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2021年2月9日火曜日

【バイク】愛車のFAZER25に乗れなくなってしまってから修理までの話

 毎度どうも! 二輪車乗るならギア付きがいいよね! と思い込んでいる管理人です! 憧れが強かったしねぇ。

そんなわけで、2019年10月にYAMAHA発動機インド製『FAZER25』を譲ってもらったんだけど、実際によく乗るようになったのは2020年に入ってから。

【バイク】ついにバイクオーナーに! YAMAHA インドの『FAZER25』を譲ってもらったよ!

おっかなびっくりだったしねぇ。

平らなバイク置き場のある場所に引っ越してからというもの、利用頻度が上がり、10分〜30分くらいのお店への買い物に“ちょい乗り”していたのよね。

で!

事件は2021年1月6日に起きた。


セルスターターを数回かけたところで、うんともすんとも言わない状態に。バッテリー上がりまたは電圧低下を疑ったけど、ヘッドライトは点いているし、ドラレコも回っているっぽい。どうすればいいんじゃ〜! と思いつつ、自分ではどうにもできないので、その日は相方の使っているトリシティ155に乗って買い物へ出かけた。

相方が帰宅してから、これこれこういうふうになってしまった、と説明したところ、次の休みの日にNAPSでスパークプラグを探して、交換してくれた。

だがエンジンはかからない。

以前住んでいたところの近所にあった、いろいろなバイクを取り扱っているバイク販売店に電話してみたところ、「即日は無理。2〜3日前、できれば持ってくる1週間前に電話してほしい」旨言われ、修理代の目処がたった10日後くらいに「5日後に持っていきたいのですが……」と伝えたところ、「明日、もう一度かけてくださ〜い」と言われたけど、その後つながらず。

輸入車も修理できそうな別のバイク販売店へ電話すると、「バッテリーの可能性が高いから、バッテリーを取り外して持ってきてくださ〜い」と言ってもらえた。

が!

ここで、野間さん登場。

「バッテリー上がりの可能性が高いから、ACから充電できる充電器を買ったほうがいい。なぜなら、バッテリー上がりを防ぐため、いつでも充電できるようになるから」

とのこと。どの充電器が良いかも教えてもらい、LeicesterCNLのバッテリー充電器を購入。こちらは、急速充電やゆるやか充電、バッテリーのエラーの有無などもチェックしてくれるスグレモノ。何より野間さんがオススメしてくれたものなのて、間違いがない。


翌日午前中に届く予定だったけど、遅れているみたいだったので、とりあえず、バッテリーにアクセスできるようにしておこう、とカウルを外していく。

力ずくでやってしまったため、プラリベットを壊してしまったけれど。

とはいえ、無事にバッテリーが露出。

配線がごちゃごちゃしていることもあり、外すところまではできなかった。そこは相方にバトンタッチ。


届いたこいつと……



つなげてみるも、エラー判定。

放電しすぎたからかもしれない〜と思い、1時間ほど放置していたけど、改善せず。そのままバッテリーをNAPSに持っていき、本当に使えなくなってしまっているのか、もしそうだとしたら、互換品があるかを訊くことに。

NAPS多摩境店はごっつう親切丁寧

到着してすぐに、手の空いているスタッフに声をかけ、バッテリーを見てもらったところ、「ああ、もうダメになっていますね」とのこと。車種を伝えて、互換品を探してもらうことにした。

輸入車の悩みは、店内においてある冊子で互換品を探せないことなのよね。だから、スタッフのかたに、すごい負担を強いることになってしまう。

「探すのにお時間いただきますので、店内でお待ちいただけますか」と嫌な顔ひとつせず提案してくれ、待つこと10分ほど。互換品を手に微笑むスタッフが天女に見えた。

互換バッテリーは、岡田商事の『ATZ7S』。壊してしまったプラリベットの新品も購入し、ホクホクしながら帰宅。何でもそろっていてすばらしいね、NAPS多摩境店。あと親切丁寧なので、バイク初心者にもありがたい。

ありがとうありがとう。

いざ接続!

夕闇迫る中、帰宅して慌てて修理再開(相方が)。プラス端子とマイナス端子のネジを取り付けて、セルスターターをかける。

ブォン!

と、元気な音が響く。

やったー!

と、思わず(しかも年甲斐もなく)歓声を上げてしまったよwツイキャスを見ていてくれた人も「やったー!」と喜んでくれ、本当にありがたい。


こうして無事にバイクライフを再開できるようになりました。

「バッテリーだけ外して持ってきて」と言ってくれたバイク販売店の人、互換品を面倒臭がらずに探してくれたNAPS多摩境店のスタッフ、そして何より「バッテリーが原因だよ」と指摘してくれた野間さんと、実際に何度もNAPSに足を運び手を動かして作業してくれた相方に感謝! ありがとう、ありがとう。

2020年6月18日木曜日

【バイク】インドヤマハ製「FAZER25」にドラレコを取り付けてもらったよ

毎度どうも! 外出自粛要請が出ていなくても、引きこもりがちな管理人です! しかも、駅からめっちゃ離れたところに住んでいるしね!

そんなわけで、出かけるときはバスを使うか、バイクを使うかの二択を迫られるわけですが、バイクのほうが明らかに自由度が高い。立ちごけしそうになったとしても。

まあ、立ちごけなら自分に非があるからいいんだけど、フラフラ走っていて事故に巻き込まれないとも限らない。なぜ事故に遭ったのかを検証するためにもドライブレコーダー欲しいなぁと思っていたら、相方が取り付けてくれました。

ものは、BlueSkySea「DV988」。BlueSkySeaという会社は、基本的に自動車向けドラレコを作っているところみたいですな。

BlueSkySea「DV988」
内容が結構充実していて、前後カメラのほか、タッチディスプレイ、GPSアンテナ、そしてマイク兼リモートコントロールというパッケージ。
箱の中身
マイク兼リモコン。シャッターにもなるらしい
GPSアンテナ
電源は、バイクのバッテリーからだけでなく、USBからも取れるので、最近のバイクならあまり苦労することなく取り付けられそう。

わたしのFAZER25は、前のオーナーさんがUSB給電機能付きスマホスタンドを付けてくれていたおかげで、ひとまずそこから電源を取ることにしたけど、後日、バッテリーから取れるようにしてくれた。そのままではスタンドの電源ボタンをポチッと押さないと、ドラレコの電源が入らなかったので、これは助かる~。わたしにはできないからなぁ。
これの先に、ヒューズやヒューズボックスを
取り付ける加工をして、バッテリーとつなげてくれた
なお、肝心のカメラはこんな感じ。
フロント。カウルの内側に収まっている
リア。ナンバープレートのすぐ上という定番の位置へ
これまでだと、ミラーで「うわぁ、後ろの車がめっちゃぴったりくっついてくるー」程度しか確認できなかったけど、カメラのおかげでどんな人が運転しているかもはっきりくっきり。さすがに近寄りすぎるとカメラが目に入るみたいで、少し距離を空けてくれる。精神的なストレスがなくなるので、これはヒジョーにありがたい。

DV988の仕様をざっくり語ると、カメラは前後とも200万画素でHD 1080Pの140°。HDR機能がついているから、夜のツーリングも安心。デフォルトで5分区切りでループ録画するけど、衝撃のあった前後25秒間のものは消されずに保護してくれる。いわゆる、普通のドラレコとしての機能をしっかり持っているという感じですな。

あと、タッチパネルがあるというのが地味に便利。スマホと接続しなくても、いろいろな設定ができるし。あ、ちなみにWi-Fiでスマホとも接続できるので、microSDカードをわざわざ取り外さなくても端末に動画ファイルの保存可能。まだ試していないけど。

気になる画質はこんな感じ。
カウルの内側に取り付けているから、上部に写り込んでしまっていいるけど、わたしみたいに動画でも酔ってしまう人にはかえっていいかも(笑)。

これだけ鮮明に撮れていれば言うことなし! ありがとう相方! ありがとうBlueSkySea! 空と海ってなんだよ!?


2019年10月22日火曜日

【バイク】譲ってもらったインドYAMAHA『Fazer25』の名義変更を自力でやってみた


毎度どうも! 新しい中古バイクに心躍っている管理人です!

って言っても、「譲りました」→「わーい」→「家に帰りましょう」→「どてーん」てな具合に、旧所有者宅を出る前にシフトレバーをポッキンと折ってしいましたけどね!

任意保険に入るまで、乗り回さないほうがいい、という相方のアドバイスを受け入れると、そこまでの道のりは
バイク店などで任意保険加入
陸運局で名義変更
市役所で住民票の写し取得
となる。住んでいる地域では、マイナンバーカードさえあれば、コンビニでも住民票の写しを取れるんだけど、まだマイナンバーカードを作っていないのよね。だからまずは、市役所に行かないといけない。

そして、市役所も陸運局も公共交通機関では行きづらい場所にあるため、自動車を持っていないわたしの足はバイク一択。雨が降っていたら行けない。それなのに、フリーの日に限って雨降りお天気。どゆこと!?

などと思っていたら、自宅作業日の平日に久しぶりに雨が止んだため、手続きを完了させることに!

月曜日は市役所が混む


まずは住民票の写しを受け取りに市役所へ。昼休みの時間にかからないように出かける準備をしていたはずが、到着したのは11:30。しかも非常に混み合っている。

「混んでいてごめんなさいね」と、総合受付の人が言ってくれたけど、「月曜日なので混みますよね」と笑顔で返す。混むのは役所のせいじゃないもんね~。

待っている間に、メール業務をちゃちゃっと終わらせておく。とはいえ、番号カードを受け取ってから番号を呼ばれるまで20分程度。PCを開いて作業しはじめたら番号を呼ばれた、という感覚。

車両の名義変更のために取るのであれば、本人の住所が確認できればいい、ということで、自分の名前だけが記載されているもの、というところにチェックを入れ、続柄などの情報はなし。そんなやり取りを受け付けでしてもらい、その後、10分ちょいで、住民票の写しを受け取れた。

帰り際も、書類を渡してくれたスタッフや、総合受付のスタッフから「混んでいてごめんなさい」と言ってもらったけど、人がたくさん来てしまっていては仕方ないしねぇ。

病院以外に、市役所も月曜日は混み合う、ということを覚えられたので問題なし。

あっという間に手続きを終わらせる陸運局


13:10頃に市役所を出て、さあ、陸運局に行こう、と思ったが、行ったことがない場所だったので、スマホナビを使うことに。ところが、ナビ用にしようと思っていたAQUOS  706SHが、予想外に大きく、トリシティーのスマホホルダーに装着できない。

仕方ないから、スマホをジャンパーのポケットに突っ込んだ状態でマップを起動させておき、音声ナビだけで行くことにした。

ほとんどの場合、「この先、300mで左折です」などと教えてくれるので、バイクのメーターとにらめっこしながら「左です」のタイミングで曲がれたんだけど、聞き漏らしがあるのか、いきなり「右です」という声が聞こえてきて焦る場面も。そう云う場所に限って、右折レーンがあることがあるから、さすがに曲がるわけにはいかない。少し先まで走っていって、適当なところで右折して、リルート情報が聞こえてこないかなーと、それまで以上に耳を澄ませたりしていた。

そんなこんなで国立にある陸運局に到着。

国立にあるから「国立陸運局」という名称なのかしらんと思っていたら、「多摩自動車検査登録事務所」という名前だったのね。というか、運輸支局といったり、陸運局といったり、正真正銘の正式名称は何? と新たな疑問が発生してしまった。
(正確には「関東運輸局東京運輸支局 多摩自動車検査登録事務所」。陸運局という呼び方は、昔の名残)

閑話休題。

到着したのは、12:45頃。平屋建ての細長い建物前にある、目立つ総合案内の看板で、自分がどこで何をすればいいのかをなんとなく把握し、書類(自動車検査証記入申請書)を書いて、受付番号を発見してもらい、受付開始まで待つ。


実を言うと、どこに何を書けばいいのかがよくわからず、鉛筆で薄めに記入していたのね。消しゴム使っても、跡が残らないようにと思って。「車体番号」の欄はかなりの桁数を記入するようになっていたので、なんとなくわかったけど、「車両番号」というのがよくわからなかった。単に、ナンバープレートにあるものを書き込んでいくだけだったんだけどorz

ちなみに、四輪自動車の場合、1桁の数字、地域名(というか、管轄地域名)、ひらがな、ナンバーの順に埋めていきます。

さて、午後の部がはじまってから、ものすごい勢いで番号が呼ばれていく。「405番のかたー」「406番のかたー」「407番のかたー」という具合に。記入漏れがないかをささっとチェックして、はんこを押して、次の部署に回している感じ。

20人以上が、わたしの前に待っていたんだけど、あっという間に番号を呼ばれる。優しそうな雰囲気の人でラッキー☆

「ちょっとわからなくて記入できていないところがありまして……」と書類を差し出すと、「あー、これには何々を入れてください。あと、まだナンバープレート返納していないみたいですから、まずは外にあるナンバーセンターという建物で返納して、ここにハンコをもらってきてください。その後、またここに着てください」とのこと。

ナンバーセンターでの対応も手早いもので、「はい、ここにこれを書いて、はいはいはい」という感じでサクッとハンコをもらい、先程の細長い建物に戻る。

「はい、はい、じゃあ、後は4番窓口で名前を呼ばれますからお待ち下さい」と言われ、なぜか6番窓口の前に座る。「みんな並んでいるなー」と眺めていたら、少し遠くからわたしの名前を呼ぶ声が。

4番窓口でした(笑)。

書類を受け取り、またナンバーセンターの建物に移動。「ここに、新しいナンバーと、使用者様のお名前、ご住所を書いてくださーい」と言われ、ひとつしかない記入台でちまちまと書き込む。書類を完成させて交付窓口に持って行くと「ではこれが新しいナンバープレートです。プレート発行代は530円です」と告げられ、お金を払って終了。「さっき旧ナンバープレートから剥がした自賠責保険のシールは、ここに貼り付けていいんですよね」と念のため確認してから、バイクのところに戻る。

なんと、受付番号を呼ばれてから、わずか30分で手続きが終わってしまった。

早い。早すぎる。しかも、あんなに薄い字で読めたのか、OCR。書き直ししなくちゃいけないと思っていたから肩透かしだったよ!

これで、雨が止んだら、Fazer25で走り回れるぞー! 足が短くて地面に届かないけどねー!

2019年10月17日木曜日

【バイク】ついにバイクオーナーに! YAMAHA インドの『FAZER25』を譲ってもらったよ!


毎度どうも! 割と乗り物好きな管理人です! 乗り物酔いも激しいけどね!

2017年4月に普通自動二輪免許を取得し、2018年6月に相方がヤマハ発動機『トリシティ 155』を購入し、ちょこちょこと借りては買い物など日常で使わせてもらったり、長距離をタンデム(もちろんわたしは後ろ)させてもらったりしていたんだけど、実を言うと、借りるときに「コケないだろうか、傷をつけないだろうか」といつも心配していたワタクシ。自分のものではない、という負い目を感じてしまうのよねー。「そんなこと気にしなくていいのに」と相方は言ってくれるんだけど。

とはいえ、タンデムで旅行するときには、わたしのバックパック好きが課題に。バックパックを背負うと、せっかく用意したリアボックスが使えなくなってしまうのよね。バックパックよりボックスのほうがたくさん積めるのに。

そんな容量不足を解消すべく、「中古で安い、わたし専用にしてもいいようなバイクが売っていないかなぁ。今すぐでなくてもいいんだけど」と、考えていた矢先、アルファーブロガーでありブログ『のまのしわざ』や『ワンダードライビング』を運営している野間さんによる、こんなFacebook投稿を見つけてしまった。

インドフェザーを手放します

と。

野間さんの購入直後のレポを見ていて、「これはいいなぁ」と思っていたので、即反応。「お、おいくらですか?」と、脇目も振らずにお訊きしてしまったw

実物を見せていただいたところ、プロ級のオーナーがしっかり整備して、しかもガレージ保管(?)しているだけあって、美しいし装備も素晴らしい。ETCが取り付けられているんですのよ、奥さん。

「即購入!」という心持ちでお邪魔したものの、「買います買いまーす!」と言っていいものか、なぜか悩み、2019年10月、消費税率が10%になったところで、購入を決意、それをお伝えした。

そして! ついに! 10月9日に我が家にFAZER25がやってきたのですよ!

「大切に乗ります!」からまさかの……


個人間のやり取りなので、持ってきていただくわけにはいかず、再度お邪魔することに。

ギア付き自動二輪に乗るのが2年ぶりくらい、ということもあり、駐車場内で上手に乗るためのレクチャーまで施していただいた。

4度ほどエンストをプスプスと発生させてからは、なんとか駐車場内をぐるりと廻れるまでに進歩。

「おお、乗れます! 大丈夫です! うちにお嫁に来たからには、傷をつけちゃうかもしれないけど!」
「せっかくピカピカなんだから、傷つけないようにー」
「了解です! 善処します!」
とのやり取りを経て、契約書を交わし、あとは名義変更さえすれば(あと、支払いがすべて終われば)うちの子になるだけ、というところまできた。

「じゃあ、途中まで送りますから」とのお言葉に甘え、後ろに付いていこうとした矢先……

ガッシャーン

みごとな立ちゴケでありました。

「あれれ、大丈夫? 折れてしまったシフトレバーの欠片はどこ?」と心配しつつ、探す野間さん。

……はい、わたしのポケットの中です。折れたのが恥ずかしくて隠していました。

根本から折れてしまうと、使い物にならなくなってしまうから、先端部分のみが折れるように切り欠きが入っているのね。知らなかった。

おかげさまで、転倒しても無事に家まで帰り着くことができましたん。

FAZER25のシート高さは795mm。あと30mm低ければ、余裕で両足が着地できるんだけど、ちょっと高いよねー。インド人、足が長いよねー。

というわけで、乗るときには「足が着かないかもしれない」ということを考えて、路面状況をよく見て停止するようにというアドバイスを受けましたん。またあの悲劇を繰り返したくないしねー。

早く慣れなくちゃーと思いつつ、すでに一週間が経過。長距離を乗る前に、ちゃんと練習しなくちゃ! と焦るワタクシなのでした。

2017年11月11日土曜日

対策が万全ならツーリングはもっと楽しい!特にバイク女子――往復160km走行して思ったこと #ヤマハバイク


毎度毎度〜。まともにファッション誌を買ったことがない管理人です!

なので! 少なくともファッショナブルな提案ではないことをご承知おきくださいませm(_ _)m
せめてこのぐらいオシャレさんだと
良かったのですが^^;

寒さ対策は完璧に

今回、ヤマハ発動機さんからご招待いただいた際のメールに「かなりの寒さが予想されるので、真冬並みの対策を!」という一文が。

ここでふと思い出したのは、原付バイクに乗っていた頃のこと。まあ、普通のスクーターなんだけど、往復30分の距離を通勤するのに使っていたのよね。

で!

真夏でも10分ぐらい乗っていると体が冷えてくるのよ。風で。だから、暑がりだけどTシャツ1枚などという格好では決して乗らず、長袖のGジャンを必ず着用してた。それでもちょっと肌寒く感じたけど。

「そっか、ここのところ寒いしね。秩父などという山の中に行くのだったら寒いよね。外気温10〜16℃ぐらいだよね」と考え、風を通さない服装で臨めるように準備。

こういうとき、的確なアドバイスをくれるのはバイク乗りの先輩である夫である。やんちゃな乗り方はせず、常に安全走行。想定できる危険はできるだけ排除する方向で一緒に考えてくれる。

で!

当日の格好がこちら。
ツナギだけ「えっ? それ着るの? 風通すよ?」と言われたけど、下に別のパンツを履くことでなんとか説き伏せた。そのパンツも別に買うつもりはなかったんだけど、「風を通さないものがいいから」ということでUNIQLOの「ブロックテックウォームイージーパンツ」。レディースだと裏フリースのものがなかったため、メンズを穿いたらぴったりだったのでそれのダークグリーンをチョイス。

上半身は、ヒートテック、タートルネックのフリース、ツナギの上、ウルトラライトダウンベスト、MA-1というもこもこの出で立ち。

「暑い〜」と思う場面もあるほどに、暖かく快適にツーリングできましたよ。「真冬並みの対策を」してくるよう教えてくださったヤマハ発動機の広報さんと、買い物に付き合ってくれた夫に感謝。

ライダー専用のジャケットやパンツがあると、なお良いでしょうね。「かっこよく乗りたい!」というのであれば、Y'S GEARにめっちゃかっこいいのがそろっているので、まずはそちらをのぞいてみるのもいいかも。

転んだときのことを考えると、背中、肩、肘にプロテクター入っているものを選んだほうが安心ですけどね!

女子は髪型に注意!

運転しはじめて「失敗したなぁ」と感じたのが、当日の髪型。

面倒くさがりなので、大抵の場合ポニーテールにしているんだけど、それがまずかった。わたしのヘルメットはシステムタイプのフルフェイス「YJ-19 ZENITH」というものなんだけど、ぐらつかないほうがいい、とのことでぴったりサイズを選択。ただ、本当にピッタリしているため、ほんの少しの出っ張りも容赦しないのよね。

ポニーテールにしていると「ゴム」という出っ張りのため、頭が痛くなることに。
髪の毛ならボリューム的にも形状的にも分散・吸収できるんだろうけど、ゴムはアカン。あまりの痛さに、途中クラクラしてきてしまい、何度もメットを上下左右に揺らしてみたけど、痛さは増すばかり。

パートナーになってくださっていた堀江さんに「すみません、ちょっと駐めてもらっていいですか」とお願いし、道の脇にTRICITY 155を駐めて、ヘアゴムを外すことに。その後は、びっくりするぐらい快適で、もっと早く外していればよかったと思うほど。

っていうか、少しは学習しろって感じですかね。

少し昔のテレビドラマやテレビCMなどで、黒い革のツナギを着た女性のライダーが、バイクを停めてヘルメットを取る場面あるじゃない。で、「ファッサー」ってやるじゃない。つまり、髪の毛のどこも留めていないということよね。それが理にかなっている、ということをめちゃくちゃ実感しましたよ。
躍動感ないけど、こんな感じ
ヘアゴムであれだけ辛いのだから、バレッタとかは言うに及ばず! どうせメットをかぶれば髪型はつぶれてしまうのだから、ナチュラルでいるのが良さそうですね。

いずれにせよ、バイクの取り扱いしかり、事前の対策しかり、経験を積むことでもっともっとツーリングは楽しくなるのでしょうね。

ってことで、次回はいつかなっ?!

街なかから“武蔵嶺(むさしね)”秩父へ!空気感の移り変わりを楽しんだトリシティでのツーリング #ヤマハバイク


どうも〜。乗り物大好き管理人です!

朝晩は風が冷たいけど、昼間は過ごしやすい季節になりましたよね。この寒暖差のおかげで銀杏黄葉もいい感じに色づいてきて……あれ? ヤマハ発動機さんから秩父への紅葉ツーリングのお誘いが……?

ということで、ありがたく行ってきましたよっ! 秩父へっ! 紅葉狩りにっ!

前回は、Tricker XG250という女性にも取り回ししやすいオフロードバイクで約70kmの道のりを走行しましたが、今回は「この中から好きなバイクを選んで!」という太っ腹企画。購入予定のあるTRICITY 155(以下、TRICITY)を選びましたよ。

TRICITYを選んだのは、納得ゆくまで試乗したいという気持ちのほかに、「落ち葉が道路に積もっているかもしれないから滑りにくいバイクがいい」「久しぶりに乗るのでクラッチ操作を忘れているかもしれない」などと考えたから。

集合場所となった南多摩駅近くの大丸公園駐車場に到着し、対面したときの感想は「大きい」。

そして、いざ取り回しをしようとすると、その大きさと重さにちょっと戸惑ってしまいました。まさにビッグスクーター! 相棒、頑張れ!(いや、自分が頑張れ)

サポーターとしてヤマハ発動機から3人も来てくださり、今回わたしのパートナーとなってくださったのは四輪レース→二輪レース→バイク大好きヤマハ発動機入社という経歴を持たれる堀江直人さん。ツインリンクもてぎのロードレース観戦でもお世話になったかたです。

駐車場内で扱いに戸惑っているわたしに、「まず、アクセルワークを制しましょう」とアドバイスしてくださり、ほんの少し練習しただけで自信を持って公道に出ることができました。

渋滞も楽々――ATだからってだけじゃないよ

7:45に集まったはいいものの、銘々練習していたらいつの間にか8時過ぎ。こりゃ、通勤ラッシュの時間じゃあないか! と思っていたら、案の定道路は混み混み。わたしたちバイク“超”初心者が、不安なく走れる道を、と考えてくださったため、コースのほとんどが主要道路だったこともあり、右折時には少し走っては止まり、少し走ってはまた止まりの連続。MTのドラッグスターを選んだちわままさんやYFT-R25を選んだひったんさんを後ろから眺めながら「シフトチェンジ、すごいなぁ」などと思いつつ、わたしは楽々(笑)。

渋滞を抜け、旧街道を走り、最初の休憩所であるセブンイレブン小手指ヶ原店に到着したときも、まだまだ余裕。
府中、小平、東大和、所沢、飯能を抜けたあたりから空気が変わってきます。まあ、正確には西武ドーム近くの多摩湖の上を抜けたときなんかにも感じたんですけどね。空気がね、変わるのね。

「うわぁ、山〜山道〜」と思ったら、ちょっと街なかに入り、また「山道〜」「トンネル〜」そして街なかのにぎわい。自動車だったら感じることのない“違い”を感じ取れるのですよね。

おもしろいな、と思ったのが、目的地近くの横瀬町で信号待ちをしていたときのこと。4歳ぐらいの女の子が、母親に手を引かれて歩道を歩いていたんだけど、バイクが8台も並んでいるから「なんだろう」という目で見ていたのね。で、視線を先頭から後尾のわたしに移動させたとき、バチッと目が合ってしまった。

これ、国産車運転中だったら、まず歩道の女の子に気づかないし、向こうも「車」という認識はしても中の人にまで気が付かないんじゃないかなぁ。むき出しで乗っているからこその体験なのかな、と感じました。

閑話休題

そして、目的地の浦山ダムへ!

山道のカーブや、デコボコも、TRICITYなら全く不安なし! 縦方向に段差のあるところとか、怖くて走れないけど、TRICITYは前輪が2つもあるからそんなことでバランス崩さないしね。

ATだからというだけでなく、安心して運転できる。精神的負担の少なさも楽さの秘訣かな、と感じましたよこれ。


強風と名物「浦山ダムカレー」を堪能

予報どおり、道中は強めの風が吹いていて「むべ山風を嵐というらむ」という和歌を思い出してしまったけど、ダムの上はもっと強い!


絶景!

みんな髪の毛がっ!

最強に寒まってから、浦山ダムのレストラン「さくら湖食堂」でランチ。名物は「浦山ダムカレー」とのことで8人全員で食べたかったんだけど、人気メニューゆえ残り4食。「浦山ダムラーメンならまだありますよ」とのことで4人がカレー、4人がラーメンを食べることに。

わたしはカレーをいただきましたよ(*´ω`*)
ほんのり色づきはじめた山の景色と、バイクのある景色、そして名物メニューを堪能したら、もと来た道を戻っていきます。
下り坂のほうが危ないので慎重に。

でも、山道を抜けてからはみんななんとなくほっとして、写真を撮ってもらったり。
ちょっと余裕の面持ち
堀江さんと
夕暮れとバイクの組み合わせもかっこいい
日が落ちきった頃、元の駐車場に到着! 走行距離は約160kmですかね。ダムでメーターが1200だったのをしっかり確認したので。
復路で79km走行したことに
景色もランチも堪能し、晩秋という独特の季節の「街なか」から「山道」の空気感も肌で感じられるツーリングは最高ですな。早くバイク欲しい。

TRICITYに乗って感じたのは、「これは足だな」ということ。乗っていて楽なこともあり、純粋に楽しいし、余計なことを考えなくていい。乗ることを目的にしてもいいし、どこかに行くことを目的にしてもいい、いいとこ取りができるバイクだな、と。

スクーターではあるけれど、“ビッグ”だからそれなりに乗る覚悟は必要。でも、スクータータイプの原付自転車に乗ったことある人であれば、きっとすぐに慣れるはず。

風の強い、今回のような天候の中でも、足回りがどっしりしているから流される心配はしなくていいし、スクーターだから足元に風が当たらず寒くない。小さな風防もしっかり計算された設計だからか、走行中、上半身にも風の影響を感じることはほとんどなかった。

相方が「乗るならこれがいい!」と決めたとき「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」と渋い顔をしていた自分を蹴飛ばしたい。

次回こそはマイバイクで参加したい……決意を新たにできたツーリングイベントでした。
TRICITYのシート下の収納場所
開けるとLEDが点灯するのが地味にありがたい


2017年10月8日日曜日

人間離れした技はまさに超人――大迫力に驚いた「全日本トライアル選手権観戦ツアー」


毎度どうも! 普通二輪免許を取ってから、イベントで2回乗ったきりの管理人です!

モータースポーツの楽しさを広めることでは天下一品のヤマハ発動機さんからご招待いただいて、愛知県岡崎市にある「キョウセイドライバーランド」で開催された「全日本トライアル選手権観戦ツアー」に参加してきましたよ♪

画像
今回のお土産は新デザインのヤマハキャップとマフラータオル、そしてセンスのいい扇子

トライアルとは

昨年、ツインリンクもてぎでロードレースを、スポーツランドSUGOでモトクロスを観戦。今回は二輪レースのみっつめのもの、トライアルを初観戦です。

コースを周回するロードレースや、道なき道をモトクロスバイクで走るモトクロスレースはなんとなくわかるけど、「トライアル」とは……?

というわけで、トライアルレース観戦を楽しむミニレッスン。

先生は、新入社員、ピチピチの武藤さん。

簡単にいえば、ライディング技術の正確性を競うものだそうです。なので、みんなで一斉にスタートして、誰がどの順番でゴールに到着したか、ではなく、時間内に「セクション」と呼ばれる“難所”(本当は採点区間)をクリアできるかどうかが競われる。

いや、まさに難所。後ほど競技を観戦した際に「ここをバイクで登るんかい?!」と驚愕するようなコースでした。……って、これ、コースなのか?

セクションは全部で10〜15ほど。さらに攻略が難しいセクションふたつに「SS」セクションがあります。高さ2m近い垂直の壁とかね。

問題なく攻略できれば「Clean」。足を1回着いてしまったら減点1、2回なら減点2、3回なら減点3、失敗(転倒、後退、エンジン切れ、コースアウト)してしまった場合は5点が減点されます。

で!

合計得点の高い順に順位が決まる、というわけ。

セクションを走る順位は、いわゆる「下位」の選手から。なので、最初はハラハラ・ドキドキしながら見ることになりますな。

トライアルレースのルールはゴルフに似ていて、ホールを回るようにセクションを回り、キャディーさんを従えるようにアシスタントと組んで勝負をします。「どちらもイギリスが発祥だからかも?」とは、今年広報グループに異動になった堀江さん弁。こういう豆知識を教えてもらえるのもヤマハ発動機イベントのいいところ。

ちなみに、名古屋駅からキョウセイドライバーランドまで1時間半、出していただいた送迎バスの中で2016年のトライアルレース動画を見させていただいたんだけど、「こんなところ、バイクで登るんかい?!」だけじゃなく、失敗してしまってバイクが上から落ちてきたりとか、ものすごい傾斜地でバイクが倒れてしまってそれを引っ張り起こしたりとかいう場面もいくらかあった。バイクの重量を知ってしまったわたしたちは「どうやってあの重いものをあんなところで取り回すのか?!」と謎が頭の中をぐるぐる。

実はトライアル用のバイクはとても軽くできているのだそうです。どれも100kg未満。ちなみに、ヤマハ発動機のトライアル用マシン(TYS250Fi)は80kg未満にまで削ぎ落としているそうです。

軽ければ軽いほどいいのだけれど、最低ラインも決まっているとのことで、それは70kg。それより軽いものは認められないとのこと。そりゃそうだよね〜。

観戦中に聞いた追加情報としては、タイヤの空気圧はかなり低めに設定しているとか。高速走行では空気圧高めだけど、これは低速走行だし、低めの圧じゃないと接地面積が減ってしまうしね。

今日、特に応援したい選手はゼッケン2番の黒山健一選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)とゼッケン3番の野崎史高選手(YSP京葉×KWN OKUYAMA RACING)。1位につけている小川友幸選手(HRCクラブMITANI)を逆転できるのか?!



崖をバイクが登る!

いや、誇張でも何でもなく、本当に。崖を! バイクが! 登るんですよ! ジャッキー・チェンがたくさんいる! とか思ってしまった。

みんながみんな、スーパーマンなわけですよ。

こんな山や。

こんな崖や。

こんな岩をバイクで攻略していくわけですよ。コースじゃないところで、しかもバイクどころかスニーカーを履いた二足歩行していても転ぶのに!
上の3枚の写真でわかるように、コースのすぐそばまで近寄って観戦できます。だから、選手との距離がものすごく近い。バイクの排気ガスの臭い、タイヤが巻き上げる泥しぶき、砂埃などを感じながら見られる。

もちろん、うまくいけば選手の緊張感や失敗した時の悔しそうな顔、ちょっとおどけた顔なども見ることができます。アシスタントとの会話も聞こえるぐらい近い。だから迫力も、今まで観戦したレースとは桁違い。

初代全日本トライアル選手権チャンピオンで現在はYAMAHA FACTORY RACING TEAMの監督をつとめていらっしゃる木村治男さんが、要所となるセクションを選択してくださり(しかも解説付き!)、選手たちが攻略していく様子を観戦します。

ふたつの難所をじっくり観戦した後、上位10位以内の選手たちだけがトライできる最難関セクションの前に移動。ここで勝敗が分かれます。

決勝?!

30分ほど待っていると選手たちが三々五々集合。ヘルメットを脱いで、マシンも連れてきていない。どうやって攻めるかを確認しに来た、というわけですな。

念入りにチェックしたり、攻略方法をイメージしていく黒山選手。ときどきほかの選手と談笑もしていて、見ているわたしたちも、ちょっと緊張が和らぎました。


が!

いざ、競技が始まると、大きなタイヤを乗り越えられない選手や、そこを乗り越えたのに次のブロックで失敗してしまう選手も……。黒山選手の前に2人ほど垂直の壁を乗り越えられた選手がいたので「これならイケる!」とわたしたちの期待も高まります。

そして、黒山選手の番が……!





下って上るブロック、大きな2つのタイヤ、組み上げられた3つのブロックを難なく攻略し「こりゃ、安牌」と思っていたところ、最大の難所、垂直の壁のところで失敗。だけど、観客からは惜しみない拍手が送られていました。

実は、この試合の前に足を痛めていたという黒山選手。試合後、びっこを引いていたので「大丈夫ですか?」と声をおかけしたところ、「最後のところでさらに足をくじいてしまった」とのことでした。ううう、お大事にしてください……。

試合が終わって……
優勝は逃しましたが、見事3位に入賞。「マシンの調子も体の調子も整えて、今年最後のレースではてっぺん目指します!」という力強い言葉を表彰台の上から話していた黒山選手。ぜひとも優勝してほしい!

最後は黒山選手とその愛機を前に記念写真をパシャリ。

会社でチームを持っているところは珍しい、とのことだけど、「Revs Your Heart」のヤマハ発動機。またしてもわたしたちに感動を与えてくれました。

黒山選手を支えたマシン
こんなに華奢なのに、岩や崖を登っていくのだ