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2019年11月12日火曜日

【カナダ】赤毛のアンのイメージしかなかったカナダは笑顔の国だった!

毎度どうも! 相変わらず、英語もフランス語も話せない管理人です!

先日、カナダ大使館で開催された「カナダ観光局新ブランド “For Glowing Hearts” イベント」に参加してきましたよ!

実を言うと、カナダには『赤毛のアン』と『母の肖像』以上のイメージを持てていなかったのね。子どもの頃の刷り込みって怖いわぁ。

『赤毛のアン』では、言わずもがな、プリンスエドワード島の美しい自然と、ちょっとよそ者に対して「ナニコノヒト?」みたいな奇異の目を向けつつ、理解できたら心をガッツリ開いてくれる、というイメージ。

『母の肖像』は、7歳くらいのときに読んだので、内容をあまり覚えていないんだけど、空気がきれいで、降ってきた雪もそのまま口にでき、メープルシロップが美味しい、という印象。

でも、カナダ本土(っていう言い方があっているかわかんないけど)は多民族国家。そのことから、わたしの想像していたのとはぜんぜん違う“本当のカナダ゛”の姿に今回のイベントで触れてきましたよ!

2019年は日加修好90周年


イベントの開会式で登場したのは、カナダ駐日大使。
2019年が、日本にカナダの公使館を開館してから90年に当たる年だ、ということをお話しされました。そして、両国間での留学生も多く、人の交流も盛ん。かなりいい友好関係を築いている、ということを説明してくださいました。

カナダでは、クラシックやジャズといったイメージがあるけれど、アヴリル・ラヴィーンなど先鋭的なアーティストも輩出。なんと、超人的なパフォーマンス集団であるシルク・ドゥ・ソレイユもカナダで誕生しているのね。これは知らなかった。

スポーツに目を向ければ、カナダには国技がふたつもあるんだそう。夏はラクロスで、冬はアイスホッケー。四季がはっきりしているカナダならではだなぁと話を聞いていて感じましたよ。

 “For Glowing Hearts” ってどういうこと?


続けてカナダ観光協会のお二方がそれぞれ登場。 “For Glowing Hearts” の意味を教えてくれました。

少し前では、旅行の目的は“観光”。景色を楽しむ、食べ物を楽しむ、体験をするというのが一般的だった。

けど、カナダを旅行すれば現地で生活している人たちとの交流を楽しめる。それは心が輝く経験になる。だからGlowing Hearts。そういう旅行ができるのがカナダという国だ、ということなんだそう。

もっとも、こういう説明だけでは「はあ、ふぅ」という感じでイメージつきづらいので、ゲストのお二人が登場。

サッカー元日本代表の中澤佑二さんとモデル・女優の高山都さん。
中澤さんは、サッカーを引退されてから、ラクロスを教えているんだとか。それで、本場であるカナダを訪れることに。

本題からそれるんだけど、ラクロスの原型となるゲームは、先住民たちが楽しんでいたもので、1000人単位で参加していたらしい。「どうやったら試合の決着がつくんだ」という中澤さんのセリフに、ニヤリとしてしまったる

閑話休題

実は中澤さん、サッカー現役時代から今に至るまで英語が苦手。しかも極度の人見知りなんだとか。だから、英語圏の国に行っても話しかけられず、「交流? ムリムリムリムリ」というレベルだったらしいんだけど、カナダでは何かあると気さくに話しかけてもらえた、とのこと。それが嬉しくて、カナダを去るとき、「故郷を離れるような気がした」と、カナダでの体験を話してくれました。

高山さんは、雑誌の撮影のため、2週間カナダに滞在したんだって。いいなあ、2週間。

モデルさんとか女優さんという職業だから、「海外に3カ月くらい平気で行ってるんでしょ~?」って偏見(?)持っていたんだけど、2週間という長期間、日本を離れるのは高山さんにとって初めての経験で「大丈夫かな?」と心配だったらしい。

でも、カナダはどこも美しく、毎日がカルチャーショック。
絵画のような美しさに、会場からはため息が……。

カナダには、古い町並みも残っているんだけど、夜になるとプロジェクションマッピングが映し出されて、新旧技術が思いの外マッチしているのも面白い体験だったとか。

移民が多いこと、そもそも性別を気にしないことなどから、高山さんも中澤さん同様、現地の人から気軽に声をかけてもらえたのが嬉しかったとのこと。海外からの移住者が多い、というのはわたしの中では意外だった。赤毛のアンの世界観から抜け出せていないということか(笑)。

赤毛のアンといえば、高山さん写真の2枚目は、プリンスエドワード島のもの。「緑と土の赤と空の青。それだけでこんなに美しい風景になるんだ、と感動した」と話していた。そして、島の人たちはみんな庭を美しく整えていて、「自分たちの住んでいるところを愛しているんだなぁと感じた」とのこと。わたしは高山さんの感性の豊かさに感動したよ。

スペシャルライブやおもてなしブュッフェも!


続いて登場したのはカナダ出身で、今は宮城 仙台を拠点に活動しているというアーティストグループ MONKEY MAJIKのうち、メイナード・ブラントとブレイズ・ブラントの二人。

なんと、ライブパフォーマンスが始まりましたよ。うわあ、これ、演奏中の動画を載せてもいいのかなぁ。心にしみる演奏だった、という感想だけ伝えておきましょうw
ライブ後は、会場を移動して、ブュッフェ形式の軽食をいただいた。

とはいえ、今日の目的はお腹を満たすことではなく、カナダについてできるだけたくさん知ることなので、カナダ大使館のシェフたちのスペシャルトークに耳を傾けることに。
わたしの中で、家庭で毎日の料理をする国は日本だけなんじゃないか、と思っていたんだけど、カナダでは今でもちゃんとお母さんたちが家族のために健康に良い食事を用意しているとのこと。家庭料理のレシピも豊富で、使われているのは有機野菜や低農薬のものが多いんだとか。

興味深かったのは、カナダは国土が広く、車での移動距離が長いから、片手で食べられるグラノラバーが人気なんだって。そしてそれを買うんじゃなくて自分たちで作る。
オーツ麦にナッツ類、そしてドライフルーツとメープルシロップやはちみつを混ぜたものをオーブンプレートに敷き詰めてぎゅうぎゅう押して焼くだけ、と。「とっても簡単!」ってにこやかに話してくれたけど、日本では材料費が高い(笑)。いいなぁ、カナダ。

国籍も性別も年齢も、決して“壁”とは捉えない国民性のおかげで心が輝くような体験を、人との交流を通してできるというカナダ。

人見知りのわたしでも、交流できるのであれば、ぜひとも一度は訪れてみたいなぁと感じるイベントだったよ。

グラノラバー美味しかった。

2018年2月10日土曜日

そっちじゃない「ハレの日」を演出したい! 今年の「ジャパンインターナショナルボートショー」は一味違うらしい


毎度どうもっ! 海の女になりきれていない管理人です!

昨年11月にはじめて自分で最初から最後まで操船する(しかも中断なし!)経験をしたものの、その後は全くボートに乗れていません。乗りたいぞー。

で!

そんなわたしの叫びが届いたのかどうかは知りませんが、日本マリン事業協会主催『マリン市場の活性化策とボートショー2018について』の案内が届きましたよ。記者会見ですな。

メールに添付されてきたPDFには、「ミス日本『海の日』2017と2018のおふたりがそろいます」みたいな事が書いてあり。「つきましては、ご多忙のこととは存じますが万障お繰り合わせの上」と続き。そりゃ、万障お繰りあわせして出席してきましたよ。


マリン市場規模はリーマンショック前のレベルに

まず最初に登壇したのは、我らがヤマハ発動機会長でもある一般社団法人日本マリン事業協会会長柳弘之氏。
日本マリン事業協会会長柳弘之氏
「マイアミでは早くも来週(2月12日の週)からマリンシーズンがはじまる。今シーズンは少しでも多くの人たちにマリンライフに触れてほしい」とのことで、3月9日にはじまるジャパンインターナショナルボートショー 2018には「5万4000人の来場者を目指す」とのこと。「事務局長に、『志が低い! 6万人狙って!』と言われた」と笑いながら裏話を披露してました。

続いて登場した専務理事の吉海耕一郎氏(名前に「海」が入る!)から、昨シーズンのマリン市場の動向について説明。
日本マリン事業協会専務理事の吉海耕一郎氏

モーターボート、船外機などの出荷金額は対前年比約104%で、2007年のね~マンショック前のレベルを上回るところまで回復。国内市場規模も対前年比108%といい感じに。

ちなみに、新しい船の販売実績は99%で、これは大きめクルーザーより、手の届きやすい5~10m未満程度のものが多く売れているから、とのこと。いくら数が多くても売上はそれほど伸びない、というわけですな。


ボートシェアリングがはじまるかも!?

だいぶ盛り返したとはいえ、まだまだまだまだマリンレジャーに親しむ人を増やしたい! 10年後には今の倍に増やしたい! とのこと。

その方法の中で、もっとも興味深かったのが「マリーナ保管艇を利用する仕組み検討」つまり、個人所有なんだけど殆ど使われておらず、マリーナに停めっぱなしになっているボートをシェアする仕組みを作ろうではないか、というもの。シェアリングの波がここまで……! と感じましたね。

また、「ボート免許、ちょっといいな」と思っている人の背中を押すような仕組みも。

いずれにせよ、マリンレジャーの楽しさをどれだけ情報発信できるかにかかっている、というのが同協会の見解。ボート好きブロガーとして、もっともっと楽しんで、その楽しさを発信していきたいなぁと思った次第ですよ。

今年のジャパンボートショーの合言葉は「ハレ気分」♪

3月8日から11日までパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナで開催される「ジャパンインターナショナルボートショー 2018」(初日10:00~11:30はプレスアワー)。

2017年は、210社が参加し、来場者は5万2000人でした。今年は出展社数が過去最大の222社、来場者数は5万4000人を見込んでいるとのこと。

そして、今までと少し違うのは、パシフィコ横浜会場エントランスやマリーなカフェを、いつもと違う「エモーショナル」にお迎えできるよう演出するということだそうで。「せっかく来たはいいけれど、『質素ね』というお声もちょうだいしていました」とジャパンインターナショナルボートショー委員長竹長潤氏。そこで、「ドキドキとした高揚した気持ちを感じてもらいたい、ハレの気分を感じていただきたい。リゾート気分を味わっていただけるような仕掛けを」施したそうです。

インターナショナルボートショー委員長竹長潤氏

あ、正式なテーマは「海・心満たされる時間・・・」というものなんですけどね。

さて、わたしが今から楽しみにしているのは、2日め金曜日に開催されるプレミアムナイト。実は昨年も行われたんだけど、「2日連続で横浜まで出かけられない~」という軟弱ぶりのため、参加できず。

ちわままさんが楽しんでいらした様子をブログで拝見し、「ぼぼぼ、ぼくも今年は、行きたいにゃ」と鼻息荒くしてしまいましたよ。

会見には新旧ふたりのミス日本「海の日」が登場

鼻息荒くして、といえば、今回の記者会見は、2017年のミス日本「海の日」三上優さんと2018年ミス日本「海の日」山田麗美さんのおふたりが同じステージに立つ貴重な機会。
お美しさにうっとり……。まる1年お務めされた三上さんは、立ち居振る舞い・物腰がものすごくソフィスティケートされており、中に星が舞い降りたみたいに目がキラッキラ。

対する山田さんは初々しくも「才女」を感じさせる女性。これからの成長が楽しみです♪

『FORZA STYLE』干場義雅さんが登場するトークショーやセミナーなど盛りだくさん

ジャパンインターナショナルボートショーは、ただ単にお高いクルーザーやちょっと手の届きそうなマリンジェットなどを見る以外に、カフェエリアで提供される特別メニューや、各種講座、トークセッションなども楽しめます。

ぜひ参加したい! と思っているのは3日め13:50にはじまる『FORZA MARIN STYLE! 干場義雅さんトークショー』。講談社発行の『FORZA STYLE』編集長の干場義雅さんが独自のマリンライフについてお話しされるそうです。

……あれ? これ、初日から3日めまで行くパターン?

なにはともあれ、どんな「ハレ」の気分を味わえる仕掛けが用意されているのか、今から楽しみです。海を眺めるだけでも、日頃の悩みが吹き飛んじゃうんですけどね!

会場に行く際、迷子になってしまい
スズメちゅんとたわむれていた






2017年10月8日日曜日

人間離れした技はまさに超人――大迫力に驚いた「全日本トライアル選手権観戦ツアー」


毎度どうも! 普通二輪免許を取ってから、イベントで2回乗ったきりの管理人です!

モータースポーツの楽しさを広めることでは天下一品のヤマハ発動機さんからご招待いただいて、愛知県岡崎市にある「キョウセイドライバーランド」で開催された「全日本トライアル選手権観戦ツアー」に参加してきましたよ♪

画像
今回のお土産は新デザインのヤマハキャップとマフラータオル、そしてセンスのいい扇子

トライアルとは

昨年、ツインリンクもてぎでロードレースを、スポーツランドSUGOでモトクロスを観戦。今回は二輪レースのみっつめのもの、トライアルを初観戦です。

コースを周回するロードレースや、道なき道をモトクロスバイクで走るモトクロスレースはなんとなくわかるけど、「トライアル」とは……?

というわけで、トライアルレース観戦を楽しむミニレッスン。

先生は、新入社員、ピチピチの武藤さん。

簡単にいえば、ライディング技術の正確性を競うものだそうです。なので、みんなで一斉にスタートして、誰がどの順番でゴールに到着したか、ではなく、時間内に「セクション」と呼ばれる“難所”(本当は採点区間)をクリアできるかどうかが競われる。

いや、まさに難所。後ほど競技を観戦した際に「ここをバイクで登るんかい?!」と驚愕するようなコースでした。……って、これ、コースなのか?

セクションは全部で10〜15ほど。さらに攻略が難しいセクションふたつに「SS」セクションがあります。高さ2m近い垂直の壁とかね。

問題なく攻略できれば「Clean」。足を1回着いてしまったら減点1、2回なら減点2、3回なら減点3、失敗(転倒、後退、エンジン切れ、コースアウト)してしまった場合は5点が減点されます。

で!

合計得点の高い順に順位が決まる、というわけ。

セクションを走る順位は、いわゆる「下位」の選手から。なので、最初はハラハラ・ドキドキしながら見ることになりますな。

トライアルレースのルールはゴルフに似ていて、ホールを回るようにセクションを回り、キャディーさんを従えるようにアシスタントと組んで勝負をします。「どちらもイギリスが発祥だからかも?」とは、今年広報グループに異動になった堀江さん弁。こういう豆知識を教えてもらえるのもヤマハ発動機イベントのいいところ。

ちなみに、名古屋駅からキョウセイドライバーランドまで1時間半、出していただいた送迎バスの中で2016年のトライアルレース動画を見させていただいたんだけど、「こんなところ、バイクで登るんかい?!」だけじゃなく、失敗してしまってバイクが上から落ちてきたりとか、ものすごい傾斜地でバイクが倒れてしまってそれを引っ張り起こしたりとかいう場面もいくらかあった。バイクの重量を知ってしまったわたしたちは「どうやってあの重いものをあんなところで取り回すのか?!」と謎が頭の中をぐるぐる。

実はトライアル用のバイクはとても軽くできているのだそうです。どれも100kg未満。ちなみに、ヤマハ発動機のトライアル用マシン(TYS250Fi)は80kg未満にまで削ぎ落としているそうです。

軽ければ軽いほどいいのだけれど、最低ラインも決まっているとのことで、それは70kg。それより軽いものは認められないとのこと。そりゃそうだよね〜。

観戦中に聞いた追加情報としては、タイヤの空気圧はかなり低めに設定しているとか。高速走行では空気圧高めだけど、これは低速走行だし、低めの圧じゃないと接地面積が減ってしまうしね。

今日、特に応援したい選手はゼッケン2番の黒山健一選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)とゼッケン3番の野崎史高選手(YSP京葉×KWN OKUYAMA RACING)。1位につけている小川友幸選手(HRCクラブMITANI)を逆転できるのか?!



崖をバイクが登る!

いや、誇張でも何でもなく、本当に。崖を! バイクが! 登るんですよ! ジャッキー・チェンがたくさんいる! とか思ってしまった。

みんながみんな、スーパーマンなわけですよ。

こんな山や。

こんな崖や。

こんな岩をバイクで攻略していくわけですよ。コースじゃないところで、しかもバイクどころかスニーカーを履いた二足歩行していても転ぶのに!
上の3枚の写真でわかるように、コースのすぐそばまで近寄って観戦できます。だから、選手との距離がものすごく近い。バイクの排気ガスの臭い、タイヤが巻き上げる泥しぶき、砂埃などを感じながら見られる。

もちろん、うまくいけば選手の緊張感や失敗した時の悔しそうな顔、ちょっとおどけた顔なども見ることができます。アシスタントとの会話も聞こえるぐらい近い。だから迫力も、今まで観戦したレースとは桁違い。

初代全日本トライアル選手権チャンピオンで現在はYAMAHA FACTORY RACING TEAMの監督をつとめていらっしゃる木村治男さんが、要所となるセクションを選択してくださり(しかも解説付き!)、選手たちが攻略していく様子を観戦します。

ふたつの難所をじっくり観戦した後、上位10位以内の選手たちだけがトライできる最難関セクションの前に移動。ここで勝敗が分かれます。

決勝?!

30分ほど待っていると選手たちが三々五々集合。ヘルメットを脱いで、マシンも連れてきていない。どうやって攻めるかを確認しに来た、というわけですな。

念入りにチェックしたり、攻略方法をイメージしていく黒山選手。ときどきほかの選手と談笑もしていて、見ているわたしたちも、ちょっと緊張が和らぎました。


が!

いざ、競技が始まると、大きなタイヤを乗り越えられない選手や、そこを乗り越えたのに次のブロックで失敗してしまう選手も……。黒山選手の前に2人ほど垂直の壁を乗り越えられた選手がいたので「これならイケる!」とわたしたちの期待も高まります。

そして、黒山選手の番が……!





下って上るブロック、大きな2つのタイヤ、組み上げられた3つのブロックを難なく攻略し「こりゃ、安牌」と思っていたところ、最大の難所、垂直の壁のところで失敗。だけど、観客からは惜しみない拍手が送られていました。

実は、この試合の前に足を痛めていたという黒山選手。試合後、びっこを引いていたので「大丈夫ですか?」と声をおかけしたところ、「最後のところでさらに足をくじいてしまった」とのことでした。ううう、お大事にしてください……。

試合が終わって……
優勝は逃しましたが、見事3位に入賞。「マシンの調子も体の調子も整えて、今年最後のレースではてっぺん目指します!」という力強い言葉を表彰台の上から話していた黒山選手。ぜひとも優勝してほしい!

最後は黒山選手とその愛機を前に記念写真をパシャリ。

会社でチームを持っているところは珍しい、とのことだけど、「Revs Your Heart」のヤマハ発動機。またしてもわたしたちに感動を与えてくれました。

黒山選手を支えたマシン
こんなに華奢なのに、岩や崖を登っていくのだ




2017年9月14日木曜日

“けもの”じゃなくて“アニマル”な動きで体をしなやかにするTIPNESSの『アニマルエナジー』体験会に行ってきた!


はいはいはい! 運動が苦手な管理人ですよ!

階段を少し上がるだけで息切れするし、1分間も走っていられないし、これから先、老化したらますます体が動かなくなるのではないかと心配になる今日このごろ。

「走ればいいじゃん」と簡単に言われるけど、ことはそう簡単ではないのよね。運動するにも正しい方法じゃないと逆効果になるとかならないとか。柔軟体操ぐらいは続けているけれども。

とはいえこのままでは体が動かなくなるのはもちろんのこと、体重や体力的にもかなり危険なところまできているワタクシ。そんなところにアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)さんから「TIPNESSの体験に参加してみませんか」というお知らせが届いた。

TIPNESSは、関東から関西まで120店舗以上30万人近い会員を抱えているフィットネスクラブ。

出典:株式会社ティップネス経営状況

オレンジ色の看板を見たことがある人も多いかもしれませんね〜。わたしの中では、プール併設が多い、ということでポイント高めのフィットネスクラブです。

現在の悩み&高ポイントということで、すぐさま応募。なんと200人以上の中から選ばれた約30人の中に入り込むことができました。

駅チカで便利


会場となった「ティップネス 東新宿」は東新宿駅直結のビルの中。そのビルも完成したばかりなのでクラブの中もピカピカですがな。

 受付を済ませて、書類を書いている間に本日のプレゼント、ウィダーinゼリー、VAAMウォーター、UNIQLOのスポーツウェアが手渡されました! これはテンション上がる!
まずは、ウィダーinゼリーを口にして、それから更衣室へ。この日いただいたウェアを着てもいいんだけど、持参したものを今回は着用。

そして『コンディショニングスキャナー』で調子測定を。

これ、両手の指(各一本)を機器に当てるだけでその日の調子を“見える化”してくれ、その日、どこまで運動できるのか、すればよいのかがわかるという画期的なマシーンなのね。調子の良し悪しって、自分の感覚に頼るところが大きくて、「もしかしたら、今日は調子が悪いと思っていたけどいいんじゃない?」とか勘違いしがち。そこで、きっちり見える化しましょう、というシステムがこれ。
プレスリリースより
体調は「しっかり運動」「回復を意識」「ほどよく運動」「ゆっくり回復」と運動強度の高いものから順に4つに分類される。
ちなみにわたしは「S-」。前々日からの徹夜がたたったのでしょうかね。あと、涼しくなりかけているからエアコン無しで就寝していて寝付けないというのもあるんだけれど。「ゆっくり回復」を心がけた運動をすることになりましたん。

「アニマルエナジー」は、海外で人気の動物の動きをモチーフにしたファンクショナルトレーニングプログラム。身体の機能性を高めるようにする運動っていうことでしょうかね。
普段の動きではもちろん、エアロビや筋力トレーニングなどでもなかなか使わない部位の筋肉を伸ばしたり使ったりすることで、しなやかな体を手に入れられると同時に、身体力の回復も見込めるそうです。

今回のイベントでは、先行体験会としてこのプログラムを開発した浜田さんと各教室のトレーナーに向けた講習で講師を務めている中西さんから直接教われます! アニマルだけに。
左から中西さんと浜田さん

「S-」だけど楽しく汗をかけた!

さて、プログラム中は自分で写真を撮れないので、クラブ側の人が撮ってくれましたよ。

…………高校生のころには、創作ダンス部顧問から直接「うちに入らない?」とオファーされたのに……今は動きを真似するのも難渋してますわ。

でも、45分間のプログラム中、同じ動きを何度も説明してくださり、そのあと通しで動くので、最終的にはなんとか型を真似して動けたような。

1分間も走れないのに、これは楽しくて、汗を散らしながら、くたくたになりながら、最後まで動き通すことができました。

ちなみに、アニマルエナジー体験前と体験後で、オーバーヘッドディープスクワット、インバーテッドハムストリングス、ツイストヒップタッチの3つの方法で、体幹の安定具合や柔軟性などをチェックしたんだけど、目に見えて変化が現れたのは「ツイストヒップタッチ」。肩幅に足を広げてたった状態で、状態を左右にひねり、両手でお尻を触れるかどうか、というものなんだけど、体験前では左はタッチできても右に体をひねることができず左手でお尻を触れなかった。

それが、体験後はどちらへもスムーズに体をひねってタッチできるようになったのね。すごい。

このプログラムがはじまるのは10月1日から。近所にはTIPNESSないけれど、沿線にはあるので、また行きたいなぁ……。
いい汗かきました!
なんと、手書きのメッセージをいただいた
 




2017年8月26日土曜日

わたしにも釣れた! ヤマハ発動機主催『ゼロから始めるボートフィッシング講座』体験会♪

毎度どうもっ! ついこの間、ヨットデビューした管理人ですっ。デビューって言っても、乗せてもらって出航しただけだけどね!

あれ以来、真夏の青空に出会っていないなぁ〜8月に入ってから21日間も連続して雨降りか〜海で夏を満喫したいなぁ〜

などと思っていたら、ヤマハ発動機さんから「『ゼロから始めるボートフィッシング講座』を体験してみませんか?」というお誘いをいただきましたん。しかも、BBQもついてくるとか!

というわけで、8月24日、神奈川県浦賀にある「サニーサイドマリーナウラガ」でボートフィッシングを楽しんできましたよ♪

※この記事には、イソメという細長い生き餌を釣り針につける様子や、釣った魚の写真などを含みます。苦手なかたはご覧にならないことを推奨いたします。

キャプテンとしての準備も学べるマリン塾

会場であるサニーサイドマリーナウラガに到着してから、“すぐ乗船”というわけではありません。「講座」ですからね、しっかりとレクチャーしていただきます。

本日の講師は村田先生と小林先生。村田先生はものすごくお若いんだけれど、お父さんが釣り好きだそうで、小さい頃から釣りの極意を教わってきたんだとか。その極意についてはもうちょっとあとのほうで書くことにして……。
教室に着いたら、長机の上に何やら長いものとかが置いてある。

竿だ!
ウヒョー! これはテンション上がる!

実はこのゼロから始めるボートフィッシング講座には、釣り竿やリールなど釣具一式が込みなんだそうで、終わったらお持ち帰りできてしまうのです。

下調べしていなかったおかげで、嬉しさ倍増w

黒い紙袋の中にはマリン塾の今回の講座用のテキストとさまざまな案内の紙が、そしてそこから出ているのは釣り竿リール、それから仕掛けと錘、天秤と呼ばれる釣り道具一式。

子どもの頃、渓流釣りで使っていた釣り竿は、確かスライド式だったから、組み立てるのははじめて。でも大丈夫。どうやって組み立てるか、そしてリールを取り付けて糸を通すかというところも丁寧に教えていただけます。
糸通しにみんな格闘中
糸を竿に通し終わったら、天秤と錘を取り付けるところまでが陸での作業。
続けて、キャプテンとしての心構えや準備編に移ります。

出航前日に欠かせないのが天候の状況チェック。晴れ、雨、曇、いずれでも船は出せるけど、風が強い日にはNG。波が出て船が揺れるため、楽しくない体験になっちゃいますからね。

船出・帰港の時刻を決めたら釣りの場所もしっかりチェック。実際に船を出したら、船を返す時間のことも考えて「沖上がり(港へ戻りはじめること)」のタイミングもしっかり図ります。

釣れる魚の種類もチェックしたら、いよいよ乗船ですよ!

2艇に分かれて乗船――気になる釣果は?
今回の参加者は7人。ヤマハ発動機の広報 石田さんと加藤さん、それに先生2人を合わせると11人。なので2艇に分かれて乗船します。
釣り場は船を出してからわずか5分程のところ。どうやって探すか、というと、ソナーなどを使いますよ。
まず、海図には海底の等高線が表示されているからそこの幅がゆるやかなところまで行きます。そして、次にソナー表示にして海底がなだらかであることを確認。もし岩とかがゴツゴツしていると釣り針などの仕掛けが引っかかってしまいますからね。

ちなみに、今回釣りたいのは「キス」。砂地にいる魚だということだそうで。ああ、キスの天ぷらとか食べたいよね……。

仕掛けに使う餌は生き餌で「イソメ」という虫。ミミズのような長さで短い足がたくさん生えています。そして人の手に噛み付こうとする^^;

“虫が苦手”“ヌルヌルして扱いづらい”を克服する方法――そう、それこそが村田先生が教えてくださる極意なのです。それは、片栗粉を使うこと。
取り出したイソメに……
片栗粉をまぶしていきますよ♪
ちぎったところがヌルヌルしていても扱いやすい
イソメは長すぎるので、半分にちぎります。尾のほうは切り口から、頭のほうは口から針を刺していき、釣り針全体に通すようにします。こうすることで餌だけを持っていかれずに済むのだとか。

そんなこんなの最後のレクチャーを受けたところで、ポイントに着きました♪
青空と凪いでいる海!


日焼け対策のためキャップ、サングラス、タオル……
走っているボートに乗るのは慣れていても、エンジンを止めているボート上にいるのはほぼ初体験。この日は風が少なく、波も穏やかで、どちらかといえば海面が止まっているかのように見えるほどだったんだけど、意外と揺れる。

そのため、落水するんじゃないかとへっぴり腰になってますwあと、この日を楽しみにしすぎていて、前日なかなか寝付けなかったから寝不足で頭がぐらぐらしていることも影響しているかも←子どもか!

などと言っていたら、この日最初のヒットが!
シロギス……ではなく、クラカケトラギスでした。18cmぐらい。ミッ●ーマウスのような模様が特徴的ですな。

テンション上がる!

餌を新しくつけ直して、エイヤッと釣り針を投下すること3分。またしても釣れました。
もしかしてわたし、釣りの才能あるんじゃない?
とか考えているところ
しかも、今回は2匹同時。上にはトラギスの仲間で、多分コウライトラギスかな。下にはベラ。おいしくないから普段はそのままリリースしてしまうような魚だそうです。とはいえ、食べられないことはないので、釣果としてボート内のいけすに入ってもらうことになりました。

……と、ここまで調子に乗っていたわたしですが、前日の寝不足がたたってほぼダウン。手先を使う作業がままならないため、のんびりと過ごすことに。

後半戦はほかの参加者さんもヒットヒット! 本日のターゲットであるシロギスや、食べたら絶対美味しいカワハギなどが釣れましたよ♪
シロギス、美しい!
カワハギ、大きい! そして美味しそうw

昼間っから、青い空と開放的な海を見ながら飲むビールとBBQ

陸に上がったら、これまた楽しみにしていたBBQの時間です。もちろん、さっき釣れた魚たちもおいしくいただきますよ♪
他方に乗船していたチームがえらいたくさん釣っていたようで、まな板の上が賑やかになりました。それにしても、カワハギの存在感は圧倒的。あと、トップ画像に使わせてもらったオコゼも大きかった。

魚は、先生たちが捌いてくださいました。こんなことまでできるのね。
捌いているところを見学中

そして、肉肉肉、魚、ビール!
肉を焼く手つきが慣れている石田さん
トラギス類のホイル焼き。おしゃれ
わたしの釣ったベラ(真ん中)と
どうやらトマキさんが釣ったらしいキュウセンは塩焼きに
カサゴのお造り
おしゃれな塩焼き。センスがいいなぁ

シロギスとトラギスの天ぷら
立派な尻尾はキュウセンのものらしい
どれもこれもとてもおいしかったけど、カワハギの肝を使った「肝醤油」で食べたオコゼとカワハギの刺身は絶品でした。これについては村田先生も「あと2カ月もしたら、カワハギの肝がもっと肥えてくるから、そのときにまた釣りに来てください。こんなおいしいものがあるのか、と思いますから!」と教えて下さいました。そうか、10月ぐらいが食べごろなのね。

で!

サニーサイドマリーナウラガでまた釣りをしたい!

またここに来てボートフィッシングを楽しみたいなぁと思ってしまったわけだけれど、はじめてボートをレンタルするには安全講習受けないといけないんでしょ? そう何回もここに来られませんよ? と思っていたら、なんと浦賀では安全講習を受けなくても借りることができるんだとか。

「だって、こんなにまっすぐなんですから、危ないところないですよ(笑)」と村田先生。確かに。

釣り道具もあるし、やり方もわかったし、また来ちゃいますかね、サニーサイドマリーナウラガに。船上BBQ用の道具もわずか540円ほどでレンタルできちゃいますしね!

ゼロから始めるボートフィッシング講座」は、2級小型船舶操縦士免許を取得していれば受講可能。前述の通り、釣具一式用意してもらえるので、まさに手ぶらで、ゼロから始められます。免許を取ったはいいけど、どうやってゲストを楽しませればいいのかわからない……という人は、受講しておいて損はないのではないでしょうかね。

このサニーサイドマリーナウラガでは、本当はまだこの講座をはじめてはいなかったんだけど、今回はブロガーイベントということで特別に開講していただきました。あと、BBQ施設をお借りするのも特別に配慮していただき、釣ってから食べるまでを堪能することができました。

ヤマハ発動機の加藤さん、石田さん、そしてサニーサイドマリーナウラガの村田さん、小林さん、夏の日の良い思い出をありがとうございました!
最高の釣日和! #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA