ラベル Windows の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Windows の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年1月27日土曜日

思わず「美しい」と声が出た 新XPS 13発表会 #デルアンバサダープログラム

毎度どうも! 通電するものが大好きな管理人です!

そんなわけで、仕事でも新ガジェット発表会に行くことがあるにも関わらず、個人でもお邪魔することがあり、今回は「デルアンバサダー」枠で「デル 新製品発表会」に参加してきましたよ。

まず、入り口でわたしたちを迎えてくれたのは新しくなった『XPS13』。遠目にもわかる美しさです。そして、見た目が従来品から大きく変化しているのがわかります。

が!

それについては、DELLエクスペリエンス・デザイン・グループ ディレクターのマック・タナカさんに語ってもらいましょう。
タナカさんが言うには、今回のXPS13は、より薄く、よりパワフルになったとのこと。全モデルと比べ、パフォーマンスは2.2倍アップし、ベゼル幅は5.2mmから4mmへと、より“インフィニティ”な印象に。

モバイラーとして気になるバッテリーでの駆動時間は19時間46分。「46分」ってwww

待望の白!

そして、何よりもデザイナーとして頑張ったのが「カラバリ」とのこと。これまでXPS13では、天板の色が何であれ、パームレストの色は黒一色だった。理由は単純で、パームレストを補強するカーボンファイバーの色が黒だから。黒しかないので、黒だったと。

ところが今回の天板がローズゴールドのものは、パームレスト色がなんと「白」。アルペンホワイトって言っていたかな?

ローズゴールド&アルペンホワイトですってよ、奥さん!
じゃあ、「カーボンファイバーを使っていないのか」って? そう、使っていないのですよ。代わりに採用したのが「グラスファイバー」。これなら白を表現できる。

タナカさんは、素材となっているグラスファイバーの“布”と、パームレストになるボードを手にし、「これがこうして、こうじゃ」と説明。最終的に、きっちり成形したボードにグラスファイバーを貼り付ける、ということをしたのだとか。
グラスファイバーの利点は、今回のように明るい色を使える、ということのほかに「ガラスだから、汚れてもさっと拭き取れます」とのこと。汚れないような加工(防汚加工)はしてあるけれど、手垢とかで汚れないとも限らないので、ガラスのすぐに拭き取れる、という特徴が活きてくるそうです。「1000日は大丈夫」と、コンシューマーマーケティング部部長の横塚知子さん。「1000日間、使ってください」と冗談めかしてお話していました。

ここで気になったのが、「カーボンファイバーなら軽くて強度があるけれど、グラスファイバーでは重たいのでは? それに、強度も心配」ということ。そこで、タナカさんに直接質問をぶつけてみた。

すると、「おっしゃるとおり!」と笑いつつ、「カーボンファイバーに“白”があれば、間違いなくそれを選んだんだけど、それがない。そこで同等の強度を保つグラスファイバーに目をつけた。ただ、これはカーボンファイバーより重さがあり、強度でも劣っているので、多少重くはなるけれども、十分な強度を保てるような配合を探して実現した」そうです。

じゃあ、どのぐらい重さが変わるの? というのも気になるけれど、公式サイトにはどちらも「約1.21kg」という記載。これは両方を入手した人に測ってもらうしかなさそう……。

しかもしかも!

なんと、DELLとしてははじめての“白いコード”の投入がありましたよ!

これまで、DELLは法人向けというイメージが強く、DELL自体もビジネス向けソリューションメーカーと自認していたけれど、PCを使うのは仕事だけでない、プライベートでも使う。となると、よりファッショナブルであるべきでは? ということにたどり着いたとか。もちろん、市場調査を経ての結論だけど。

「できるだけ安価に提供」という理念を守りつつ、デザインでも他社に劣らないよう、ナイキなど複数メーカーからデザイナーを迎え、コンシューマー向けにより優れたデザインのPCを提供できる体制を整えてきた、とのこと。(参考

タナカさんによると、「白いACアダプターおよびケーブルを提供できるようになるには紆余曲折があった。筐体が白くファッショなぷるになったのに、ケーブル類が黒いままではあまりにもセンスがなさすぎる。白いものを作れるよう、サプライメーカーを探し、協議した結果、PCの雰囲気を壊さない、白いケーブルを提供できるようになった」そうです。この話をしているときのタナカ氏の嬉しそうな顔ったら!

フリーアナウンサー青木裕子さんをゲストに迎えたトークセッション

今回の目玉は、横塚さんとフリーアナウンサーの青木裕子さんによるトークセッション。テーマは「働く女性のライフスタイル」。
おふたりとも2児の母親で働くウーマン。「朝早くからお弁当の準備をして、バリバリ仕事して、辞めたいな、と思ったことはありませんか?」との青木さんの質問に対し「正直、そう思うことは1週間に何度もありますよ」とマジ正直な横塚さん。

でも「そういうときは一旦立ち止まるんです」と。青木さんが重ねて「どういう風に?」と問いかけると「土日にPCを立ち上げないとか、ぜんぜん違うことをするとか。気持ちを切り替えることで、また前向きに『頑張ろう』って思えるんです」とおっしゃっていました。

青木さんは、夫婦円満で仕事と子育てを両立できている理由として「お互いに得意なことをやるようにしよう、と決めているから」と秘訣をお話しくださいました。なるほど、そうすれば、細かいことでイライラしなくて済みそうね。これはすごく参考になった。お互い、得意なことをする。そうすれば、不公平感も出てこない。働くウーマンとして、肝に銘じておこう。

タッチアンドトライ

最後に、会場後方に置いてある実機を触ることができたんだけど、「うわ、これで13インチか! 小さい! 薄い! かっこいい!」と思ってしまった。

そして、以前気になっていたキーボードも改善されていました。右上の「BS」と「|」がくっついていたんだけど、新XPS13では完全に分離。アンバサダー関係なく、これは「買いだな」と。
ちなみに、せっかく白いベゼルなのに、なぜカメラ部分が黒いの? ということについてタナカさんは「カメラ以外にもセンサーなど含めて4つの丸があり、それらはすべて黒い。もし、白いところに黒い丸が並んでいたら、クモの複眼みたいで人によっては気味悪く感じるかもしれないでしょ? だからここは黒にしたんだよ」とおっしゃっていました。

そんな感じに、デザインをできる限り良いものにしつつ、価格を抑えた……とはいうものの、DELLノートPCの最高峰だけにお値段が……。

だけど、めちゃほしい!


2017年3月4日土曜日

「うそ?! わたしのデバイスがサイバー攻撃の踏み台に?!」を防ぐハードウェア『Bitdefender BOX』を導入してみ……


どうも~! ネット接続がないと死んじゃう〜が口癖の管理人です。

今は当たり前のように、PCもMacも電話(携帯電話)もカメラも、なんなら電球やコーヒーメーカーでさえインターネットに接続されていたりしますよね〜。

で!

多分、大小問わなければ毎日毎時毎分のように起きているんだけど、大きなニュースとしてときどき取り上げられるサイバー攻撃は、これまたインターネットを介してやってきたりする。どこかのサイトを見ていて、とかメールに添付された怪しいファイルを開いちゃって、とか。
どこかで見たことのある宮田健さんがプレゼン
PC、Mac、iPhone、Androidスマホなどは、基本的にセキュリティソフトを入れていたり、少なくともアップデートをかけて常にOSを最新の状態にしていたりするし、危険なサイトやファイルには近づかない、開かない、を徹底しているけど、じゃあほかのIoTデバイスは大丈夫? という、疑ったこともない機器の危機について学び、その対応策を教えてもらうため、「Bitdefenderユーザーミーティング」に参加してきましたよ。

IoT家電がサイバー攻撃の踏み台に使われる

さて「ユーザーミーティング」とはいえ、Bitdefenderのサービスはこの時点で国内未上陸。まだユーザーではありませんな。まあ、この後ユーザーになるんですけど。

ちなみに、国内ではソフトバンクグループのBBソフトサービス(以下、長いのでBBSS)がとりまとめるようです。

リリース:ホームネットワークセキュリティー「Bitdefender BOX」の取り扱い開始

さて、「ほかのIoTデバイス」についてだけど、どんなものがあるかというと、冷蔵庫、掃除機、防犯カメラ、普通のカメラ、照明器具、コーヒーメーカーなどがあるようです。最先端の冷蔵庫だと、あれでしょ? 外出先からでもどんな食材が入っているか確認できるんでしょ?
スマートウォッチや魚群探知機、さらにはバービー人形までIoT!
と、Bitdefender Chief Security ResearcherのAlex

で!

問題なのは、ネットに接続されているそれらIoT機器にはCPUが搭載されていて、そのファームウェアが古いままの場合が多いことだそう。古い=セキュリティーホールが多いということで、サイバー犯罪者からすれば、踏み台にするために使いやすいものになってしまうんだとか。

普通にこうやって文字入力している端末についてはアップデートを頻繁にしていても、照明器具とか……ねぇ? デジカメはメーカーからアップデートのお知らせが届くから、しないこともないけれど。

しかも……

(ノ∀`)アチャー

簡単に踏み台にされるようですな。

あと、自分の家にネット接続されている機器がどれだけあるかを知らない、というのも問題だそう。危機意識が生まれないし。


「いやいやいや、最近のルーターはすごいから、外部からの攻撃を未然に防いでくれるから」という向きもあるでしょう。実際そうだし。
ITmediaで「半径300メートルのIT」を連載している宮田健さん

でも、残念ながら、外から内への接続はチェックしていても、内から外への接続内容は未チェックなのがほとんどだそう。だから、既に家庭内ネットワークにある機器がウイルス感染してしまっていたら、もうそこから外へと仕掛ける攻撃を防ぎようがないとか。

そこで、ルーマニアのセキュリティサービス提供企業Bitdefenderの『BOX』というハードディスクを使ったシステムが出てくるわけですな。

BOXがあれば、家庭内LAN上のすべての機器の接続を監視して、危険を未然に防ぐそうです。専用アプリでは、宮田さんの推奨する“見える化”ができます。いくつのデバイスが家庭内LANにぶらさがっているかがわかる、というわけです。

設定してみた

ミーティングが終わったのが22:00近く、帰宅したのが23:00ごろ。その日のうちに開封の儀&設定はできないとあきらめ、先ほどそれらをやってみましたよ。
箱の中身
ツヤツヤのピアノホワイト
つくりはシンプル
左から電源用のmicroUSBポート、
Ethernetポート、WANポート
モバイルバッテリーでも動くよん♪
「開封の儀はいいから」と言われていたので、このくらいにして、「さて設定」と思ったけど、取扱説明書をよく読まないわたしらしく、つまづくこと数度。

簡単にいえば

  1. Bitdefender BOXの国内取扱代理店であるBBSSのサイトに接続
  2. 会員登録
  3. BOXの箱に入っているカードに記載されたオンライン登録コードを入力
  4. アクティベーションコードをGET
  5. Bitdefender BOXアプリをスマホにインストール(AndroidiOS
  6. アクティベーションコードを入力して設定

という流れなんだけど、わたしは間違えて専用アプリから登録しようとしていたためわけがわからないことに。これから設定しようとする人は、BBSSのサイトが最初だよ、ということをとにかく覚えておいたほうが良さそうです。

と、ここまでまがりみちくねくねではありつつなんとかたどり着いたんだけど、ハードウェアの接続で引っかかってしまった。
「別のルーターを持っています」
我が家で導入しているのはSoftBank光。光回線のモデム(NTT製)からSoftBank製のルーターを中継し、ASUS製無線LANルーターをAPとして利用、というちょっと特殊な使い方をしてるのね。

ちなみに、無線がそんなに飛んでいても仕方ないので、SoftBank製のルーター側では無線を殺して有線ルーターとして使用。


そこで、SoftBank製のルーターとASUS製無線LANルーターの間に入れるか(BOXのWANをSoftBank製ルーター、EthernetポートをASUS)、ASUS製無線LANルーターだけにぶら下げるか(BOXのEthernetポート利用)にするか悩む。

結果、どちらもダメだったんだけどね。

理由は、ルーターとして使っている機種が自動設定に対応しておらず、手動で設定しようにもDHCPサーバオプションの無効化ができないため。

我が家のように複雑ではなく、「モデム」と「ルーター」だけ、とかルーター機能搭載のモデムだけ、とかあるいは「モデムオンリー!」だったらきっと簡単に設定が終わったと思う。

というわけで、現段階では家での設定はできなさそうだったので、次回、LANポート搭載クレードルのあるモバイルルーターで試してみたいと思います。外出先も危険がいっぱいだからね!
『デジタルの作法 1億総スマホ時代のセキュリティ講座』
に投資する方法もあるようです



2016年11月8日火曜日

意識させないデジタル文具 ワコムの『Bamboo Slate』『Bamboo Folio』先行体験イベントに行ってきた!


まいどどうも〜。新しもの好きの管理人です!

そーいえば昔、Macユーザー向けに「新しもの好きのダウンロード」というサイトが有りましたね。あ、今もありましたね。

ソフトも好きだけど、ハードも好き♡ でも、こんなにデジタルガジェットを好きになったのは、実は文房具好きな両親の影響を大きく受けたからなのよね。だから、子どものころから文具が大好きで、でもなかなか買える状況じゃなかったから封筒なんかはオリジナルで作ったりして……( ´ー`)フゥー...

そんなわけで、デジタル文具なんていうジャンルを放っておくわけがありません。大好物ですっ! 食べちゃいたいくらい!

などと考えていたら、ブログネタを提供してくださるiWire運営事務局から「『次世代型デジタル文具 「Bamboo Slate」および「Bamboo Folio」発売前先行体験イベント』に参加しませんか?」とのお知らせが。まあ、正確に書けば「参加したいんなら応募して」という内容なのですけどね。

で!

当選しました! 『次世代型デジタル文具 「Bamboo Slate」および「Bamboo Folio」発売前先行体験イベント』に! 鼻の穴も広がるってもんですよ!

ニヤニヤしながら当日を待っていたら、何やら堀正岳さんが怪しいツイートを……。
間違いない。知的生産を生業としている堀さんが絡んでいらっしゃる。このイベント、堀さんがいらっしゃるに違いない!

などとさらに鼻の穴を大きくしていざ当日!

想像をはるかに超えるデジアナ融合

実はあまり期待していなかったのです。今まで、メディアの中で仕事をしていたときにもさまざまなデジアナ文具に触れる機会があったのですが、「面白いし使いやすいけど、お金持ちじゃないと維持できないよね」っていうのが多かったから。

どういうことかというと
「使用するノートは専用のものでよろ」→ノート、幾らかなぁ……→700円!→orz
みたいな。

ところが、どうしたことでしょう。使用する紙はなんでもいいというのです。
スライドはワコムの人のもの
イベントのスピーカーとして登壇した堀さんは「デジタル文具というのはタブレット、ペン、ノートのいずれかにギミックがある。今回体験している『Bamboo Slate/Folio』の場合はタブレットとペン」と説明。しかし「ペンはワコム独自のデジタルペン技術『電磁誘導方式』を使っているため電池不要で、タブレットのみにギミックが仕掛けられていると言っても過言ではない」とのこと。

思い出したいのは、ワコムで発売しているペンタブレットのペンって電池が不要ということ。あれは電磁誘導(EMR Electromagnetic Resonace)方式といって、ペン内部にコイルが仕掛けられているから電池レス・コードレスで座標が取れる仕組みになっているのだそうです。
スライドはワコムの人のもの
それを活用して、間に紙を挟んで筆記できるようにしたのがこの『Bamboo Slate/Folio』
と考えられますな。

この『Bamboo Slate/Folio』はめちゃ軽。最も小さいタイプの『Bamboo Slate small』(A5サイズ)では264g。堀さんいわく「投げても壊れる心配をしないでいい」。

こういうデジタル文具の、安心して使えない欠点として

  • セットアップが大変で使うまでに時間がかかる
  • ペンが複雑でバッテリー切れしやすい
  • バッテリーが切れるのではとヒヤヒヤしていると使う気がなくなる
  • 専用ノートにしか書けないので利用シーンが限られる

というものを上げていました。

そして、ユーザーが気にする点として

  • どういう種類のデジタルノートなのか
  • 使い方
  • スマートフォンアプリが起動していなくても大丈夫か
  • 書き込める領域
  • 解像度や感圧の有無
  • ノート
  • 途中で中断してあとから書き足しても大丈夫か
  • アプリに編集機能があるかどうか、カラー対応はどうなっているか
  • デジタル化してからの使い方

をリストアップ。うむうむ。わたしも気になる。

そして2週間使ってみたところ、起動の速さ、十分な解像度が得られること、何度かに分けて書けること、アプリに筆順が記憶されておりその再生ができるだけでなく、例えば16画ある漢字の7画目までと8画から16画までの部分を別保存できること、後から合体もできること、OCRでテキスト化したりさまざまなクラウドサービスに対応していること、スマホが起動していなくても本体に保存されること、アプリを立ち上げていればリアルタイムでスマホに表示させられることなども体験し、十分実用に耐えられるものである、との結論を得られたと言います。


少しだけわたしも触らせてもらえたけど、紙に描いたものを忠実にスマホ上で再現しているし、何より筆順を分割できる機能が楽しい。

電源ボタンのそばにあるインジケータのLEDの光は強く、「むしろそれがいい」と堀さん。なぜなら「主張が強いから、つけ忘れの心配がない」と。

しかもバッテリーは長持ち。充電しながらでもOKのため、ガジェッターたちなら(常にモバイルバッテリーを持ち歩くため)安心して使える。

何より好きなノートを使える、というのがいいなぁ。紙が手元にない場合、飲食店に置いてあるペーパーナプキンでも問題ないとのこと。書いてすぐにポイができる。覚え書き用、取材用、アイデア用、いたずら書き用。いろんなノートを同じBamboo Slateで使える。これは大きい。

こんな使い方はどうだろう

さて、イベントでは「自分ならではの使用法や利用シーンを考えてみて」と促されました。

子どもがいるわけではないから実践できないのが残念なんだけど、これ、漢字の書き取り練習に最高じゃないですか?!

もちろん使うノートは学校で使うドリルや漢字書き取り帳。あのマス目の大きなやつね。Bamboo SlateまたはBamboo Folioの上にそれを敷いて自習してもらうの。

筆順が記録されるから、正しく書いているか一目瞭然じゃあないですか?!

うわぁ〜。学校の先生になりたーい!

もう1つ考えたのは、イラストを描く人向けのもの。ふたとおりあるんだけど、1つは絵師さんが自分の描き方を公開するために、もう1つはイラストがうまくなりたい人にレッスンとして筆順を残しておくもの。

Twitterを眺めていると、時々制作過程を動画に上げている人がいますよね。ビデオカメラを使って。

そんな大掛かりなことをしなくても、これなら普通に紙に描いてアプリで再生するだけ。アプリからは動画にエクスポートできないから、キャプチャ録画できるアプリが別途必要になってくるけど。

で、教えるのに使ったり、単に描き方公開に使ったりと夢は拡がるわけですよ。アニメも簡単に作れるかもね。描いたものをアプリで部分選択して移動させるのが簡単にできるし。

うう〜楽しそう。

紙に描いたものをそのまま取り込める文具を今までいろいろと物色してきたけど、ここまで「デジタル化」を意識させず自由度の高いデジタル文具ははじめてかもしれない。この年まで生きててよかった……そう思える出会いでした。

※この記事はワコムさんとiWireによる共同開催のイベントに参加したリポートです。ポチ。
インフルエンサーワイヤー

2016年8月13日土曜日

複数のストレージサービスをまとめて管理できる『MultCloud』が甚だ便利だった件


やややっ! 毎度どうも~! クラウドサービス大好きな管理人です!

食べた唐揚げもクラウド保存しているくらいですからね。そりゃもうアイ♡クラウドですよ。

無料で1GBの保存領域が付与されたリコー『quanp』やおなじみの『Dropbox』『Box』、使い方がいまいちよくわからなかったけど端末間でのファイル交換に便利だった『SugarSync』や「こりゃ、イノベーティブだわ!」とわけの分からないカタカナ語で形容したくなってしまった『ServersMan』などなど。

今のところは『Dropbox』『Google Drive』『OneDrive』『Amazon Drive』に落ち着いているところでしょうか。仕事でファイルのやり取りをするのに便利ですからね、ココらへんを抑えておけば。

DropboxやGoogle Driveは、無料のままだとそれぞれ15GB程度(Dropboxのデフォルトでは2GBだけど、あの手この手を使えば15GBまで増量可能)しかストレージ容量がなく、PDFや画像を入れておくとあっという間に限界に到達してしまうので、使い終わったものは、どこかに退避させておきたい。

そこで考えたのが、2016年7月20日に開始された『AmazonDrive Unlimited』に全部入れちゃおう作戦。年額1万3800円、月換算にすれば1150円で写真も音楽も動画も書類も保存し放題だというのよね。

“容量無制限”で痛い目を見たこともあるけれど天下のAmazonだから、それほどひどいことにはならないだろうなぁ……と。

ついに、Bitcasaが日本語化対応!今なら20%OFFで利用できる!
話題の(?)大容量クラウドストレージサービス『MEGA』を使ってみた

が!

ここで問題が。天性の面倒くさがり屋のわたしとしては、ファイル移動のため、いちいちダウンロードしてアップロードして元ファイルを削除して……なんてやってられない。Windowsでいうところのエクスプローラー、またはMacでいうところのFinder並みに楽にファイル移動できないものか……と思っていたところ見つけたのがこの『MultCloud』というわけなんですな。

……なんて書いているけど、実は1年くらい前に登録していて忘れていただけなんだけど(๑´ڡ`๑)
2012年にサービス開始しているしね(๑´ڡ`๑)(๑´ڡ`๑)


メールアドレスとパスワードで新規登録してもいいし、Google+などのSNSアカウントで登録も可能。

クラウドサービスを登録(連結)していくよ!

登録が完了したら、クラウドサービスと連結させますよっと。ログイン後、左カラムにある「Add Cloud Drive」をクリックして表示されるサービスの中から連結させたいものをクリックしてチェックを入れます。
複数選択できないので、ここはじっくりと1つずつ。

<Next>をクリックしたら、選択したドライブの表示名を確認し、<(意訳)追加する>ボタンをクリック。するとサービスサイトに飛んで「連結しても大丈夫?」と訊いてくるのでよほどのことがない限り「いいよ!」と答えてあげましょう。
選択したクラウドサービス上にどれくらい保存してあるかにもよるけど、数秒のうちに連結が完了してMultCloudに表示されるようになりますよ。
いざ、サービス間でのファイル移動!
必要なドライブを登録したら、いよいよファイル移動です。


……って意気込んで書いてみたけど、普通にドラッグ・アンド・ドロップなんですけどね。
Google DriveからDropboxにコピー
普通にドラッグ・アンド・ドロップでいける 
コピー中 
あっという間にコピーが完了しました。きちんとDropboxの指定フォルダに格納されています。

しかしここで問題が。
コピーしている
そう、ドラッグ・アンド・ドロップだと、あくまでもコピーであって、元のクラウドサービスから削除されるわけではないのです。エクスプローラーやFinderで、別のストレージにひょいっとドラッグ・アンド・ドロップする場合と全く同じですな。

でもそれでは後から削除するという手間がかかってしまい、それも面倒。だって、どれをコピーしたか忘れちゃうし。“移動”とか言っているのに、“コピー”ではだめじゃん。全然だめじゃん。

などと思っていたら、ちゃんと“移動”もできるのですよ! 移動させたいファイルまたはフォルダの上で右クリックすればショートカットメニューが現われるので、そこから<Cut>を選んで移動先のフォルダで<Paste>すればいいだけ!
このショートカットメニューから
リネームや共有もできるというのがわかる
ちなみに、別のストレージに移動させたいMacのマウス操作<command>+ドラッグ・アンド・ドロップは使えませんでした。おとなしくショートカットメニューから操作しましょう。

「Move」と表示されていたらコピーではなく移動が始まる

基本無料で2TBまでのトラフィックだけど10TBまで増やせる!

かなり便利なMultCloud。普通に使う分には無料でOK。「普通」というのは、データ移動のスケジュール設定を使わないとか、データ移動容量(トラフィック)無制限にしないとか、ファイル転送フィルターを使わないとか。

つまり、ほとんどの人は無料でOK。無料でクラウドサービス間のデータ移動容量を毎月2TBまで使えちゃいます。
ところがこれが簡単に10TBまで増やせる方法もありましてですね。

ログイン後、「MultCloudを使ってますよ。みんなも使おう!(๑´ڡ`๑)」みたいなメッセージをTwitterやFacebookでポストして、そのポストのURLをMultCloudに報告(提出)するだけ。それだけでトラフィックが2→10TBに増えるという太っ腹。

万が一に備えて増やしておくのもいいかもしれませんな。全部合わせても、そんなに保存していないんだけどね。

まだ使い始めたばかりだから、「おお! 便利!」という情報しかお届けできないけど、そのうちアプリも使ってみて、その感想を書ければいいなぁと思っていまっす。



2016年6月18日土曜日

久しぶりに新しいキーボードを購入! Microsoft製のiOS対応『Universal Mobile Keyboard』


どうも〜! 通電するものが大好きな管理人です!

WindowsのノートPCを使っていた頃からずっとキーボードを買いあさり続けていて、iPhoneやiPadを買ってからはその動きが加速度的に増していたんだけど、最近下火になっていたわたくし。

なんで下火になったかというと、MacBook Airを購入したせいで、小さなデバイス+キーボードという組み合わせに魅力を感じなくなっていたからなのよね。その前までは必要を感じていたのよ。MacBook Pro "15だったから重くて重くて……。

で!

最近、iPad Proの小さい方を買いましてね。ええ、iPad Pro。買っちゃったんですよね。しかもPencilまで。まあ、買うでしょう、iPad Proを買っちゃったら。ねぇ?

そうすると今度はやはりキーボードが欲しくなるわけですよね。これはもう自然の摂理ですから、逆らうわけにはいきません。盛者必衰の理をあらわすとか言いますしね。言いませんよね。

これまで、iPad用キーボードとして、ロジクールの『Keyboard Case For iPad 2』、ZAGGの『ZAGGkeys Flex』、Magrexの『Bluetooth Keybord 薄型軽量アルミケース』を購入してきました。

MagrexのBluetooth キーボード
MagrexのiPad用キーボードを使ってみて…
あと、MacでもWindowsでも使えるようにとバッファローの7つくらい端末を登録できるやつもあったんですけどね、それは相方にあげてしまいました。

最も入力しやすかったのは、やはりダントツで『ZAGGkeys Flex』なのですが、いかんせん「ろ」がありません。

え? 何を言っているのかですって?

だから、キートップに「ろ」がないんですよ、「ろ」が。

PCで標準のJISキーボードを使っているなら、ちょいと右のシフトキー辺りを見て欲しいのですが、「ろ」がありますよね? 大抵はアンダーバーと一緒に刻印されているかと思います。

ところが、日本で流通しているほとんどのBluetoothキーボード(iOS/Android向け)には「ろ」がない。仕方ない、USキーボード配列ですからね。

だけどわたしは「かな入力派」。「あ」と刻印されているところを押したらディスプレイに「あ」が表示され、「J」「U」と刻印されているところを押せば「まな」とディスプレイに表示される、そういう入力モードで入力しているわけですよ。

iPadやNexusのQWERTYソフトキーボードを使っているときは、まあまあローマ字入力でなんとかなるけれど、ハードキーボードを使うときにはカラダが自然と「かな入力モード」になってしまうのよね。

「かな入力派なんて少数だから、『ろ』のあるiOS用キーボードなんて出ないよなぁ……」と半ば諦めていた。

が!

もう一度書こう。

が!

あったのですよ、これがまた!
それが『Universal Mobile Keyboard』。なぜかMicrosoft製。Windows OSだけじゃなくてAndroidやiOSでも使えるという変わった製品です。
ちゃんと切り替えスイッチついてるし。
しかも、キーピッチは16mm強あるし。入力しやすいし。
おまけにシフトキー両側についてるし。
キーボードにはカバーがついていて、その溝にタブレットなどの端末を差し込んで使えます。

興味深いのは、端末が上がってこないように支えるほうの溝。2本ついているのね。
だからこんなふうに立ち気味にしたり。
寝かせ気味にしたりできるという。
差し込めるのは厚さ10mmまでの端末、とのことなので、薄手のケースであればつけたままでもOK。ほとんどの人はiPad Proを買ったときにディスプレイ面もカバーするものを購入したんじゃないかと思うんだけど、そういうのでも場合によっては差し込めますw

iOS×ハードキーボード×かな入力!

さて、ここで疑問に感じる人もいるかと思うので、iPadでかな入力をする方法をば。

もちろんiPadの「設定」からするんだけど、実はハードキーボードを接続しないと表示されない、いわゆる“裏設定”をいじります。

「正式に搭載されているんだから、“裏”じゃないよ」とお叱りを受けそうですがw

Bluetoothでキーボードを接続すると、<設定>−<一般>の<キーボード>の下に<ハードウェアキーボード>というのがひょっこり出てきます。
 <ハードウェアキーボード>−<日本語-ローマ字>と進みますよ。
 で「かな入力」を選びます。
これだけで、iOSでかな入力が叶うのです!

ちなみに、かな入力派の皆さんなら、「!」や「?」や「:」を英数モードで入力せず、かなのまま「ぬ」や「・」や「け」をタイプし、<F9>キーを押して変換すると思うのですが、iOSではそれができませぬ。

なので、そのような記号を入力する際は必然的に英数モードへと言語切替をしなければならないのですが、iOS×ハードキーボードではどのように切り替えるのでしょうか?

以前と異なり、現在では<Ctrl>+<Space>で切り替えるようです。Controlキーを押しながらSpaceを何度かバシバシ。一度だけでは切り替わりませんのでね。適宜好みの言語キーボードに切り替わるまで何度か押してください。

さあ、これでオシャレでスタイリッシュでモードなモバイル環境が整いましたよっ! どや顔をしに行けますねっ! しませんけどねっ!
無駄にキーボード本体のイラスト部分だけ
つやつやコートが施されてたw