ラベル 小型船舶免許 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 小型船舶免許 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年7月6日土曜日

この週末は「マリンカーニバル 2019 in アーバンドックららぽーと豊洲」なんてどうでしょう?


う~みよ~お~れ~の~う

ということで、毎度どうも! 小型船舶2級免許があるのになかなか活用できない管理人です!

マリンスポーツにはいい季節になってきましたね。それに先駆けて、一般社団法人 日本マリン事業協会による「マリンカーニバル 2019 in アーバンドックららぽーと豊洲」が開催されていますよ。

シーサイドデッキには体験型アクティビティたっぷり


シーサイドデッキでは、日本発の世界中で活躍しているマリンエンジンや、エンジン付きのボート、水上オートバイなどを展示。コックピット内も見られます。


とはいえ、会場に入って最も目を引かれたのは、ビッグサイズの特設プール。そしてその横には何やら楽しげなものが……



なんとこれ、中に入って水上を移動できるというもので、「ウォーターローラー」というものです。レジャー施設で見たことがある人もいるのでは? 通常であれば、お金を払わないと遊べませんが、イベント中は、無料で遊べちゃうのです!!!これは体験したかった!

そのほか、カヌーやゴムボートでパドリング体験も、この特設プールで実施しています。

そのほか、陸上展示してある本物の小型ヨットで操船体験ができたり、まるでサーフィンをしているかのようなトリックアート写真を撮れたり……

雨が降ったら室内アクティビティをどうぞ


残念ながら、期間中の東京・豊洲の天気は雨模様の予報。「せっかく足を運んだのに、雨降りで楽しめなかった……」では残念ですよね。

そんなことのないように、室内でも楽しめるアクティビティが用意されていました。

一例を挙げれば、レゴのミニキットをその場で組み立てて、完成品を持ち帰れる「LEGOで作ろう」や、海にまつわるモチーフを選んで色を塗って自分だけの缶バッジを作る「塗り絵缶バッジ作り」など。これらは、建物内のセンターポートで開催されています。

「小型船舶操縦士免許に興味があるんだけど、どんな勉強をすればいいのかわからない」「そもそも自分にも取れるのか」という人には、ボート免許の学科講習体験会も。

こちらは16歳以上が対象で先着30人までの予約制。今回のイベント分の事前予約は終わってしまっていますが、次回も同様の体験会が開催されるかもしれないので、チェッしておきたいところです。

そしてこの体験会、参加無料なのに、スクールで学ぶのと同じ内容のため、「学科講習過程を修了したもの」とし、「お得に」免許を取れるそうです。……普通にうらやましい。

すり鉢状のメインステージエリアにも降りてみて


メインステージでは、釣りママタレント みっちぃさんによるトークショー&フィッシングイベント、実力チームによる「フラ・タヒチアンタンスショー」も行われます。

この週末、「雨が降ったり止んだりしていて、お出かけする場所が決まらないなぁ」と悩んでいるのであれば、豊洲まで足を伸ばしてみるのはどうでしょうか。

遊び疲れたら、
雨降りならショッピング
晴れならば海をボーッと眺める
なんていうのもいいかもしれませんね。ボートだけに!


期間は76日から7日。時間は10:0019:00。場所は三井ショッピングパーク アーバンドックららぽーと豊洲(東京都江東区豊洲2-4-9)。詳細はこちらからどうぞ。



なお、ブロガー含むメディアの人たちは、ボートクルージング体験もさせてもらいました。ららぽーと豊洲から建設中の競技施設や晴海客船ターミナル、品川台場跡、レインボーブリッジなどを海から眺めましたよ。船の右側左側をタイムラプスで撮りましたので、お時間あるときにどうぞ♪





2019年3月7日木曜日

もうすぐマリンシーズン――『ジャパンインターナショナルボートショー 2019』はじまったよ!

毎度どうも! 港に駐車して昼寝するのが大好きな管理人です! 熟睡できます!

横浜で仕事していたときは、週に1度は赤レンガ倉庫を抜けた埠頭で昼寝していたんですけどね。今はきれいになっちゃってできないですね!

それと小型船舶操縦士免許2級を取ったのが関係しているのかどうかはわからないけれど、何の因果か、海でも活動できるようになりましたよ。ボート持っていないけどね!

前置きはこれぐらいにして、『ジャパンインターナショナルボートショー 2019』が3月7日にはじまりましたよ。会期は4日間なので、10日(日)まで。

事前説明会に参加できなかったけど、公式サイトによれば、今年のテーマは「海・心満たされる時間…」とのこと。

『2018』で気になっていたブースをのぞいた結果は……?

今年、絶対に見たい! と思っていたのは、昨年、ヤンマーが参考出展していた「揺れにくいボート」サスペンションシステム付き未来型コンセプトボートがどうなったか、というもの。残念ながらブースには展示されていなかったよ……。ヤンマー・マリンプレジャーサイトを見ても、特に情報はなく。残念!

https://www.yanmar.com/jp/news/2018/03/08/39652.html より
ヤンマーブース。かっこよい
それから、もう一つ気になっていたのが、トヨタの「LEXUS Sport Yacht Concept」。宇宙船みたいな外観の、超高級艇で、中身を見られなかったので、「今回は見たい!」と鼻息を荒くしていたんだけど、こちらも展示されていなかった。

とはいえ、こちらは2019年後半に発売されるということなので、どこかで見られるかもしれない。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20180908.html より


ホンダはなぜか船外機推しになってたw

スズキ。中身が見えているのかっこいい


ヤマハ発動機のボートはシステム周りも便利に

キラキラグリッター珍しい。『SR-X 24』

ボートの操作で一番難しいのは着岸だと個人的に思っているし、これが苦手だという人も結構多い。車庫入れと同じ、って考えればいいんでしょうけど、経験が足りないこともあり、緊張してわけがわからなくなるみたい。

で!

ヤマハ発動機では、ふたつの船外機をゲーム感覚で操船できる『ヘルムマスター』という、船外機用操船制御システムをスウェーデンのVolvo Penta社と共同開発していて、これがまあ、ジョイスティックで操作するもんだから、本当にゲームみたいに扱える(らしい)。

ヘルムマスターで、「コレは便利!」と思ったのは、アンカリングしなくても、船が動かないようにしておいてくれること。魚釣りをしたい、ちょっと昼寝したい、というときに、わざわざアンカーを下ろすのは面倒くさい。上げるのはもっと面倒くさい。それがいらない、というだけでも魅力的だなぁと。

「ヘルムマスターってどんなの?」という人向けにシミュレーターも展示。ボートショーじゃないとなかなか触れられないので、この機会に足を運んでみる、というのもありじゃないでしょうか。
ヘルムマスターは、シミュレーターで体験可能
もうひとつのトピックスは、スマホやタブレットのようにタッチして表示を切り替えられる『CL7』。ボートのコックピットには、エンジン回転数、速度、水深計、海図、GPS情報など、さまざまな情報を表示するメーターなどが備え付けられているんだけど、それをひとまとめにしたのが、このCL7。
タッチで切り替えられる『CL7』
魚群探知機やマリンカメラなどはオプションだけど、拡張性が高いのがいい。表示させているものは、Wi-Fiで手元のスマホやタブレットに飛ばせるから、コクピットが見えない位置にいても、船の状況が、まさに手に取るようにわかる。

ちなみに、サブディスプレイを追加すれば、そちらに別の情報を表示させられるし、手元のスマホやタブレットで、どちらの情報を表示するかも切り替えられるとか。魚群探知機を見つつ、エンジン情報も大画面で確認したい、という人には、サブディスプレイがあったほうがいいかも。

画面分割できるし、常時表示するものを簡単に変えられるから、「どうしても必要なんじゃーい!」という人向きだとは思うけど。
タッチパネルのCL7にタッチできる展示
ヘルムマスターを装備しているのはスポーツクルーザー『SR330』、CL7を搭載しているのは『YFR-27 EX』と『YFR-24 EX』。
コクピット内に装備されたヘルムマスターのジョイスティック
かっこいい
ヤマハ発動機 上席執行役員 マリン事業本部長 臼井博文氏は、「海外では、大型の船外機が、国内では中・大型ボートの需要が堅調で、水上オートバイも販売増加。会員制マリンクラブ『シースタイル』は会員数が2万3000人を超え、今年度は新たに『シースタイルプレミアム』も導入。スマホやタブレットで学科試験の勉強ができるヤマハボート免許教室の『スマ免』では、新たに小型船舶操縦士免許1級と小型特殊免許コースも展開し、手軽にマリンスポーツを楽しんでもらえればと思います」とプレスブリーフィングでお話されていました。
臼井博文氏
会場で、ヤマハボート免許教室への申込書をもらって、5月末までに受講すれば、最大1万円OFFという特典もあるので、夏までに免許を取りたい、という人は、イベントチケットを買ってでもここで申し込むことをオススメしますよ!
会場で受け付けているw
免許は合計3日で取れますからね。自動車の免許よりも簡単よ~。

ヤマハ「女性限定2級ボート取得コース」第1日目!学科講習を受けてきた!
ヤマハボート教室実技編!―小型船舶免許取得に向けて

マリンスポーツだけじゃないボートショーの楽しみ方

会場となっているパシフィコ横浜は、みなとみらい駅直結の建物。直結とはいえ、ちょっと歩くよねー。あと、電車が混んでいるから、立ちっぱだよねー。足が棒だよねー。と思っていたら、マッサージマシン的な何かが展示してある。

「これは何だろう?」と思っていたら、座るよう促され、腰や足が楽になるのを実感。いろいろ説明を受けているうちに、すっかり足が軽くなったこちらの製品は『スペースヤマト』という管理医療機器。介護施設や福祉施設などでリハビリ用にも使われているとのことで、お値段は高め。

だが!

会場で申し込めば3万円以上の割引価格で買えるのだ!

というわけで、気になった人はマッサージしてもらうといいかも。自宅にある『もみギア』とは比べ物にならないほど気持ちよかったので、是非体感してほしい! Amazonでも売っているので、どんなものか事前チェックすることもできますよ。


お子さんと一緒に楽しめるのが、『チーム美らサンゴ』のコーナー。沖縄から連れてきたという魚やサンゴ(水槽に入ってるよ!)について学んで、簡単なクイズに答えれば、ステッカーがもらえるというもの。
沖縄からはるばる!
“サンゴ礁”というと、大きなサンゴの塊をイメージするかもしれないけれど、あれらはとてもとても小さな生き物の集合体。ちょっとの環境の変化でも死んでしまうような繊細な生き物なんですよね。
実は骨
こういうところで、ちょっとでも興味を持ってもらえれば、海水浴に行ったときに、ゴミをポイ捨てしないような大人に育つんじゃないかな……と思うのだけど、期待しすぎかしらん。

いずれにせよ、ボートショーは、マリンスポーツを楽しむ人だけが行くような、そんな特別な場ではなくて、普通に、「海が好き」な人であれば、誰でも楽しめるようなイベント。

体験型展示を楽しむもよし、海を感じさせるアイテムを買うもよし、疲れたら休憩するもよし、しかも丸一日楽しめる(雨が降っても大丈夫)ので、週末のお出かけ候補にどうでしょうか。

午後に別の予定が入っていたため、開会した10時から12時までの2時間しか居られなかったけど、ちょっとだけ「心満たされる時間」を味わえましたん。

……2018年のボートショーのレポートがブログにないなぃぁと思ったら、ブログではなくGetNaviWebに書いていたことが判明。管理人のまじめ文章が読めます。

2018年2月10日土曜日

そっちじゃない「ハレの日」を演出したい! 今年の「ジャパンインターナショナルボートショー」は一味違うらしい


毎度どうもっ! 海の女になりきれていない管理人です!

昨年11月にはじめて自分で最初から最後まで操船する(しかも中断なし!)経験をしたものの、その後は全くボートに乗れていません。乗りたいぞー。

で!

そんなわたしの叫びが届いたのかどうかは知りませんが、日本マリン事業協会主催『マリン市場の活性化策とボートショー2018について』の案内が届きましたよ。記者会見ですな。

メールに添付されてきたPDFには、「ミス日本『海の日』2017と2018のおふたりがそろいます」みたいな事が書いてあり。「つきましては、ご多忙のこととは存じますが万障お繰り合わせの上」と続き。そりゃ、万障お繰りあわせして出席してきましたよ。


マリン市場規模はリーマンショック前のレベルに

まず最初に登壇したのは、我らがヤマハ発動機会長でもある一般社団法人日本マリン事業協会会長柳弘之氏。
日本マリン事業協会会長柳弘之氏
「マイアミでは早くも来週(2月12日の週)からマリンシーズンがはじまる。今シーズンは少しでも多くの人たちにマリンライフに触れてほしい」とのことで、3月9日にはじまるジャパンインターナショナルボートショー 2018には「5万4000人の来場者を目指す」とのこと。「事務局長に、『志が低い! 6万人狙って!』と言われた」と笑いながら裏話を披露してました。

続いて登場した専務理事の吉海耕一郎氏(名前に「海」が入る!)から、昨シーズンのマリン市場の動向について説明。
日本マリン事業協会専務理事の吉海耕一郎氏

モーターボート、船外機などの出荷金額は対前年比約104%で、2007年のね~マンショック前のレベルを上回るところまで回復。国内市場規模も対前年比108%といい感じに。

ちなみに、新しい船の販売実績は99%で、これは大きめクルーザーより、手の届きやすい5~10m未満程度のものが多く売れているから、とのこと。いくら数が多くても売上はそれほど伸びない、というわけですな。


ボートシェアリングがはじまるかも!?

だいぶ盛り返したとはいえ、まだまだまだまだマリンレジャーに親しむ人を増やしたい! 10年後には今の倍に増やしたい! とのこと。

その方法の中で、もっとも興味深かったのが「マリーナ保管艇を利用する仕組み検討」つまり、個人所有なんだけど殆ど使われておらず、マリーナに停めっぱなしになっているボートをシェアする仕組みを作ろうではないか、というもの。シェアリングの波がここまで……! と感じましたね。

また、「ボート免許、ちょっといいな」と思っている人の背中を押すような仕組みも。

いずれにせよ、マリンレジャーの楽しさをどれだけ情報発信できるかにかかっている、というのが同協会の見解。ボート好きブロガーとして、もっともっと楽しんで、その楽しさを発信していきたいなぁと思った次第ですよ。

今年のジャパンボートショーの合言葉は「ハレ気分」♪

3月8日から11日までパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナで開催される「ジャパンインターナショナルボートショー 2018」(初日10:00~11:30はプレスアワー)。

2017年は、210社が参加し、来場者は5万2000人でした。今年は出展社数が過去最大の222社、来場者数は5万4000人を見込んでいるとのこと。

そして、今までと少し違うのは、パシフィコ横浜会場エントランスやマリーなカフェを、いつもと違う「エモーショナル」にお迎えできるよう演出するということだそうで。「せっかく来たはいいけれど、『質素ね』というお声もちょうだいしていました」とジャパンインターナショナルボートショー委員長竹長潤氏。そこで、「ドキドキとした高揚した気持ちを感じてもらいたい、ハレの気分を感じていただきたい。リゾート気分を味わっていただけるような仕掛けを」施したそうです。

インターナショナルボートショー委員長竹長潤氏

あ、正式なテーマは「海・心満たされる時間・・・」というものなんですけどね。

さて、わたしが今から楽しみにしているのは、2日め金曜日に開催されるプレミアムナイト。実は昨年も行われたんだけど、「2日連続で横浜まで出かけられない~」という軟弱ぶりのため、参加できず。

ちわままさんが楽しんでいらした様子をブログで拝見し、「ぼぼぼ、ぼくも今年は、行きたいにゃ」と鼻息荒くしてしまいましたよ。

会見には新旧ふたりのミス日本「海の日」が登場

鼻息荒くして、といえば、今回の記者会見は、2017年のミス日本「海の日」三上優さんと2018年ミス日本「海の日」山田麗美さんのおふたりが同じステージに立つ貴重な機会。
お美しさにうっとり……。まる1年お務めされた三上さんは、立ち居振る舞い・物腰がものすごくソフィスティケートされており、中に星が舞い降りたみたいに目がキラッキラ。

対する山田さんは初々しくも「才女」を感じさせる女性。これからの成長が楽しみです♪

『FORZA STYLE』干場義雅さんが登場するトークショーやセミナーなど盛りだくさん

ジャパンインターナショナルボートショーは、ただ単にお高いクルーザーやちょっと手の届きそうなマリンジェットなどを見る以外に、カフェエリアで提供される特別メニューや、各種講座、トークセッションなども楽しめます。

ぜひ参加したい! と思っているのは3日め13:50にはじまる『FORZA MARIN STYLE! 干場義雅さんトークショー』。講談社発行の『FORZA STYLE』編集長の干場義雅さんが独自のマリンライフについてお話しされるそうです。

……あれ? これ、初日から3日めまで行くパターン?

なにはともあれ、どんな「ハレ」の気分を味わえる仕掛けが用意されているのか、今から楽しみです。海を眺めるだけでも、日頃の悩みが吹き飛んじゃうんですけどね!

会場に行く際、迷子になってしまい
スズメちゅんとたわむれていた






2017年8月26日土曜日

わたしにも釣れた! ヤマハ発動機主催『ゼロから始めるボートフィッシング講座』体験会♪

毎度どうもっ! ついこの間、ヨットデビューした管理人ですっ。デビューって言っても、乗せてもらって出航しただけだけどね!

あれ以来、真夏の青空に出会っていないなぁ〜8月に入ってから21日間も連続して雨降りか〜海で夏を満喫したいなぁ〜

などと思っていたら、ヤマハ発動機さんから「『ゼロから始めるボートフィッシング講座』を体験してみませんか?」というお誘いをいただきましたん。しかも、BBQもついてくるとか!

というわけで、8月24日、神奈川県浦賀にある「サニーサイドマリーナウラガ」でボートフィッシングを楽しんできましたよ♪

※この記事には、イソメという細長い生き餌を釣り針につける様子や、釣った魚の写真などを含みます。苦手なかたはご覧にならないことを推奨いたします。

キャプテンとしての準備も学べるマリン塾

会場であるサニーサイドマリーナウラガに到着してから、“すぐ乗船”というわけではありません。「講座」ですからね、しっかりとレクチャーしていただきます。

本日の講師は村田先生と小林先生。村田先生はものすごくお若いんだけれど、お父さんが釣り好きだそうで、小さい頃から釣りの極意を教わってきたんだとか。その極意についてはもうちょっとあとのほうで書くことにして……。
教室に着いたら、長机の上に何やら長いものとかが置いてある。

竿だ!
ウヒョー! これはテンション上がる!

実はこのゼロから始めるボートフィッシング講座には、釣り竿やリールなど釣具一式が込みなんだそうで、終わったらお持ち帰りできてしまうのです。

下調べしていなかったおかげで、嬉しさ倍増w

黒い紙袋の中にはマリン塾の今回の講座用のテキストとさまざまな案内の紙が、そしてそこから出ているのは釣り竿リール、それから仕掛けと錘、天秤と呼ばれる釣り道具一式。

子どもの頃、渓流釣りで使っていた釣り竿は、確かスライド式だったから、組み立てるのははじめて。でも大丈夫。どうやって組み立てるか、そしてリールを取り付けて糸を通すかというところも丁寧に教えていただけます。
糸通しにみんな格闘中
糸を竿に通し終わったら、天秤と錘を取り付けるところまでが陸での作業。
続けて、キャプテンとしての心構えや準備編に移ります。

出航前日に欠かせないのが天候の状況チェック。晴れ、雨、曇、いずれでも船は出せるけど、風が強い日にはNG。波が出て船が揺れるため、楽しくない体験になっちゃいますからね。

船出・帰港の時刻を決めたら釣りの場所もしっかりチェック。実際に船を出したら、船を返す時間のことも考えて「沖上がり(港へ戻りはじめること)」のタイミングもしっかり図ります。

釣れる魚の種類もチェックしたら、いよいよ乗船ですよ!

2艇に分かれて乗船――気になる釣果は?
今回の参加者は7人。ヤマハ発動機の広報 石田さんと加藤さん、それに先生2人を合わせると11人。なので2艇に分かれて乗船します。
釣り場は船を出してからわずか5分程のところ。どうやって探すか、というと、ソナーなどを使いますよ。
まず、海図には海底の等高線が表示されているからそこの幅がゆるやかなところまで行きます。そして、次にソナー表示にして海底がなだらかであることを確認。もし岩とかがゴツゴツしていると釣り針などの仕掛けが引っかかってしまいますからね。

ちなみに、今回釣りたいのは「キス」。砂地にいる魚だということだそうで。ああ、キスの天ぷらとか食べたいよね……。

仕掛けに使う餌は生き餌で「イソメ」という虫。ミミズのような長さで短い足がたくさん生えています。そして人の手に噛み付こうとする^^;

“虫が苦手”“ヌルヌルして扱いづらい”を克服する方法――そう、それこそが村田先生が教えてくださる極意なのです。それは、片栗粉を使うこと。
取り出したイソメに……
片栗粉をまぶしていきますよ♪
ちぎったところがヌルヌルしていても扱いやすい
イソメは長すぎるので、半分にちぎります。尾のほうは切り口から、頭のほうは口から針を刺していき、釣り針全体に通すようにします。こうすることで餌だけを持っていかれずに済むのだとか。

そんなこんなの最後のレクチャーを受けたところで、ポイントに着きました♪
青空と凪いでいる海!


日焼け対策のためキャップ、サングラス、タオル……
走っているボートに乗るのは慣れていても、エンジンを止めているボート上にいるのはほぼ初体験。この日は風が少なく、波も穏やかで、どちらかといえば海面が止まっているかのように見えるほどだったんだけど、意外と揺れる。

そのため、落水するんじゃないかとへっぴり腰になってますwあと、この日を楽しみにしすぎていて、前日なかなか寝付けなかったから寝不足で頭がぐらぐらしていることも影響しているかも←子どもか!

などと言っていたら、この日最初のヒットが!
シロギス……ではなく、クラカケトラギスでした。18cmぐらい。ミッ●ーマウスのような模様が特徴的ですな。

テンション上がる!

餌を新しくつけ直して、エイヤッと釣り針を投下すること3分。またしても釣れました。
もしかしてわたし、釣りの才能あるんじゃない?
とか考えているところ
しかも、今回は2匹同時。上にはトラギスの仲間で、多分コウライトラギスかな。下にはベラ。おいしくないから普段はそのままリリースしてしまうような魚だそうです。とはいえ、食べられないことはないので、釣果としてボート内のいけすに入ってもらうことになりました。

……と、ここまで調子に乗っていたわたしですが、前日の寝不足がたたってほぼダウン。手先を使う作業がままならないため、のんびりと過ごすことに。

後半戦はほかの参加者さんもヒットヒット! 本日のターゲットであるシロギスや、食べたら絶対美味しいカワハギなどが釣れましたよ♪
シロギス、美しい!
カワハギ、大きい! そして美味しそうw

昼間っから、青い空と開放的な海を見ながら飲むビールとBBQ

陸に上がったら、これまた楽しみにしていたBBQの時間です。もちろん、さっき釣れた魚たちもおいしくいただきますよ♪
他方に乗船していたチームがえらいたくさん釣っていたようで、まな板の上が賑やかになりました。それにしても、カワハギの存在感は圧倒的。あと、トップ画像に使わせてもらったオコゼも大きかった。

魚は、先生たちが捌いてくださいました。こんなことまでできるのね。
捌いているところを見学中

そして、肉肉肉、魚、ビール!
肉を焼く手つきが慣れている石田さん
トラギス類のホイル焼き。おしゃれ
わたしの釣ったベラ(真ん中)と
どうやらトマキさんが釣ったらしいキュウセンは塩焼きに
カサゴのお造り
おしゃれな塩焼き。センスがいいなぁ

シロギスとトラギスの天ぷら
立派な尻尾はキュウセンのものらしい
どれもこれもとてもおいしかったけど、カワハギの肝を使った「肝醤油」で食べたオコゼとカワハギの刺身は絶品でした。これについては村田先生も「あと2カ月もしたら、カワハギの肝がもっと肥えてくるから、そのときにまた釣りに来てください。こんなおいしいものがあるのか、と思いますから!」と教えて下さいました。そうか、10月ぐらいが食べごろなのね。

で!

サニーサイドマリーナウラガでまた釣りをしたい!

またここに来てボートフィッシングを楽しみたいなぁと思ってしまったわけだけれど、はじめてボートをレンタルするには安全講習受けないといけないんでしょ? そう何回もここに来られませんよ? と思っていたら、なんと浦賀では安全講習を受けなくても借りることができるんだとか。

「だって、こんなにまっすぐなんですから、危ないところないですよ(笑)」と村田先生。確かに。

釣り道具もあるし、やり方もわかったし、また来ちゃいますかね、サニーサイドマリーナウラガに。船上BBQ用の道具もわずか540円ほどでレンタルできちゃいますしね!

ゼロから始めるボートフィッシング講座」は、2級小型船舶操縦士免許を取得していれば受講可能。前述の通り、釣具一式用意してもらえるので、まさに手ぶらで、ゼロから始められます。免許を取ったはいいけど、どうやってゲストを楽しませればいいのかわからない……という人は、受講しておいて損はないのではないでしょうかね。

このサニーサイドマリーナウラガでは、本当はまだこの講座をはじめてはいなかったんだけど、今回はブロガーイベントということで特別に開講していただきました。あと、BBQ施設をお借りするのも特別に配慮していただき、釣ってから食べるまでを堪能することができました。

ヤマハ発動機の加藤さん、石田さん、そしてサニーサイドマリーナウラガの村田さん、小林さん、夏の日の良い思い出をありがとうございました!
最高の釣日和! #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA