毎度どうも〜! 1時間オーバーで普通自動二輪免許を取得した管理人です! あんなにしょっちゅう転倒していたのに、取れるなんて……( ;∀;)。
さて、わたしが普通自動車免許を取ったのは今からウン十年前のことですが、自動車学校に通うためのお金もなかったくらいですから、自動車を買うお金も工面できず、マイカーをゲットしたのはなんと免許を取ってから10カ月以上あとのこと。そして、自分の車も持っていないのに、会社の営業車を運転しなくちゃいけなくなるといった事案が発生したのはそのちょっと前のこと。
つまり
免許を取ってから公道に出るまで期間がかなり長く開いてしまった、というわけです。そりゃあ、もう、怖かったですよ、運転。営業車では、隣に怖い人乗せていたし。
で!
バイクの免許を取ったはいいけど、自転車と同じで体に覚えさせるべきものだから、できれば早めにたくさん乗りたい。自動車のときの二の舞いにはなりたくないな、と思っていたところ、ヤマハ発動機さんがやってくれました!
なんと、手厚いサポート体制を敷いた「初心者向け!!春の初陣ツーリング!!」ブロガーイベントを企画してくださったのです! パチパチ👏
初心者向け、といえば、4月22日には「こういうレッスンもやっているんですよ」とお声がけいただいた「大人のバイクレッスン」が記憶に新しいところではありますが、今回は公道です。駐車場内ではありません。テストコースでもありません。公道です。一般の車やバイクも走る公道です(しつこい)。
大人のバイクレッスンの受講済みブロガー、ということでお誘いいただいて「行きます! 行きます!」と内容も見ずに即レスしてしまったワタクシ。「集合場所は前回と同じ清水公園駐車場でいいのよね〜。ヘルメットとグローブを自前で持っていけばいいのよね〜。ふふふ〜ん♪~(´ε` )」と、当日早起きして出かけたのです。
目的地は……茨城県牛久大仏
到着して、まずはこの日に引率してくださるヤマハライディングアカデミー(YRA)のスタッフメンバーを紹介いただき、準備体操、そして前回もレッスンで使ったヤマハTricker(250cc)にて慣熟走行(ウォーミングアップ。どうでもいいけど「完熟」って何が熟れたんだろう? マンゴー? とか思いながら話を聞いていたのは内緒)を30分ほど前回会場となった駐車場内で行なってからいよいよ公道へ繰り出しますよ!ヤマハ発動機広報の石田さん |
……と、その前に、目的地を告げられました。牛久大仏です。
メールにそのような文字列があったなぁという記憶はあるのですが、それがどこにあるのかなどまで考えていなかったワタクシ。たまたま一緒に参加していたブロガーさんのひとりが牛久大仏の場所に詳しくて「茨城まで行くんですか〜」と発したので「えっ?!茨城?!」と戸惑うこと数十秒。ヤマハ発動機広報さんから「ちゃんとメール、読んでます?」とツッコまれてしまった(笑)。
というわけで、茨城県牛久大仏が目的地です。
うーん、集合場所が千葉県で、目的地が茨城県? 茨城って、北関東だよね……まさかの遠出? と頭の中でぐるぐる。
「無理無理無理……コース内だってやっとこさなのに、はじめての公道でそんな長距離無理だよ〜!」という心の叫びを誰にも悟られることなく出発したのでした……。
なにこれ楽しいんですけど
駐車場内で慣熟走行していたときに実は「うわ、コケるコケる!」「曲がりきれない!」「エンストしそう!」など気持ちに余裕がなく、内心焦っていた。それもあり、公道に出る前「無理〜」と思ってしまっていたのです。が!
いざ、出てみたら、なにこれ、超楽しいんですけど。教習所内のコースや駐車場とはエライ違い。
そもそも乗り物が好きで、マニュアル自動車の運転も大好き。たとえ自動二輪であっても、操作さえ慣れてしまえばこっちのもんですわ。停止と発進がまだおぼつかなかったけれども。
とはいえ、前回のレッスンで「なぜ低速走行でふらつくのか」を教えていただいていたので、ふらふらしそうになるたびに「ニーグリップゥゥゥウウ!」「目線、前ぇぇぇえええ!」「肘! 姿勢っ!」とセルフアドバイス(ツッコミともいう)することでなんとか克服。膝と肘と気持ちを引き締めて、信号での停止発進、右左折時の低速走行などもクリアできました。
それさえできちゃえば後は「楽しい」しか残りません。
自動車のような箱という空間に閉じ込められているのではなく、体はもろ出し。土地土地の空気を体で感じることができるのですよ。あ、プロテクターはつけているけど。あ、長袖長ズボンも着ているけど。
幹線道路では、ジリジリとした空気を、郊外ではちょっと爽やかな、田植えが終わったばかりの田んぼの真ん中を走る道では涼やかな空気を……。車の窓を開けて走るのとはまた違う感じなのが驚きだった。全身で風を受けているんだから、そりゃそうか。
おかげで、しばらく信号のない道路を走っているときには鼻歌まで飛び出す始末。周りのメンバーに聞こえていないと信じて……。
厳しくもほめ上手な先生たちのおかげで上達!
ここ最近、自転車ブームなのか、自転車系のアニメが多くて、レースのときに「こんなふうに隊列を組んで……」などという場面を何度か目にしていたけれど、バイクでのツーリング時にも隊列を組みますよね。ときどき高速道路なんかで見かけるアレです。1台目、2台目、3台目……とツーリングに参加する台数が多い場合、奇数番号のバイクは走行車線の左側、偶数番号のバイクは走行車線の右側、という具合に左右に振り分けた隊列を組んで走る。千鳥走行というそうです。この利点は、前方車両と安全な間隔を保ちつつ、隊列の長さを短くできること。あんまり長いと周りにも迷惑だしね。
そして、今回、先頭と最後尾をYRAの先生たちが走るという、いわばサンドイッチ状態で見守られつつの走行となりました。
「エンストするから、ギアはここで変えないで!」とか「ウィンカーの消し忘れ!」などと目ざとく厳しく教えてくださいつつも、信号待ちのたびに「すごい安定した走り! 道路状態もよく見て走っているねぇ〜」などとほめてくださるおかげで「ここではこうしたほうがいいんだな」とか「そうか、これでいいのか」などと良い点悪い点が即座にわかり、さらに運転が楽しく……。
ランチは牛久市の「サイトウコーヒー」で。
ゴール!
美味しいパスタと「オススメ!」とヤマハ発動機広報さんが言う美味しいコーヒーで心もお腹も満たしたら、いよいよ牛久大仏までラストスパート。いや、別にスパートかけていないけどね。
住宅街っぽいところから、少しずつ山の中っぽい感じに景色が変化して、ついに立像が見えてきましたよ! あ、運転中だから写真はないけどね!
信号待ちでは、「うぉー!」とか「見えた〜!」とか興奮しているのがわかるような喜びの声が前から後ろから聞こえてくる。あれだけ大きな目標物だと、ゴールがどこなのかもわかりやすくて嬉しいかも。
そしてゴール!
駐車場内のバイク置き場にしっかり並べてメットを脱ぐ。この日の牛久市あたりの最高気温は29℃ちょい。汗ばんでしまっていたこともあり、その爽快感ときたら! もちろん、ここまで自力で来られた(正確にはスタッフの皆さんのサポートがあったからですが)ということも、爽やかさの一端を担っていますけどね!
牛久大仏から清水公園までの復路について考えていたら「あ、ここで終わりですよ」と告げられ「メール、読んでないでしょ」とまたしてもツッコミが……。
あまりにも楽しかったため、短く感じられた今回の初めてのツーリング。でも実際には全体で2時間半くらい乗っていたし、約70kmも走っていた。
いや〜、驚きですなぁ〜。こんなに長距離走るなんて。ツーリングにハマる人がいるのがめちゃくちゃわかった気がする。だって楽しいんだもの。たまにはひとりで走るのもいいかもしれないけど、みんなでそれぞれを気遣いながら進んでいって、要所要所でわいわい休憩しておいしいもの食べて……そして目的地に着いたら喜びを分かち合って……。これが醍醐味なのかなぁ〜と初心者ながら感じました。
みんなで食べるおいしいもののひとつ |
ありがとうございました! |
今回の相棒 |
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