2026年7月12日日曜日

AIグラス「INMO Go 3」が届いたよ!


 毎度どうも! 新しいもの好きな管理人です。

だからこそ、やってられるってのもありますけどね。

最近は、AI、AIと騒がれていて、いやぁ、未来がやってきたなぁって感じですよ。いよっ、21世紀っ!

それはそうと、プライベートで……じゃなかった、仕事で執筆業をしていることもあり、けっこうあちこちへ取材へ行くのですよね、実は。全然そんなふうに見えないけど。いや、姿を現していないので、見えようもないけど、

インタビューであれ、セミナーであれ、言語化された考えやら知識やらを耳で聞いてインプットして、それを文章へアウトプットするわけだけど、右の耳を通って入ってきたものが、左の耳からすぐに出ていってしまうという性質(タチ)で、これは子どもの頃からの悩み事で、ノート取りまくりの、そのノート読みまくりの、ノート書き写しのして、ようやく記憶に定着できるかな、というレベルで、壊滅的に耳から聞いた言葉が抜けていく。オーディオブックだと、そういうことはないんだけどね。生身の人間を相手にすると、緊張しているからかもしれない。

そんなわけで、録音機器の携行は欠かせません。覚えていられないので、何度でも聞けるようにして、さらにそれを文字起こしするという地味な作業をしていました。

が!

最近は、AIレコーダーなるものが雨後の竹の子状態で開発され、販売されており、各種に手を出してみたのですが、今回の「INMO Go 3」もそのひとつなのであります。前置きが長いよ!

INMO Go 3とは?

INMO Go 3は、中国発のスタートアップ企業INMO(影目科技)が手掛けるスマートグラスで、これまでも「INMO Air」シリーズや「INMO Go」シリーズを展開していました。

今回のINMO Go 3は、その最新バージョンで、わたしはKickstarterで入手しましたよ。

外観は、ほぼ普通のメガネ。

パッケージには、本体の他、取扱説明書とクロス、予備のバッテリー、チャージャー兼充電ケースが入っています。写真撮るときに、予備のクロスを出し忘れてしまいましたけど。

特徴は、マグネットピンで装着するバッテリーを搭載していることで、予備が1本付いているので、バッテリーが切れたらサクッと取り外して、カチャッと予備のものを取り付ければ良いという、タイムロスの少ない運用ができるということ。ほぼ、これだけの理由で支援を決めたぐらいです。



右側のテンプルに、電源ボタンとカスタマイズできる「Go」ボタン、そしてタッチパッドを搭載しています。

この「Go」ボタンには、即座に呼び出したい機能を登録しておけます。例えば、海外旅行へ行く際には、その国の言語から自国語へ翻訳するための「AI同時通訳」や「AI翻訳」、展示会へ参加するときには「録画」、会議のときにはリアルタイム文字起こしをしながら音声を保存する「スーパー録音」などですな。

本体には、マイクを4基、スピーカーを2基備えていて、スマホでの通話もできます。

そうそう、これを忘れていました。

グラス部に「双眼式グリーンマイクロLEDスクリーン」を搭載していて、緑色の文字が浮かび上がります。「双眼式」とあるように、両目にあるので、どちらかの目が疲れるということもなさそうです。


内蔵(というか装着する着脱式)バッテリーは270mAhで、最大8時間駆動します。予備のバッテリーもあるし、1300mAhの充電ケースもあるので、1泊2日程度の出張であれば、ほぼ賄えそうですな。まあ、出張なんてないんだけど。あくまでも、一般的なビジネスパーソンの活用法ということで。

オフラインで9言語の翻訳、オンラインでは98以上の言語翻訳への対応、「Hey, INMO」と呼びかけることでAIアシスタントを起動、テレプロンプターの表示、搭載しているカメラで見たものを翻訳する機能、相手の話していることや動画で離されていることをリアルタイム字幕表示などなど、多機能です。



実際にどうか?

まず、装着してみて驚いたのは「普通の眼鏡よりかけ心地が良い」というものです。ほとんどの人は顔が左右非対称だそうですが、わたしももちろん左右非対称で、どうやら耳の高さが左右で違うみたい。フクロウかっ。

だから、眼鏡店でメガネを購入すると、いつもどちらかが浮いていて、すごく疲れるのですよ。あのー、耳を動かせるので、テンプルが浮いている方の耳をアップさせようとして耳に力が入っちゃうのよね。

でも、INMO Go 3は、なんだかとってもしっくりくる。鼻あてもいい感じ。耳にも鼻にもジャストフィットですわ。

そうそう、どうしても高さが合わないという場合は、15度の範囲でテンプルの角度を変えられます。耳の高さが左右で違っていても、これならオールオッケーですな。


CNCによるアルミニウム切り出しボディの割には軽量な約58g。樹脂製ではないというだけど、こんなに所有欲を満たせるとは……!

今日届いたばかりなので、文字起こしと翻訳機能、そして撮影程度しか使えていないんだけど、翻訳機能のすばらしさに度肝を抜かれました。

個人的に、ポータブルゲーミングPCやAndroid端末を開発している中国の「AYANEO」というメーカーに注目していて、発表会というか情報共有会みたいなのがオンラインで配信されると視聴するんだけど、誰も通訳しないのに、CEOのアーサーさんが中国語でまくしたてるから、何言っているのか全然わからないのですよ。

ところが、INMO Go 3をかけて、AI通訳機能をONにしたら、なんと、ドラえもんの翻訳コンニャクばりに日本語で表示されるじゃあありませんか。まあ、翻訳コンニャクは音声で聞こえてくるんだけど(ちなみに、INMO GO 3には音声で読み上げるAI翻訳機能もあります)。

文字で見えるから、より理解しやすくて、大満足。中国語が分からないから、本当に正しいかどうか判断できないけれど、きっと合っているはず。

すごいのは、INMO Go 3のマイクが拾った音、つまり外部音声だけでなく、INMO Go 3から流れてくる内部音声も翻訳できるということ。ちなみにそれを録音することもできるので、オンラインミーティングや商談などでも役立ちそうですな。

文字起こしの精度も高いと感じました。自分で適当に喋ったものと、ネイル情報を発信しているYouTubeチャンネルの音声を「音声字幕」機能を使ってリアルタイム文字起こししてみたんだけど、リアルタイムにグラス内に表示されるだけでなく、スマホに履歴が残るのは良いですな。しかも、字幕のテキストをGoogleドライブやGeminiなどに共有することもできる。別のAIと役割分担というわけ。


なお、「スーパー録音」では、INMO Go 3で録音したものを、専用アプリ「INMO Glasses」で文字起こしして、要約も作成してくれるんだけど、要約が中国簡体字なので、ちょっとまだ使えないって感じですねー。この辺は、いずれアップデートでなんとかなるでしょう。



iPhoneが受け取ったメールなどの通知や、地図を表示するナビゲーション機能など、実装されていないものも多いけど、総じて「買って良かった!」と思えるアイテムでした。

あ、でも、出先で「Hey, INMOO」って口に出すのはちょっと恥ずかしいかも。