2013年8月3日土曜日

ソフトバンクモバイルカスタマーサポートと戦わない日々

事のきっかけは、6月15日のことだった。

2011年7月、折りたたみ式Android、AQUOS PHONE THE HYBRID 007SHが販売開始になったのと同時に、モバイルWi-Fiルーターの006Zも購入・契約した。

使用機種が007SHだけであれば、通信費のことを考えても不要な契約だったかもしれないけど、その時すでにiPhoneを持っていて、そちらのパケット通信費が二段階定額制だったのだ。で、007SHのバケット通信も二段階定額制にすれば、新たに006Zを契約しても1000円くらい節約できる〜みたいな。(実際はとんとん)

そんなに節約したければ、回線1つにしておけって話ではありますが^^;

で!

この006ZはSoftBankとEMOBILEがくっつきそうでくっつかない、という時期のもので、両方の回線を使用できる、いわばダブルナンバー的な端末だった。3G回線はSoftBank、3GハイスピードがEMOBILEっていうことだったのかな。

さて、去年あたり、EMOBILE端末も購入してしまったし、ほぼ無理やりiPhone 5をフルスペックで契約してしまったこともあり、何か困ったらiPhone 5でテザリングすればいいでしょう、それに通信費がかさみすぎる、と思い、006Zを解約することに。

最寄りのSoftBankSHOPに行き、2年縛りの途中ではあるけれど、解約したい旨を説明、解約手続きを取ってもらった。若い男性スタッフだった。男性というより、男の子、という感じではあったけど。

で、解約後はもちろんそのまま放置である。文鎮と化した白い端末を眺める日々。そのうち存在すら忘れてしまっていた。

ところが、件の6月15日、何気なく電源を入れてみたら、なんと「圏外」表示ではなく、アンテナが立っているではありせんかっ!

どゆこと?!と思って、数字に弱いのに調べてみたら、この端末にかかっている費用がかなりのものになっていたらしい。

006Zが発売されて間もないころに購入したため、スタートキャンペーンか何かで4935円の月額費用のところ、4380円で利用できていた。なので、頭の中では「4000円ちょい、4000円ちょい…」という計算だったのが、「6000円ちょい」になっていたのだ。

「え…ちょ…」である。

使っていないのに4380円、というだけならまだしも、解約したはずなのに、より高い金額を支払い続けていたのだ。毎月6380円!

それだけあったら、唐揚げを30日間毎日2つ食べられたのに…っ!くっ!

ところが、解約手続きをしましたよ〜的な書類がいくら探しても見つからない。契約した際の書類はあるのに、終わりの方のものがないのである。うーん、あれがないと証明できないし…うーん、うーん…と悩むこと一ヵ月半。

だがしかし、契約解除月を逃してしまうと、解約できたはいいが違約金が発生してしまう、というようなこともあり得る。なので、今日を逃してはならんっ!というわけで、7月31日、少し早く帰ってもいいよ、との上司の許可も降り(単に「早く帰っていいですか?」と訊いただけだったんだけどw)、お店の閉まる30分前に駆け込みセーフ。

ほぼ使っていない007SHをフィーチャーフォンに機種変するついで、という位置づけで同じショップに行ってみた。

対応してくれたのは、30歳になったかなっていないかくらいのメガネがキュートな男性スタッフで、まずは機種変の相談に乗ってくれ、「それからですね…」というわたしのクレームにも付き合ってくださった。

すると、「それは多分、デュアルナンバーなのに、片方だけ解約してしまうというありがちなミスですね…この割引は、両方の番号を契約いただいた上で成り立ってるので、片方解約してしまうとお客様のおっしゃるように、正規の利用料6380円がかかってしまうのですよ。大変申し訳ありません。わたしの判断ではどうにもできないので、この後すぐにカスタマーサポートにフィードバックさせていただき、そちらからお客様にお電話を差し上げるようにする、ということでよろしいでしょうか?」と説明&対応してくださった。

ふふん、本当にちゃんと話してくれるの?と多少懐疑的ではあったけど、とにかく思いのたけをぶつけ…説明できたし、変更後の機種も可愛らしくてヨサゲなのでニヤニヤしながらその日は帰ってきた。

さて、本日。8月3日土曜日。

9:40頃、めったにかかってこない電話がかかってきた。発信番号は「157」。うわっ!電話代、払っていなかったか?!いや待てよ、クレジットカード払いだから、そんなはずはないか、と落ち着いた風を装って電話に出る。

すると、ソフトバンクモバイルカスタマーサポートからだった。

内容は、

  1. 話は全て聞かせてもらったぜ
  2. 調べたら8月からだった
  3. 返金か減額か選択せよ

というものだった。

んん?8月から?解除に行ったの、寒かった記憶が…それに生活費について、とある人に相談していてアドバイスをもらったのが12月だったような記憶も…とかいろいろ考えたんだけど、向こうが調べてみてそうだと言うのなら、そうなのでしょう。

…あ、でも、本当に大丈夫なのかしら…12月からのような気が…うーん…

まあとにかく、わたしの「解約したはずなのに、かえって高い料金を支払い続けていたよ(つд⊂)エーン」という主張は聞き届けられたのだ。しかも、いつからなのか正確に調べてくれて。

ちなみに、「3」の「返金か減額か」というのは、過剰支払い分をまるごと即現金化して振り込むか、それともまだSoftBankと契約しているので、過剰支払い分の合計額から毎月の利用料を補填して月々の支払を楽にするのかどちらにします?ということ。

まるまる返金してもらうのも魅力的だけど、「宵越しの金は持たねぇ」っていう性格なので、それはやめて、毎月の通信費を安く抑える方でお願いした。とは言っても、半年分も賄えないんでしょうけどね〜。

そんなわけで、「解約したはずなのに、高い料金を支払い続けていたのよ、どーしてくれますのん?!」問題は呆気無く解決し、ソフトバンクモバイルカスタマーサポートと全然戦わずに済んだのである。

ショップスタッフとはいえ、経験や知識は人それぞれなので、不明点を全部質問しきったとしても、こういうことが生じたりもするので、紙の書類はしばらくは残しておきましょうね、ということと、どうしても疑念が拭えない場合は、きっちりとナシをつけよう、という教訓の得られる出来事でしたん。

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