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2017年10月21日土曜日

掘り出し物あり! 日本でもはじまった『Amazon Prime Reading』で数百冊が読み放題

どうもっ! 子ども時代は本の虫だった管理人です!

本に巣食う虫じゃないよ、読むほうだよ! 大人になってから読書量は激減したけどね!

とはいえ、アウトプットするには良質なインプットが必要。外に出かけていっていろいろな経験をするのもインプットのひとつだけど、ほぼ家に引きこもっているわたしができることといえば……そう、読書。ネットでも情報収集できるけど、断片的なので、まとまった知識を得るには「本」というコンテンツのかたまりがいちばんやね。

とはいえ、お金があまりない。保存しておく場所もない。そんなわたしにとってありがたいサービスが10月5日に上陸した。それが『Amazon Prime Reading』。

アメリカ本国では、2016年10月5日にはじまっているので、ぴったり一年後ですな。

Amazon Prime Readingとは?

このサービス、どういうものなのか。簡単にいってしまえば、AmazonのPrime会員が追加費用なしにAmazonがチョイスした和書洋書合わせて数百冊の雑誌・コミック・書籍を読み放題で楽しめる、というもの。

『Kindle Unlimited』との違いは、追加料金の有無、品揃えの量(Unlimitedでは和書12万冊、洋書120万冊以上)といったところでしょうか。追加料金なしのAmazonの似たようなサービスとして思い出すのは『Kindle オーナーライブラリー』のこと。こちらはPrime会員かつKindle端末を持っている人が、月に1冊、和書2万冊、洋書60万冊以上の中から読める(というか借りられるといったほうが近いイメージ)というもの。あと、KindleやFire端末でしか読めない。スマホアプリ『Kindle』やPCのブラウザからは読めないのね。

サービス名 月額料金 選択肢 条件 閲覧端末 保存冊数
Amazon Prime Reading 無料 和書洋書合わせて数百冊 Prime会員 Kindle、Fireタブレット、PC、スマートフォン 一度に10冊まで
Kindle Unlimited 980円 Amazon会員 和書12万冊、洋書120万冊以上 Kindle、Fireタブレット、PC、スマートフォン 一度に10冊まで
Kindle オーナーライブラリー 無料 KindleまたはFireタブレットを所有するPrime会員 和書2万冊、洋書60万冊以上 Kindle、Fireタブレット 一度に1冊まで

Prime Readingコンテンツの探し方

で!

Prime Reading対象コンテンツの探し方いきます。

まず、Kindleストアに入り、「Prime Reading」をクリック。それだけ。


もしくは、ジャンルを「Kindleストア」に設定し、読みたい種類の本(ここでは例として「コミック」)を入れ検索。そして左のバーから「すべてのカテゴリー」をクリックし、表示される「Prime」のチェックを入れるだけ。


「Kindle」アプリでは、左上のハンバーグメニューから「カタログ」を選び、表示されたストアトップから「Prime Reading」を選ぶだけ。

またはストアトップで検索ワード入れてから、フィルタの「Prime Read」を選択するという方法も。対象コンテンツには「Prime」というマークがついていますね。


読みたかったあのタイトルが!

何気なくつらつらと眺めていたら、なんと梅村マルティナさんの『しあわせを編む魔法の毛糸』があった!
FELISSIMOで大人気の魔法の毛糸。気仙沼で震災の被害者たちを「編み物でケアしたい!」と奮闘しているのが梅村マルティナさん。ドイツ生まれのドイツ人ですが、日本に魅せられて日本人の男性と結婚されています。

わたしがOpal毛糸の存在を知ったのはFELISSIMOの「毛糸にふれればみんなしあわせ 魔法の糸Opalで編むソックスと小物の会」でのこと。一本の糸をぐるぐる編んでいくだけで模様が出るというところに惹かれてOpal糸を探し回ったんだよなぁ〜。( ´ー`)フゥー...
つまるところ、FELISSIMOの「毛糸にふれればみんなしあわせ 魔法の糸Opalで編むソックスと小物の会」には申し込まなかったんだけど、そのため梅村マルティナさんのソックスの編み方がわからない。まあ、この『しあわせを編む魔法の毛糸』を買って読めばよかったんですけどね。でも、あることを知らなかったので、検索もしていなかった。

そしたら、このたび見事Prime Reading対象になっていて、見つけられた、というわけ。おかげでドイツ流の靴下の編み方がわかったよ……。やったね☆
そんなこんなで、日本でもはじまったばかりのPrime Reading。新しい本との出会いがあるかもですよ?

2017年3月4日土曜日

「うそ?! わたしのデバイスがサイバー攻撃の踏み台に?!」を防ぐハードウェア『Bitdefender BOX』を導入してみ……


どうも~! ネット接続がないと死んじゃう〜が口癖の管理人です。

今は当たり前のように、PCもMacも電話(携帯電話)もカメラも、なんなら電球やコーヒーメーカーでさえインターネットに接続されていたりしますよね〜。

で!

多分、大小問わなければ毎日毎時毎分のように起きているんだけど、大きなニュースとしてときどき取り上げられるサイバー攻撃は、これまたインターネットを介してやってきたりする。どこかのサイトを見ていて、とかメールに添付された怪しいファイルを開いちゃって、とか。
どこかで見たことのある宮田健さんがプレゼン
PC、Mac、iPhone、Androidスマホなどは、基本的にセキュリティソフトを入れていたり、少なくともアップデートをかけて常にOSを最新の状態にしていたりするし、危険なサイトやファイルには近づかない、開かない、を徹底しているけど、じゃあほかのIoTデバイスは大丈夫? という、疑ったこともない機器の危機について学び、その対応策を教えてもらうため、「Bitdefenderユーザーミーティング」に参加してきましたよ。

IoT家電がサイバー攻撃の踏み台に使われる

さて「ユーザーミーティング」とはいえ、Bitdefenderのサービスはこの時点で国内未上陸。まだユーザーではありませんな。まあ、この後ユーザーになるんですけど。

ちなみに、国内ではソフトバンクグループのBBソフトサービス(以下、長いのでBBSS)がとりまとめるようです。

リリース:ホームネットワークセキュリティー「Bitdefender BOX」の取り扱い開始

さて、「ほかのIoTデバイス」についてだけど、どんなものがあるかというと、冷蔵庫、掃除機、防犯カメラ、普通のカメラ、照明器具、コーヒーメーカーなどがあるようです。最先端の冷蔵庫だと、あれでしょ? 外出先からでもどんな食材が入っているか確認できるんでしょ?
スマートウォッチや魚群探知機、さらにはバービー人形までIoT!
と、Bitdefender Chief Security ResearcherのAlex

で!

問題なのは、ネットに接続されているそれらIoT機器にはCPUが搭載されていて、そのファームウェアが古いままの場合が多いことだそう。古い=セキュリティーホールが多いということで、サイバー犯罪者からすれば、踏み台にするために使いやすいものになってしまうんだとか。

普通にこうやって文字入力している端末についてはアップデートを頻繁にしていても、照明器具とか……ねぇ? デジカメはメーカーからアップデートのお知らせが届くから、しないこともないけれど。

しかも……

(ノ∀`)アチャー

簡単に踏み台にされるようですな。

あと、自分の家にネット接続されている機器がどれだけあるかを知らない、というのも問題だそう。危機意識が生まれないし。


「いやいやいや、最近のルーターはすごいから、外部からの攻撃を未然に防いでくれるから」という向きもあるでしょう。実際そうだし。
ITmediaで「半径300メートルのIT」を連載している宮田健さん

でも、残念ながら、外から内への接続はチェックしていても、内から外への接続内容は未チェックなのがほとんどだそう。だから、既に家庭内ネットワークにある機器がウイルス感染してしまっていたら、もうそこから外へと仕掛ける攻撃を防ぎようがないとか。

そこで、ルーマニアのセキュリティサービス提供企業Bitdefenderの『BOX』というハードディスクを使ったシステムが出てくるわけですな。

BOXがあれば、家庭内LAN上のすべての機器の接続を監視して、危険を未然に防ぐそうです。専用アプリでは、宮田さんの推奨する“見える化”ができます。いくつのデバイスが家庭内LANにぶらさがっているかがわかる、というわけです。

設定してみた

ミーティングが終わったのが22:00近く、帰宅したのが23:00ごろ。その日のうちに開封の儀&設定はできないとあきらめ、先ほどそれらをやってみましたよ。
箱の中身
ツヤツヤのピアノホワイト
つくりはシンプル
左から電源用のmicroUSBポート、
Ethernetポート、WANポート
モバイルバッテリーでも動くよん♪
「開封の儀はいいから」と言われていたので、このくらいにして、「さて設定」と思ったけど、取扱説明書をよく読まないわたしらしく、つまづくこと数度。

簡単にいえば

  1. Bitdefender BOXの国内取扱代理店であるBBSSのサイトに接続
  2. 会員登録
  3. BOXの箱に入っているカードに記載されたオンライン登録コードを入力
  4. アクティベーションコードをGET
  5. Bitdefender BOXアプリをスマホにインストール(AndroidiOS
  6. アクティベーションコードを入力して設定

という流れなんだけど、わたしは間違えて専用アプリから登録しようとしていたためわけがわからないことに。これから設定しようとする人は、BBSSのサイトが最初だよ、ということをとにかく覚えておいたほうが良さそうです。

と、ここまでまがりみちくねくねではありつつなんとかたどり着いたんだけど、ハードウェアの接続で引っかかってしまった。
「別のルーターを持っています」
我が家で導入しているのはSoftBank光。光回線のモデム(NTT製)からSoftBank製のルーターを中継し、ASUS製無線LANルーターをAPとして利用、というちょっと特殊な使い方をしてるのね。

ちなみに、無線がそんなに飛んでいても仕方ないので、SoftBank製のルーター側では無線を殺して有線ルーターとして使用。


そこで、SoftBank製のルーターとASUS製無線LANルーターの間に入れるか(BOXのWANをSoftBank製ルーター、EthernetポートをASUS)、ASUS製無線LANルーターだけにぶら下げるか(BOXのEthernetポート利用)にするか悩む。

結果、どちらもダメだったんだけどね。

理由は、ルーターとして使っている機種が自動設定に対応しておらず、手動で設定しようにもDHCPサーバオプションの無効化ができないため。

我が家のように複雑ではなく、「モデム」と「ルーター」だけ、とかルーター機能搭載のモデムだけ、とかあるいは「モデムオンリー!」だったらきっと簡単に設定が終わったと思う。

というわけで、現段階では家での設定はできなさそうだったので、次回、LANポート搭載クレードルのあるモバイルルーターで試してみたいと思います。外出先も危険がいっぱいだからね!
『デジタルの作法 1億総スマホ時代のセキュリティ講座』
に投資する方法もあるようです



2016年12月6日火曜日

便利だったのに終了してしまった『eyefi Mobi』のアクティベーションコードが分からなくなってしまったら?


どうも〜。電波系の話が好物な管理人です!

えーっと、電波っていっても、「わたしは宇宙からのメッセージを受けたのだ!」とかいうアッチではありません。はい。ワイヤレスでいろいろできる、ソッチのことですな。

ワイヤレスでいろいろできる、といえばクラウドサービスももちろんそうだし、以前紹介したiUSBPortなんかもそうです。……ファイルのやり取りを線をつながずにやりたいなぁということですなぁ。

で!

デジカメで撮影した写真を即座にスマホに取り込んでSNSにアップ! を叶えてくれるのが『eyefi Mobi』カードだったわけで。

モレエバとかエバモレとか!
Eye-Fi MobiとiPhoneのスキャナーアプリ連携で仕事にちょっとだけ役立てる

なんかねぇ、このブログを始める前からeyefiを使っていたようで、使い始めた時の記録がないんですわ。そのくらい日常に溶け込んでいたeyefi。

それがサービス終了を告げたのが2016年7月7日。七夕の日に、大好きな人と会えなかったみたいなそんな感じ。

Eyefi製品の生産終了およびサポートについて

うっうー、32GBも16GBも持っているのに!


その後、終了日は9月16日であると明確に示されました。

旧製品のサービス終了について

もうね、大好きだっただけに大泣きですよ。大暴れですよ。「どうしてくれるんだ!」と。していませんけど。

とはいえ、通常のSDカードとしてはもちろん、デジカメに挿した状態でスマホへダイレクトに転送、という機能はまだ使えまして、その方法で使っていこうかな、と考えていました。eyefi Mobiアプリの代わりに「Keenai(キーナイ)」アプリもリリースされたそうだし。

メールサポート受付

が!

紛失したアクティベーションコード

なくしてしまったんです、アクティベーションコード。

この「アクティベーションコード」というのはeyefi Mobiカードネットワーク(通電していると、Eye-FiはWi-Fiのアクセスポイントとしての働きをもつ)接続する際に必要な、いわばパスワード。通常のモバイルルーターなどのように手動で書き換えできない仕様になっている。

で、このアクティベーションコードはカードケースなどに貼付されている。だからそれをなくしさえしなければ何も問題はないんだけど……いつもカード本体はデジカメの中なんだからなくすわな。

というわけで、いざ、PCレスで使おうと思ったらアクティベーションコードが分からず、撮ってすぐシェアということができなかった悲しみ。

以前、何かの記事で「PCに直挿しすれば、カードに格納されているファイルを開いて見られる」と読んだような気がしたけど、それは「そんな気がしただけ」で実際にはそんなファイルなどなかった。

で、どうすればいいか。

なんと、サポートが終了しているはずなのに、対応してくれるのです!

アクティベーションコードがわからなくなってしまった場合は・・


ここの「方法2」に記載されているように、サポートにカードのSSIDをメールで伝えると、そのカードに割り当てられたアクティベーションコードをメールで教えてくれるのです。

“メール”なので、削除しなければ紛失することはもうありません。これで素敵なeyefi Mobiライフが戻ってきます!

さあ、アクティベーションコードをなくしてしまった人、またなくすかもしれない人、今のうちにサポートに連絡だ!

あ、でもほどほどにね。

2016年11月8日火曜日

意識させないデジタル文具 ワコムの『Bamboo Slate』『Bamboo Folio』先行体験イベントに行ってきた!


まいどどうも〜。新しもの好きの管理人です!

そーいえば昔、Macユーザー向けに「新しもの好きのダウンロード」というサイトが有りましたね。あ、今もありましたね。

ソフトも好きだけど、ハードも好き♡ でも、こんなにデジタルガジェットを好きになったのは、実は文房具好きな両親の影響を大きく受けたからなのよね。だから、子どものころから文具が大好きで、でもなかなか買える状況じゃなかったから封筒なんかはオリジナルで作ったりして……( ´ー`)フゥー...

そんなわけで、デジタル文具なんていうジャンルを放っておくわけがありません。大好物ですっ! 食べちゃいたいくらい!

などと考えていたら、ブログネタを提供してくださるiWire運営事務局から「『次世代型デジタル文具 「Bamboo Slate」および「Bamboo Folio」発売前先行体験イベント』に参加しませんか?」とのお知らせが。まあ、正確に書けば「参加したいんなら応募して」という内容なのですけどね。

で!

当選しました! 『次世代型デジタル文具 「Bamboo Slate」および「Bamboo Folio」発売前先行体験イベント』に! 鼻の穴も広がるってもんですよ!

ニヤニヤしながら当日を待っていたら、何やら堀正岳さんが怪しいツイートを……。
間違いない。知的生産を生業としている堀さんが絡んでいらっしゃる。このイベント、堀さんがいらっしゃるに違いない!

などとさらに鼻の穴を大きくしていざ当日!

想像をはるかに超えるデジアナ融合

実はあまり期待していなかったのです。今まで、メディアの中で仕事をしていたときにもさまざまなデジアナ文具に触れる機会があったのですが、「面白いし使いやすいけど、お金持ちじゃないと維持できないよね」っていうのが多かったから。

どういうことかというと
「使用するノートは専用のものでよろ」→ノート、幾らかなぁ……→700円!→orz
みたいな。

ところが、どうしたことでしょう。使用する紙はなんでもいいというのです。
スライドはワコムの人のもの
イベントのスピーカーとして登壇した堀さんは「デジタル文具というのはタブレット、ペン、ノートのいずれかにギミックがある。今回体験している『Bamboo Slate/Folio』の場合はタブレットとペン」と説明。しかし「ペンはワコム独自のデジタルペン技術『電磁誘導方式』を使っているため電池不要で、タブレットのみにギミックが仕掛けられていると言っても過言ではない」とのこと。

思い出したいのは、ワコムで発売しているペンタブレットのペンって電池が不要ということ。あれは電磁誘導(EMR Electromagnetic Resonace)方式といって、ペン内部にコイルが仕掛けられているから電池レス・コードレスで座標が取れる仕組みになっているのだそうです。
スライドはワコムの人のもの
それを活用して、間に紙を挟んで筆記できるようにしたのがこの『Bamboo Slate/Folio』
と考えられますな。

この『Bamboo Slate/Folio』はめちゃ軽。最も小さいタイプの『Bamboo Slate small』(A5サイズ)では264g。堀さんいわく「投げても壊れる心配をしないでいい」。

こういうデジタル文具の、安心して使えない欠点として

  • セットアップが大変で使うまでに時間がかかる
  • ペンが複雑でバッテリー切れしやすい
  • バッテリーが切れるのではとヒヤヒヤしていると使う気がなくなる
  • 専用ノートにしか書けないので利用シーンが限られる

というものを上げていました。

そして、ユーザーが気にする点として

  • どういう種類のデジタルノートなのか
  • 使い方
  • スマートフォンアプリが起動していなくても大丈夫か
  • 書き込める領域
  • 解像度や感圧の有無
  • ノート
  • 途中で中断してあとから書き足しても大丈夫か
  • アプリに編集機能があるかどうか、カラー対応はどうなっているか
  • デジタル化してからの使い方

をリストアップ。うむうむ。わたしも気になる。

そして2週間使ってみたところ、起動の速さ、十分な解像度が得られること、何度かに分けて書けること、アプリに筆順が記憶されておりその再生ができるだけでなく、例えば16画ある漢字の7画目までと8画から16画までの部分を別保存できること、後から合体もできること、OCRでテキスト化したりさまざまなクラウドサービスに対応していること、スマホが起動していなくても本体に保存されること、アプリを立ち上げていればリアルタイムでスマホに表示させられることなども体験し、十分実用に耐えられるものである、との結論を得られたと言います。


少しだけわたしも触らせてもらえたけど、紙に描いたものを忠実にスマホ上で再現しているし、何より筆順を分割できる機能が楽しい。

電源ボタンのそばにあるインジケータのLEDの光は強く、「むしろそれがいい」と堀さん。なぜなら「主張が強いから、つけ忘れの心配がない」と。

しかもバッテリーは長持ち。充電しながらでもOKのため、ガジェッターたちなら(常にモバイルバッテリーを持ち歩くため)安心して使える。

何より好きなノートを使える、というのがいいなぁ。紙が手元にない場合、飲食店に置いてあるペーパーナプキンでも問題ないとのこと。書いてすぐにポイができる。覚え書き用、取材用、アイデア用、いたずら書き用。いろんなノートを同じBamboo Slateで使える。これは大きい。

こんな使い方はどうだろう

さて、イベントでは「自分ならではの使用法や利用シーンを考えてみて」と促されました。

子どもがいるわけではないから実践できないのが残念なんだけど、これ、漢字の書き取り練習に最高じゃないですか?!

もちろん使うノートは学校で使うドリルや漢字書き取り帳。あのマス目の大きなやつね。Bamboo SlateまたはBamboo Folioの上にそれを敷いて自習してもらうの。

筆順が記録されるから、正しく書いているか一目瞭然じゃあないですか?!

うわぁ〜。学校の先生になりたーい!

もう1つ考えたのは、イラストを描く人向けのもの。ふたとおりあるんだけど、1つは絵師さんが自分の描き方を公開するために、もう1つはイラストがうまくなりたい人にレッスンとして筆順を残しておくもの。

Twitterを眺めていると、時々制作過程を動画に上げている人がいますよね。ビデオカメラを使って。

そんな大掛かりなことをしなくても、これなら普通に紙に描いてアプリで再生するだけ。アプリからは動画にエクスポートできないから、キャプチャ録画できるアプリが別途必要になってくるけど。

で、教えるのに使ったり、単に描き方公開に使ったりと夢は拡がるわけですよ。アニメも簡単に作れるかもね。描いたものをアプリで部分選択して移動させるのが簡単にできるし。

うう〜楽しそう。

紙に描いたものをそのまま取り込める文具を今までいろいろと物色してきたけど、ここまで「デジタル化」を意識させず自由度の高いデジタル文具ははじめてかもしれない。この年まで生きててよかった……そう思える出会いでした。

※この記事はワコムさんとiWireによる共同開催のイベントに参加したリポートです。ポチ。
インフルエンサーワイヤー

2016年10月19日水曜日

巷ではSpotifyが話題ですが、周回遅れで「Audible」会員になってみた

どうも~! ド近眼の管理人です!

BuzzFeedで「視力1.5と視力0.01の世界。どれだけ違う? 再現してみた」という記事が人気のようですが、そこまでいかなくとも裸眼ではそんな感じですよね、わたしも。大人になってから「1.0」とか「0.3」みたいな視力測定をしていないので正確な数値を把握していわけではありませんが。

起きたらまずメガネ、本格的に作業するならコンタクトを装着します。ちなみに、夏は特に何もなくてもコンタクト。メガネだと、汗でレンズが濡れてしまいますから。

視力のこともあるけれど、何かしらの単純作業をしているときの脳みそ使用率の低さがもったいないと常々考えていたここ最近。特に編み物シーズンでもありますしね。あれやっている間はどうでもいいことばかり考えてしまいがち。それは脳が回転していないからでしょう。

そうすると

  • 鬱々とした消極的なことを考え込んでしまいパワーダウン
  • 口さみしくなり空腹でもないのに何かしらを食べて太ってしまいパワーダウン

と、どちらにしてもパワーダウンの原因になってしまう。

そんなわけで、単純作業中でも頭を使える“耳で読む本”――オーディオブックを試してみることに。

以前にお伺いした勝間和代さんといしたにまさきさんのイベントでインプットの重要性を再認識させられたこともあり、目が悪い、手元では何かをしていたい、脳みそをフル回転させたい、うつ状態に陥るのを避けたい、これ以上太りたくないという要件すべてを満たすのがオーディオブックだったというわけ。

国内でオーディオブック配信といえば、やはりオトバンクのFeBeだけど、配信数が途方もなく多いので、何から探せばいいのかわからない。それなら適当にサジェストしてくれて、しかも国内でのオーディオブックコンテンツ供給元が安心のFeBeだということもあり、AmazonファミリーのAudibleを申し込んでみることにした。

Audibleは、定額制のオーディオブック配信サービス。対象コンテンツが聴き放題なのよね。日本でのサービス開始は2015年7月14日から。開始当初は1万3000タイトルとあったけど、現在では20ジャンル8000タイトル以上という表現に改められていますな。

地下鉄利用者にやさしいダウンロード式。携帯の電波がつながらなくても聞き続けられるのが良い。それと、初月は「お試し期間」ということでその間に解約すれば全く料金が発生しないのも良い。

Amazonアカウントがあれば誰でも利用可能。用意されているアプリはiOSとAndroid版のみ。なぜかFireタブレットでは利用不可w ちなみに、プライム会員なら最初の3カ月間がお試し期間で無料。試さないわけにはいかない。

10月1日に申し込んでから最初の10日間で2冊を「読破」。編み物作業の量が増えれば読書量も増えるという算段でして。

最近では桂歌丸さんの落語を聞いたりもしています。
「画像がなくて寂しいからこれ貼ったんだろう?」
とか言わない!
「目で文字を追わないで頭に入ってくるの?」という疑問を持つ人もいるかもしれないけど、意外と入ってくるのよね、これが。ひとえに朗読者が優れているからでしょう。単に平坦に読むのではなく、抑揚をつけているから聞きやすい、理解しやすい。単なるビジネス書がエンターテイメント性を持ったコンテンツに変わってしまっているあたり、レベルが高いなぁと感じさせてくれます。

気になる方、試しにおひとつどうです?

2016年7月18日月曜日

フリーWi-Fi、使ってます? 快適・安全なスマホライフのお供になる『ノートン WiFi プライバシー』登場


どうも~。パッケージのNorton先生に一目惚れしてしまったこともある、トウの立った女子・管理人です! やばい! 「女子」なんて口はばったい!!

1995年11月にPerformer 5440を購入。当時のMacにはシマンテックのNortonがプリインストールされてれいて、当たり前のようにNortonに守られていましたっけ。パッケージやことあるごとに表示されるNorton先生のイケメンっぷり(その頃からメガネ属性だったわけですな)と、「デスクトップ探偵団“少年ウフーン”」でパロられても受け入れる懐の広さに惚れ惚れしたものです。
↑↑↑ノータリン先生とか言われても、全然動じなかったNorton先生
ちなみに、デスクトップ探偵団も大好きでした

そんな折(どんな折?)、『「フリーWiFiはどうして危険?」ノートンによるWiFiセキュリティセミナー』で募集開始の知らせを受け、応募。当選! ほくほく!

会場は、渋谷ハンズの地下にある『cafe&dining ballo ballo』。到着してNorton先生探しましたが、いらっしゃいませんでした。当たり前か。


危険なのは“暗号化されていない”通信


まず、ノートン事業統括本部マーケティング部シニアマネージャーの古谷尋さんから、セミナータイトルにもなっている「フリーWiFi」の定義をおさらいしていただきました。ここで言うフリーWiFiとはいわゆる公衆無線LANのことで、パスワード等のない無料で使えるWiFiのこと。パスワードがないっていうことは、通信が暗号化されておらず、言ってみれば大切な内容をハガキでやり取りしているみたいな状態のことですな。

郵便受けからちょこっと頭が出ているハガキは、見ようと思えばそこに書かれている内容を見ることができます。でも、集合郵便受けであれ、個人宅の郵便受けであれ、大抵は衆目が怖いからそんなことする人は……ねぇ? でもまあ、悪意がある人なら、見ようと思えば見られるって話。

それと同じで、暗号化という封筒に入れられていない情報は、悪意のある人にとって見ようと思えば簡単に見られちゃうもの。

そのため、フリーWiFiには次の3つの危険性があると古谷さんは言います。

  1. 情報の盗み見(第三者がネットのやり取りをのぞき見)
  2. なりすまし(情報の不正入手による正規へのなりすまし)
  3. 悪意のアクセスポイント(犯罪者がフリーWi-Fiを偽装して設置)

これだけの危険があるフリーWiFiですが、「危ない!」って分かっていれば、誰でも身構えて対策をするもの。分からなければ何もしませんな。

で!

ノートンでは米国、英国、オーストラリア、カナダ、フランス、日本、ブラジル、ドイツ、メキシコの9カ国でそのリスクへの対処がどれだけできているかのアンケートを実施したそうです(各国から約1000人)。

フリーWi-Fiを使って情報のやり取りをしたことがあると答えた人は世界平均で81%。日本では60%。(調査対象全回答者)

どんなやり取りをしたか、ということに対して日本人の複数回答アンケートを見てみると、個人メールアカウントにログインが28%と最も多く、ついで「ソーシャルメディアのアカウントにログイン」(23%)、「パスワードを使用してその他のアカウントにログイン」(18%)となっています。(調査対象全回答者)

フリーWi-Fiを「安全ではない」と考えている日本人は全体の63%。世界平均が43%であるのを考えると、慎重だということが分かります。(調査対象全回答者)

が!

安全なフリーWi-Fiとそうでないものを区別できるユーザーは何とたったの9%。10人に1人未満なわけですよ。ちなみに、世界平均が35%ということを考えるとちょっとこれは危険なレベル(調査対象全回答者)。まさに「分かってない」→「対策しない」の図式ですな。

フリーWi-Fiを使ったことがある人もない人も、不安に思うことを2つだけ挙げてもらったところ、「入力した情報が盗まれる」が最も多く91%。次いで「誰かが自分の金融情報にアクセス」(90%)「自分の機器がマルウェアに感染」(89%)となっており、自分の検索履歴やEメール、写真や動画にアクセスされるのではないか、という不安を感じている人もいたようです。


安全な情報のやり取りに有効なVPN――VPN?

じゃあ、外で大量のデータのやり取りをするにはどうすればいいか? せっかく便利なフリーWi-Fiがあるのに、使えないって悲しくない? それともモバイルルーター持ち歩く?

となるわけだけど、フリーWi-Fiでも情報をのぞき見されない方法があるというのです。

1つはURLが「https」から始まっているSSL/TLS通信(暗号化通信)しているサイトにアクセスして情報の遣り取りをすること(“s”は“Secure”のsね。)。もう1つはVPNを使うこと。

……………VPNってなんやねん。

実は以前、大企業の(いやこれが本当に大企業でして、派遣でもないと入り込めないくらい大きな大きな企業でした)システム部にいたことがあって、そこで「VPN」というものの設定をスマホやモバイルPCにしていたこともあったワタクシ。

VPNっていうのは“Virtual Private Network”の頭文字を取った略語(?)で、あれだ、プライベートビーチみたいなもんですよ。だから真っ裸で泳いでいても安心! みたいな。……夏だからつい、願望が……。

あれですよ、“Virtual”だから仮想ではあるんだけど、許可された人以外の誰も邪魔できないネットワークのことですな。電車だと、公共交通機関だから、へたしたら妙に露出している人の肌に触れてしまって「ウェェェエ」となるし、高速道路でももらい事故があったりしてあんまり安全とは言えないけど、自分の居場所同士を専用道路でつないで、そこを誰にも邪魔されずに行ったり来たりしている感じ。ちょっと離れていても、誰かにのぞかれたり、追突されたり、肌が触れたりすることがないから、そこ(居場所だけでなく専用道路上も)にいる間はめっちゃくつろげる、みたいな。

……わかりますかね?(´・ω・`)

それがネットワークだと、例えば、会社の中のネットワーク(LAN)は各日に安全に情報をやり取りできるけど、そこから飛び出したインターネットにつなぐと突然ウィルスとかの脅威にさらされるでしょう? だから、社屋外からLANにつなぐのは危険なんだけど、VPNを設定してさえいれば、その端末からのアクセスはあたかも社内にいるときのように安全なものとみなされて、会社の重要なファイルにもアクセスできるっていうわけ。

その設定を過去にしていたことがあるわけですよ(長い)。

で!

かなり面倒でした。正直言って。暗号化のためのパスワードがめっちゃ長い。8桁とか12桁とかではきかない。何しろ大企業ですからね。機密ファイルが漏れては大変なので、セキュリティはガッチガチですよ。

こんな面倒なこと、一般ユーザーで誰がするんですかっ! と思っていたら、何と14%もの人が使っているのね。びっくり。

そもそもVPNを知らないという人が55%いるわけだけど、45%は知っている。でもそのうちの3分の2が使っていない。なぜか。

理由は簡単。「使用方法がわからない」から。そう回答したのは、VPNを知っているけど使っていないと回答した人たちのうち36%。次いで「どこで購入できるか/どうやって導入するかわからない」(22%)「不便」(13%)となっています。

そうそう、不便なのよね。っていうか面倒。設定が面倒。接続するのも面倒。安全だと分かっても、人間というのは面倒くさいことからは離れていってしまうものなのよね。

面倒じゃない安全な接続

アプリがSSL(Secure Socket Layer)に対応していれば大丈夫。一応。

例えば、「写真投稿しよ〜っと」という具合に写真や動画をSNSにアップしたり、「そうそう、あれを通販で買っておこう」と不意に思いつき、専用アプリで購入、なんてこともあったりするけれど、SSLに対応しているアプリであれば問題なし。

で!

そういう、わたしたちが普段利用するようなアプリがちゃんと情報を暗号化してサーバーとやり取りしているか、というのを調べた結果が下の表。

SNSでは5%未満、写真&動画アプリでは4%未満。お金のやり取りをするショッピングアプリでさえ9%未満……って、どういうことですか。クレジットカード情報筒抜けですか! 使われちゃうじゃないですか! しかもこれ、Google Playでダウンロードできるアプリを調査した結果だっていうんだから、恐ろしい。

SSLに対応していないアプリ×フリーWi-Fi……危険……やっぱり、モバイルルーター買っちゃう? 毎月3700円くらいかかるけど。安全だしね。面倒じゃないしね。

って、違〜う!

それじゃあ、ノートンがセミナーをやった意味がないでしょうに。そうじゃなくて、どこにいても安全にネットに接続する方法があるよ♪っていう話。

それが、『ノートン WiFi プライバシー』というアプリ。スマホ向けやね。

これで何ができるかっていうと、「面倒だ面倒だ」とさっき書いていたVPNでの接続が簡単にできて、のぞき見される危険なくネットに接続できるということらしい。その中に含まれるのが

  • フリーWi-Fi上でやり取りするデータの暗号化
  • 他者によるアクティビティとロケーション閲覧不能
  • 広告用トラッキングクッキーからのプライバシー保護
  • 外国にいても国内専用ウェブサービスを利用可能

の4つだとか。

外国に行く人で、Gmail使っている人は恩恵を受けやすいんじゃないでしょうかね。中国ではGoogle利用できないし。あと、テレビ番組を見られるサイトに登録している人も助かるかもね。「本サービスは国内のみでご利用できます」って注意書きを気にしなくて良くなるから。

このアプリ、Google Playでは3282円、AppStoreでは3600円(いずれも税込)となっています。あ、これは年額ね。セキュリティアプリはPCでもスマホでも年間更新が必要なものがほとんどだからね。

が!

ここでAndroid端末、またはiOS端末を複数台持っている人に朗報です。同一アカウントであれば、複数台でアクティブにすることができるのです!

つまり、iPhoneとiPadを使っている、という人は3600円×2台=7200円/年ではなく、3600円×1アカウント=3600円/年で済むということ。これはその場で確認してもらったので間違いない情報ですよ♪

節約のためにフリーWi-Fi使ってる→えっ? フリーWi-Fi危険なの?→じゃあモバイルルーター導入しようかな……→毎月3700円は高い……→ノートンWiFiプライバシーなら年額3600円(iOSの場合)→ということは、モバイルルーター導入するより年に4万円ほどの節約に?

というところでしょうか。

個人的には、Android端末を使っている人なら入れておいた方がいいんじゃないか、と感じています。なんでかって言うと、Google Playではセキュリティ上問題のあるアプリが多いなぁという印象があるから。GoogleのサービスのBloggerを使っておいて何ですけど。別にdisっているわけではなく。

事実、ショッピングアプリ148のうち、SSLに対応していたのがわずか13だというところで、その危険度がわかるんじゃないかなぁと思うのね。

あと、フリーWi-Fi関係なく、Androidアプリダウンロード時にも、それが安全なアプリなのかどうか判断してくれるし。

かなりオススメのアプリだし、すぐアプリダウンロードできるようリンクも貼っているけど、ノートンの回し者ではありません。なので安心して好きなだけ情報を得て、それから使ってみるといいかもですな。わたしもまだインストールしていないので、これを書き上げたらGalaxy s6 edgeにインストールして、動作がどのくらい重くなるかを検証してみるつもりです。

あ、そうそう、これだけは何とかしてほしいなぁとノートンのシマンテック社にお願いしたいことがあります。

「副記事を日本語化してくだちい!」

というところでしょうか。「詳しくはこちらをご覧ください」ってクリックしたら英文だよ! 翻訳プリーズ!

おまけ

さて、愛するNorton先生ですが、現在では画商をされているそうです。埋もれている才能を発掘してスポンサーになって個展を開いたり、サンフランシスコのIT企業に紹介したりして、『ノートン』というプロダクトで得た利益を社会に還元されている、と。

世に出回っている写真はかなりお若い時のもののようで、今ではすっかり“おじいちゃん”の風貌だそうで。

あのメガネ、変えていなければいいな♪