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2019年7月6日土曜日

この週末は「マリンカーニバル 2019 in アーバンドックららぽーと豊洲」なんてどうでしょう?


う~みよ~お~れ~の~う

ということで、毎度どうも! 小型船舶2級免許があるのになかなか活用できない管理人です!

マリンスポーツにはいい季節になってきましたね。それに先駆けて、一般社団法人 日本マリン事業協会による「マリンカーニバル 2019 in アーバンドックららぽーと豊洲」が開催されていますよ。

シーサイドデッキには体験型アクティビティたっぷり


シーサイドデッキでは、日本発の世界中で活躍しているマリンエンジンや、エンジン付きのボート、水上オートバイなどを展示。コックピット内も見られます。


とはいえ、会場に入って最も目を引かれたのは、ビッグサイズの特設プール。そしてその横には何やら楽しげなものが……



なんとこれ、中に入って水上を移動できるというもので、「ウォーターローラー」というものです。レジャー施設で見たことがある人もいるのでは? 通常であれば、お金を払わないと遊べませんが、イベント中は、無料で遊べちゃうのです!!!これは体験したかった!

そのほか、カヌーやゴムボートでパドリング体験も、この特設プールで実施しています。

そのほか、陸上展示してある本物の小型ヨットで操船体験ができたり、まるでサーフィンをしているかのようなトリックアート写真を撮れたり……

雨が降ったら室内アクティビティをどうぞ


残念ながら、期間中の東京・豊洲の天気は雨模様の予報。「せっかく足を運んだのに、雨降りで楽しめなかった……」では残念ですよね。

そんなことのないように、室内でも楽しめるアクティビティが用意されていました。

一例を挙げれば、レゴのミニキットをその場で組み立てて、完成品を持ち帰れる「LEGOで作ろう」や、海にまつわるモチーフを選んで色を塗って自分だけの缶バッジを作る「塗り絵缶バッジ作り」など。これらは、建物内のセンターポートで開催されています。

「小型船舶操縦士免許に興味があるんだけど、どんな勉強をすればいいのかわからない」「そもそも自分にも取れるのか」という人には、ボート免許の学科講習体験会も。

こちらは16歳以上が対象で先着30人までの予約制。今回のイベント分の事前予約は終わってしまっていますが、次回も同様の体験会が開催されるかもしれないので、チェッしておきたいところです。

そしてこの体験会、参加無料なのに、スクールで学ぶのと同じ内容のため、「学科講習過程を修了したもの」とし、「お得に」免許を取れるそうです。……普通にうらやましい。

すり鉢状のメインステージエリアにも降りてみて


メインステージでは、釣りママタレント みっちぃさんによるトークショー&フィッシングイベント、実力チームによる「フラ・タヒチアンタンスショー」も行われます。

この週末、「雨が降ったり止んだりしていて、お出かけする場所が決まらないなぁ」と悩んでいるのであれば、豊洲まで足を伸ばしてみるのはどうでしょうか。

遊び疲れたら、
雨降りならショッピング
晴れならば海をボーッと眺める
なんていうのもいいかもしれませんね。ボートだけに!


期間は76日から7日。時間は10:0019:00。場所は三井ショッピングパーク アーバンドックららぽーと豊洲(東京都江東区豊洲2-4-9)。詳細はこちらからどうぞ。



なお、ブロガー含むメディアの人たちは、ボートクルージング体験もさせてもらいました。ららぽーと豊洲から建設中の競技施設や晴海客船ターミナル、品川台場跡、レインボーブリッジなどを海から眺めましたよ。船の右側左側をタイムラプスで撮りましたので、お時間あるときにどうぞ♪





2019年3月7日木曜日

もうすぐマリンシーズン――『ジャパンインターナショナルボートショー 2019』はじまったよ!

毎度どうも! 港に駐車して昼寝するのが大好きな管理人です! 熟睡できます!

横浜で仕事していたときは、週に1度は赤レンガ倉庫を抜けた埠頭で昼寝していたんですけどね。今はきれいになっちゃってできないですね!

それと小型船舶操縦士免許2級を取ったのが関係しているのかどうかはわからないけれど、何の因果か、海でも活動できるようになりましたよ。ボート持っていないけどね!

前置きはこれぐらいにして、『ジャパンインターナショナルボートショー 2019』が3月7日にはじまりましたよ。会期は4日間なので、10日(日)まで。

事前説明会に参加できなかったけど、公式サイトによれば、今年のテーマは「海・心満たされる時間…」とのこと。

『2018』で気になっていたブースをのぞいた結果は……?

今年、絶対に見たい! と思っていたのは、昨年、ヤンマーが参考出展していた「揺れにくいボート」サスペンションシステム付き未来型コンセプトボートがどうなったか、というもの。残念ながらブースには展示されていなかったよ……。ヤンマー・マリンプレジャーサイトを見ても、特に情報はなく。残念!

https://www.yanmar.com/jp/news/2018/03/08/39652.html より
ヤンマーブース。かっこよい
それから、もう一つ気になっていたのが、トヨタの「LEXUS Sport Yacht Concept」。宇宙船みたいな外観の、超高級艇で、中身を見られなかったので、「今回は見たい!」と鼻息を荒くしていたんだけど、こちらも展示されていなかった。

とはいえ、こちらは2019年後半に発売されるということなので、どこかで見られるかもしれない。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20180908.html より


ホンダはなぜか船外機推しになってたw

スズキ。中身が見えているのかっこいい


ヤマハ発動機のボートはシステム周りも便利に

キラキラグリッター珍しい。『SR-X 24』

ボートの操作で一番難しいのは着岸だと個人的に思っているし、これが苦手だという人も結構多い。車庫入れと同じ、って考えればいいんでしょうけど、経験が足りないこともあり、緊張してわけがわからなくなるみたい。

で!

ヤマハ発動機では、ふたつの船外機をゲーム感覚で操船できる『ヘルムマスター』という、船外機用操船制御システムをスウェーデンのVolvo Penta社と共同開発していて、これがまあ、ジョイスティックで操作するもんだから、本当にゲームみたいに扱える(らしい)。

ヘルムマスターで、「コレは便利!」と思ったのは、アンカリングしなくても、船が動かないようにしておいてくれること。魚釣りをしたい、ちょっと昼寝したい、というときに、わざわざアンカーを下ろすのは面倒くさい。上げるのはもっと面倒くさい。それがいらない、というだけでも魅力的だなぁと。

「ヘルムマスターってどんなの?」という人向けにシミュレーターも展示。ボートショーじゃないとなかなか触れられないので、この機会に足を運んでみる、というのもありじゃないでしょうか。
ヘルムマスターは、シミュレーターで体験可能
もうひとつのトピックスは、スマホやタブレットのようにタッチして表示を切り替えられる『CL7』。ボートのコックピットには、エンジン回転数、速度、水深計、海図、GPS情報など、さまざまな情報を表示するメーターなどが備え付けられているんだけど、それをひとまとめにしたのが、このCL7。
タッチで切り替えられる『CL7』
魚群探知機やマリンカメラなどはオプションだけど、拡張性が高いのがいい。表示させているものは、Wi-Fiで手元のスマホやタブレットに飛ばせるから、コクピットが見えない位置にいても、船の状況が、まさに手に取るようにわかる。

ちなみに、サブディスプレイを追加すれば、そちらに別の情報を表示させられるし、手元のスマホやタブレットで、どちらの情報を表示するかも切り替えられるとか。魚群探知機を見つつ、エンジン情報も大画面で確認したい、という人には、サブディスプレイがあったほうがいいかも。

画面分割できるし、常時表示するものを簡単に変えられるから、「どうしても必要なんじゃーい!」という人向きだとは思うけど。
タッチパネルのCL7にタッチできる展示
ヘルムマスターを装備しているのはスポーツクルーザー『SR330』、CL7を搭載しているのは『YFR-27 EX』と『YFR-24 EX』。
コクピット内に装備されたヘルムマスターのジョイスティック
かっこいい
ヤマハ発動機 上席執行役員 マリン事業本部長 臼井博文氏は、「海外では、大型の船外機が、国内では中・大型ボートの需要が堅調で、水上オートバイも販売増加。会員制マリンクラブ『シースタイル』は会員数が2万3000人を超え、今年度は新たに『シースタイルプレミアム』も導入。スマホやタブレットで学科試験の勉強ができるヤマハボート免許教室の『スマ免』では、新たに小型船舶操縦士免許1級と小型特殊免許コースも展開し、手軽にマリンスポーツを楽しんでもらえればと思います」とプレスブリーフィングでお話されていました。
臼井博文氏
会場で、ヤマハボート免許教室への申込書をもらって、5月末までに受講すれば、最大1万円OFFという特典もあるので、夏までに免許を取りたい、という人は、イベントチケットを買ってでもここで申し込むことをオススメしますよ!
会場で受け付けているw
免許は合計3日で取れますからね。自動車の免許よりも簡単よ~。

ヤマハ「女性限定2級ボート取得コース」第1日目!学科講習を受けてきた!
ヤマハボート教室実技編!―小型船舶免許取得に向けて

マリンスポーツだけじゃないボートショーの楽しみ方

会場となっているパシフィコ横浜は、みなとみらい駅直結の建物。直結とはいえ、ちょっと歩くよねー。あと、電車が混んでいるから、立ちっぱだよねー。足が棒だよねー。と思っていたら、マッサージマシン的な何かが展示してある。

「これは何だろう?」と思っていたら、座るよう促され、腰や足が楽になるのを実感。いろいろ説明を受けているうちに、すっかり足が軽くなったこちらの製品は『スペースヤマト』という管理医療機器。介護施設や福祉施設などでリハビリ用にも使われているとのことで、お値段は高め。

だが!

会場で申し込めば3万円以上の割引価格で買えるのだ!

というわけで、気になった人はマッサージしてもらうといいかも。自宅にある『もみギア』とは比べ物にならないほど気持ちよかったので、是非体感してほしい! Amazonでも売っているので、どんなものか事前チェックすることもできますよ。


お子さんと一緒に楽しめるのが、『チーム美らサンゴ』のコーナー。沖縄から連れてきたという魚やサンゴ(水槽に入ってるよ!)について学んで、簡単なクイズに答えれば、ステッカーがもらえるというもの。
沖縄からはるばる!
“サンゴ礁”というと、大きなサンゴの塊をイメージするかもしれないけれど、あれらはとてもとても小さな生き物の集合体。ちょっとの環境の変化でも死んでしまうような繊細な生き物なんですよね。
実は骨
こういうところで、ちょっとでも興味を持ってもらえれば、海水浴に行ったときに、ゴミをポイ捨てしないような大人に育つんじゃないかな……と思うのだけど、期待しすぎかしらん。

いずれにせよ、ボートショーは、マリンスポーツを楽しむ人だけが行くような、そんな特別な場ではなくて、普通に、「海が好き」な人であれば、誰でも楽しめるようなイベント。

体験型展示を楽しむもよし、海を感じさせるアイテムを買うもよし、疲れたら休憩するもよし、しかも丸一日楽しめる(雨が降っても大丈夫)ので、週末のお出かけ候補にどうでしょうか。

午後に別の予定が入っていたため、開会した10時から12時までの2時間しか居られなかったけど、ちょっとだけ「心満たされる時間」を味わえましたん。

……2018年のボートショーのレポートがブログにないなぃぁと思ったら、ブログではなくGetNaviWebに書いていたことが判明。管理人のまじめ文章が読めます。

2017年8月7日月曜日

【360度動画あり】真夏だ! 海だ! 帆走だ! はじめてのヨット体験


毎度どうもっ! 山も海もいけちゃう管理人です! 高校生ぐらいまでは山ひとすじだったんだけど、おとなになって就いた仕事の休憩時間に、今は赤レンガ倉庫として開けている港(に停めた車の中)でお昼を食べるようになってからというもの、「海は落ち着くなぁ」とそのヒーリング効果に目覚めてしまい、海も好きになったのです♪ヒィィィィイイイイイリングッ!

2級小型船舶操縦士免許を取ってから、ボートを借りて出航しようとするたびに嵐がやってくるため、まともに船を出せたことがなく。でも、大海原に繰り出したい。

以前、末席に名を連ねさせてもらっていた元職場の人から「ヨットに乗りませんか」とご連絡をいただいてお邪魔したのが4月15日。ところが、当日は荒れまくりで、風速10mを記録するほど。ボートですら5mを超えたら「出港停止」になるので、風を受けて走るヨットならなおのこと……ですわね。

そんなわけで、1度は諦めたのですが! またもや、ご招待いただきまして! とうとう! ヨットで! 海に出られたのですよっ!

(∩´∀`)∩ワーイ

もやりながらもいい天気

当日の朝、目が覚めたときには「あれ、これ、曇っていて今にも降り出しそうだなぁ」というぐらいに空が暗かったんだけど、ヨットを停めてある港の最寄り駅 三浦海岸駅に着いたときには青空も見えるぐらいになっていた。

太陽が顔を出すもんだから、気温もぐんぐん上がってきて汗だく状態。あ、わたしは太陽関係なく汗だくでした(ノω・)テヘ

さて、ここからはご招待くださった人を「キャプテン」(船長)、その奥さまを「奥さん」と呼んで進めていきますよっ。

港を管理する事務局で、キャプテンが乗船名簿に記録している間、わたしたちはトイレに入っておいたり陸にいる間に買えるものを買っておいたり。

それからヨットに向かいます。

到着後、すぐに出航というわけにはいかない。準備がめっちゃあるのね。帆を保護しているカバーを取り除き、まとめるために結わえていたロープを外す。舵を取るための棒「ティラー」のカバーも外す。キャビンの鍵を開け入れるようにする。衝撃から船体を守るため船の両脇にそれぞれ2〜3個あるフェンダーをすぐに格納できるよう、それぞれ2箇所結んであるロープの1箇所を外しておく。日の出日の入りの時刻や満潮干潮の時刻、予想風速など航海に必要な情報をホワイトボードに書き出す。エンジンをかけて暖気する。……などなど。

これだけで、キャプテンはもう汗だく。海にドボンと入ったかのような。

そしてようやく係留してあったロープを解き、出航です!
筋状雲がたくさん出ていて、スッキリとした快晴というわけではなかったんだけど、おかげで彩雲をたくさん見ることができましたよ。

まさに海の上を滑るような感覚

体験前、「パワーボート(エンジンを積んでいるボート)とヨットでは全然感覚が違うから」とキャプテンから言われていたんだけど、その意味があまりよくわかっていなかった。っていうか、エンジン付きボートしか乗ったことないから、全く予想できなかったというか。

今回の航海では、最初こそエンジンの力を使って進んでいったんだけど、途中から完全に帆に受ける風だけを動力源に移動できた。どのぐらい静かかというと……まあ、こんな感じですよ。これでちゃんと進んでいるんですから。


午後3時くらいから良い風が吹いてきたんだけど、わたしの時間の都合で引き返してもらうことに。申し訳ない。

陸の気温は高いはずなんだけど(観測では30℃超え!)、海の上はものすごいさわやか。風が少し吹いているのもあるけど、気温自体が低く感じられる。周りは水だらけなのに湿度を感じないのが不思議。
ときどき飛び跳ねる魚のキラッと光るウロコや、海鳥たちが波の上を滑るように飛んでいく姿などをのんびり楽しみながらの航海。


キャプテンは、タッキングのたびにあっちのロープを緩め、こっちのロープを引き、と大変そうでしたが……^^;

そして、真夏で太陽が照りつけていると、デッキにいるわたしたちはこんがりいい感じに焼けてきます。なので、帽子、サングラス、長袖長ズボンは必須。あ、日焼けしたいという人は肌を露出していても全然かまわないんだけど。

帰路は、城ヶ島を大回りせず、橋をくぐって三崎港を通過することに。活気のある三崎を海から眺めるというのもなかなか新鮮な体験でしたよ♪

三崎には、プレジャーボートを係留しておける場所もあるということだったので、もし横浜ベイサイドマリーナで借りられるボートの航行範囲に含まれていたら、行きたかったなぁ。含まれていないんだけど。

港に戻ってきてヨットを岸に係留してからは、下船準備。帆を降ろし、まとめ、ロープでくくり、カバーをかける。ティラーも同じようにカバーをかけ、左右に動かないようにロープで固定。台風が近づいているということで、いつもの2倍のロープを使って岸と船をつないでおく。

ロープを2本使うときの注意点は、すでに岸と船の間を渡してあるロープと同じテンションになるようにすることだそうです。一方のテンションが高いと、そちらが先に切れてしまい、結局1本使いしているのと変わりない状態になってしまうからだとか。勉強になるなぁ。
キャプテン、几帳面
今回は台風が近いから、下船する前の準備に1時間ぐらいかかったけど、いつかお手伝いができるようになって、その時間が短縮されるようになれればいいなぁ、と夢見ております。

というか、いつもはレンタルボートにしか乗っていなかったし、もしくはレンタルしたボートに乗せてもらうことしかしていなかったから、本来であれば乗るときも降りるときも結構な時間がかかるものだったのですね。改めて、マリーナの皆さんに感謝。

陸に上がって、バスを待つ頃にはすっかり日が暮れて、かなり丸い月が東に出ていました。

はじめての帆走体験。ジリジリと照りつける太陽より、「気持ちいい!」のほうが上回りました。今回は、帽子もサングラスもお借りしてしまったので、次回があれば、準備万端で臨みたいと思います!

おまけ

テール部分にアクションカムを取り付けたタイムラプス動画。BGMはフリー楽曲サイト「DOVA-SYNDROME」からDiscreetDragonさんの「Midnight Runaway」。