2017年10月21日土曜日

ディスプレイなのに“アイケア”? ちらつきゼロで目をいたわるBenQアンバサダーイベントに参加してきた



毎度どうも! 目が疲れすぎて肩こりが酷い管理人です!

デスクワーカーの多くが、PCとにらめっこする日々を送っているかと思います。が! そのPCも、最近では会社から支給されるものがノートPCというところも多いのではないでしょうかね。社内の好きな場所で仕事ができるように、とか、会議室に持ち込めるように、とかいう理由で。

ただ、ノートPCって作業するときにどうしても猫背になりがちなんですよね。ディスプレイ小さいし、ディスプレイめっちゃ下にあるし。

猫背になると血流が悪くなるし、首を不自然に下に向けると、やはり血流悪くなるし。目や肩が疲れてしまうことになりがち。あ、あと、脳にも酸素が足りなくなりそう。

そんな悩みを解決してくれるのが、外付けディスプレイ。

以前、ディスプレイをモニターしたことのあるBenQが、「BenQアイケアディスプレイEW2770QZ体験イベント」をアンバサダー向けに開催したので行ってきましたよ♪

チラツキがない

「少し早めに会場に到着すれば、じっくり製品を触れますよ」とオススメされていたので、開場とほぼ同時に入場。壁に沿ってぐるりと配置されたディスプレイたちをじっくり眺めることができました。「触れますよ」って言われても、触ってもどうしようもないのでw




上の三枚の写真。これはノートPCからミラーリングで「BenQ GW2480」に表示しているところ。ちなみに、GW2480は参考展示品なので、まだサイトには掲載されていません。最新のものは「BenQ GW2470」ですな。

「GW」シリーズは汎用性の高いディスプレイで、いろいろな場面で使えます。デザイナー向けではないけど、この発色! そして、ディテールの再現性ときたらもう! ガラスの透明感が美しくて、今にも風鈴の軽やかな音が聞こえてきそうじゃありませんか。

……と興奮していました。

「フリッカーフリー」とか「ブルーライト軽減」などの機能についてはこの後のイベント中に話されました。

「BenQメシ」?! お弁当やおみやげがうれしい

さて、席に着くと、「御料理」と印刷された折りと本日の資料、そしてアイホットマスクが。
 御料理を開けてみると、懐石料理を思わせるような和のものがぎっしり詰め込んであるお弁当でした。日本の文化に敬意を払ってもらっているようで、ちょっとうれしい。
 製品の写真を撮ったり、もぐもぐしたりしていると、開始の時間になりました。

台湾からBenQ社員が来日! 慶應義塾大学の医師による眼についてのレクチャーも
まずは、台湾から来日中のアシスタントバイスプレジデント・Enoch Huangさんが挨拶をしてくださいました。
BenQの歴史やBenQアンバサダーがなぜはじまったのか、という経緯について、別の人から紹介され、続けて開発者のひとりValia Liuさんが登壇。
アイケア製品が必要な理由について話してくださいました。

興味深かったのは、長時間労働は日本だけのものではなく、台湾でも同じだということ。そのため、目をやられてしまう人が多いんだそうです。
そこで、BenQでできることは何か? というところから開発開始。

ちらつきを抑え、明るさを環境に合わせるように調整することで目の疲労を軽減できるようにしたとのことです。
ちなみに、ブルーライトと目の関係については、慶應義塾大学で眼科研究をされている医学博士 綾木雅彦先生からお話がありました。
何かと悪者にされがちなブルーライトですが、必ずしも悪いわけではなく、朝の光に含まれるブルーライトは、体内時計をリセットし、目覚めをシャキッとさせるとのこと。
 だけど、とても明るい光のため、眩しすぎることも……。
 ブルーライトは、散乱しやすい、という特性があるため、宇宙から地球を見ると、本来茶色だったり緑だったりするはずの大地が青く見えるのだそうです。
 で、ここからが本題。ブルーライトカットすることで、眼精疲労がどのように軽減されるか。
ブルーライトを出すディスプレイではピントが合わせにくい→合わせようと眼筋が必死になり目が疲れる、光がギラギラ→光の流入を抑えようと瞳孔が疲れるなど、やはり眼精疲労への影響があるようです。

JINSなどで販売しているブルーライトカットグラスが実は有効なのだ、ということを聞いて、目からウロコでした。あれ、眉唾ものだとばかり思っていたから(失礼)。

 また、昼間は体内時計リセットに有用なブルーライトでも、夜は不要。そもそもブルーライトを発するような光源を人間が手に入れたのはごく最近のことなので、夜でもブルーライトにさらされるというのはかなり不自然なこと。

夜間にブルーライトを大量に浴びると(浴びるっていう言い方も変だけど、目から取り入れると)眠りを誘うメラトニンが増えず、不眠に陥りやすくなるそうです。そして、社会生活を営む人にとって困ってしまう「朝の眠気」も、夜間のブルーライトにが関係しているのだとか。目が冷めても脳内にメラトニンが残ってしまい、それで目覚めが悪い、昼間もしゃっきりしない、という状態になってしまうというから、これは由々しき事態ですな。
というわけで、対策としては、ブルーライトカットのメガネを着用する。ブルーライトをカットしているディスプレイを使う。就寝前はスマホなどをいじらず、穏やかに時間を過ごす。これらを実践することで、「眠れなーい」「起きられなーい」を防止できます。

で!

BenQの“アイケアディスプレイ”は、ブルーライトをカットする機能がついていて、しかも、使用している環境の光に応じて自動的に明度や色温度を調整してくれ(ブライトネスインテリジェンスPlus。略してB.I.+)、さらにちらつきを抑える「フリッカーフリー」機能まで搭載しているから、目に優しい! というわけなのです。

ブルーライトをカットしているかどうかは、ちょっと測定機器があるわけではないのでわかりかねるけど、フリッカーフリーはすぐに判別できた。なぜなら、スマホのカメラ越しに見てみると縞々が鮮明に見えるから。なので、ミラーリング元であるノートPCのディスプレイがいかに目を疲れさせるのか、ということがわかって愕然。対するBenQのフリッカーフリーディスプレイでは、スマホのカメラ越しにいくら目を凝らしてみてもちらつきが見られず、本当に目に優しいんだなぁと実感。今後のことを考えるとかなり大切な要素かもしれない。

こう考えた

以前モニターとしてお借りしたアイケアディスプレイ『PD2700Q』にももちろんフリッカーフリーやブルーライトカット、なんなら暗室モードとかアニメーションモードなんかもあったんだけど、ディスプレイ背面(正面から見て)右下にあるボタンを操作してモードを切り替えるのがかなり面倒くさかった。

そのため、窓からの明かりが入ってこなくなる日暮れ時や蛍光灯の明かりのみで作業するときでも明るさの調整などを結局しなかった。

でも、今回体験したEW2770QZでは、B.I.+機能付き。周りの明るさに合わせ、自動的に明度や色温度を調整してくれる。自分で設定する必要がないからアイケアディスプレイが持つポテンシャルを存分に堪能できるというわけ。何かにつけ面倒くさがりのわたしにとってはかなりありがたい。

そんなわけで、またしても買いたいものが増えてしまったのでしたw



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