あと4ヶ月ちょいで、東日本大震災からまる2年が経つ。
遠く離れて日常生活を送っているわたしたちとしては、記憶が薄らぐばかり。最近では、「余震」もあまりないし。
でも、わたしは、今年6月に南相馬に行ったときの光景が、脳裏から離れないのだ。
何も変わっていない。震災直後と何ら変わりのない風景。
それが、海岸沿いには広がっていた。
瓦礫問題が根底にある、といつかのテレビ番組で見た。
テレビは問題提起するばかりで、いつも解決策を提出してはくれない。むしろ、人々の不安を煽るばかり。
もちろん、自分に何が出来るわけでもない。自分も「問題提起」で終わってしまっているし。
ただ、そうね…忘れないで欲しいという思いは伝えられるかもしれない。
内陸では、ある程度の「日常」を取り戻しているかもしれないけれど、沿岸部では、まだまだ彼らの戦いは続いているんだっていうこと。
あの時のまま…そう、まだあの時のまま時間は止まっている。
波をかぶったおうちの掃除や瓦礫の仕分けとか、一人にできることには限りがあるけれど、大勢の人が関心を向けて現場に目を向けて足を向けてくれるように…今の立場でできることがあると信じてる。
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