまいましょう |
締めのご飯は「たまたまご飯」。さっきと同じく泡立てた卵にいくらの醤油漬けが載っているという贅沢な卵かけご飯。
最後は焼きリンゴのアイスクリーム添え。
ちなみに、皮付きりんご |
でも、ここで自身を持って言おう。撮った写真を有効活用しているのは、きっと昨日のメンバーの中ではわたしがピカイチだと(`・∀・´)エッヘン!!
なーんてね。連れて行ってくださった知り合いのライターさんの知り合いのライターさんに感謝。会員制でなくなる日がそのうち来る、ということなので、そうなったら目隠しをしないで連れて行ってもらおうと心に誓うのでした。
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