ん〜小学生の時には図書室の本を毎週3冊借りていたのにな〜などとかなり昔のことを引き合いに出したって仕方ない。
3年前までは、専門の知識だけ取り入れていればよかったから、さほど読書をする必要もなく、興味のあるものをちょこちょこ読む楽しみがあったのだけど、今、全く新しい未知の分野に進出したため、勉強しなくちゃいけないことがたくさんある。
だから、宿題として「これとそれとあれと…読んでおいて」と言われるのだけれど、なかなか読み進められない〜><
マンガもそうなんだけど、噛み締めるように読んじゃうのよね。母親からいつも「まだそこまでしか読んでないの?」と不思議そうに見られていたのを思い出したわ。
そんなこんななので、読む速度が上がったら、いろいろと楽になるかも!でも、速読法は習得できないっ!
…と思っていたところにこの『1分間速読法 あなたも1冊1分で本が読める』の発売を知った。紹介文の中に、「心の中で音読しない」というものがあった。
いやね、読みながら心の中で発音しちゃいけないって分かっているのよ?分かっているんだけどこれがまた癖でね…。
巷にあふれる速読法の本には、「音読しない」というのがお約束のように含まれている(ような気がする)。どのくらいで読めたら「速読」なのか分からないけど、10分とか20分なのだろうか?先日おじゃましたトークイベントで、勝間和代氏が10万字ほどを20分で読む、と話したところ、いしたに氏がものすごく驚かれていたので、多分そのくらいの速度なのでしょう。
速読できたらいいよね、速読。でも、セミナーなどに通う余裕はないし、行ってみてできたという人の話もあまり聞かないし、そもそも頑固なわたしにできるとも思えないので、これ系の本は見て見ぬふりしていたんだけど「1分」というぶっ飛んだタイトルだったので、興味が湧いて、物見遊山的に購入。
珍しく買ったその日に2時間弱で読了。
……ただし、3分の1読んだところで睡魔が…そして床寝へと…。
それでも、何とか読み終わった感想。
ん〜全体の5分の4くらいは心構えですかね。で、トレーニング方法は残りのページ。んでもって、「さあ、みんなで幸福になるために、あなただけではなく、お友達も誘ってマスターしましょう!」みたいなノリであった。なんぞ。
ちなみに、あたりまえだけど、トレーニングしなければ、習得できない。自分としては、ちょっと気になるので、週末に試してみようかな〜と思うほどには面白い本だった。
ただまあ、ここまで引っ張る必要はないかな、と。
文体が面白いので、息抜きにはなったけど、1400円、とちょっとしたお値段するので、よほど速読法を学びたい、という人に対してでないとオススメはできないかも〜。
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