2014年9月15日月曜日

やっちまいました。初めての落馬

まあ、タイトル通りなんですけどね。

この日(9月13日土曜日)の体調は、少なくとも褒められたものではなかった。火曜日から木曜日にかけて約300ccほどの血液を失っていたため、少しのことでも息切れするわ、立っているだけで頭の芯が「スーッ」としたようなへんな冷たさに襲われるわで、乗馬向きではない体調だったと思う。

5級取得済みのため、馬装から入る。

「馬装」というのは乗馬のための馬の装具を装着することですな。馬によって若干変わったりするんだけど、変わらないのが頭周りに着けるもの(口に咥えさせる「はみ」や鼻革、喉革、手綱が一緒になっているアレ)、ゼッケン(鞍を置く前に馬の背中に直接かける布)、ジェルパッド(衝撃を吸収するためのもの)、鞍。

それら一式を装着してやります。
前回乗った子ナナ。
キャップをかぶっています。

あ、その前に、馬の手入れもするんですけどね。まず馬の前右脚→前左脚→後右脚→後左脚の順番に足の裏の汚れを鉄のカギ爪のようなもので取ってやる。ほとんど何も付いていない子もいれば、「何でこんなに詰まってるのよ」と思うほどに蹄の中に泥や草が入り込んでいる子もいてなかなか楽しい。

それからプラスチックブラシで全身をマッサージ。これを嫌がる馬は多い。下手すると首のあたりをゴーシゴーシしてて噛み付かれそうになるw

それが済んだら柔らかめの「根ブラシ」というもので全体的な汚れを取ってやる。これもマッサージ効果があるので力を入れてゴシゴシ。ただ、馬って繊細なので、どこまで強くやって良いものか……よく分かりません。

さてさて、そんなこんなで30分ほどかけて馬装を整え、馬場に引いて行き乗ってみる。

前まではスタッフのお兄さんたちが鐙(あぶみ。足をかけるところ)の長さ調整をしてくれていたのだけど、これからは自分でしなければならない。「うーん、こんな感じでいいかなぁ」と少し長めに調整していたのが運の尽き。

そうでなくともフラフラしているのに、鐙が長すぎて馬上で立ったときに踏ん張れず、残り10分ほどのところで落馬。

手綱だけは手から離してはいけない、という思いがなぜかあり(落馬時の心得とか頭に入っていなかったんだけどw)、地面にドサッと落ちてもまだ離さなかった自分を褒めてあげたいw

で、そうなるとどこから落ちるかというとお尻からなのですよ。プロテクターつけているから背中から落ちて欲しかったんだけどね〜。お尻といっても、股関節を前方向に直角に曲げたとき最も出っ張っている部分が衝撃を受けた。だから、腰に近い部分なのかなぁ。ああ、割れ目のちょっと上って言えば分かりやすいかも。

残りのレッスンもしっかり受け、それから30分後の二鞍目もしっかりとこなし、その日は乗馬クラブを後にしたけれど、とにかく痛い。片膝付いて立ち上がろうとしても痛くて立てないのだ。

救護室があることを知らなかったため、そのまま帰ったんだけど、帰りのバスの中で落馬した人の情報を集めまくり。

とりあえず、馬場の地面は柔らかい砂のため、馬に踏まれたり頭から落ちたりしなければ大したことはないようで、大抵の人は一週間ほどで病院に行くことなく通常の生活を取り戻している。湿布は必須だけどw

そんなわけでわたしも帰宅後、なぜか我が家に大量にある「ロキソニンテープ」をお尻に貼りつけうつ伏せで就寝。その効果もあり、翌日には痛みはあっても立ち上がれるようにまで回復しましたん。

いやぁ〜馬に踏まれなくて良かったですわ。それと、馬の糞の上に落ちなくて良かったですわ〜。

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