2019年3月7日木曜日

もうすぐマリンシーズン――『ジャパンインターナショナルボートショー 2019』はじまったよ!

毎度どうも! 港に駐車して昼寝するのが大好きな管理人です! 熟睡できます!

横浜で仕事していたときは、週に1度は赤レンガ倉庫を抜けた埠頭で昼寝していたんですけどね。今はきれいになっちゃってできないですね!

それと小型船舶操縦士免許2級を取ったのが関係しているのかどうかはわからないけれど、何の因果か、海でも活動できるようになりましたよ。ボート持っていないけどね!

前置きはこれぐらいにして、『ジャパンインターナショナルボートショー 2019』が3月7日にはじまりましたよ。会期は4日間なので、10日(日)まで。

事前説明会に参加できなかったけど、公式サイトによれば、今年のテーマは「海・心満たされる時間…」とのこと。

『2018』で気になっていたブースをのぞいた結果は……?

今年、絶対に見たい! と思っていたのは、昨年、ヤンマーが参考出展していた「揺れにくいボート」サスペンションシステム付き未来型コンセプトボートがどうなったか、というもの。残念ながらブースには展示されていなかったよ……。ヤンマー・マリンプレジャーサイトを見ても、特に情報はなく。残念!

https://www.yanmar.com/jp/news/2018/03/08/39652.html より
ヤンマーブース。かっこよい
それから、もう一つ気になっていたのが、トヨタの「LEXUS Sport Yacht Concept」。宇宙船みたいな外観の、超高級艇で、中身を見られなかったので、「今回は見たい!」と鼻息を荒くしていたんだけど、こちらも展示されていなかった。

とはいえ、こちらは2019年後半に発売されるということなので、どこかで見られるかもしれない。
https://lexus.jp/pressrelease/news/20180908.html より


ホンダはなぜか船外機推しになってたw

スズキ。中身が見えているのかっこいい


ヤマハ発動機のボートはシステム周りも便利に

キラキラグリッター珍しい。『SR-X 24』

ボートの操作で一番難しいのは着岸だと個人的に思っているし、これが苦手だという人も結構多い。車庫入れと同じ、って考えればいいんでしょうけど、経験が足りないこともあり、緊張してわけがわからなくなるみたい。

で!

ヤマハ発動機では、ふたつの船外機をゲーム感覚で操船できる『ヘルムマスター』という、船外機用操船制御システムをスウェーデンのVolvo Penta社と共同開発していて、これがまあ、ジョイスティックで操作するもんだから、本当にゲームみたいに扱える(らしい)。

ヘルムマスターで、「コレは便利!」と思ったのは、アンカリングしなくても、船が動かないようにしておいてくれること。魚釣りをしたい、ちょっと昼寝したい、というときに、わざわざアンカーを下ろすのは面倒くさい。上げるのはもっと面倒くさい。それがいらない、というだけでも魅力的だなぁと。

「ヘルムマスターってどんなの?」という人向けにシミュレーターも展示。ボートショーじゃないとなかなか触れられないので、この機会に足を運んでみる、というのもありじゃないでしょうか。
ヘルムマスターは、シミュレーターで体験可能
もうひとつのトピックスは、スマホやタブレットのようにタッチして表示を切り替えられる『CL7』。ボートのコックピットには、エンジン回転数、速度、水深計、海図、GPS情報など、さまざまな情報を表示するメーターなどが備え付けられているんだけど、それをひとまとめにしたのが、このCL7。
タッチで切り替えられる『CL7』
魚群探知機やマリンカメラなどはオプションだけど、拡張性が高いのがいい。表示させているものは、Wi-Fiで手元のスマホやタブレットに飛ばせるから、コクピットが見えない位置にいても、船の状況が、まさに手に取るようにわかる。

ちなみに、サブディスプレイを追加すれば、そちらに別の情報を表示させられるし、手元のスマホやタブレットで、どちらの情報を表示するかも切り替えられるとか。魚群探知機を見つつ、エンジン情報も大画面で確認したい、という人には、サブディスプレイがあったほうがいいかも。

画面分割できるし、常時表示するものを簡単に変えられるから、「どうしても必要なんじゃーい!」という人向きだとは思うけど。
タッチパネルのCL7にタッチできる展示
ヘルムマスターを装備しているのはスポーツクルーザー『SR330』、CL7を搭載しているのは『YFR-27 EX』と『YFR-24 EX』。
コクピット内に装備されたヘルムマスターのジョイスティック
かっこいい
ヤマハ発動機 上席執行役員 マリン事業本部長 臼井博文氏は、「海外では、大型の船外機が、国内では中・大型ボートの需要が堅調で、水上オートバイも販売増加。会員制マリンクラブ『シースタイル』は会員数が2万3000人を超え、今年度は新たに『シースタイルプレミアム』も導入。スマホやタブレットで学科試験の勉強ができるヤマハボート免許教室の『スマ免』では、新たに小型船舶操縦士免許1級と小型特殊免許コースも展開し、手軽にマリンスポーツを楽しんでもらえればと思います」とプレスブリーフィングでお話されていました。
臼井博文氏
会場で、ヤマハボート免許教室への申込書をもらって、5月末までに受講すれば、最大1万円OFFという特典もあるので、夏までに免許を取りたい、という人は、イベントチケットを買ってでもここで申し込むことをオススメしますよ!
会場で受け付けているw
免許は合計3日で取れますからね。自動車の免許よりも簡単よ~。

ヤマハ「女性限定2級ボート取得コース」第1日目!学科講習を受けてきた!
ヤマハボート教室実技編!―小型船舶免許取得に向けて

マリンスポーツだけじゃないボートショーの楽しみ方

会場となっているパシフィコ横浜は、みなとみらい駅直結の建物。直結とはいえ、ちょっと歩くよねー。あと、電車が混んでいるから、立ちっぱだよねー。足が棒だよねー。と思っていたら、マッサージマシン的な何かが展示してある。

「これは何だろう?」と思っていたら、座るよう促され、腰や足が楽になるのを実感。いろいろ説明を受けているうちに、すっかり足が軽くなったこちらの製品は『スペースヤマト』という管理医療機器。介護施設や福祉施設などでリハビリ用にも使われているとのことで、お値段は高め。

だが!

会場で申し込めば3万円以上の割引価格で買えるのだ!

というわけで、気になった人はマッサージしてもらうといいかも。自宅にある『もみギア』とは比べ物にならないほど気持ちよかったので、是非体感してほしい! Amazonでも売っているので、どんなものか事前チェックすることもできますよ。


お子さんと一緒に楽しめるのが、『チーム美らサンゴ』のコーナー。沖縄から連れてきたという魚やサンゴ(水槽に入ってるよ!)について学んで、簡単なクイズに答えれば、ステッカーがもらえるというもの。
沖縄からはるばる!
“サンゴ礁”というと、大きなサンゴの塊をイメージするかもしれないけれど、あれらはとてもとても小さな生き物の集合体。ちょっとの環境の変化でも死んでしまうような繊細な生き物なんですよね。
実は骨
こういうところで、ちょっとでも興味を持ってもらえれば、海水浴に行ったときに、ゴミをポイ捨てしないような大人に育つんじゃないかな……と思うのだけど、期待しすぎかしらん。

いずれにせよ、ボートショーは、マリンスポーツを楽しむ人だけが行くような、そんな特別な場ではなくて、普通に、「海が好き」な人であれば、誰でも楽しめるようなイベント。

体験型展示を楽しむもよし、海を感じさせるアイテムを買うもよし、疲れたら休憩するもよし、しかも丸一日楽しめる(雨が降っても大丈夫)ので、週末のお出かけ候補にどうでしょうか。

午後に別の予定が入っていたため、開会した10時から12時までの2時間しか居られなかったけど、ちょっとだけ「心満たされる時間」を味わえましたん。

……2018年のボートショーのレポートがブログにないなぃぁと思ったら、ブログではなくGetNaviWebに書いていたことが判明。管理人のまじめ文章が読めます。

2019年2月24日日曜日

『GELATO FACTORY』のネイルシールが意外と使えた件

毎度どうも! ファッション・美容に疎い管理人ですっ!

とはいえ、指先はキレイにしていたいよね、ということで、インココ(INCOCO Nail Polish)ソルースジェルネイルで、爪先を彩っていますよ。

「貼るだけでお手軽」ということで、インココを見つけ次第買っていたこともあったんだけど、実はかなり爪が傷んでいた。「2週間~3週間も長持ちする」というのを謳っている製品なので、2週間つけっぱなしでも大丈夫かな、と思っていたんだけど、予想以上に、爪表面がガビガビになってしまい……。

ソルースジェルネイルを使うことで、かなり持ち直したんだけど、またしても爪表面を傷つけることに。

原因は、リムーバーを使わず「お、剥がれる、剥がれる」と、調子に乗ってむりやり剥がしてしまったこと。知識がないって恐ろしいねぇ。

3カ月ほど放置しておけば、健康な爪に入れ替わるとのことだけど、薄くなった爪は折れやすく、ちょっとした衝撃でもガビガビになってしまう。何も塗らないと、補強できないからいつまで経っても爪が伸びない……ということで、Facebookの広告でしょっちゅう表示される『GELATO FACTORY』(ジェラートファクトリー)のネイルシールを試してみることにした。

サイトはこちら→ ジェラートファクトリー

Amazonでも買えるけど、公式オンラインストアで購入すれば、1シートにつき100円オフ。990円が890円になるので、結構大きい。

注文してから手元に届くまではだいたい1週間ほど。国際郵便にしては、早いほうではなかろうか。ちなみに、「発送しました」メール内にある動画は、上手に貼るためのハウトゥーが収められている。わざわざ貼り付けかたを検索しなくていいのはありがたい。

送料無料になる分岐ラインというのがあるので、6シートほど注文。セルフネイルではデザインが難しそうな柄物を中心に購入した。

1シートに入っている枚数(?)は22枚。片手分だけでも11サイズ(枚)入っているので、よほどのことがない限り、ほとんどの人の爪にマッチするのではないかと思う。あ、あと、自爪の幅より狭いほうが剥がれにくいので、多少サイズが小さくてもなんとかなるし。

日本語がちょっと怪しいサイトには、「ジェルネイルシール」との表記があるし、広告動画内には「本物のジェルネイル成分」とあるけど、多分違うw

「はるだけマニキュア インココ」は、本当にマニキュア成分をシート状にした製品だったけど、ジェラートファクトリーのネイルシールはジェルネイルからできているわけではない。PU素材でできているみたいね。

で!

使ってみた。

貼り付ける際、作業部屋の温度が低いとシールが固くなってしまい、うまく爪の形に沿わないので、多少手で温めてあげるといいかも。シールが柔らかい状態で貼り付ければ、ほぼ失敗することはないんじゃないかなぁ。

貼り付け直後の写真は撮っていないんだけど、ジェルネイルのような厚みがあるため、爪の補強という役目は果たしてくれそう。これで、勢いよく引き戸の把手部分に指先をぶつけても、爪が割れるのを阻止できる。

さて、貼ってから10日ほど経ったものがこちら。

粘着質のところに、ちょっと汚れが付いてしまっているのが悲しい。まだまだ保ちそうな感じだけれど、以前のインココのことがあるので、早めに剥がすことにしてみた。

ペリッ。
白いのは、爪の表面ですな。爪がささくれだった状態で貼り付けたもんだから、その部分がシールにくっついてしまったようで。

対策するとしたら、爪を保護する下地を2度塗りするなどして、爪の表面をなめらかにして、その上から貼り付ければいいのではないかなぁ。爪が薄くなるのは避けたいので、バッファーをかけたくないし。

爪の表面が荒れているせいで、こんなことになってしまったけど、それ以外に目立った欠点はなく、いい感じに爪を保護してくれたように思う。あと、見栄えがすごく良かったし。

めっちゃ近くで見ると、「お、印刷のつぶつぶ!」っていうのがわかっちゃうんだけど、そんなマジマジと見る人いないしねぇ。ツヤ感があって、かなりジェルネイルっぽく見えるのが良い。

値段が安かったので、「ちゃんと使えるのかな?」と不安はあったけれど、意外なほどちゃんとしているのでした。
すぐに入手したいのであれば、Amazon一択なんですけどね。あと、1シートだけでも送料無料だし。

2018年12月8日土曜日

【Kickstarter】『Vinci 2.0』プロジェクトが炎上


毎度どうも! 新しもの好きな管理人ですよ。

新しいガジェットを追いかけて、最近ではKickstarterをよく物色しています。仕事仲間によれば「発表当時は新しくても、手元に届く頃には陳腐なものになっている」とのことで、「確かに!」と納得しつつ、なかなかやめられないんだけど♪

それはそうと、昨年、バック(出資)した『Vinci 2.0-World's First Standalone Smart Wireless Headphones』プロジェクトが炎上しております。

Kickstarter民が欲しがった『Vinci 2.0』

Kickstarterは、ハードウェアだけでなく、カタチのないものでも残すこともプロジェクトになるから、手元にこれといったものが残らない(リターンがない)こともなくはないんだろうけれど、ガジェットにバックする人たちの場合、リターンありきで考える。

今回のプロジェクトには、みんな大きな期待を抱いていたはずなのよね。

というのも、『Vinci 2.0』(ビンチ 2.0)はネックバンド式ワイヤレスイヤホンのような形状をしているのに、SIMを挿しておける、ウェアラブルスマートフォンという触れ込みで登場したから。

これ単体で、音楽を聴け、ハートレートをモニタリングし、移動距離を測れるからフィットネスやワークアウトに最適。しかも電話もできるし、「OK, Google」「Hi, Vinci」といった音声コントロールにも対応。

軽くて、身につけられて、いろいろできて、これ1つでよくて、となればガジェッターたちが欲しくなるのも当然といえば当然のデジタルガジェットだったわけですよ。

ところが、2017年11月にプロジェクトが始まって、その後、成功し、発送予定の2018年3月を過ぎても「もうすぐですよ」「ほら、送付先を入力して」というアップデートはあっても、実際に送られてくることはなく、その割に「Indiegogoでもはじまりましたよー」などとアナウンスしていたのよね。

4月には「ちょっとハードウェアに不具合が」、6月にも「ちょっと問題が」という近況報告を出していたんだけど、その後、ぱったりと止まってしまい、9月頃から「ちょっと、何かないんですか?」「なんもアップデートないの?」という、不信感をあらわにしたコメントが続出。

スーパーバッカーと呼ばれる、投資のプロみたいな人たちは「ここはマーケットじゃないんだよ、ハハーン」みたいなコメントを寄せていたのね。

半年近く音沙汰なし。突然の近況報告にKickstarter民が激怒

で!

2018年12月7日に突然にそれはやってきました。

A Sincere Apology

というタイトルのアップデートが……。

簡単にいえば「もうむりぽ」ということらしい。

協議に協議を重ね、数度の仕様変更をしてみたけれど、テクノロジーが進歩しすぎて、ちょっと無理。12人いたメンバーもみんないなくなってしまって、この近況報告をしているわたしひとりだけになってしまった。これは良い教訓……いや、知らない人を信じた人にとって、悪い経験になってしまった。

というような内容。これは……サラッと読んだだけだと、「知らない人を信じて投資したあなたが悪い」と取られかねないんじゃないかしらねぇ。

これを受け取ったのが、ちょうど電車に乗っているときで、スマホ画面で見ていたから、「なんや、ようわからんけど、謝っているっていうことは、失敗かぁ。えっ、最後、えっ、わたしたちが悪いんかい?」と思ってしまった。英文読むの苦手なこともあって。

英語読めないから、とりあえず、家に帰って、PCの大きな画面で(Google翻訳使って)読むことにして、書き込まれたコメントを静観するだけにした。

が!

Google翻訳の翻訳と、翻訳ではうまく伝えきれていないニュアンスを含めた内容が、上記の要約。……そもそも投資家としての度量があるわけではない人たちを激怒させるには十分なものだったらしく。半年も近況報告がなかったわけだしね。

それまで「信じて待っていますよ!」「まだですか?」「楽しみにしています!」とコメントしていた人たちも、なにか一言言わずにはいられない、という感じで、6364人のバッカーに対し、寄せられたコメントが現時点で3635件。もちろん、これにはまだ期待を抱いていたときのものも含まれるんだけど。

ただ、「心からの謝罪」アップデートが掲載されてから「リファンドしてください」(出資したお金を返してください)というものが増えているのは確か。中には罵倒するような書き込みをする人も……。

プロジェクトに携わった、12人のうちの残り1人のこのエンジニアさん、やけくそになっているかもしれないけれど、潰れてしまわないようにと願わずにいられない。どこか、優秀で諦めない人たちが多いチームの中に入って、潤沢な投資を得て、同様のガジェットを完成させてくれればな、と。

頑張ってほしいものである。

2018年10月29日月曜日

今年の冬はみんなでワイワイ楽しめる“アナログ”なボードゲームはいかが?



毎度どうもっ! ゲームボーイで時代が止まってしまっている管理人です! しかも、持っているゲームソフトはたまごっちだけだよ~。

それはさておき、最近はボドゲがアツいみたいで。もしかしたら、わたしが知らなかっただけなのかもしれないけど、ゲームカフェが増えているような印象。ボドゲの同人さんも活発に新作出していますしねー。

もちろん、老舗も負けちゃいないよ、ということで、エポック社のアナログゲームをみんなでワイワイ遊ぶイベントに行ってきましたよ。

野球盤は健在! しかも最新作はスピートガン付き!


エポック社といえば、1958年から出し続けている野球盤。変化球とか消える魔球とかも投げられて、「ちょ、それ、反則じゃん!」みたいな声もあるけど、それが逆に楽しめてよし。

そして、2018年6月発売の最新作「野球盤3Dエース モンスターコントロール」では実況中継音声機能や電光掲示板の搭載はもちろんのこと、なんとその電光掲示板に球速と投球コースを表示できるように、トラッキンググリッドセンサーまで搭載。
野球盤3Dエース モンスターコントロール
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エポック社さん、どこまでリアルを追求するんですかね?

男子たち大盛り上がりでした。

なお、商品のサイズは530(W)×530(D)×135(H)mmとやや大きめです。

操作が難しい! けど楽しい!「サッカー盤」


男子向けで忘れちゃいけないのが、「サッカー盤」。最新のものは「サッカー盤 ロックオンストライカー」という名称ですね。
サッカー盤 ロックオンストライカー
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なんと、盤面に「ロックオンポイント」というものが表示されており、そこからゴールを狙えば、シュート率がアップするというもの。

それ以前に、ボールを追いかけながら両手を使う操作が難しくて、「あっあっ!」とか「ぎゃー」など、およそ大人らしくない奇声を発しながらのプレイでしたけど、それがまた楽しい。シュートが決まっても、決められても楽しい。

サイズが570(W)×150(D)×340(H)mmで、野球盤よりはコンパクトだけど、スティック操作することを考えると、テーブルやこたつの上を整理してから遊びたいところですなぁ。

誰でも大盛り上がり間違いなしの「スーパーマリオ パックンフラワーゲーム」


最も盛り上がったのがこちら「スーパーマリオ かみつき注意! パックンフラワーゲーム」。
スーパーマリオ かみつき注意! パックンフラワーゲーム
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コインをたくさん集めた人が勝ちのすごろくモードや、逆にコインを手元からなくした人が勝者となるモードなど3つの方法で遊べるというのがウリ。

すごろくモードで遊ぶ際のコマは、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオの4体しか入っていないんだけど、エポック社独自の「リンクシステム」で、別ゲーム「ぶっ飛び! タワーゲーム」の人形を使うことも可能。プレイ人数が4人となっているけど、6人ぐらいでも充分に楽しめる仕様になっているのね。

ただこれ、「パックンフラワー」をすごろくボードの真ん中に設置することになっているんだけど、そうしてしまうと、パックンフラワーが大きすぎて向こう側がよく見えないという欠点が^^;

真ん中に置けば、見栄えはいいんだけど、使い勝手が悪くなるので、設置場所、もしくはコースを再考してもらえればなぁ、と感じてしまったよ。

で!

すごろくボードを使わないモードのゲームが、非常に盛り上がった。

ゲームに入っているコインを、それぞれ8枚ずつ手元に置いて、残りはパックンフラワーの台座へ。じゃんけんで勝った人から順に、台座に乗せるコイン枚数(=パックンチャレンジ回数)を宣言して、パックンフラワーが起動し、台座が跳ね上がり、落ちたコインを自分の手元に置かないといけない。宣言した数字が大きければ大きいほど、パックンフラワーの暴走リスクが増えるんだけど、落ちてくるコインの枚数が少なければ、問題なし。

いかに自分の番でパックンフラワーが起動せず、コインを乗せきれるか、そして自分の次以降の人が多くコインを落とすように仕向けるかが勝敗のポイント。

パックンフラワーの台座に乗っているコインが多ければ多いほど、落ちてくるコインの枚数も増えちゃうしね~。早い段階で、どれだけコインを減らせるかがキモですかね。駆け引きが必要になってくるので、これは大人でも盛り上がりますよ。


ドキドキが止まらないのは5歳児だけじゃない!


ドキドキするといえば、こちらもけっこうスリルを味わえますよ。「ドラえもん はじめてのかたちあわせゲーム」。

1人で遊んでいたんだけど、結構難しい。

もちろん、すでに形ができあがっている「かんたんブロック」は20秒ほどで12カ所全部に乗せきったんだけど、組み合わせて形を作らないといけない「あわせブロック」が……。むずい!

1回目は制限時間内に半分も乗せられず、盤面が跳ね上がって「ひゃっ」となってしまった。

3回目ぐらいでようやくコツを掴んで、時間内に置き終わったんだけど、それでも盤面が跳ね上がるときには「ひゃっ」となる。本当に遊び方はそうじゃないんだけど。
※数人で遊び、盤面が跳ね上がったときの番の人が負け。すべてのブロックを制限時間内に置き終えられたら、タイマーのストップボタンを押して、跳ね上がらないようにする。ちなみに、この場合、全員勝者になる。

スイーツ好きにはたまらないかも? ドーナッツをひたすら積み上げよう


今回のイベント会場では、飲食ができるということで、わたしはシュークリームを持っていったのですが、何やら向こうのほうでドーナッツが……。

と思ったら、これもゲームなのか! 本物そっくりのこちらは「いっしょにスイーツパーティー ドーナツ・オン・ドーナツ +3」というもの。
いっしょにスイーツパーティー ドーナツ・オン・ドーナツ +3
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ソーサーのみ、あるいはカップ on ソーサーに、形やサイズの異なるドーナッツを積み上げていくというもの。積み上げるときにはトングを使わなくちゃいけなくて、これがまた盛り上がる。

ルールは、積み上げる種類や個数の描かれているサイコロを振って、その指示に従って積み上げ、崩落させた人の負け、というもの。わざとギリギリのバランスになるように積む人もいて、白熱する。なかなか冷静になれないゲームですな。しかも見ているとお腹が空いてくるし(笑)。

スイーツといえば、ゲーム以外のスイーツもオススメですよ。それは何かと言うと……。

ゲームじゃないけど、ちょっとひとりになりたいときにはクリエイティブをどうぞ


今回のイベントは、基本的に大人がワイワイ盛り上がっていたんだけど、小学校低学年、いや、それより下の年齢のお子さんも遊びに来てくれていました。

彼女たちが静かに盛り上がっていたのは、「ホイップる」と「アクアビーズ」。

ホイップるは、言わずと知れた、パティシエが練習するために開発された本物そっくりのホイップクリームを使って、ケーキ型にデコレーションをしていくという「ごっこ遊び」用の玩具。わたしもハマりました。
ホイップる ドリーミーパティシエデラックス
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「これ作りたい!」と2歳児と7歳児が挑戦し、できたものがこちら!

お手本どおりに作ることしか考えていなかった自分が恥ずかしい……。自由な発想で、「カワイイ」ケーキになるように工夫しながら作っていましたよ。

対するアクアビーズは、お手本を見ながらじっくりビーズを置いていきます。この使い分けの素晴らしさよ。

最終的に、「ホイップる ドリーミーパティシエデラックス」に入っていたすべてのパーツを使い切るほどに盛り上がり、帰り際に「もっとやりたいよぅ」と親にせがむほど。わかる、わかるよ~……。

この冬はスマホやPC画面から解放された家族団らんを楽しんでみては?


そんなこんなで、正午からはじまったイベントもあっという間に6時間が経過。最後の最後までキャーキャーワイワイと楽しめました。

イベントの間、ブログ用の写真を撮るため、デジカメやスマホのカメラ機能を使いはしたけれど、それ以外にディスプレイを一切見なかった。この体験が久しぶりすぎて新鮮。

あと、普段はSNSでワイワイやっているんだけど、リアルに集まった人たちと、声を出してゲームで遊ぶ、というのも子ども時代以来かなぁ。

家族がいれば、家族で遊ぶため、いなければ、友人たちとオフラインで盛り上がるために、こういうボドゲをいくつか用意しておくのもいいんじゃないかな、と思えるひとときでした。

あー、書いていたら、またボドゲで遊びたくなってきた(笑)。


2018年10月2日火曜日

6年ぶりにキタ━━━(゚∀゚)━━━!! PFUの新しいドキュメントスキャナー「ScanSnap iX1500」


毎度どうも! 整理整頓が苦手な管理人です。

とにかく、あちこちお邪魔しては、いただいた書類がデスク周りにてんこ盛り。自分でもどこに何があるのかわからなくなることもしばしば。

PFUのドキュメントスキャナー「ScanSnap iX100」を持っているので、思い出したようにスキャンするんだけど、追いつかない。

どうする、そろそろ自動紙送り機能のあるiX500を買うか? と思っていたところ、PFUからお知らせが。

「10月2日、新商品が出ますよ」

というわけで、発表会に行ってきましたよ!

ScanSnapの歴史とは?

1995年、Windows 95のOSが発表されてから、PCは、より「パーソナル」なものとして各家庭で購入されるようになって、それと同時にプリンターも導入されていった。せっかくだから、スキャナーも買いたいなぁと思っても、なかなか高嶺の花だった、という記憶を持っているインターネット老人会の人もいることでしょう。

かく言うわたしも、当時はEPSONにどっぷり浸かっており(Canon派の人もいたけど、なんかカッコつけマンみたいで反発していたw)、EPSONのフラットベッドスキャナー欲しいなぁ、でも6万円かぁ、みたいな感じだった。プリンターと合わせて10万弱! 買えない!

いつしか、複合機が主流になり、スキャナーはより身近なものになっていったけど、コピー機みたいに書類を一枚一枚置いてはスキャンして取り出して、また置いて……というのが面倒で、結局使わなくなったのよね。

だから、次々と書類を手差ししていけば、どんどん読み取ってくれるiX100を手に入れてからというもの、かなり便利に使っていたのよね。それでも溜まるんだけど(笑)。

で!

今ではPFUによるドキュメントスキャナーのシェアは国内トップ。67%なんだそう。ちなみに、世界100カ国の中では50%。それでも充分すごいんだけど。



そして、「2017年7月には、弊社のイメージスキャナー(いわゆる、わたしたちが普通に「スキャナー」と呼んでいる製品)の累計販売台数は1000万台を突破した」とPFU代表取締役社長の半田清さん。1000万台!


プレスリリース:PFUイメージスキャナ全世界累計出荷台数1,000万台を突破

ちなみに、その数に含まれるけど「ドキュメントスキャナーは2018年9月に500万台の大台に達した」と執行役員常務の宮内康範さん。発表会が行われたのが10月2日だから、このタイミングで達成できたのはうれしいだろうなぁ。

PFUの主力製品となったScanSnapシリーズだけど、初号機の販売は2001年から。1983年にはじまったイメージスキャナーの歴史と比べると、ちょうど半々やね。台数も半々か。

でも、最後に出たのがiX500。2012年12月のこと。それから6年も新商品が出ていなかったんですよ! なのに売れているんですよ!

その理由は、世の中の動きとScanSnapの使いやすさにある、と半田さんと宮内さん。

半田さんは、「働き方改革でテレワークへの取り組みが進むにつれ、情報共有は必要不可欠となった。アナログとデジタルの橋渡しとして、ScanSnapは役立っている」と説明。
宮内さんは、「ScanSnapは、ワンプッシュで書類をスキャンできる手軽さをコンセプトに、ワイヤレス化、クラウド活用と時代の流れをキャッチアップしつつブラッシュアップしてきたのが、ロングセラーの秘訣」と言う。


次代のニーズにガッチリ合致した製品、ということなんでしょうな。

そして、満を持しての新商品ですよ!

6年ぶりの新商品ははじめての○○を搭載

新しいScanSnap iX1500は、iX500の流れを汲む据え置き型。ADFで高速スキャン。1分間に30枚、60面を読み込みますよ。利用シーンの動画を見たけれど、速い速い。まあ、渡しが浸かっていたのがiX100だからそう感じるのかもしれないけれど(注:iX500では、25枚50面/分なので、速くなっていることは速くなっている)。

それより何より特筆すべきは、ScanSnapシリーズなのに、タッチディスプレイが搭載されたことですよ、奥さん!

あとで宮内さんにお聞きした話では、「ScanSnapはワンボタンがいいんだー!」というこだわりが、開発チームにはあったんだとか。でも、「スマホも出てきたしねぇ。タッチディスプレイは時代の流れなんじゃない?」という声も出てきていて、“Scan”というわかりやすいボタンをディスプレイに表示すれば、これまでの良さも踏襲できるのでは? とのことで、タッチディスプレイをはじめて搭載した機種が世に送り出されることになったようです(非公式情報)。


さて、これが搭載されることで、何が便利になったのか。

スキャン時に、どんな動作をするかというプロファイルを割り当てたアイコンをタッチするだけで、その操作が行えること、ユーザーを最大4人まで切り替えられること、読み取りの各種設定を本体だけで済ませられること、などなど。

プロファイルについて、もう少し説明すると、例えばこれまでのScanSnapでは、細長い紙はクラウド家計簿に、A4サイズの紙はEvernoteに、名刺サイズは名刺管理ソフトに、という具合に自動的に割り振らていたけれど、iX1500では(それができるおまかせスキャン以外に)、いつもは名刺管理ソフトに送る名刺サイズのスキャンデータをEvernoteに送る、とか、いつもはEvernoteに送る書類を「家族で共有するストレージ」に送る、などのコマンドを設定できる。

登録できるプロファイル数は全部で30。最大4ユーザーが1台のScanSnapを使えるので、一人あたり7つ? 残り2個は、じゃんけんで決めて分け合いましょう。


そうそう、これまでScanSnapCloud対応のScanSnapでは、1台ごとに1ユーザーしか使えなかった(使えないというか、ソフトウェアライセンスが一人分しかなかった)んだけど、iX1500では4人まで使えますよ! 一家に一台でOK! もしくは、小規模オフィスなら、一台あれば、事足りる!? iX500とPFUダイレクト価格は変わりがないのに、一人一台じゃなくていいんですか、PFUさん!? と叫びたくなってしまった。太っ腹ですな。

目指したのはストレスフリーな使い心地

開発に携わっていた第一開発部長 大窪伸幸さんによれば、iX500のポイントは以下の3つ。
  1. やりたいことをワンタッチ! 簡単操作のタッチパネルを搭載
  2. 整理・活用をスマートにアシストする全く新しいソフトウェア
  3. 洗練されたデザインと、ストレスフリー設計

あ、タッチディスプレイじゃなくて、タッチパネルだった。

もとい。

「1」についてはひとつ前の見出しで説明したとおり。

「2」だけど、新商品の販売と同時に、専用管理ソフト「ScanSnap Home」をMac/Win用にリリース。利用はもちろん無料。っていうか、本体価格に含んでいるのね。

これは、ScanSnapを操作するだけのソフトではなく、これまで“ドライバ”“名刺管理”“ファイル管理・閲覧”“ScanSnapCloud”などに分かれていたソフトウェアを統合した、全く新しいもの。プログラムバーがScanSnapだらけにならずに済むんですのよ、奥さん。

見た目がスッキリするだけでなく、1つのソフトの中で全部できるから、操作もシンプル。

個人的には、ファイル管理機能に期待している。

というのも、スキャンした紙書類はPDFにしたものだけでなく、JPEG保存したものでもOCRが働いて、全文検索の対象になるから。スキャンしたはいいけど、書類が見つからない! というストレスから解放されるんじゃないかなぁと思っている。


紙書類のスキャンが進まないことの理由のひとつに、「目の前から対象物がなくなってしまったら、探しきれないんじゃないか?」という不安があったから。でも、このScanSnap Homeがあれば、スキャンしたほうが検索性が高まる、ということだもんね。これは使うしかない。

あとあと、すごいのは、優れた学習機能。例えば! 「毛糸だま商事」の人と名刺交換をして、OCRが「も糸だま商事」と読み取ってしまった場合、「『毛』だよ、『毛』!」とブツブツ言いながら修正しますよね? で、同じ会社の人と何枚も名刺交換すると、それを何度も修正することになる。イラッとしますよね!?

でも、ScanSnap Homeなら、一度修正すれば「これは『毛』なのか!」と学習してくれ、二枚目以降(二回目以降?)は修正不要。

書類の場合では、自動的に作成されるファイル名が気に入らないとき、一度修正すれば、同様の書類を読み込んでできたファイルの名前が、修正いらずのものになる。例えば、「2018年10月31日【請求書】 請求No.100990」と紙の書類の頭部分に印刷されていて、読み込んでできたファイル名が「20181031_【請求書】100990」になってしまったものを「請求書_20181031_100990」に修正した場合、次からは同じような書類を、それに準じたファイル名に自動的にしてくれる、というわけ。イラッとせずに済む。


大窪さんはこれを「使えば使うほどあなた好みになるScanSnap」と表現していた。やだかわいい。

ちなみに、4人まで使えると書いたけど、ScanSnap Homeは、ユーザーそれぞれのPCにインストールするため、学習情報はユーザー間で共有されることはない。ローカル依存ですな。

これには理由があって「会社でも家でも同じPCを使う場合、同じScanSnapを使うユーザーにその情報が漏れてしまっては、セキュリティ面でよろしくない」から。そりゃそうだ。だから、同じScanSnapで家族それぞれがデータを読み込んでも、読み込んだ情報は家族に漏れることがない。安心・安全。


「3」について。オフィスユースだけでなく、家庭でも使うことを前提にしたデザインだから、とにかく美しい。

まず、カラーがホワイト。そして、背面がすっきり。あれだ、家具で「背面化粧板」とかいうのがあるじゃない。壁にピッタリくっつけないで、間仕切りとしても使えるよ、みたいな。あんな感じの背面なので、家の真ん中に置いておいても全然平気。

ストレスフリーということについては、カバーを開けたらすぐに使えて、待ち時間ゼロ、というところや、読み取り速度など。


まあ、まだ使っていないので、アレですけど、レビューしたいですね。ね!

買える人は買っちゃってください。きっと「買って良かったー」と思うんじゃないかと。そして、部屋が片付きますよ! きっと!

あ、予約は10月2日開始、販売は10月12日から、価格はオープンだけど、PFUダイレクト価格で5万1840円(税込)ですよ!