いきなりの日本語版解禁!に沸く、iBookstore。ちょうど読んでいる、佐々木俊尚さんの『電子書籍の衝撃』にも「タイトル数が多くないと」みたいなことが書いてあって、ただそれでも、ラインナップ数などの公式発表がないから、分からないけれど、それでも日本ではiOSデバイスを所有している人がかなり多いわけで、そんな人たちからすると、iBookstoreでの日本語書籍販売開始は大きな意味を持つわけで…
などと、知ったようなことを書いているけど、iBookアプリに最初に入っていたの、『くまのプーさん』だったくらいの印象しかなかったりする。
自分のiBookアプリ内には、購入した書籍などなく、PDFまみれ。「洋書、買えたの?今まで?ふーん」みたいな、日本語書籍を購入できないんだったら試しもしない、みたいな酷い有様。本当に酷い。
さて、日本語のタイトルが手に入るようになって、量も気になるけど、Amazonみたいにセルフパブリッシングできるようにならないのかなぁ〜というのも、人によっては気になるかもしれない。周りでは同人誌を作っている人も少なからずいるし、わたしも高校の時に多少なりとも(無理やり)関わらせてもらったこともあったし。
日本ではないけれど、UKではiBookstoreに高評価を受けている新人作家のセルフパブリッシングのものを見つけるツールを追加したとか。
Apple iBookstores in the U.K. and Ireland Promote Self-Published Authors in Breakout Books Feature
ん〜「Breakout Books」と呼んでいるのかな。その本たちを。
有料で販売される書籍の殆どは2.99ユーロ以下。安価に新しい書籍との出会いが楽しめ、新人さんは紙の書籍の自費出版のように持ち出しが殆ど無いという、どちらにとってもメリットがある形になっている。…と、上のリンク先のSmashwordsというところが述べている。
Apple Promotes Self-Published Titles with New 'Breakout Books' Section
上みたいな記事もあったし。ただ、いずれにしても、日本では利用できない。
でも…でも!
以前、UK Apple(というか、EUで、なんだけれど)でしか販売していなかったMicroUSB変換コネクタ、特に、iOSデバイスのコネクタがLightningの形状になってから、Lightning - Micro USB変換アダプタの存在が知られるようになって、それが日本では売っていなくて、わざわざUK Apple Storeから取り寄せる人もいたりとかして、そうしているうちに、Apple Japanでも取り扱うようになったという経緯からすると、もしかしたら、早い段階で、日本でも準備してもらえるんじゃないかなぁ…などと期待したりもしている。
ちなみに、2年半前にはすでにこんな記事も。
電子出版:Smashwordsの調査
今日はこんな記事も。
iBookstoreでセルフ・パブリッシングするための方法
…などと、息巻いてみたけど、キャプチャ画像が全部英語だから、日本ではできないのね(´・ω・` )
iBooks Authorが登場して、「おお、これで誰でも本を作れる!」とか思ったけど、せっかく作っても日本ではiBookstoreに登録できなくて、書きだして配布するだけとか、何だか中途半端だったし…。
「量より質!」というのがAppleらしいけど、Kindleに対抗するためにも、また電子書籍の裾野を広げるためにもセルフパブリッシングを日本でもできるようにしてほしいなぁ、と。
その日を夢見て、すでに実行している人たちのブログを見たりして準備するのもいいかもね〜。
あ、わたしはそれを眺めているだけですけど。(さといひでさ君に捧ぐ)
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