2013年2月8日金曜日

遅ればせながら『攻殻機動隊SAC』の1と2を観た!

毎日が日曜日の管理人です。

日曜日だから、毎日「八重の桜」をテレビで放映していてくれればいいんだけど、みんなには普通に時が流れているので、そういうわけにもいかず。

これまたTwitterか何かのTLで流れてきた情報で、『攻殻機動隊S.A.C. 1』が無料で見られるとのことで、遅ればせながら観てしまった。

このアニメ、もちろな知らないわけではなかったが、殺戮場面が多そうなのと、バトーさんのキャラが怖そうなのとで、公開当時は見ていなかった。もともとテレビを見ない、というのもあったけれど。

で、第1話から衝撃的だった。だって、アンドロイドとはいえ綺麗な芸者さんたちが頭を打ち抜かれるわけですから^^;

さて、いわゆる「シーズン1」では「笑い男事件」が軸になって話が進む。全26話のうち、ずっとそればかり描いているわけではなく、各キャラクターにスポットを当てる話も挟みながら。

攻殻機動隊−全身、もしくは一部をサイボーグ化した8人から成る「警察組織」公安9課が活躍する内容。

生身の人間、電脳、サイボーグ化(義体化)、アンドロイドなど設定が複雑で、これ、多分、テレビで見ていたらしばらく

ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…

となってしまったんじゃないかと思う。定義が分かっていなかったから^^;繰り返し再生できるインターネットで見られて良かった。

さて、話は単なる善と悪という単純なものではなく、現在の日本の抱える問題を皮肉交じりに描いていたりして、なかなか興味深かった。

また、伏線もうまいこと張られており、一箇所だけ理解に苦しむところもあったりしたけれど、それは「シーズン2」(?)を見て、ここに繋がるのかぁ…などと納得したりした。

まあ、各キャラクターについては、公式サイトのキャラクター紹介を見れば分かるので、詳述しないけれど、とにかく「うまい!」の一言に尽きる。

多分、人気が高いのは「タチコマ」たちだろう。これは「思考型戦車」でAIを備えた自立型戦車。戦車なのに虫みたいな動きが愛らしく、またAIなのに嘘をついたりとぼけたりもするという何とも型破りな設定である。声が愛らしいのもまた魅力の一つかも。

タチコマたちの見せ方もうまく、これもまた伏線の張り方がうまい!途中で彼らは公安9課から居なくなってしまうんだけどね。。。

こういうAIを持つマシンが出てくる物語に共通するなぁ…と思っているのが、AIなのに「感情」などプログラムとは違うものを、経験を通して備えるようになるという設定が多いということ。

んー、例えば『ちょびっツ』の「ちぃ」とかね。あれはパソコンか。あとは『SoltyRei』の「ソルティ」とか。

そういうような設定を目にするたびに感じていたことがあった。それは…

昔のことだから忘れてしまった(笑)

肉体と意識と存在と…興味深いテーマが重苦しくなく描かれており、「大人のアニメ」。1、2ともに終盤、バトーさんの「素子ぉぉぉぉぉおおお!」も必見です♪

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