帰ってきてからすぐに上げたのは「VASILY」のCEOの話だけだったけれど、それ以外にも啓発的な話がなかったわけではない。
日本アフィリエイト協議会の理事長の笠井北斗氏の話も興味深かった。
実は、仕事柄、アフィリエイトの会社(ASP=Affiliate Service Provider)からの営業をよく受けていた。現職に入社してから初めて「アフィリエイト」というものと本格的に向き合うようになったため、サービス会社のことをよく調査しているわけではなかったため、とりあえず、話を聞くだけは聞いていた。
で、「おお、安いなあ」などと感心したりいろいろ…。
危なく、別の会社と契約しそうになったりしたけれど、それは免れることができた。
さてさて、本題に戻って…
広告主として気をつけなければいけないことがあるとのこと。
- 違法サイト
- 景品表示法違反
- 薬事法違反
広告主は、いわば「スポンサー」なので、媒体さんがそのサイトを続けるための資金を提供していることになる。
もし、広告を…バナーを貼ってもらっているサイトが違法サイトだったら?例えば、ポルノサイト、ペニーオークションサイトなどだったら?
広告主も、責任を問われることになるとのこと。
他の二点についても同様である。ステマや逆ステマ(ネガティブキャンペーン)を行なっているサイトなどもNGである。
そのため、提携申請を自動許可するよりも、きちんと確認してから承認するほうが良いとのことであった。
そして、スライドで「広告主にお願いしたい事」5つが挙げられた。
- 広告主として、有力アフィリエイトサイトは優遇するなどの措置を取れるように。
- 「売れ行きがNo.1って書いてよ」など偽りを押し付けないように。
- しっかりと、アフィリエイトの手入れをするように。
- 数字だけにダマされないように。
- やめないように。
とのこと。
とくに「4」について、考えさせられた。
「これだけの媒体さんを抱えているんですよ」「これだけの広告主さんがいるんですよ」などと数字で訴えてくるASPがある。だけど、数は多いけれど、きちんとした審査を経ず、怪しいサイトなども登録されているかもしれない。そうすると、違法行為に広告主が携わってしまうことになりかねない、とのこと。
これだ!本当に危なかった。LinkShareは審査機関がしっかりしているが(ただ、それでも漏れがあるかもしれないから、承認する際には気をつけてくださいと注意を受けたが)、後発のところではそうではない可能性も高いとのこと。まあ、数を稼ぎたいしね。
あまりよく分からない世界ではあったが、広告主の立場としてだけではなく、今後、アフィリエイターとして活動することもあるかもしれないので、自分で気をつけなければならない点についても学べて、役に立つ話であった。
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