毎度どうも! 乗り物大好きな管理人です!
好きっていっても、全く詳しくなくて、単に操縦するのが好きというレベルなんだけどね。
さて、そんなわたしですが、ついにバイクの免許を取れました! 普通自動二輪ですね。自動車学校に入校したのが2016年10月30日。はじめての教習(オリエン)が11月2日。そして、卒検合格日が2017年4月20日。
……長かった……。
さて、普通自動車免許(中型8tまで)を持っているわたしですが、実は教習場に通ったことがない。いわゆる「一発」というもので免許センターで実技試験も受けたので、「第1段階」とか「第2段階」というものがいまいちピンときていない。
教官が言うには、第2段階は普通自動車免許の“仮免受かって路上教習”に相当するものなんですってね。
とはいえ、二輪免許取るのに路上教習はないので、第2段階の最初はシミュレーターからはじまります。第1段階のときに一度経験しているので、こちらは難なくクリアー。一緒に講習受けていた人が小型二輪で……しかも、免許自体はじめての取得ということですごい緊張していたのが印象的。でも、せっかく取るんなら、最初から普通自動二輪に挑戦してもいいんじゃない〜? と思ったのは秘密にしておこう。
わたしの一番苦手な課題は一本橋とクランク。そのどちらでも何度転倒したことか……。
逆に得意だったのはS字クランクとスラロームと急制動。「なぜスラロームが得意なのにクランクが苦手なのか」と不思議がられるんだけど、わたしも不思議だよ。
第1段階で盛大にコケまくり、ミラー×1、状態を示すランプ×2、オイル漏らし×1などの実績を積んだワタクシではありますが、第2段階では2回転倒しただけ。しかもなぜか止まっているときにw
苦手だった一本橋もすごくビビっていた精神状態から少しビビる程度にまで進歩し、まあまあ時間を稼げるように。
最後まで不安だったコースの暗記
さて、検定では定められたコースを交通法規にのっとって走行する必要があります。交通法規というのは、右左折合図を適切なタイミングで出すことや安全確認、適切な進路を取ることなどが含まれますな。
が!
ほとんどそれらはコースを覚えていないとできないんです! 自動車と違って、隣に教官が乗って曲がり角などを指示してくれるわけじゃないんですよ!
「あれ〜? 次、右だっけ?」などと考えていてはウィンカーを出したくても出せないし、出せても進路を取れないし、後方の安全確認もできやしない。つまりこれだけで15点減点されてしまう恐れがあるわけですよ! 一本橋で7秒稼げないわたしとしては(普通自動二輪では7秒以上かけて通過する必要あり。足りない場合、1秒につき5点減点)、気合でなんとかなるところではできるだけ点数を取っておきたい!
というわけで、何度も何度も頭の中でコースを復習。iPhoneで撮ったコース図を拡大などしながら、未記入のコース図を見ながら、目を閉じて思い浮かべて、などさまざまな方法で記憶。
わたしが通っていた世田谷自動車学校の 普通自動二輪卒検のコース |
が!
卒検前日に、用事があって自動車学校に行く機会があったのね。で、ついでだから待機場所(教習前のストレッチ体操などをする場所)で20分ほどしつこく本物のコースを見ながらイメトレをしてみた。
そしたらね、覚えられたんですよ! だから、なかなかコースが覚えられない、という人は、1時間余分に(お金をかけて)教習を受けるより、教習を受けない日に学校に行ってコースを前にイメトレするのをオススメします。あー、お金に余裕のある人は教習を受けたほうがいいのは言うまでもありませんよ!
いざ卒検へ!
卒検は、お昼休みに行います。ほかの教習車がいない時間帯をねらって、ということですな。当日、普通自動車の仮免検定を受ける自動車が1台、二輪免許の卒検を受ける人がわたしも含めふたり。もうひとりの人は大型自動二輪でした。かっこいいなぁ。
卒検そのものの始まる約1時間前に「卒業検定待合室」で検定の注意事項を説明されます。課題に対する減点がどれくらいのものか、一発中止になってしまうミスとは? 特別減点とは一体何? などなど。
基本的に、どのミスも5点ずつの減点。エンストは1度目は見逃すけど2度目からは5点減点される特別減点の対象。坂道での逆行は20センチくらいなら見逃すよ、などなど。
ちなみに、検定で使うバイクは、教習車種は同じでも、教習に使っていないもっとも良いコンディションのもの。……だそう。試験官が暖機運転をしたうえでスタート地点まで持ってきてくださるとのことで、この日バイクにはじめて触るのは検定がスタートしてから、ということになりますな。
準備時間中、頭の中で「イケてるわたし」を何度もイメージ。転んだ記憶が浮かんできたら、即座に払い去ることの繰り返しで、イメトレも結構キツイ。
そして、いよいよわたしの番!
あれ、やばい、このバイク、コンディション良すぎてなんだかフカフカしてる! あああ、スピード出過ぎる! おおお、ウィンカーの音が聞こえない!
など、いつもよりふらついた運転をしてしまい、クランクでもよたよた。赤いコーンに接触しそうになりながらなんとか通過。接触=中止だからね。
一時停止箇所以外では、操作しながら左右確認して速やかに右左折したり本線に出るように、とのことだったので、そこはこれまでの自動車運転経験を活かしてクリアー。一本橋も、秒数を数えるようにして恐怖心を払拭してクリアー。「中止!」の声を聞くことなく無事に検定が終わりましたε-(´∀`*)ホッ
ふたりが終わったところで、合否がすぐ出る、とのことで指定の場所で待機。もうひとりの受験者と「ここが危なかった」「あそこが怖かった」など雑談をしながら時間をつぶしすこと5〜7分。
A4封筒ふたつを小脇に抱えた試験官が入室して、静まり返る室内。
「えー、本日の結果ですが……ふたりとも合格です!」の声に大人げなく「やったー」とそれぞれガッツポーズ。
ちなみに、わたしの点数は「期待を込めて80点」だそうですw期待を込めてって何www
すぐ免許センターに行けば当日交付ができるとのことで、いったん家に帰り髪を結い直してから免許センターへ。無事にゲットできましたとさ。世田谷自動車学校の先生方、ありがとうございました!
すべて終わって思ったこと
ヤマハ発動機主催の「超初心者向けバイク講習会」で初体験してから10カ月。ようやく「有言実行」できたわけだけど、講習会で使った125CCのものに比べ、教習で使うのはHONDA CB400という400CCのバイク。重いし大きいし車高が高い。取り回しもバランス保持も大変で、何度も何度も転倒しながらの教習だった。
「これ、乗れるようになるんだろうか?」と第2段階にいっても不安を感じていたんだけど、最後の最後に不安なく乗れるようになったのよね。あ、卒検のときは別として。
誰でも最初はうまくできなくて当たり前! 練習すればできるようになるよ! と声を大にして言いたい。そして、見守る人は「今はできなくても、できるようになるさ」と励ましてあげてほしい。不安を煽るようなことだけは避けてほしい。
そんなことを考えさせられる経験でした。
さ〜て、日本の公道がさらに危険なものになるぞ〜(笑)。
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