2014年9月4日木曜日

シャッツキステ×森薫『シャーリー』2巻発売イベント(*´ω`*) in 秋葉原


あ、可愛い物大好きな管理人です。いわゆるひとつの萌えですよ。メイドさんとか大好きですね。あ、変態じゃないですよ、念のため。

何かとお世話になっている秋葉原に実在する『施設図書館 シャッツキステ』。図書館なのになぜかメイドさんたちがいらっしゃってお給仕してくれます。

あ、ここの図書館の雰囲気は、eBook USERの「メイドたちによる本語り 施設図書館シャッツキステ」か、本家サイト「施設図書館カフェ シャッツキステ」でご確認を。

さてさて、このカフェの存在自体が、イギリスの良質な絵本から切り取った世界そのものという雰囲気なんだけど、その場所でですよっ!森薫さんのっ!小さいメイドの物語『シャーリー』のっ!2巻発売イベントをするというじゃ、あーりませんかっ!

仕事が終わってから行ってきましたよ、ええ。

『シャーリー』というのは、『英國戀物語エマ』や『乙嫁語り』をお描きになった森薫さんの作品。13歳という年齢ながらしっかりした黒髪(ブルネット)おかっぱの少女・シャーリーと、彼女を雇った28歳ブロンド美女、元お嬢様で独身、飲食店の女店主・ベネットを中心にした物語5作品とそのほかのメイドさんとご主人を中心にした話、2作品を含んだエンターブレインから2003年に刊行された単行本。つまりは2巻までに実に11年の歳月を要した、ということですな。
さて、わたしがメイド好きになったのは、実は「エマ」さんの影響によるもので、つまりは森薫さんの影響が強く。その彼女の手による原画が展示されるというのであれば……ねぇ……。

店内に入ると、いつものように中央の長テーブルで相席しつつ、何かの話題について楽しそうに語り合ったり、読書にふけっていたり思い思いに時間を過ごしている人たちが。

多分、ここにいる人たちは元々の知り合いでなくとも、あのお店の雰囲気とメイドさんたちの上手なナビゲートで楽しい時間を過ごしているんじゃないかなぁと思う。

それはそうと、まずは『シャーリー』1巻を読む。

それから展示物を撮影。読んだからこそニヤニヤしながら味わえるというものでして。
第1話より
この「スカートくるーん」を
描きたかったらしい
ヵゎゅぃ.....φ(・∇・`〃 ) 
実はこの頃はまだ商業マンガ家ではなく、同人誌向けに個人として描いていたらしい。しかも、ペン先を変える、ということを知らなかったため、同じものを使い続けていたとか。
だから、フキダシの文字も
自分で出力したものを貼り付けているのね
向かいの壁には2巻の原画が展示してある。
2巻より
よーく見てみると………
フキダシ内の文字が手書き
そう、手描きなんです。字が。ちゃんと写植してもらえますからね。それと、線の太さにも強弱がありますな。……なーんて、偉そうに書いてますが、マンガ、描けません←
・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・
この細かい描き込み!何て素敵なんでしょう。もう商業マンガ家なので、原稿のケント紙のサイズが一回り大きくなっているからか、より細かい描写が可能になったのでしょうかねぇ……。詳しい人に教えてもらいたいところですが。

漫画家を目指している人のための広場」というサイトでは、同人誌用にはA4、漫画賞への持ち込みなどにはB4とあったので、そのくらいのサイズ感なのかもしれませんな。ちゃんと測ってくればよかったorz

ここに載せたようなモノクロ原稿だけでなく、店内にはカラーイラストも。
シャーリーとそのほかの作品のメイドさんたち大集合
2巻の表紙原画
眼福!
また、メイドについての知見を広げられるよう、こんなコーナーも設置。
「メイド関係書籍展示」
撮影不可のものもあるので注意
もっとたっぷり時間があれば読破したかったんだけど、終業してから移動、そして入店なわけで、そんな時間もなく。

帰り際、カウンターには、森薫さん特別描き下ろしイラストを持ち帰れるとかで、家に帰ってからも余韻に浸れたのん♪

期間は9月21日まで。場所は前述のシャッツキステのサイトで確認するか、こちらの地図で。最寄り駅はメトロ銀座線の末広町。各線秋葉原駅からも10分くらいで着くかな?

営業時間は12:00-22:00。展示会中でも、いつもと同じ利用料金500円(税別)/30分で入店可能。美味しい紅茶をメイドさんが注ぎに来てくれますよ♪

期間中は通常の焼き菓子や軽食メニューのほかにも物語に出てくる「ティプシーケーキ」や「マッシュルーム入り鳩のパテとティプシーケーキセット」も注文できるので作品の世界にどっぷりと浸りたい方はぜひぜひ。

いやぁ〜癒やされたわぁ。

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