小学3年生の時に、時々廊下で見かける男の子、「おかまっぽいなぁ〜」と思っていました。ところが、その彼とクラス替えで5年から同じクラスに。その一年間はほとんど接触がなかったのですが(名前順もめっちゃ離れてた)、6年生になったときの担任が男子はあいうえお順(俗に昇順といいますな)、女子は逆あいうえお順(俗に降順といいますな)で席替えをしまして。隣同士になってしまったわけですよ。
一週間後くらいの国語の授業で、自分について書いた作文を返却されて……
わたし:男らしい私
彼 :女っぽいぼく
これを見た瞬間、「おお、この男子とは仲良くなれるな!」と意気投合したとかしないとか。
そんな具合に、幼い頃から男の子のような服装(なり)をしていたわけですがっ!
だからと言って、性別を変えるほどまでには男らしくもないので、いろいろとありのままを受け入れていたりする今日この頃。
で!
ここで、タイトルですよっ!
ちょっとここのところ、全然痩せられないのね。昔は3キロくらい太っても、多少節制して、ちょこっと筋トレすれば1ヶ月もしないで体重を落とせていたのに、太るばかり。太るというか、体重が減らない。いや、太ってるんですけど…orz
で、思い当たったのがこの「ピル」というやつ。
中容量ピルと低用量ピルというのがあるらしいのですが、今では副作用の少ない低用量ピルというのを処方するお医者さんが多いようで。
で!
これには2種類のホルモンが含まれているらしく、その効能とは…
女性の体内では、ホルモンの働きによって一定周期で排卵が起こり、妊娠可能な状態が保たれている。 そして妊娠をすると、重複して妊娠しないように自然に排卵がストップする。 この摂理を利用するのがピル。 ピルの主成分は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)で、これらは排卵や妊娠のシステムをコントロールしている女性ホルモンである。 |
「低用量ピルを正しく理解する」より
いわゆる、「擬似妊娠」っていうんでしょうかね。体が「うあー、妊娠しているー」って勘違いするような、そんなホルモンたちが入っているようです。で、その結果、服用している間は排卵が起きず、生理も起きない、というわけですな。
で!
そのせいか!これを服用している人のことを避妊している!と勘違いする人たちの多いこと多いことっ!
いや確かにわたしもマイナーなイメージしか持っていませんでしたよ。昔は。
さて、この錠剤(薬と呼ぶのはちょっと違うような気がするー)、どのように服用するかというと、21日連続で同じ時間に服用します。で、7日間は服用しない、もしくは偽薬がセットになっているものもあるので、それを飲んで服用する習慣を損なわないようにする、という感じ。
服用を止めることによって、「お、なんだ、妊娠してないじゃん」と身体が気づき、排卵して生理が生じる、というわけですな。
このような効果があるため、実際には避妊用以上にいろんな場面で処方されます。
例えば!頻発月経といって、本来28から30日周期でなければならないのが21日周期になってしまっている人とか、月経困難症といって、毎月のことなのに七転八倒するほど生理痛のひどい人。そして、その月経困難症の理由の一つに「子宮内膜症」というものがあります。
えっ?子宮の内側がどうかしたの?
と、わたしも思っていましたがっ。どうやらこれがとんでもない子ちゃんで、本来、子宮の内側にだけある子宮内膜の細胞が別のところにちゃっかりあったりして、普段はぬくぬくと育っていき、生理の時に子宮と同期して一緒に剥がれようとするのです。
ん〜。生物の時間に、かなり成長した卵の胚の目玉になる部分を腕に移植して、生まれたヤモリの腕に目ができちゃったよ〜みたいな?ああいう不気味な話なわけですよ。
それがなんと現在では10人に1人の割合で子宮内膜症を患っている人がいるんだとか。(゚Д゚ )アラヤダ!!オクサン
本来、おとなしくしているべき臓器から、何かが剥がれ落ちようとするんだからそりゃあもう大変な痛みなわけですわ。しかも、出口がないので、下手すると溜まって膿になる、というおまけ付き。
グリコのおまけみたいに嬉しい訳ではない。
ひどい場合は、卵巣の中にそれがくっついてしまって、「チョコレート嚢胞」というなんとも香ばしいものになるんだけど、全然おいしくなくて、卵巣が変な血の塊で本来より倍位に膨れてしまったり、悪化すれば「チョコレート嚢腫」といって内側に溜まりまくり、ヘタをすると「癌化しますよ」と言われましたな。
で、それらの症状を緩和させ、経過を観察し、嚢腫を小さくさせるのにもこの「低用量ピル」というものが処方されたりするわけですよ。
特に、頻発月経の人の場合は、そうしょっちゅう生理が起きてしまうと、その分剥がれ落ちる回数も増え、嚢腫が大きくなりやすいらしいので。
それをきっちりと28日周期にしてやることで、体内で剥がれ落ちて行き場を無くしてしまった余分なものたちを吸収する時間的余裕ができ、少しずつ正常に戻るんだとか。まあ、だからといって、子宮内膜症が治るわけではないんだけど。これは一生ものらしいので。
というわけで、わたしの解きたい誤解はこちら!
ピルを服用しているからといって、遊び人なわけではなーい!
…ということ♪
結構辛い思いをしている人が多いと思うので、優しくしてあげてくださいな。
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