毎度どうも!
相変わらずガジェット大好きな管理人です! とはいえ、最近では本業の方でいろいろなガジェットに触れる機会が増えたこともあり、自腹で買うことが減っていて……。時間とお金にゆとりが欲しい! と願う日々であります。
さて、そんなこんなで義理を欠いてばかりではありますが、デルアンバサダープログラムでイベントに応募したら当選したので、参加してきましたよ♪
イベントタイトルは「デルアンバサダー(もうすぐ)4万人 大感謝祭」。「もうすぐ」ってw
TOKYO AMERICAN CLUB
いきなり英語かよ、という感じですが、こちらは会場の名称。今回、珍しく「服装規定」、ドレスコードが発令されていたのよね。「格式ある会場なので短パンTシャツサンダルなどはご遠慮ください」って。
「ホテル会場なのかなぁ」と下調べもせずに行ってみたら、なんじゃこりゃぁああああ! というハイソな会場でびっくり。
帰ってから(遅い!)家人と調べたところ、会員制の社交クラブ(!)とのことで、年会費は350万円、名だたる著名人、芸能人、有名人が会員に名を連ねている格式の高い場所だったのですよ。
え? ってか、そんな会場、会員以外でも借りられるんですか!?
下調べしてこなかったおかげで、会場の写真をあまり撮っておらず、本当にブロガーとしてだめだなぁと思いましたよ。
会場が会場だけに、サービスも一流。今回もブュッフェスタイルで“軽食”が提供されたけど、まず、量が“軽食”を軽く凌駕している。あ、ダジャレじゃないですよ。
そして何よりおいしい。個人的に最も感動したのはゴロッとしたじゃがいもをフライしたような付け合せの一品。蒸したのか揚げたのか、はたまた揚げ焼きしたのかはわからないけれど、中までしっかりと味がついていて、「なんじゃこりゃぁああああ!」(二度目)となった。あれ、もう一回食べたい。
皿の左側に載っている皮付きじゃがいもが めちゃくちゃおいしかった。調理法を知りたい。 |
いつもなら、ブュッフェ列に人が殺到して、ぼんやりしているわたしはいつも料理にありつけないんだけど、今回は参加者たち全員の腹を満たすほどの量が提供されたおかげで、後半では料理の周りが閑散となる様子も見られましたよ。本当にありがたい。これだけでも、デル・テクノロジーズさんには感謝してもしきれない。
AI PCって? Copilot+ PCって何?
IT系の話題を追いかけている人であれば、「AI PC」や「Copilot+ PC」という単語を聞いたことがあるでしょう。
アタクシの場合は、仕事柄、避けて通れないキーワードになっているんだけど、「エッジ側でAI処理できるからってなんなのよ」ぐらいに思っていた。ってか、AIにどうやって仕事を任せるのさ、みたいな。
だけど、今回は日本マイクロソフト業務執行役員コンシューマー事業本部 モダンライフ戦略本部 本部長小澤拓史さんから話をじっくり聞けて、いろいろと腑に落ちた。
これ、特にPowerPointをひんぱんに作る人や会議の議事録作成を任されている人に最適なのね。PowerPointで資料作りをしたことがあるんだけど、ああでもないこーでもないって、作り始めるまでに時間がかかっていた。それが入れ込みたい項目を入力するだけで適切なアウトライン、そしてスライドを作ってくれる。アウトラインに不足があれば、もちろん追加することもできるし。
そして、その過程で必要な画像は、Photoアプリやペイントアプリでサクッと作れるということも実演されていた。
え、これが右の絵になるんですかい…… |
さて、こういうことって、現在ではGoogle GeminiだったりMicrosoft CopilotだったりAdobe Fireflyなどが使えるし、スマホだったらLINEの「AIイラストくん」やAdobe Expressなんかでできちゃうんだけど、どれもクラウド側で処理させる。
万が一の情報漏洩というリスクを取りたくない場合や、オフラインでも処理したい、という場合にエッジAIは有効なのでしょうね。
ただ、めっちゃ謎なのは、LLMをPCに組み込んでいるっていうことでしょう? それだけ膨大な学習量を詰め込めるって、どういうことなの……ということ。ストレージ、何TBあっても足りなくない? って思ってしまう。考えすぎて、夜しか眠れないわ。
デル・テクノロジーズ コンシューマー&ビジネスプロダクトマーケティング統括本部 コンサルタント 松原大さんは、「AI PCでできること」を6つに絞って教えてくれました。
それは、「画像生成/修正/分析/検索」「動画生成/修正」「テキスト生成/修正」「Webコミュニケーション」「音楽作成/音声修正/音声翻訳」「ゲーム高解像度化」というもの。
これら全部をローカルでできるのであれば、それは仕事が捗るでしょうね。
興味深かったのは、静止画から動画を作るというもの。適当な歌詞をつけた音楽(これもAIで作成)を投げると、リップシンクするし、背景などの効果もワンクリックでつけられるから、静止画だけでMVが作れてしまう。いやはや、すごい時代になったものだ……。
ただし、これからのAI PCもといCopilot+ PCは、ハード要件を満たしていないと「Copilot+ PC」の認定を受けられないとのこと。
その要件とは、グラフィック処理をするGPUのほかにAI処理をするNPU(Neural Processing Unit)も搭載していること。NPUの処理速度が40TOPS(1秒当たり40兆回)以上であることや、LPDDR5規格の16GB以上のメモリ、256GB以上のSSDを搭載していることが含まれる。
あらやだ、結構、ハードのハードル高いんじゃない? という感じ。まあ、なので当然お値段は20万円台後半、つまり27万円とか、そのくらいになってしまうのですな。
で!
新しい「New XPS 13」はその要件をしっかり満たしているので、これから買うならそっちがいいよ、ということ。
ちゃんとしたPC買うなら、そうなるわよねー。
ゲーミングPCばっかり(しかもハンドヘルド)買ってたら、技術の進歩に追いついていけないよねー、などと実感してしまった。
日本マイクロソフトの人たちからのレクチャーも受けられる「Copilot+ PCお試しコーナー」(多分そんな名前ではない)では、CocreateとLiveCaption機能を試せるようだったけど、簡単な線画からイラストを作成するCocreateのほうのお試しは大人気。中には「え、あなた様はそんな機能をお使いにならなくても、素晴らしい芸術センスがおありなのでは?」という人も試していて、心の中で上のようなツッコミを入れてしまったのでした。
それはともかく、LiveCaptionの素晴らしいところは、多国語が混ざっていても聞き分けて自国語に翻訳してくれるということ。今までいろいろなAI翻訳ツールを使ってきたけれど、中国語と日本語が混ざっている――例えば、中国語で話した内容を通訳さんがLiveTranslateしてくれるような発表会では、AIは、どちらかしか文字起こしできないし、どちらも無理やり日本語に翻訳しようとしてしまう。
それがっ!
Copilot+ PCではっ!
月額料無料でっ!
しかもリアルタイムでっ!
できるわけですよ。あらやだ奥さん。
とはいえ、LiveCaptionは、現在のところ、さまざまな言語から「英語にのみ」翻訳する仕様だということ。年内には日本語を含め、複数言語に翻訳できるようになるとのことなので、楽しみですな。
もっとも、Copilot+ PCを持っていないとその恩恵には預かれないんだけど。
デルアンバサダー4万人を目指して!
などなど、最新技術やIT系に興味のある人、最新PCに触れてみたい人にとって夢のようなプログラムが「デルアンバサダー」プログラムなわけなんだけど、驚くことに年会費も月会費も無料なんですよね。
年に1度のこういう大感謝祭があるし、年に2度くらいは1カ月から場合によっては2カ月、XPSやAlienwareといったプレミアムモデルをモニターするチャンスもある。高い製品だから、使い心地をじっくり試したいという人にはもってこいなんじゃないでしょうか。
デル・テクノロジーズ コンシューマー&ビジネス マーケティング統括本部 本部長 横塚知子氏からは、「大勢のユーザーさま、そしてアンバサダーの皆さんの支えられてここまで来ました。でも、もっともっと広げていただきたい! 皆さん、引き続きご協力をお願いします!」というようなハッパ(?)をかけられて盛況なうちに閉会しました。あ、もちろん拍手も求められましたけどね!
横塚部長 これからもついていきます! |
さて、デルアンバサダーになるとこんな感じで楽しいんだけど、「広めてね」と言いつつTwitterのハッシュタグを告知しなかったり、どうやったらデルアンバサダーになれるかなどのお知らせがなかったりして、ダメじゃん! と、言いたいところだけど、全然ガツガツしていないところがまた愛おしい。
Dell製品愛用者はもちろん、持っていなくてもPCが好き、ゲームが好きというだけでも資格のあるデルアンバサダーに登録してみるのはどうでしょうか。Dell製品を試せるのはもちろん、中の人ともやり取りする貴重な機会がえられますよ。