2013年3月25日月曜日

『ニコ生:電子書籍アワード』を見たよ!

食事より仕事!だけどネットより食事!の管理人です。

夕飯時に、『ニコ生:電子書籍アワード』がちょうど始まるというので、もぐもぐしながら視聴していましたん。

えーと、ダ・ヴィンチの編集長とまつもとあつしさんと鈴木みそ先生とやまだひさしさんと池澤春菜さん。がご出演。

電子書籍アワード!って銘打っていたけれど、それ以前の話のほうが面白かったし、寄せられるコメントも興味深かった。

それより何より、池澤春菜さんの知識の深さ!可愛くて声も良くてその上知的で電子書籍についての知識も深く、それを熱心に語れる!もうね、惚れましたよ。

さて、番組内容から受けた印象なんだけど、どうも「紙vs.デジタル」みたいな感じになっちゃってて…それは寄せられるコメントがそうだったから、そうなったのか、はたまた予定していたことなのかは分からないけれど、紙がいいか、電子がいいか?!みたいな話も出ていた。

うん、ほんと、単にわたしの印象に残っているだけのことかもしれないんだけどね。

とある作品が好きな人は、紙でも全巻シリーズで購入していて、なおかつ電子書籍も購入している、というパターが多いようで。電子書籍版だとフルカラーだったりすることもあるしね〜。

紙だとたしかに、「ああ、ここらへんのページのあそこらへんに書いてあったよな」と覚えていることがあって、探したいものをすぐに探せるメリットがあると思うのね。

でも、ちょっと待って。電子版だったら「検索」機能があるから、もっと早いでしょ?それにクラウド上に保存されるから、対応する端末であればどれからでも読むことできるし、どこまで読んだかも同期できるし、第一かさばらないし…とメリットも多いのよね〜。

番組内で指摘されていた「でもそのサービスが終わってしまったら、読めないですよね」というのが唯一のデメリットかしらん。

これ、サービスの終了と共にDRMを外してくれるとか、そういうことをしてくれないかしらん?もしくは、Dropboxに一回だけ保存する権利を与えてくれるとか。

…ふと、地デジのダビング10という規制のことを思い出してしまった^^;

アメリカではハードカバーの書籍が多く、高価なため、電子書籍にはお得感があり、受け入れられる土壌があった。

と、話されていたけれど、コメント欄には「ペーパーバックも高いよね」と。紙質が悪くて、読み終わる頃にはボロボロになるのに高いのか〜。

たしかに、値段のことだけ言えば、アメリカで売れるのは分かるけれど、日本の住宅事情を考えると、日本でこそ電子書籍がもっと流行ってもいいんじゃないかなぁ〜と思う。

…いや、自分の部屋を見渡すとね、特にね…。

毛糸類が衣装ダンス3ケース分あるのは認める。だがしかし、それ以上に書籍が多い!実は書棚に出して並べているのはわずか半分の量。残り半分は、引っ張り出して見ることも少なかろうと思って、ダンボールに入りっぱなしになっている。

これらがすべて、端末に…収まって…く…れたら…クッ……( ゚∀゚ )!!!などと思うわけね。まあ、もう趣味をする時間もないだろうから、趣味の本は捨てろと言われそうだけど、「この服、痩せたら着られる!」みたいなノリで、捨てられずにいる。

そんなわけで、新しく購入する本で電子書籍版が出ていれば、迷わずそちらを選択すると思うのね〜。インプレスさんの本みたいに、紙で買ったらPDF版も無料で付いてくるよ♪というものは別にして。

あと、またもやコメントからなんだけど、「教科書の電子化、はよ」みたいなのもあった。そういえば、アメリカの小学生なんかは、教科書を持って歩くのが大変だと聞いたことがある。日本のようにペーパーバックではなく、カラフルで大きく高価。なので、その多くは中古市場に回されて、まっ更な教科書を新学期に持ってくる児童は少ない、と。

彼らにこそ、「教科書の電子化、はよ」。

それから、ラノベ部門、小説部門、コミック部門のランキングが発表されたけど、やはりPRなのかな、と。よほど欲しい物があって電子書店を見に行っているのでなければ、目についたものを購入するかも。そうなると、売れる本はより売れて、そうでないものはますます見えないところに押しやられ…。

金曜日夜に放送されたeBookTVでは、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の著者の山田さんが出演されていたけど、iBook Store独占販売にしたら、トップに掲載してもらえて、それで売上が伸びた、という話をしていらした。

やはり、目につくところに置いてもらうのは大切ね。これはもう、リアル書店でもそうだしね。ただ、リアル書店だと、とりあえず、ぐるっと店内一周する、その間に平置きされている書籍を何冊も目にする機会があるけれど、電子書店の場合ってどうなんだろう?やはりトップの上部に表示されているもの、もしくは選んだカテゴリの上部に表示されているものくらいしか目にできないんじゃないかしら。そうなると、「電子」というスペースフリーだと思っている空間で、実は表に出るのはほんのひとにぎりなのかな、と。

プロモーション、大事。ますます、大事。話題に乗るの、大事。

そんなことを思ったわけで、ああ、肝心の対象は『宇宙兄弟』でしたん。

あちこちで目にするけど、まだちらりとも読んでいないから、少し手が空いたら購入してみようかな。その前に、読まなくちゃいけない本も溜まっているんだけどw

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