2014年4月23日水曜日

新宿ロフトプラスワンで開催された「春の電子書籍祭り with マンガHONZ」に行ってきた!


20日の日曜日に足をくじいてしまって、アイタタタ…となってしまったので、仕事が休みになる22日火曜日に、病院行って、ついでに美容院にも行ってダジャレのような休日を過ごそうと思っていた管理人です!

しかし、痛みもそれほどではなくなってきたので、病院に行くまでもないか〜じゃあ、美容院だけだな〜とか考えていたら、実は今日、新宿ロフトプラスワンの「春の電子書籍祭り with マンガHONZ」に行こうと考えていた、というのをすっかり失念していた。「今日ですよー」というアラートで我に返り、一行は新宿へ。一人ですけどね。

実は、今回のイベント、かなりのビッグネームが登壇するトークイベントだったのですよ。

主催はトキワ荘プロジェクト。最近始まった、マンガのキュレーションサービス「マンガHONZ」でおすすめマンガをレビューしている人たちのうち、何と、ホリエモンこと堀江貴文さんががが。
ホリエモンこと堀江貴文さん

そして、電子書籍といえば、おなじみ鈴木みそさんとうめさんの中の小沢高広さん。わたしの中ではもう「うめさん」だけどね。
うめさんの中の人、小沢高広さん

なぜうめさんが、自分で電子コミックを出版しようと思ったか、とか堀江さんの著書は、電子書籍と相性が良くて、紙:電書=10:1で、驚異的だ、とか。普通なら、20:1が相場らしいので。

興味深かったのは、最近、だいぶ多く出回っているWebコミックについての話。Webコミックというと、わたしの中ではどうしても、ブラウザで読むコミック、というイメージがあるんだけど、そればかりではなく、アプリを使って読むものもWebコミックっていう括りになるのね。

無料でやっているので有名どころとしては「マンガボックス」かな。プロのマンガ家さんたちが描いてるし。なんといっても、あの『金田一一の事件簿』の人ですからね。

有料のところでは、「週間Dモーニング」でしょうかね。最近は、無料会員でもずいぶん読めるようになったけど。

で!

何がどう興味深いと思ったかというと、無料ですべての作品を楽しめる配信アプリの「comico」や「GANMA!」などでは新人さんを自ら発掘し、育てることもしている。マネタイズも気になるけど、発掘した新人作家さんたちが、巣立ってしまったらどうするの?という心配を抱いていないのかどうかという話。
わたしの中では猫のイメージの
鈴木みそさん

するとみそさんかな、「大人は紙の本のほうがいいって思っているかもしれないけど、こういうアプリを使ってスマートフォンで読んでいるような世代にとっては、紙である必要性を感じていないんじゃないかな。だから、紙のほうに移籍したい、とか考えないのかもしれない。というわけで、紙の雑誌に移籍してしまうかもしれない、という心配は杞憂だと思う」とのこと。

「なるほど!」と目からウロコだった。

と同時に、いまだに「紙の方が重みあるよなー」と考えている自分がオッサンだということに気づくorz
トキワ荘プロジェクトの菊池さん

AmazonのKindleストアに求めていることは「続刊予約の仕組み」というのは堀江さん。せっかくKDPという仕組みがあって、新人が作品を発表していく仕組みがあるのに、継続して売ることが出来ないから、というのが理由の1つ。そして飼う側も気に入って買っているものについては、続刊を購入したいと思うのは当たり前。だから、購入時に「新刊が出たら買いますか?」みたいなボタンがあったらもっと売れるし、こっちは買い忘れもなくてWIN WINなのになー、みたいなことをおっしゃっていた。

うん、確かに。例えば、飲料水とかハムスターの餌とかは、定期購入プログラムがあって、一度申し込んでおけば、3ヶ月ごととか1ヶ月ごととかで自動的に家に届けられる。しかも、10%くらい安くなる。

そういうシステムがあるのに、なぜ続刊予約購入ができないのか。日本独自なのか。いやいやそんなことはないよね、外国でだって続きの巻出るものね。

そういうシステム作ってくださいよ、と依頼しても、全然聞き入れてくれなかったらしい。

「Amazonだからね」(うめ・みそ)

電子版でコミックが出るようになってから変わったこともあるとのこと。

それは、ページ割り、コマ割り、フキダシの大きさなどが、電子版を意識したものになったこと。紙だと、見開きひとコマの場合、中央部分にあまり重要なものを入れ込まない、とかしていたけど、電子ならそういう事を考えないでも済む、とか。

実は、堀江さん、この世から2年ちょいいなくなってしまう前に、マンガボックスのようなサービスを作ろうとしていたことがあったらしい。でも、いなくなってしまって頓挫したという残念なことに。もし、その時に、作っていたら、もっと早くに電子コミックを意識した体裁になっていたかもしれないですねー、とうめさん。

いろいろと危ないトークもはじけ飛んでいて、さて、公開していいものかどうか、という内容も多かったので、このへんで許すとして、公開できる近々のうめさんの予定を一つ。

あまりにもリアルAppleイメージ過ぎて、Appストアの審査を通らなかったという「STEVES(スティーブズ)」というコミックを、うめさんが近々連載されるとのこと。
あくまでも登場人物などは、「フィクション」だとか。どんなにあの人たちに名前や容姿が似ていても、「フィクション」。出来事は本物かもしれないけど、フィクションですっ!とのことで、どんなSTEVEを…おっと間違えた、STEVESを見てせくれるか楽しみです(*´ω`*)

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