2016年11月30日水曜日

モバイルバッテリーに記載されている各種マークって何?


どうも〜! 三度の飯より好きではないけど、相当にモバイルバッテリーが大好きな管理人です! 他所の人からは「モバイルバッテリーを床に敷いて寝ているんだよね?」とか「モバイルバッテリーって食べ物でしょ?」などと言われたりしていますが、していません。

国内でバッテリー買うなら、Cheero、Anker、BUFFALO、maxell、サンワサプライ、エレコムといったところでしょうか。最近はLumsingというメーカー(?)も上陸していますな。

あちこちにお手つきしているわけだけど、良さげなものであれば個人輸入することもある。でも“爆発”や“過熱による火災”は怖い。ほんとうに安全なのか、っていうかそもそも国内で使っていいのか、など気になって気になって仕方ない。

というわけで、安全性が保証されていて、テック系メディアの中の人たちでも愛用者多数のCheeroモバイルバッテリーについているマークを調べてみましたよ♪

\ドーン!/
こちら、『cheero Power Plus 3 20100mAh』のモバイルバッテリーでやんす。二泊三日くらいの旅行だったら、これ1つでiPad、iPhone、Galaxy、Xperia、honorくらいは充電できそう。まあ、そんなに持ち歩かないけど。

この最下部に注目!
左から「FCC」「CE」「ゴミ箱バッテン&下に黒い太線」「リサイクル」「RoHS」マークが記載されていますな。

結論から言いましょう。これら全ては日本で定めた規格ではありません。

FCC

これは米「Federal Communications Commission(連邦通信委員会)」が定めた規格で、ほかの電波を発する電子機器などに干渉しない機器だよ、ということを保証するもののようです。

でも、FCCサイトをつらつらと眺めてみても、Wikipediaの「連邦通信委員会」の項目を読み込んでみても、「MRA国際研修会」の資料(リンク先はPDF)を読んでみても、キーワードは「通信」「電波」なのよね。通信する機器に認定を与えているのになぜバッテリーにも? というところが謎。

電気が流れる際の電磁障害が発生しませんよ、ということなのだろうなぁと自分を納得させる。

CE

こちらは欧州で定めた規格。JETROでは次のように説明しています。
CEマーキングは、EUで販売(上市)される指定の製品に基準適合マーク(CEマーク)を表示することです。CEマーキングによってその製品が分野別のEU指令や規則に定められる必須要求事項(Essential Requirements)に適合したことを示します。「CE」はフランス語の「Conformité Européenne(英語:European Conformity)」の略です。
一応、「安心・安全だよ」という基準に適ってはいるけれど、万が一、付与製品によって損害が生じた場合、国内ではPL法の問題が起こりうるという。まあ、“絶対”なんてないと思っておいたほうがいいでしょう。基準は満たしているのでそうそう危険なことはないよ、という程度ですかね。

ゴミ箱にバッテン&下に黒い太線

これも、JETROから。2012年7月に発効した「WEEE(電気電子廃棄物)指令」によるもので、「WEEEリサイクルマーク」と呼ばれています。この製品に対して正しく安全にリサイクルする責任をメーカーが負っていますよ、ということの証のようです。

ってことは、捨てるときにメーカーが回収してくれる?!

なんてね。このWEEEリサイクル指令は欧州で施行されているもので、国内では求められていない様子。「廃電気・電子機器(WEEE)リサイクル指令への対応状況(リンク先はPDF)」では欧州各国の対応状況が記録されていて興味深い。

あと、自分たちで回収システムを構築しなくても、既存のコンソーシアムに参加したり分担金を払ったりすることでも従っていることを示せるらしい。

リサイクルマーク

こちらは、単に「リサイクルできますよ」というもの。経済産業省のサイトでは、2001年4月から「資源有効利用促進法」が発効し、小型二次電池はメーカーが回収・リサイクルの義務を負うこと、と記載されている。

わたしたちにできることといえば、家電量販店などにリサイクルボックスが設置されていたら、そこに持っていくことくらいでしょうかね。

RoHS

これ、「ローズ」と読むんですって! 奥さん、知ってました?!

こちらも経済産業省「RoHS指令(有害物質使用制限指令)について」の項目から。

欧州では、有害物質の電気・電子機器への使用を制限するため、2006年7月1日からRoHS指令(DIRECTIVE 2002/95/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 27 January 2003 on the restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment)が施行され、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6物質が有害物質として使用の制限がかかっております。
現在、このRoHS指令の改正作業が行われており、新たにRoHS指令の対象となる医療、計測、制御、分析機器の取り扱いや、新たに有害物質として使用を禁止もしくはその候補となる物質について検討がなされております。
経済産業省ではRoHS指令改正の動きを広く周知するため、改正RoHS指令の対象となりそうな製品を所管する団体に対して「改正RoHS関連工業会合同勉強会」を開催しております。本勉強会での資料を掲示しますのでご活用下さい。
JETROでは次のように説明。
現行のRoHS指令とは、電気・電子機器における特定有害物資の使用制限に関する2011年6月8日付け欧州議会・理事会指令2011/65 /EU(Directive on the Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical equipment)のことで、照明器具もこれに従う必要があります。この指令は2003年2月に発効した最初の指令(欧州議会・理事会指令2002/95/EC)を改正したものです。改正指令では、2006年7月1日以降にEU市場に上市された電気・電子製品に鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、およびポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)の6物質を使用することを原則禁止としています〔最大許容濃度は、カドミウムが0.01wt%(質量パーセント)、残りの5物質が0.1wt%〕。
総合すると、現在再検討中ではあるけれど、鉛、水銀、カドミウムなど危険物質を製品に使用していませんよ、ということの証ですな。

いずれも、国内で策定したものではないけれど、米国や欧州の厳しい基準をクリアした製品にのみ付与されるマーク(リサイクルマークはクリアしたとかいうものじゃないけど)なので、安心して使えるようです。

ちなみに、ACにつなぐものであれば国内でもちゃんとPSE規格(「電気用品安全法」に準じた規格。経済産業省により1961年11月公布)というものがあり、安全性は担保されています。

iPhone用充電器にもマークがあります。
見づらいけどw

電気系、電波系の情報はJETROや経済産業省、総務省サイトを調べればだいたい出てくることがよくわかった。けど、付け焼き刃で、完全に理解しているわけではないから「そこ、違うよ!」という意見は大歓迎。

い、いつもこんなことばかり考えているわけじゃないんだからねっ///

2016年11月8日火曜日

意識させないデジタル文具 ワコムの『Bamboo Slate』『Bamboo Folio』先行体験イベントに行ってきた!


まいどどうも〜。新しもの好きの管理人です!

そーいえば昔、Macユーザー向けに「新しもの好きのダウンロード」というサイトが有りましたね。あ、今もありましたね。

ソフトも好きだけど、ハードも好き♡ でも、こんなにデジタルガジェットを好きになったのは、実は文房具好きな両親の影響を大きく受けたからなのよね。だから、子どものころから文具が大好きで、でもなかなか買える状況じゃなかったから封筒なんかはオリジナルで作ったりして……( ´ー`)フゥー...

そんなわけで、デジタル文具なんていうジャンルを放っておくわけがありません。大好物ですっ! 食べちゃいたいくらい!

などと考えていたら、ブログネタを提供してくださるiWire運営事務局から「『次世代型デジタル文具 「Bamboo Slate」および「Bamboo Folio」発売前先行体験イベント』に参加しませんか?」とのお知らせが。まあ、正確に書けば「参加したいんなら応募して」という内容なのですけどね。

で!

当選しました! 『次世代型デジタル文具 「Bamboo Slate」および「Bamboo Folio」発売前先行体験イベント』に! 鼻の穴も広がるってもんですよ!

ニヤニヤしながら当日を待っていたら、何やら堀正岳さんが怪しいツイートを……。
間違いない。知的生産を生業としている堀さんが絡んでいらっしゃる。このイベント、堀さんがいらっしゃるに違いない!

などとさらに鼻の穴を大きくしていざ当日!

想像をはるかに超えるデジアナ融合

実はあまり期待していなかったのです。今まで、メディアの中で仕事をしていたときにもさまざまなデジアナ文具に触れる機会があったのですが、「面白いし使いやすいけど、お金持ちじゃないと維持できないよね」っていうのが多かったから。

どういうことかというと
「使用するノートは専用のものでよろ」→ノート、幾らかなぁ……→700円!→orz
みたいな。

ところが、どうしたことでしょう。使用する紙はなんでもいいというのです。
スライドはワコムの人のもの
イベントのスピーカーとして登壇した堀さんは「デジタル文具というのはタブレット、ペン、ノートのいずれかにギミックがある。今回体験している『Bamboo Slate/Folio』の場合はタブレットとペン」と説明。しかし「ペンはワコム独自のデジタルペン技術『電磁誘導方式』を使っているため電池不要で、タブレットのみにギミックが仕掛けられていると言っても過言ではない」とのこと。

思い出したいのは、ワコムで発売しているペンタブレットのペンって電池が不要ということ。あれは電磁誘導(EMR Electromagnetic Resonace)方式といって、ペン内部にコイルが仕掛けられているから電池レス・コードレスで座標が取れる仕組みになっているのだそうです。
スライドはワコムの人のもの
それを活用して、間に紙を挟んで筆記できるようにしたのがこの『Bamboo Slate/Folio』
と考えられますな。

この『Bamboo Slate/Folio』はめちゃ軽。最も小さいタイプの『Bamboo Slate small』(A5サイズ)では264g。堀さんいわく「投げても壊れる心配をしないでいい」。

こういうデジタル文具の、安心して使えない欠点として

  • セットアップが大変で使うまでに時間がかかる
  • ペンが複雑でバッテリー切れしやすい
  • バッテリーが切れるのではとヒヤヒヤしていると使う気がなくなる
  • 専用ノートにしか書けないので利用シーンが限られる

というものを上げていました。

そして、ユーザーが気にする点として

  • どういう種類のデジタルノートなのか
  • 使い方
  • スマートフォンアプリが起動していなくても大丈夫か
  • 書き込める領域
  • 解像度や感圧の有無
  • ノート
  • 途中で中断してあとから書き足しても大丈夫か
  • アプリに編集機能があるかどうか、カラー対応はどうなっているか
  • デジタル化してからの使い方

をリストアップ。うむうむ。わたしも気になる。

そして2週間使ってみたところ、起動の速さ、十分な解像度が得られること、何度かに分けて書けること、アプリに筆順が記憶されておりその再生ができるだけでなく、例えば16画ある漢字の7画目までと8画から16画までの部分を別保存できること、後から合体もできること、OCRでテキスト化したりさまざまなクラウドサービスに対応していること、スマホが起動していなくても本体に保存されること、アプリを立ち上げていればリアルタイムでスマホに表示させられることなども体験し、十分実用に耐えられるものである、との結論を得られたと言います。


少しだけわたしも触らせてもらえたけど、紙に描いたものを忠実にスマホ上で再現しているし、何より筆順を分割できる機能が楽しい。

電源ボタンのそばにあるインジケータのLEDの光は強く、「むしろそれがいい」と堀さん。なぜなら「主張が強いから、つけ忘れの心配がない」と。

しかもバッテリーは長持ち。充電しながらでもOKのため、ガジェッターたちなら(常にモバイルバッテリーを持ち歩くため)安心して使える。

何より好きなノートを使える、というのがいいなぁ。紙が手元にない場合、飲食店に置いてあるペーパーナプキンでも問題ないとのこと。書いてすぐにポイができる。覚え書き用、取材用、アイデア用、いたずら書き用。いろんなノートを同じBamboo Slateで使える。これは大きい。

こんな使い方はどうだろう

さて、イベントでは「自分ならではの使用法や利用シーンを考えてみて」と促されました。

子どもがいるわけではないから実践できないのが残念なんだけど、これ、漢字の書き取り練習に最高じゃないですか?!

もちろん使うノートは学校で使うドリルや漢字書き取り帳。あのマス目の大きなやつね。Bamboo SlateまたはBamboo Folioの上にそれを敷いて自習してもらうの。

筆順が記録されるから、正しく書いているか一目瞭然じゃあないですか?!

うわぁ〜。学校の先生になりたーい!

もう1つ考えたのは、イラストを描く人向けのもの。ふたとおりあるんだけど、1つは絵師さんが自分の描き方を公開するために、もう1つはイラストがうまくなりたい人にレッスンとして筆順を残しておくもの。

Twitterを眺めていると、時々制作過程を動画に上げている人がいますよね。ビデオカメラを使って。

そんな大掛かりなことをしなくても、これなら普通に紙に描いてアプリで再生するだけ。アプリからは動画にエクスポートできないから、キャプチャ録画できるアプリが別途必要になってくるけど。

で、教えるのに使ったり、単に描き方公開に使ったりと夢は拡がるわけですよ。アニメも簡単に作れるかもね。描いたものをアプリで部分選択して移動させるのが簡単にできるし。

うう〜楽しそう。

紙に描いたものをそのまま取り込める文具を今までいろいろと物色してきたけど、ここまで「デジタル化」を意識させず自由度の高いデジタル文具ははじめてかもしれない。この年まで生きててよかった……そう思える出会いでした。

※この記事はワコムさんとiWireによる共同開催のイベントに参加したリポートです。ポチ。
インフルエンサーワイヤー

2016年11月7日月曜日

適性検査と教習1、2時間目! #普通自動二輪免許取得


どうも〜! 乗り物ブロガーになりつつある管理人です!

乗馬ライセンス5級に始まり、小型船舶操縦士2級免許を取得、スノーモビルやレーシングカートを体験させていただき、バイクをデイトナコースで試乗してその楽しさも味わってしまったわたくし。

で!

ついに普通自動二輪免許取得にこぎつけました。
有言実行! 普通自動二輪免許取得のため、自動車学校に入校しました!

入校後、最初に受けるのは「適性検査」です。

適性検査って、ときどき自動車免許更新のときにやるような、性格や安全運転についての質問にどんどん答えていくやつかなぁと思っていたら、最近のは違うのね。なんていうか、IQテストみたいな感じ。同じ形のものを素早く見つけたり、数の大小を素早く判断したり。一問ずつ制限時間があるため回答しきれないのがもやもやしてしまう。

結果はまあまあ運転への適性があるという感じ。B……?

バイクに親しむ1時間目
適性検査後、次の予約を取ってようやく教習本番です!

1時間目はこれから実技教習の際に身に着けるものについての説明、バイクの取り回し、ギヤチェンジ、軽く試し乗りしてバイクに親しむ、という感じです。

ちなみに「実技教習の際に身に着けるもの」とはこういうプロテクター。

こちらはボディと肩を守るもの。

だいぶごついですな。そしてニーパッド。

最後にエルボーパッド。

Amazonから適当に引っ張ってきたけど、多分同じものだと思う。

こういうのを身に着けてからバイクに乗りますよ♪

そして、いざ教習車へ。教習に使うのはHONDA CB400。ほとんどの自動車学校の普通自動二輪教習ではこの車種を使うようです。それは2時間目のものとも関係があるようで……。

入校許可が下りるかどうか、の際に左に倒したバイクの引き起こしはやったのですが、今回は右に倒したバイクを引き起こせるかどうかを見られました。やはりキツイ>< 動画を何度も見てイメトレしたんだけどなぁ……。

その後、センタースタンドをかけたりその状態から出してみたり。ちなみに、センタースタンドをかけた状態から何度やっても前に出せない!!!

原因は……………フロントブレーキをがっつり握っちゃっていたからでした(๑´ڡ`๑)

その後、教官の後ろにバイクを引き回しながらついて歩き、所定のスタート位置に。

クラッチ、ギヤ、フロントブレーキ、リヤブレーキ、エンジン始動、ギヤチェンジの仕方、ブレーキについての注意などなど口頭で説明を受けてから、まずは教官の操縦するバイクに。いわゆるタンデム走行です。

「ここは〜、ここで〜」などシフトアップしたりブレーキをかけたりするタイミングを教えてくれつつコースを2周。爽快ですな。

次に、教官の後ろについて自分で操縦してコースを2周。ヒヤヒヤですな。

いわゆる「障害物」の間をすり抜けるのはうまくいったけど、問題はスタートからスピードを上げていくところ。シフトアップの際、「ヴゥォオオン」と妙にエンジンを空ぶかししてしまう。夜、相方にこの話をしたら、単にクラッチの握り始めにアクセルをふかしているからだろう、との説明を受け、ケニー先生から教えてもらったことを全然実践できていない自分に愕然。やはり体に覚えさせないとだめね。

そんなこんなで、二輪に親しむ1時間目は終わりました。

何度もすっ転ぶシミュレーター

2時間目は室内での実習です。「シ」と記号が振られたこの時間はシミュレーターを使用。ドキドキ感は少なくなるかな?

部屋に入ると大きなモニターとバイクの車輪部分がない、ちょっと違和感を覚えるような物体に遭遇。二輪ライディングシミュレーターなるものですな。

安全運転教育用二輪ライディングシミュレーターを マイナーモデルチェンジし発売

これよりちょっと新しかったし、もっと本物のバイクっぽかったけど、こんなようなものです。これを納入しているのがHONDAだからバイクもHONDAなのね、と納得。

操作感は「実物と変わりない」と言われはしても、なんというか摩擦とか抵抗とかがないからどうにも慣れる気がしない。急制動、カーブでの斜め姿勢など、実際にやったら命がいくつあっても足りないよぅ〜というようなものを体験しました。

特に急制動。80km/h走行×乾いた地面は何の問題もないのですが、80km/h×濡れた地面、80km/h×砂利道、そして最後に80km/h×鉄板の上。最後はすっ転びますね。すっ転ぶのが鉄板です。ええ。

3回ほど転んだ後、「じゃあ、いくら距離が長くなってもいいから転ばないようにブレーキをかけましょう」と言われ、じわじわじわ〜とブレーキをかける。止まったのは200m以上進んだ地点。ちなみに、止まるまでずっと地面は“鉄板”。そんなに長い鉄板の道なんてないだろう! とツッコミを入れたくなりますが、鉄板が次から次へと継ぎ足されていく。

そのほかいきなり何かが飛び出してきて慌ててブレーキを掛けたけど間に合わない“事故”が起きたり、カーブを曲がりきれずガードレールを突き破って海に落ちる“事故”が起きたり、実際に乗っていたら怖いわね、というようなことが数回。こうやって覚えていくのね。

ちなみに、この時間の教習生は自分のみだったおかげで心ゆくまで練習できました。1人だったおかげでちょっと饒舌になってしまい、バイクを「引き回し」たとか言って笑われたりもしましたけどね! それは「取り回し」だよ!


2016年11月1日火曜日

「ジェルネイルは爪によくない」は多分デマ――爪が割れたり欠けたりしがちだけど3カ月使ってみたよ!


毎度どうも〜。8月に相方からソルースジェルネイルキットをプレゼントしてもらい、せっせと楽しんでいる管理人です。

子どものころ、女の子であればこんなことを親から言われた経験があると思います。「マニキュアなんて、爪が呼吸できなくなるからだめよ!」って。

ちなみにわたしは爪が呼吸するとか肌が息をするとか信じていません。

とはいえ、肌にラップを当てていれば肌から放出される水蒸気で蒸れてしまうのと同様、爪も密閉してしまえば蒸れて水虫になったりするのかな? くらいには考えていました。

それ以前に、アセトンが肌に良くないですけどね。油分を奪ってしまうから。

そんな中、マニキュア(ネイルとかポリッシュなどと呼ばれますなぁ。特にジェルネイルを日常使いできるようになってからは、樹脂で固めない方のネイルはポリッシュと呼んだほうが区別できると感じます)を塗りたくったり、Incoco(インココ)を使ってみたりいろいろしましたが、Incoco以外ではさほど爪へのダメージを感じることがありませんでした。

で!

ここへきてジェルネイルですよ! ジェルネイルについては「爪を溶かす」「より密着するから爪が傷む」「剥がすときに爪が持っていかれる」「リフト(爪との間に隙間ができること)したまま放置しておくと水虫になる」などいろいろといわれておりまして、正直、試したくても試せないでいました。

でも、先輩方のブログを見る限り、危険なことはなさそう。そんなわけで、「欲しい」と思い、プレゼントしてもらったわけです。


爪についての心配がぐっと減った

結論から言えば、爪への悪影響は感じられませんでした。

わたしの爪は、ほかの人に比べて薄いなどということはないのですが、二枚爪になって剥がれてしまったり、縦に裂けたり横に割れたりとちょっと弱め。指先に力をいれなければならない場面ではけっこう気を遣っていたのよね。

それが! なんということでしょう! 気にしないで過ごせるようになったのです! ぐぉぉぉおおおおお!

理由は簡単。ジェルネイルによる厚みができたから。ぴったり密着する樹脂が爪の強度を増したのですな。おかげで二枚爪になりかかっていた爪の先も無事に伸び切ってくれました。そして、ひさびさに健やかな爪が戻ってきたのです。

剥がすときには要注意

とはいえ、分厚い樹脂を生体に装着しているわけですから全く危険がないわけではありません。特に剥がす際には注意が必要ですな。

推奨されている方法は、剥がしたいジェルの表面をヤスリで軽くこすり傷をつけてからリムーバーを染み込ませたコットンを密着させホイルを巻く方法。

ホイルを巻くのはリムーバーが蒸発するのを防ぐため。なにせそのまんま20〜30分ほど放置しますしね。

傷をつけるのは溶剤を染み込ませやすくするためですな。

そして、剥がすときにはちょっとウッドスティックなどでジェル部分を押したらポロリと落ちるくらいの状態になるのを待ちましょう。そうでないと爪表面が削れてしまいます。そして、これが爪を傷める原因なんですよっ!

そんなことをしてしまっても、軽くヤスリをかけてネイルオイルやハンドクリームなどで手入れすれば、それほどわからなくなりますけどね。

8月第二週に1週間、リムーブして2週間、またリムーブして3週間、間髪をいれずにさらに2週間そして2週間、と2カ月半ほどほぼジェルネイルを装着しっぱなしだった今のわたしの爪を見ていただきましょう。

右手薬指と左手薬指がむりやり剥がした爪。変色していないし特にダメージも見受けられません。むしろ、ソルースジェルネイルに出会う前よりも健康的。根本から先までがこれほどまでにきれいな状態の爪を見るのは久しぶりです。

というわけで、ジェルネイルは正しく扱えば悪影響どころか爪を補強するツールだということがわかりました。

あくまでもわたし個人の意見ですけどね。

あ、選ぶときにはサンディング(爪表面を軽く削ってジェルの密着性を高める下処理)が必要なものにしておいたほうがいいですよ~。とだけ言っておく。


2016年10月29日土曜日

有言実行! 普通自動二輪免許取得のため、自動車学校に入校しました!


どうも〜。「にゅうこうしました」と入力すると「入稿しました」と変換されてしまう、しがないライターの管理人です! そっちじゃないよ!

2015年10月からこの1年間、ヤマハ発動機のイベントに参加させて頂く機会が多く、もともとバイクに乗りたいなぁという想いをもっていたのがむくむくと大きくなりまして。


大人の社会見学! ……の前に腹ごしらえ♪ 「ヤマハコミュニケーションプラザカフェ」で身も心も大満足

初めてのモーターサイクルショー! 2016年は普通二輪免許取りたいなぁ♪

こんな世界があったとは!――ツインリンクもてぎで開催の二輪ロードレースを観戦してきた! #ヤマハバイク

モトクロスの国内最高峰“IA1”レース観戦に「スポーツランドSUGO」へ行ってきた!【ヤマハ発動機イベント】 #ヤマハバイク

関係ないところでも、ワンドラのイベントを見に行っては「乗り物っていいよなぁ……」とわくわくしたり。


でも、やはり最大の動機づけとなったのはこれでしょう。


「無理ぃ〜」と尻込みしていたギヤ付きバイクを体験できたこと、これは大きかったです。「あ、自分でも操作できるんだ」と。そして時速15キロ程度ではありましたが、リンクを走行して楽しさを実感。

年内に免許を取るぞ、という決意が強まりました。

立ちはだかる免許取得への障害

ただ、「超初心者向けバイク講習会」に参加した当時、わたしは派遣社員として毎日出勤していました。と同時にフリーランスライターとしてもちょこちょこと仕事していたため
平日→派遣社員・家事・取材
週末→ライティング
というスケジュールで時間が作れない状況。

まず、時間をどう工面するかという問題が大きな壁としてありました。

加えて免許取得費用をどう捻出するか。「そんなに仕事してるんだったら、お金あるでしょ〜」と思われるかもしれませんが、案外そうでもないのよね〜。結婚しているから、配偶者が随分頑張ってくれていて、それで生活できている感じ。いろんな事情がありますからなぁ。

そして最後は体質の問題。

これは別に深刻なものではなく、非常に💧汗だく💧になるという体なので、ヘルメットをかぶったうえに長袖長ズボンでの教習は無理! というものでした。特に頭と顔の境目、つまり額からの汗がひどいため、目の中にしょっちゅう入ってきてしまい、コンタクトが曇ることもしばしば。危険すぎる(笑)

で!

ついにそれらすべての問題がクリアされたのですよっ! この10月にっ! 晴れて自動車学校へ入学ですっ!

はじめての自動車学校

さて、実を言うと「自動車学校ってどんなところ? おいしいの?」みたいな感じでして。

というのも、普通免許証を持っているにもかかわらず自動車学校に通った経験がないのであります。コースと車と教官をレンタルして練習し、運転免許試験場で直接受験する、いわゆる「一発」という方法で免許を取ったのですよ。はるか昔の話ですが。

なので同年代の子たちが「ねぇねぇ、もう第1段階終わった〜?」「うん、もう第2段階に入って○○時間だよ〜」などと会話しているのを聞いてもちんぷんかんぷん。う、うらやましくなんかなかったんだからねっ!

そんなわけで、「学校選びでは何を重視すればいいのか→近さと通いやすさ」みたいな適当な感じでして、ちわままさんのブログエントリー「普通二輪免許に挑戦します!【申し込み編】」を読んで、しまったぁあああああ! と後悔。なぜなら「指定教習所」など考慮していなかったからです。

後悔先に立たず。とりあえず仮入校予約していたため、無料送迎バスで向かいました。向かう途中、再度ちわままさんのブログを読み、それから自分が予約していた(入校予定の)学校のサイトをまじまじと眺めていたら、ありました。「指定自動車教習所」マークが。
安心したのは言うまでもありません。

で! 取得済み運転免許証、学費(クレカ払いにしました)、印鑑(忘れました)を出して受け付け。書類審査(?)をしている間に校舎裏に行きそこでタイマン……ではなく、バイクを引き起こせるかテスト。これができないと入学は認められないとのことで、ちょっと緊張です。しかも珍しくそのときワンピースなんか着ちゃってましたしね! おい、女だったのかよ?! と。

「超初心者向けバイク講習会」で引き起こしの練習したから大丈夫! とタカをくくっていたら、あれより重いタイプでしたorz

でも3回目になんとか起こせたため、許可!

無事に入校を果たしました。
そして、今後講習をどのように受けるか担当者からレクチャーを受けるもちんぷんかんぷん。理解できたのは、校舎に入ったらICカードをかざして自分の記録簿を係の人から受け取り、それを持って○番窓口に行って、帰りには次回の予約を取って、でもそのときに取れなくても家や外出先からでもネット予約ができて、キャンセル待ちもできて、無料送迎バスがあって……とそのくらい。いやまあ、理解できていないですな、この文章では。


最近はみんなこうなの? 便利なICカードとバス

持ち出し禁止の記録簿を取り出すのも次回の予約をするのも、ICカードで認証するんだけど、それがわざわざ発行されるのではなく、自分がすでに持っているものを使うのよ。例えばsuica、PASMO、nanaco、and more... だったらICチップ入り免許証でもいいじゃんねぇと思ったんだけど、取り出すのが面倒なので交通系カードを認証用に設定しました。

そして、バス。自動車学校への往復には無料送迎バスがあり、わたしの最寄り駅からならほとんどの時間帯に10分間隔で出ているのね。これはありがたい。歩いていけない距離ではないけど、徒歩18分くらいかかってしまうから、時間短縮・体力温存になります。

そんな感じでおたおたわちゃわちゃのスクールライフ。免許取得も楽しみだけど、通っている間も楽しみたいものですな!

おまけ
スポーツランドSUGOで密かに購入していたバイク用グローブ。相方から「もっとしっかり保護するやつじゃなくちゃだめ!」と失格を言い渡されてしまいました。(;´д`)トホホ…





2016年10月25日火曜日

あの音を忘れない――SONYが全技術をぶっこんできたハイレゾオーディオたちがすごい【ソニーフラッグシップモデル ブロガー限定先行体験会】


どうも~。音にこだわる両親の元で育ってしまった管理人です!

レコードプレーヤーやJUKEBOXでさまざまな音楽を勝手に再生していたのは物心ついたころ。小学校に上がってしばらくしてから、やたら大きなSONY製システムコンポ(←こんな感じのアンプ、チューナー、カセット/レコードプレーヤーとステレオスピーカー)が家にやってきて、レコードやカセットをかけまくっていた思い出。ちなみに、お気に入りはダーク・ダックスの『星のメルヘン』と『花のメルヘン』。

ウォークマンが発売されたときにも父親はすぐ買ってきていたし、考えてみればオーディオについてはSONY製まみれだったかも。

そんな昔話は置いといて、狭き門をくぐり『ソニーフラッグシップモデル ブロガー限定先行体験会』に行ってきましたよ!

場所は引っ越したばかりのソニーショールーム。銀座駅のすぐそばです。


こだわったのは空気感

今回体験できたのはステレオヘッドホン『MDR-Z1R』とウォークマン『NW-WM1Z/WM1A』。それぞれの重厚感からして漂う風格。フラッグシップモデルだけありますな。

開発者の生の声を聞けるのが、こういうイベントの醍醐味。まずは、ヘッドホンを開発した潮見さんと尾崎さんのお話です。

潮見さんはソニーに入る前から音楽が好きで「音に救われた」こともあり、その想いを開発に込めたとのこと。

音についてよくいわれる「空気感」についてこんな説明がありました。

音楽を生の現場で聞いたときにその場で感じられるもの。可聴帯域外の音。どの音域も忠実に再現する。反響してくるようなそんな音まで。

平面波。音は壁などに反響し、その波は耳に届くまでに平面になる。音楽が実際になっている場で感じられるその状態を再現した。

そして、音を耳全体で感じられるよう、平均的な人の耳の大きさである65mmより大きい70mmのドライバーユニットを採用。また、グリルパターンはフィボナッチ数列を参考にしたフィボナッチパターンを取った。

突然出てきた「フィボナッチ」。これは自然科学の領域で知られている言葉。種をつけたひまわりを見てみると、少しだけ渦巻き放射状に種が配列されていますよね。また、まっすぐに伸びている植物を真上からのぞいてみると葉の配列はねじねじ状態。

種でいえば、限られた面積の中でより多くの均等な大きさの種をどうやったらつけられるか、葉っぱでいえば、太陽光線を限られたスペースでどうやったらたくさん受けられるか。それらのデザイン(設計)に現れるのがフィボナッチ数列なんだそうです。つまり、限られたスペースでより多くの種=音を均等に伝えるのに理にかなった配列パターンというわけですな。


また、振動板にはマグネシウムを採用。これは、金属にはそれぞれ反響する際に特有の音が出るんだけれど、それが強いとコンテンツ(音)に本来なかった音が含まれてしまい、そうすると音作りをしたアーティストなりエンジニアの意図と異なってしまうため、できるだけ特有の音が出ない金属、ということで選ばれたとのこと。

ただ、マグネシウムは延長率が非常に低いため30μの薄さにまで伸ばすこと、それを破かないように成形するのが大変で、できるようになるまで10年近くかかってしまったとのことでした。

またそれ以外でも音作りに苦労。レコーディングスタジオで働くエンジニアたちや自分たちで音質をテストしてみて、何度も分解しては細かいチューニングをしていったそう。

イヤーパッドの装着性にもこだわって完成した製品は、販売価格にはこだわらなかった模様wなんと市場販売価格は20万円前後になる見通しだそうです。

音にこだわり抜いて開発

続いて、ハイレゾウォークマンを開発した佐藤さんと石崎さん。

今回のウォークマンには、「デジタルアンプがなくてもいい音が出ます」ときっぱり。もちろん、あればあったでもっといい音が出るけど、そんな必要がないくらいに完成された製品になったと。

特に分子コンデンサは3年もの歳月をかけてこのウォークマンのためだけに開発したとのこと。しかも怖いおじさんと一緒にw

導電率の高さでいえば銅が金属としては最高だけど、ずっと手にしているとどうにも10円玉の臭いがする、しかも錆びる。そこで、臭いと錆問題を解決するために無酸素銅を削り出して形を作り、そこに純度99.96%の金メッキ処理を施したそうです。

製品を見ると「あれ? 金なのに何でピカピカしていないの?」と感じるかもしれないけど、あの“ピカピカ”は金そのものの光沢ではなく金メッキの下地処理に使うニッケルのせい。でもニッケルを使うとやはり音に影響が出るので、放つのが鈍い輝きになってしまうけど純度の高い金のみにした、という経緯があったとか。
さらに、ノイズを受けにくくするため、新開発のノイズ水晶発振器は並列に配置。これによって出せる音の情報量が増えたとのことです。
また、アンプからヘッドホンジャックまでのケーブルも吟味。KINBER KABLE社の協力を得て開発した4芯Braid構造のケーブルを採用。きちんと訪米して同社に説明したため、堂々と「KINBER KABLEのものを使っています!」と公表できるようになりました。

「外で使ったら変態感があります」

今回発表されたステレオヘッドホン『MDR-Z1R』もウォークマン『NW-WM1Z/WM1A』もフラッグシップモデルだし、音にこだわり抜いて開発されているから、最高の組み合わせになるはずなんだけど、『NW-WM1Z』の重量はなんと約455g。佐藤さんは持ち歩いているそうですが、さすがに重そうw これより重い機種もあったとのことですが、いちおうポケットやカバンから出さずに使えるよう、このようなスリムなリモコンも用意されているとのことです。
また、ヘッドホンについて潮見さんは「外では使いません( ー`дー´)キリッ」と。ただ、家の中の好きな場所へ持ち歩けるから、“ポータブル”扱い。

「外出時に使えませんか?」という問いに対しては「使えないことはありませんが、外で使ったら変態感があります」と。

とはいえ、数値ではあらわれない実際の装着感にはこだわっているので、使い心地はいいようです。また、密閉型で音漏れもないので、外でも快適に音を楽しめそうです。

いずれにしても、開発に携わられたかたたちからは「やりきった!」というメッセージが。フラッグシップモデルのものは10年から15年刻みで出てくるので、また新たな技術が開発されたときには、それらを集結したものを作りたい、という意気込みも語られていました。

5分ほど試聴する機会をいただきましたが、目をつぶればまるでコンサートホールにいるよう。音圧がすごい。伸びがいい。耳障りのする要素が一切ない。

これ、高いといっても、AKGやAstell&Kern 、ゼンハイザーのような製品もあるわけだし、プロ向け製品を作っている国内工場産という安心感もあるから、「いい音のためなら金に糸目はつけない」という人にはぜひ試してみてほしいなぁと思います。で、ぜひ外で使って見せびらかしてほしい。変態感はあるけどね。




2016年10月24日月曜日

モトクロスの国内最高峰“IA1”レース観戦に「スポーツランドSUGO」へ行ってきた!【ヤマハ発動機イベント】 #ヤマハバイク


毎度どうもっ!「最近、ヤマハ発動機イベントの取材多いね!」とTwitterでも認めてもらいつつある管理人です!

で!

今回は宮城にある「スポーツランドSUGO」(所在地:宮城県柴田郡村田町菅生)での『全日本モトクロスレース観戦ツアー』にご招待いただいて、行ってまいりました!

モトクロスと聞いてまず思い浮かぶのは「仮面ライダー」。子どもの頃はスポーツタイプだとばかり思ってましたけど。


道なき道を軽々と走っていくイメージですな。あとエンジン音が軽やか。ここまではイメージできるんだけど、「レースって何をするの? 何が勝敗の決め手なの?」という知識は全くありませんでした。


恒例の堀江さんによる解説

そんなモトクロス観戦初心者でもわかるよう、ヤマハ発動機 技術本部MS戦略部MS企画グループの堀江直人さんが「モトクロス基礎知識講座」をバス内で開いてくれましたよ♪

かんたんに言えば、制限時間内に最も多く周回を重ねた人が勝ち。今回観戦した国際A級では30分+1周。時間が限られているから、テレビでも放送しやすいのでは?! と思ってしまった。野球や相撲だと2時間とかの枠で収まらない場合もあるしね。

少し細かいところを突っ込んで説明すると、スタートラインは1列。予選順位で“好きな位置”(競馬でいうところのゲート?)を選べる。1つの大会で決勝レースが2回行われるんだけど、その2回とも同じ位置からのスタートになる(変更不可)。

通年の獲得ポイントによって、年間シリーズチャンピオンの座を競うとのことでした。

ちなみに、いただいた資料によれば、ヤマハのエースライダー・平田優選手は10月23日の時点で国内ランキング5位。さてさて、どうなるでしょう?!


レディース、そしてIA1の観戦!

到着したのは「ウィナーズサロン(Winners Saloon)」。そこで今回のイベントの趣旨と予定、またスポーツランドSUGOについてのお話を伺います。

このスポーツランドSUGOはヤマハ発動機100%出資の施設。広さは東京ドーム40個分。
お昼を頂いた後、モトクロスレースの行なわれる西コースに移動してまずはレディースの観戦です!

モータースポーツ観戦が二度目となる今回。1回目では写真の腕のなさを痛感したため前日に購入したハンディカムを投入です!

というわけで、コースを華麗に、ときには滑りそうになりながら走り抜けていく女たちの戦いを動画でどうぞ!
スタート直前

レース後は、いったんピットを見学していよいよ国内最高峰、国際A級ライダーたちの競技観戦です! 応援するのはもちろんヤマハファクトリーレーシングチームの平田優選手!(レース直前のため、本人ではなくバイクの画像をお届けしています)。


レディースのレースはちょっと遠く(メインスタンド)からだったので「おぉ、跳んでるわ〜」と眺めていたのですが、IA1観戦はブラボースタンドと呼ばれる最もよく選手の見える場所から。迫力が違います。

びびりなわたしはコースそばまで寄れませんでしたけど^^;

それでも迫力は充分伝わってきたし、全体を俯瞰しつつ、華麗なジャンプを堪能。いつまでもいつまでもこのジャンプを見ていたいなぁ……と思ったので、ジャンプを集めた動画をどうぞ。


命がけなのにファンへのサービスを忘れない精神力に惚れた

高所恐怖症かつびびりなので、こんなに高く跳んだりバランスを崩したりしたら、わたしならパニックになってしまう! と思うのですが、選手たちは余裕! パニックどころか観客席に向かって手を振るサービスまでしてくださいます。




しかも、レース後にはコース上でのハイタッチ! 30分も譲れない戦いをして疲弊しているはずなのに! 大切なコースの上に観客が上がるのを許すだけでなく、ゆっくり丁寧にタッチ、タッチ、タッチ! 男前だわっ!


全容を見るだけならテレビなどのモニター越しで十分かもしれないけど、レース直前の選手たちの緊張感、スタート直後のエンジン音の高まり、ジャンプ時の躍動感などは土埃をかぶるほどの距離でないと得難い感覚。選手たちがファンに見せる笑顔もここでしか見られない。

いや〜、思い出して書いていたら、またしても感動の波に襲われちゃいましたよ! こんなに感動するから、観客の年齢層も幅広いのかもですね。ご年輩の女性がめっちゃ多かったという印象ですもの!

気になる平田優選手の成績は……?
レース開始前のランキングが5位だった平田優選手。なんと表彰台に上る2位という好成績!



おめでとうございます! そして、感動的なレースをありがとうございました!

……というわけで、これからはモニター越しでもこの興奮を思い出しながら観戦できるんじゃないかな、と思います。

ヤマハ発動機の皆さん、スポーツランドSUGOの皆さん、選手の皆さん、ありがとうございました!
IA2クラスのレースで表彰台に上がった
地元出身の渡辺祐介選手(20歳)と


おまけ
本部とのやり取りにスタッフが使っている「何か」はヤマハ製でした。トランシーバー?