2013年2月24日日曜日

MacBookAirの容量がいっぱいになった→外付けハードディスクに逃しましょう

昨日、すぐ近くに住んでいるフォロワーさんから連絡があった。

Macのデータをうまく外付けハードディスクに移動できないから教えてほしい…と。

どういう状況なのかよく分からなかったし、見てみないことには何とも言えないなぁ…と思ったので、応じることに。

状況
Mac起動時に「起動ボリュームがいっぱいです」というような内容のメッセージが出る。なんと、残容量が1GBもない状態だった。

そのMacBookAirは、2年近く前のもので、あの頃はまだSSDが高価だったし、データは外付けハードディスクに逃がしてあげればいいや、ということで、64GBのものを購入したらしい。

それにしても、そんなにすぐに容量を消費してしまうものなのだろうか?

ちなみに、わたしのMacBook Proは500GBのHDを積んでいるが、Boot Campで130GB取られてしまっているので、残りは370GB。

だがしかし、残り容量は130GB程度しかない^^;

何にそんなに使っているのかと思えば、「その他」がかなり容量を食っている。

その他…その他って何やねん!(ノ`m´)ノ ~┻━┻ (/o\) オトーサンヤメテー!!

今日、相談に乗った人のMac内でも同じように「その他」がかなりの容量を食っていたのだが、まずは写真を何とかすることにした。

iPhotoのフォルダを外付けHDに移動させたのだ。

さて、この「移動」だが、それが分からない、という。ドラッグアンドドロップをすると、コピーされちゃうんですよと。

これはWindowsでもそうだけれど、物理ドライブが違えば、「移動」ではなく「コピー」になってしまう。

で!も!

「⌘」+ドラッグアンドドロップで、あら簡単、移動出来ちゃうのね。

というわけで、6.5GB程度の写真類を外付けHDに移動。これで多少はしのげるはず。

移動先の「iPhoto Library」をダブルクリックしてiPhotoを立ち上げれば、次回からは外付けHDに自動的に取り込んだ写真が保存される。なので、iPhotoを立ち上げる時には、必ず外付けHDをつないでおいてくださいね、と念押し。

…で、よく見たら、Boot Camp領域のために20GBも割かれている。

「あの〜、Boot Campって、使ってます?」

「Boot Campって何ですか?」

「WindowsOSを入れておいて、MacOSではなく、立ち上げる時からWindowsマシンとして使えるようにしておく領域なんですけど…」

「はぁ…使ってません」

「WindowsをMacに入れる予定は?」

「する必要がないからしませんよ?」

とのことで、この領域自体をなくすことにした。

[アプリケーション]-[ユーティリティ]-[ディスクユーティリティ]で、MacintoshHDとBoot Campの上位にあるHDを選択。ドラッグして広げようとしたけれど、Boot Camp領域の最低限の容量を確保しようとMacが頑張ってくれちゃうので、もう一度「Windows、入れませんよね?」と念を押してからBoot Camp領域自体を削除。そして、MacintoshHDを拡張っと。

_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!

これで、6.5GBなんてケチな容量ではなく、20GBもいっぺんに空きができた!

…うーん、せめて、SDカードスロットでもあればねぇ…入れっぱなしにしておいて、足りないSSDを補えるんだけれど…。

Windowsの場合、ドキュメント(旧マイドキュメント)やピクチャ(旧マイピクチャ)のデフォルトの場所をDドライブなどに変えたい場合は、プロパティを表示させて、保存場所を選んでなんちゃらかんちゃら…と、ちょっと知らないと設定できなかったりするけど(というか、何度やっても覚えていられない。目の前にそのPCがあれば、できるっていう感じだけど)、Macの場合はそういう事を考えずに済むので楽。

何事にも「かっちり」と自分で設定しなくちゃ!と感じている人には、不安になってしまうかもだけれど。

あ、ちなみに、今日のこの方法は、Time Machineなどを使いこなしている人には不要な情報。単に、外付けHDを持っている。Macの容量がいっぱい。移動できない。困った。という人向けである。家の中でWi-Fiの環境が整っていたりとか、TimeCapsuleを購入できたりしちゃう人は、Time Machineの機能を併用しつつやってもらったほうが、当たり前だけど良い。

「⌘」+ドラッグアンドドロップ ← これが言いたかっただけのエントリー。

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