っていうか、頭が柔軟ではなくなってきているので、とにかくいろんなところに顔を出して、ほんの少しでも新しいものに触れていないと、どんどん劣化してしまうのでは…という恐怖感もありw
『Office365』のセミナー。実は、1年くらい前にも参加したことがある。そこで、スケジュール機能の共有などが優れているなぁ…とやたら感動したのを覚えている。
今回は、元々ある、そういう機能の紹介ではなく、何が変わったか、どう変わったか、導入することでどんなメリットがあるか、といったような内容に絞られていた。
大きな変更点としては、今まで1〜50人、1〜制限人数なしという2パターンで提供されていたOffice365に、中間クラスができたこと。いきなり「無制限はないじゃろ?」ってことで、Office365 Midsize Businessというプランができた。これは1〜250名程度までの企業・組織を対象にしている。
親切にも新設! |
ちなみに、各クラスの料金はこんな感じ。
中規模にベストでリーズナブルな料金設定 |
月払いを選ぶのであれば、この、新設された『Midsize Business』が一番お得になる。それで、Active Directoryに対応。だから、あれか、あの、社外からの接続を防止したりできるってやつ?そうなの?
ちなみに、Small Business Premium(一番小さいやつ)も、多少の変更があって、「基本的な電話サポート」が受けられるようになった。
「基本的な」ってどういうことかというと、「何か、落ちてるよー!」みたいなそういう緊急に対応して欲しい、退っ引きならない状態の時のサポートである。
ああ、落ちるのが前提ということではないとは思うよ?うん。
それから、一般にも、無料で提供されているSkyDrive。これが、Office365を登録すると、そのグループ(というか企業とか法人)には10GBの領域が与えられる。それと、500MB×ユーザー人数の共有領域。加えて、メンバーになるユーザーにはひとりずつ7GBの領域が与えられる。
イメージとしては、とりあえず、メンバーそれぞれが、仕事に関係するドキュメントを、自分の7GBの領域にどんどん放り込んでおく。作業中のものも放りこんでおく。で、出来上がった共有したいものを500MBの領域に入れておいて、みんな見てね!という感じだ。
これを『SkyDrive Pro』と呼んで、無料のものと区別するのだが、…あれ?前は無料のSkyDriveでも25GBなかったっけ?
SkyDrive容量が無料7GBに減少、既存ユーザーに限り25GBに増量可
あった、あった。そうだよね。ありゃ、いつの間にやら減っちゃってたんだ。
まあ、それはそうと、とにかく、区別されている。
で、容量が足りない場合は、1GBを17円/月で増やせる。10GB増やしたかったら、月々プラス170円。
この『SkyDrive Pro』だが、ドラッグアンドドロップでのアップロード・ダウンロードに対応している。説明してくださっていた方も「いや〜発見です!」となにやら楽しげ♪
ドラッグアンドドロップ対応は直感的でありがたい。
それと、もうひとつありがたい機能が、Dropboxのように、ローカルに同期用のフォルダーを作成して、常にSkyDrive Proとフォルダー内を同期させておくことができるということだ。これは、同期のためだけではなく、ローカルで、オフラインで作業する、というのにも適している。
ネット環境がないときに、とりあえず、ローカルに保存しておいて、作業して、ネットに繋がったら同期する、みたいな。
オフラインでドキュメントをいじるのは、最近ではGoogleさんでもできるようになってきていて、その種類も増えているから、両社で競争して、もっと使い勝手がよくなってくれたらなぁ…などと勝手に考えている。
まあ、何よりも、魅力を覚えたのは、最新のMicrosoftOfficeを使える、ということ(現在用意されているのはOffice2013)。
大半の人は、Word、Excelがあれば、事足りる。まあ、ちょっぴりPowerPointという人もいるけれど。それらは、OfficeBusinessで入手でき、3万なにがしかで購入できる。
ただ、なぜか、Accessだけは別扱いされているのだ。あれはお高い。非常に高い。
それをベースに、会社のシステムを作れちゃうんだから、それを考えたら、高いのは分かるけれど、Accessを使いたいわたしとしては、それのためだけにプラス2〜3万円、というのは、なかなか難しい(アップグレード版があるよ!という声もあるかもしれないけれど、わたしが持っているのは、アカデミック版のため、アップグレード版をそれに乗せて購入するのは気がひけるのだ)。
で、2年毎ぐらいに新しいバージョンが出る。もう、専門学校などで教えることはないかもしれないけれど、それでも、できれば使いたい…でも初期投資が…
と、考えると、年額12360円で使い放題というのは、お得に感じる。
なお、スライド内の「5デバイス/ユーザー」だが、これは、Officeソフトをローカルに保存できる端末の台数のことである。
Office365を契約すると、もともとPCにOfficeが入っていなかったとしても、ダウンロードして利用することができる(そうでないと、オフライン編集できる意味が無い)。あ、もちろん、Windowsマシンに限る。
一人で!5台まで!使える!
ほぉぉぉぉぉぉおおおお!
ちなみに、これは、クラウド上のサービスでもあるので、WebブラウザでOfficeアプリを使用することもできる。
えーと、確か、Office2007が出たときだっけか、2010が出たときだっけか、それをインストールしたユーザーがブラウザ上で簡易版のOfficeを利用出来る、というのがあったと思うんだけど…
生まれ変わったWindows Live ウェブブラウザーで使えるOffice 2010「Office Web App」
これだこれだ。結構古い記事だった。
だが!しかし!
今度提供されるOffice365のオンライン上のOfficeは簡易版などではない。
先程のスライドで言うところの『Office 365 ProPlus』だが、これは『Microsoft Office Professional』Suit同様のパッケージで、なおかつ「フル機能版」である。
それが、ウェブ上で利用出来るというわけ。利用出来るブラウザはHTML5に対応していれば良いので、IE10はもちろんのこと、ChromeでもOK。
担当者に聞いたところ、「もちろん、OSはMacでも使えます」とのこと。「インストールはできませんが」。
そりゃそうだろ。問題は、ブラウザで使えるかどうかだよ。
で、これを『Office OnDemand』と呼んでいたっけかな。これであれば、ちょっとインターネットカフェで作業、とかいうのも簡単にできてしまう。アカウント情報さえ忘れなければ、自分のPCでなくとも、どこにいても作業できてしまうのだ。
ちなみに、このOffice2013バージョンでは、Excelがこの間以上にバージョンアップしており、いろんなことを「先読み」してくれる。
例えば、A列に姓、B列に名を入力したリストがあって、「あ、やっぱり、どちらも『氏名』フィールドに入れよう」となった場合、今までであれば、例えばC列に空白列を挿入し、そこに「=A3&B3」などという式を挿入し、コピーし、そのフィールドをコピーし、「値の貼り付け」をし…などとしていた。
が!今度からは「山田」「太郎」=「山田太郎」、「小泉」「孝一郎」=「小泉孝一郎」と2レコード目まで入力すると…3レコード目以降がうっすらとA&Bの値が貼りつけたものが表示され、OKすれば、手間なく入力できてしまうという「先読み」機能ができたのだ。
また、月間売上数と比率などでは数値に大きな差があり、それをグラフ化しようとすれば当然2軸グラフになるわけだが、2007バージョンから地味に作りづらくなっていた。
よく見ると「おすすめピボットテーブル」なんていうコマンドも… |
そうそう、これを忘れていた。
利用出来る端末 |
そんなわけで、
だそうですw
ゆるくなりましたね、Microsoftさんも。「最も素敵なクラウドサービス」。いい表現w
帰りがけには、アンケートにしっかりと答えて、最近流行りの、お弁当の時にあたたかいスープを食べられるというロゴ入り「ランチジャー」をお土産にもらってきた♪
ピンク |
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