2013年8月25日日曜日

はじめての乗馬レッスン!「オリンピッククラブ」に行ってみた!

目指せ!ギャロップ!

二次元も好きだけど、生物が好きな管理人ですっ!

あっ!「なまもの」じゃないですよっ!「せいぶつ」でもないですよっ!「いきもの」ですからねっ、「いきもの」っ!

5年くらい前に、福島県郡山市石筵(いしむしろ)に「石筵ふれあい牧場」というのがあって、うさぎ、うずら、ポニー、山羊、羊、サラブレッド、豚などなど、食われてしまいがちな動物たちと触れ合える、そんなミニ動物園のようなものがありまして(事実、春になると、緬羊の丸焼き大会とかやってるw)、とある日に出かけてゆき、手綱を引いてもらって(引き馬)馬に乗ったことがありました。

5分間くらいもなかったかなぁ〜。馬場一周で1500円。

その後、乗馬できない馬の柵のところで、しばらく馬といちゃいちゃしてましたのん。ああいうところにいる馬の大半は、競馬で頑張ってきてて、その余生をのんびりと過ごしている子たちなのですよね。なので、非常に穏やか。どことなく、人間臭かったりもして。

あの時の馬との触れ合いがどうにも忘れられず、ときどき、乗馬クラブのチラシを見ながら「はふーん」となっていたりしたのですが、ついに来ましたっ!

GROUPONで、乗馬レッスン登場!

キタ━(゚∀゚)━!

なんと、「全国乗馬倶楽部振興協会認定5級」ライセンスの取れる3日間コースで8000円!場所は千葉県の「富里」、とちょっと遠いのですが、大丈夫!秋葉原や池袋から無料送迎バスが出ているのですっ!_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!

ということで、癒しを求めまくりのわたしとしては、申し込まないわけにいかず、また、こんな機会めったにないので、即購入。

ただ、購入したのが、めちゃめちゃ仕事の立て込んでいた時期だったので、焦り焦りとした思いを抱きつつ、1カ月近くを過ごしていたのですがっ!

がっ!

レッスン初日を無事に迎えることができましたっ!

まずは電話して予約。送迎バスを利用したい旨、またどこから乗りたいかも伝え、人員とバスに空きがあればOK。

当日持参するのは、ライセンスが発行された場合に使用する写真2枚と印鑑のみ。

ブーツ、ヘルメット、耐衝撃ベストは貸してくれます。あ、ちなみに、それらレンタル料金やライセンス取得料1万円はさっきの8000円に含まれているので、これ以上費用が嵩むことはありません。

秋葉原のバス乗り場から1時間ほどでクラブに到着。申込書を書いて、レンタル品や場所についての説明を受け、ちょっと時間をつぶしたら、いよいよレッスン!

…と言いたいところですが、まずは30分ほど講習を。

馬の扱いで気をつけること
馬の目の前で急激な動作をしない:馬は臆病なのです
馬の真後ろに立たない:馬は臆病なのです
話が盛り上がったからと言って、突然大声で笑わない:馬は臆病なn(ry

草食動物ですからね。臆病ですよね。で、馬は目がほぼ真横についているため、340°ほどの視野があるそうですが、真後ろだけは見えません。よって、いきなり真後ろから近づいたりすると「なんなのーっ!」と後ろ足で蹴り上げられてしまうのです。

子供の頃、馬は臆病だから、あまり目を見つめ続けてはいけないって聞いたことがあったけど、それについては今回は何も言われなかったなぁ〜。違ったのかなぁ。

あとは、手綱の持ち方。

人差し指、中指、薬指で拳を作り、そこで手綱を握り、親指と人差指の間、薬指と小指の間から手綱を逃がします。馬に続く方は小指側で。あまり強く引っ張ると、馬のクツワにつながっているので、馬が痛がるそうで、そこは要注意。

それから、乗る姿勢も前傾やふんぞり返るような姿勢ではなく、頭・肩・おしり・かかとが一直線になるように、と。バランスが悪いと、馬が嫌がるそうです。

考えたらあれですな、おんぶしているときに、変な体勢を取られると背負いにくいのと同じで、馬も「ちゃんとしてくれや〜#」となるのでしょうな。ふむふむ。
あとは、身に着けるものを身に着けて…
ヘルメット、ベスト、ブーツ着用

で、いよいよ騎乗ですっ!最初のうちは、足が鐙(あぶみ:鞍からぶら下がっている足をかけるところ)に届かなかったりするので、踏み台を使います。

左手で手綱とたてがみ(!)をしっかり掴んで、左足を鐙にかけ、右手で鞍の後部を掴み、えいやっ!と乗ります。

最初「えっ?たてがみ掴んじゃっていいの?!」と思いましたが、馬の皮は厚いので、気にしないそうです。

鐙には、土踏まず…ではなく、爪先、足の親指の付け根が来るように乗せ、かかとは下ろし気味に。実はこれが苦手で…。いつも正座ばかりしているためか、すねと足の甲が鋭角になるように曲げるというのが、あまり得意ではないのですよね〜。でも、それが原因で、歩くのが苦手というのもあるので、これを機に克服しますぞ〜!

並足で移動させるときは、馬の脇腹、しかも、中心よりも後ろ側をかかとでギュッと絞るように押してやります。すると、馬がスタスタスタと歩き出す。止めたい場合は手綱を引きつつ重心を心持ち後ろに移動させる。するとピタっと止まる。

スゲ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!!

盲導犬もそうだけど、こういう訓練できる人、やはり尊敬してしまいます。かなり根気が必要でしょうし。

馬の向きを変えたい時には、手綱を広げます。右に方向転換したい場合は右の、左を向かせたい場合は左の手綱を持っている手を少し真横に出してやるとそっちに向きを変えて歩きます。

(・∀・)ウホッ

さて、今回のメンバー、全6名。いつもより多く入っております。

馬場は馬たちがサークルになってぎりぎり一馬身の間隔が取れるのか?!という広さ。なので、並足で歩いていても、時々前の馬にぴったりくっついてしまうことも。

休憩を挟んで「2鞍め」。テンポよく合図を出して馬の扱いに慣れることと軽速歩の間隔を知ることを学びます。

軽速歩って言っても…とにかく狭いので、3m程度で終わり。ちょっと物足りないかな〜。

そんなこんなで合計70分ほどの乗馬レッスンは終了〜。講習や休憩も含め、15:45〜19:45までの長丁場でした。

わたしが今回騎乗した馬は「ナナヒカリ」ちゃん。牡馬。25歳。

レッスン後に再度講習があって、先生がおっしゃるには「馬にもオートマ、マニュアル、みたいなタイプの子がいて、オートマタイプの子は大してきちんと合図をしなくても、きっとこうしろって言ってるのね〜と判断して動いてくれます。でも、マニュアルタイプの子は、完全な合図と重心のバランスを要求するので、ちょっと扱いが難しいかもしれないですね。中でも一番要求が厳しく、扱いの大変なのはナナヒカリでしたね〜」。

オイオイ・・ (;´д`)ノ

馬は、自分の背中に乗っている人のことをよく見ているそうで、「あ、こいつ、初心者だな。ちょっと好きなようにさせてもらうぜ」とか「うわっ!この人の言うことは聞かないと!」などと言うことを聞いたり聞かなかったりするそうで。

なので、合図を出していないのに歩き出そうとしたら、毅然とした態度で手綱を引いて、「今はダメ」「絶対」と自分は譲らないよ、ということを示さないとダメだそうで。

なるほど。褒めるだけではだめなのね。きちんとできたときには、ムツゴロウさんよろしく「よーしよしよしよし…」と首筋をポンポン、ポンポンと叩いて褒めるのですがね。過ぎたるは及ばざるが如しですな。

あ、ちなみに、わたしはいくら褒められても図に乗ることがないので、いくら褒めても大丈夫ですよ〜。

さておき。

乗馬5級ライセンス取得コースということなので、試験があります。

実技と筆記。ちなみに、合格率は97%。筆記で落ちた人は、わたしたちの担当している先生が在籍している10年の間に、3人だけ。しかも、つい最近の話だそうで。

なんでも、60代の夫婦と娘が解答用紙を見せ合いっこするという前代未聞のカンニング行為で落ちたとか。

えぇぇぇぇぇええ!

さてはて、筆記はともかく、実技試験に受かることができるのか…あと2回で騎乗姿勢を保ちつつ、的確に合図を出せるようになるのか…怖いけど楽しみです。

そうそう、乗馬30分はウォーキング1時間に匹敵するカロリーを消費するそうで、かなり良い運動になりました〜。これで痩せるぞ〜!
(´・ω`・)エッ?

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